NINJA-TOOLS
82人類滅亡の罠
2010
地球(2010年)
採点(5段階)★★★★

カーターは、街頭レストランで、ある人物と面する。それはジョウと言う男性。なんと彼はカーターの夫である。そして、妊娠しているかの結果待ちであったが、今回も駄目であった。どちらにも問題は無い、原因は不明である。一人ぐらいは欲しいものだと両者はいい、ターミナルまで歩いていく。なんと転送装置が使われる。ここまでいつの間に地球は進化したんだ?その答えは後ほど。
そしてゲイトは、今で言う飛行機感覚で宇宙旅行の手段として使われている。

そしてアッシェンという異星人と同盟を結んで、10年が経過していた。これは2010年の話である。なんと演説するのは合衆国大統領はキンゼイである。
SG1の功績は、いまや英雄的存在となっており、その当時のオニールの作戦報告書も読み上げられる。進んで科学技術の提供をしてくれ、ゴアウルドの来襲に大きな助けになるだろうと。しかしここにはオニールの姿はない。
アッシェンによって、地球には平和が訪れて、ティルクにはバースマークがなくなっている。ダニエル、ティルク、カーターは、表彰される。ハモンド将軍に完敗をする元SG1のメンバー。6年前に、ハモンドは死んでおり、ダニエルは、ここにオニールが居ないことを残念とするが、実はオニールはアッシェンとの同盟に快くしていないのであった。実はフレーザーも迷っていた。そこにモーレムが現れる。彼こそアッシェン人である。

ティルクは、チューラクに帰ろうとするが、何年ぶりに会ったために残ることにした。そしてフレーザーはカーターに、医療機器がアッシェンの為に進んでしまって、進化できない地球の医療では、太刀打ちできないため、仕事がなくなっていたのだ。そしてカーターも自分の科学者としての頭脳が、助手感覚としてしか役に立っていないことをほのめかす。そしてあかちゃんの為の検査をしてみることにする。アッシェンが大丈夫だといったから安心したが、3年も子供が出来ないのはおかしいとして、検査を依頼する。するとカーターの子宮および卵巣はすでにボロボロであった。カーターは子供が産めない体となっていたのだ。何故アッシェンの医者が嘘をついたのかも謎だ。

研究室に向かったカーターはモーレムの元で、研究を続けていた。研究の中で、カーターはさらなる進化をしていた。惑星を恒星に変えるという考えをアッシェンにアドバイスしたのだ。しかし計算には時間がかかるためにアッシェンのPCをかりようとするが、アッシェンしかアクセスできないとする。カーターの押しで、アクセスを認めてもらいモーレムは、その場を去る。そこにフレーザーが入ってくる。すると医療記録の中で、過去2年の間に出生率は91%も低下しているのであった。さらに老化防止ワクチンが各地でなくなっていたのだ。すぐに電源を切らせる。そしてレストランで会うことを約束し、解散する。

元SG1のメンバー(オニールを除く)とフレーザーは、レストランで、密談をしていた。アッシェンは、暴力を嫌い、逆に出生率を下げることにより、地球を滅ぼす計画でいた。しかしこうなっては、もうどうしようもない、ゲイトも彼らに握られている。ワクチンに、子供を産めない体にするものを混入しているのだ。実は、ハモンドは、フレーザーに次の日に会う約束をしていて、電話では話せないことがあるとしていたが、突然の心臓麻痺でなくなってしまったという。彼は、アッシェンに殺されてしまったと予測する。カーターは夫ジョンに話してみようとするが、
アッシェンの反撃を恐れ、他の手を考えるべきだとダニエルは語る。トランに助けを求めるか、トクラの生き残りを集める。ジャファはとティルクに聞くが、戦争が終わり、ジャファも数を減らし、幼生もすくなくなってしまった。そしてカーターは過去に戻るという考えを呟く#43参照フレーザーは知らない。
フレア爆発の予知は不可能だとするが、アッシェンのコンピューターなら可能だとカーターはいう。地球人類の絶滅を防ぐためにカーターはある人物の元に向かう。
それはオニールである。昔にカーターを連れてきたかった場所は緑豊かな森の中でのログハウス生活。そこで暮らしているオニールの元にカーターはやってきた。彼は既に退役しており、カーターは、オニールに、同盟を結んだことに大きな間違えを犯したと話す。実はオニールは反対をしていたのだが、残りのSG1は、全員一致で同盟に賛成したのだ。そして自分が子供が産めない体だと話し、これまでの事情を説明する。過去を変える為に助けて欲しいという。最初の出会いを無くすために、メッセージを送ろうとする。そして過去に行って変えたとしてどうなると話し、オニールは、作戦には加担しないことを話す。今最大の悩みは犬を飼うかどうかだと。

