#98未来からの警告 |
2001 |
P3A-194 |
採点(5段階)★★★ |
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シーズン4 16話の続きSG-1は(人類滅亡の罠)でオニールが送った手紙を、ゲイトを超えて受け取る。「P4C970には絶対行くな」というオニールのサイン筆跡も同じであり、血がついている。すぐにハモンドはそのアドレスを削除するように指示する。 |
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同盟締結まで、自らの惑星のアドレスを名乗ろうとしない。彼らは心配性で、ボリアン星の農業のために、もう一つの太陽を作ったくらいの種族だから、カーターも喜んでいる。太陽をどうやって作ったのかというが、その辺はカーターの得意分野で、惑星に、宇宙空間に熱核反応を起こすために・・・ 大使は、先に進ませ、ゴアウルドに対抗できる高度な技術を持って強力な同盟者になるのは間違いない。しかし何故知られていないか? 宇宙船で行き来していたために、殆ど同盟も結ばなかったという。だがその少ない種族同盟の一つがボリアンということだ。アッシェンとボリアンのスターゲイトは埋もれており、DHDも当然見つかっていない。無数の組み合わせの補正しないとワームホールは繋がらない。地球も当初はアビドスだけであった。(シーズン1 1話) アッシェンが調べたアドレスを組み合わせれば銀河中の惑星と繋がることが可能と考えられる。彼らは、感情を表に出さない。オニールはアッシェンを信用できないという。ボーレンとの交渉にP3A-194に向かうこととなった。そのために大使と共に、 オニールとカーターは向かい、ダニエルとティルクはボリアン人の本音を聞きだして欲しいと司令を受ける。 実はカーターは、アッシェンの母星がどこにあるか突き止めようとしていた。 これまでのスターゲイトネットワークの研究でDHDの無いゲート間をワームホールでロックできる距離300光年とわかったらしい。ネットワークリストで300光年にある惑星を全部当たっている。70%の確率だ。 何故教えてくれないのかが疑問だが、まだ信用ならぬ相手には、教えないのが原則ではないかと話す。 そしてついに、ボリアンに向かうこととなる。大使だけは、私服で、他のSG1は、軍服だ。実はオニールたちは靴が、革靴だったことが気に食わなかったらしい。向かう先は畑だからだ。 ゲイトを抜けると、其処は確かに畑の場所だ。カンザスの田園地帯に似ているという。ボリアンとアッシェンの交流があり何の設備も見えないというが、なんとハーベスターと宇宙船が現れ、ゲイトが空を飛んでいく。空中で穀物をアッシェン星に送る装置だという。其処に、ボーレンがやってくる。ジョセフ・ファクソン大使が紹介されたが、交渉担当じゃないとボーレンから挨拶は断られる。ハーベスターの中に交渉の場を用意したという。 一方、地球では、ウォルターがアッシェンの惑星を5つに絞り込んでいた。 その中で、3つは、今まで探査したことが無い未知の惑星で、1つは、無人探査機で無人とわかっている。そして残る一つは7ヶ月前に、ハモンドがダイヤルリストから外した星だ。(P4C-970) SG3・SG12・SG15を直ちにグリティングルームに集合させるよう指示する。 ハモンドには悪い予感がよぎった。 ティールと呼ぶダニエル達、彼は、ボリアン人で率直にティルクは、アッシェンがいい奴かどうかを尋ねる。古くからの友人で、アッシェンの家族に育てられた養子だと語る。不愉快は無い・・・ハーベスターに乗ったままでめったに降りてこないと言う。 もしアッシェンにあったら、畑で鉄の根を見つけたと言い、それを一人で掘り出せないから手伝って欲しいと伝えてくれという、ダニエルは自分達が力になればと協力を 望む。 ボーレンの指示でSG1のメンバーは、ハーベスターに転送される。(これは2010に出た)其処には、アッシェン代表のモーレムだ。早速交渉に入ることにする。 オニールはトイレに行くフリをして外の景色を眺める。戻ったら交渉が始まったと伝えてもらうことにする。ティールに連れられて、鉄の根の場所にたどり着く。 ダニエルは、何かを発見する。 |
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状況を明確にするために、スターゲイトを何百と旅してきた中で、接した種族と対抗するために防御兵器を求めているとのこと(ゴアウルド対策の武器)スターゲイトネットワークの公開によって、防衛兵器技術の交換が決まる。それはどちらも合意した。 ティルクとダニエルは地下に入り、昔町があったような光景を目にする。せいぜい数百年だが、この種族が滅びた原因が不明だ。 現在の地球の人口は?と聞かれ、60億前後だと語る。種族の維持には無理な人口であると言われる。他国には秘密のままであると話したファクソン大使、地球人全てと結ぶべきだとモーレム。 ダニエル達は探索を続けていた。ここの状態から見て地球の1910年頃に当たる。自然災害で滅ぶには何百年とかかるが、これは最近埋められている。 農地を作られるためか? 遺体が見当たらない・・・これは何が隠されているのか?奥に進むと公共の建物のようで、中を調べてみることにする。 