カーターはオニールなしで戻る。ダニエルと協力し、SGCの基地に保管されているアイリス発信機を探しに向かう。ティルクは怪しまれるといけないので、チューラクに、戻ることにする。カーターとダニエルは、SGCのツアーに参加する。
有名なSG1は、写真も貼られ、さらにスターゲイトのそっくりのレプリカも作られていた。ゲイトのレプリカを見る際に、オニールとすれ違う。「先に行きましょ」

元の作戦部屋にオニールは待っていた、武器庫には、まだザットガンなどは保管されており、オニールは盗み出していた、暗号発信機はレプリカに変わってしまっていた。其処にウォルター元軍曹が現れてしまう。オニールの登場にウォルターは驚く、彼は、なんとテクニカルアドバイザーとして、SGC基地の案内役をしていた。ザットガンを見て戻して欲しいとするが、さらに暗号発信機は、ホワイトハウスの大統領の執務室の机の上においてあるという。事情は木曜日以降に話すから、この場を去って欲しいとオニールは言う。ウォルターは彼らを信じ部屋を出て行く。ホワイトハウスにはなかなか入ることが出来ない、しかし手は、ある。それはカーターの夫のジョウに頼み持ってきてほしいという計画だ。
彼に話せばもう引き返せない。やってくれるとカーターはジョウに子供が出来ないことを話し出す。

一方ダニエルたちは、ゲイトを越えて渡すメモを考えていた。
直筆で書かないと、意味が無い。一人一人が書けばいいとして、みんなで書くことを決める。

アッシェンのコンピュータで確認し、出生率が90%以下に落ち込んでいることを話すが、実はジョウは知っていた、それは3分の1という取引を約束していたのだ。隠していたことを怒るが、SGCの仕事を黙っていたことにジョウは同じだと話す。人口が増えすぎていたので減らすために、アッシェンに相談したという。失望に老けるジョウは、大統領に会って話をすると。アイリスリモコンを持ってきて欲しいとカーターは、話す。しかしこれは危険なことだと。

カーターはアッシェンのコンピュータで、フレアの予測をしていた。あとは次の予測時間を考える。其処に、ジョウがやってくる。大使閣下と呼ぶオニール、計画に、カーターを加えないことを条件として、アイリスリモコンを渡すこととする。
そして正確な予測時間が判明した。それは57分後だ。


ジョウにアイリスリモコンを渡され、オニールは、フレーザーにアイコンタクトを送る。ダニエルも作戦行動を開始。オニールは、武器をそろえ、フレーザーは、ゲイトを越える。ジョウとカーターはその場を去ろうとするが、カーターは、突然戻るという。

しかしオニールは、モーレムと出くわしてしまう。記念式典に現れなかったオニールにしつもんをする。ここに何故きているのか聞くが、ティルクに会いに来たという。ティルクは、ジャファをつれエネルギーガンを持ち、現れる。一方ダニエルも検問で引っかかっていた。いよいよ作戦開始だ。オニールはモーレムをザットガンで撃ち、ティルクたちも次々とアッシェン人を倒す。しかしアッシェンの防壁は完璧だ。ゲイトの周りには、レーザー防衛網がひかれており、次々と、無差別に攻撃を始める。ティルクは何とかゲイトを開くが、連れのジャファはやられ、ティルクもやられてしまう。オニールも倒されてしまう。あと数メートルで・・・それに見かねた、ダニエルもメモを取り上げ、ゲイトに向かうがまたやられてしまう。
最後はカーターがメモをゲイト直前でやられたがその際に、メモを投げることに成功する。

現在のSGCには、アイリス信号がキャッチされる。それはSG1からの信号だがオニール達はこの場に居る。そこに残されたメモには、P4C-970には決して行かないことが書かれていた、それは間違いなくオニールの筆跡である。そしてそのメモには血がついているため、検査をすることにした、ハモンドは、コンピューターからそのダイヤルは削除するように指示する。


シーズン5の『未来からの警告』#98に続く!

感 想
このエピソードは非常にハラハラものです。それが、私は先にシーズン5の未来からの警告を見てしまっていたために、ストーリーがわかってしまっていたんです(ショック)

特にアッシェンとは、最高の技術提供してくれたんですが、影には全く想像もつかない計画が・・・それは人類が進化どころか出生が出来ないことにするというとてつもない計画。老化防止などの、ワクチンなどもありますが、ゴアウルドを絶滅させた功績があるのは間違いないです。まだ見ていない方はシーズン5をお楽しみに。

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