地球では、SGメンバーの隊長が呼ばれ、P4C970の事情を説明すると、他の3つの惑星の無人探査の結果が出次第調べてみれば、P4C970の星がアッシェンのものと断定されることである。 防衛兵器とはどんなものか聞くオニール。生物兵器の一種で、敵の遺伝子DNAを選び、攻撃する。生きた放射性遺伝子物質だ。おまけに拡散手段も場合によっては使うことも可能だ。敵に関してのみ攻撃する。 今まで進んだ種族から何故防衛兵器を手に入れられなかったかを聞くモーレムだが、カーターは、今までのことを素直に答える。しかしモーレムは、真の友はそうならからぬことをすると言う。宇宙観が変わり病気と縁が切れ寿命が2倍になるといい、さらに、大陸間の移動も一歩踏み出すだけ。あなた方をアッシェン連合のメンバーとして迎えるとモーレムは言う。 地球では、いよいよ他の3つの惑星に向かうというところでペンタゴンから電話が入り、緊急中止となってしまう。 ダニエル達は奥で新聞のようなものを見つける。すると、写真で、文字も薄いが、ウェールズの古代ケルト語に似ている。しかし地下が不安定で地表に戻った方がいいとティルクは勧めるが、この資料は目を通した方がいいとする。 オニールは不安だった、求めるもの以上のものをくれる。だが、スターゲイトネットワークは、他の惑星の種族にもだが、先進種族に近づけるということだ。 アッシェンは、探検心にかけているとし、さらにSG1メンバーもますます探検できるという。ファクソンは喜んで、地球に帰ることに決める。しかしオニールはやけに調子いいとし、嫌な予感を覚えた。 |
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ヘッドラインに熱病のことが書いている。熱病に効くワクチンをアッシェンが作ってくれて、ボリアンは感謝したと記されている。良き隣人だが、程遠くない時期に、この星が見捨てられたのも事実だ。アッシェン連合の別の場所に移動したと予測するティルクだが、ダニエルはそれはありえないと話す。 子孫がこの星のことを知らないとは不自然すぎる。 大使たちは戻ってきた。ワシントン行きのジェットが待っておりますとし、まともな食事をカーターにおごらせてくれと約束する。オニールは、退役を考えた方がよさそうだと言うが、ハモンドはそうは思わなかった。やはりオニールの手紙が引っかかる。だが、大統領は嘘か本当かわからないものでこの交渉を壊したくなかったというわけだ。アッシェンの星に関してだが、970であればいいのだが、他の3つの星にもしアッシェンの星があればこの交渉はお流れだ。さらに、オニールはよっぽどのことが無い限りあのような手紙は送らないと話す。さらに、今度書くときは明確に書きますとまで伝える。カーターは何か大惨事を防ぐための処置ではないかとカーターは言うが、気の利く男じゃないと自分で言われて何も言い返せない。 大統領は次の選挙のためにスターゲイトの有益性について述べようとしていた。 これからは政治家の仕事だ。 ダニエル達はと尋ねるカーターだが、まだ戻っていないことを知り驚くオニール。 ダニエルはこの状況化でよくわからないが、黒の大文字でワクチン・・・ 写真では人々が祝っているのではなく暴動を起こしている。 オニール達は再びP3A-194にやってきた。連絡を取ると、カーター達はダニエル達が潜った場所がわからない。だが、ダニエルは、アッシェンがこの星の住民を滅ぼしたと断言する。 SGCに戻ったダニエルはすぐに発表する。これまでわかったことは、ボリアンは200年前まで20世紀初頭のアメリカに匹敵する文明を謳歌していた。恐ろしい疫病が蔓延した。それは、アッシェンが宇宙船で来た直後だ。 1年後にワクチンを作り、人々を救ってヒーローとなったが、ここで何かが起きた。 一つだけ情報がわかった。それは新しく来た物。これが何かわからないが、新しいものの新聞はこれまででこれ以降は発行停止にもなっている。 大変化がおきたってことだが、ワクチンが原因か? オニールは、地球を救ったときにホワイトハウスと自由に行き来できるというお墨付きを頂いたらしい。そのためにホワイトハウスに向かうのだが、途中で、オニールは別の方向に連れて行かれ、キンゼイが乗り込んできた。約束もキャンセルされた 協定が間違っていたというオニール。 キンゼイは逆に、メモに書かれていたインクは今存在しないもので、未来からオニールは来たと信じてしまっていた。なぜかタイムスリップをしたと勝手に想像してしまう。エイリアンの技術を手に入れようとするとオニールたちが邪魔すると語る。 純粋に政治的な問題で、全てをキンゼイに委ねたことを大統領から言われたという |
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オニールは基地に戻ってきたが、どうしてもイライラが収まらない。 そこにSGCに電話が入る。信頼の証(ゲイト座標)を渡すためオニールたちは、再び、向かうことになる。勝手な行動を起こさないように言われる。 ダニエルは、何かをメモし、カーターに渡したいい手を考えたらしい。 オニールは、別行動を起こす。ファクソンは、前と同じ格好だ。モーレムたちに会いに行ったカーターとファクソン。誠意のために数箇所のゲイト座標を渡す。 座標はパソコンのハードドライブに入れているという。正式な協定のために、モーレムたちを招待するという。ボーレンに翻訳して欲しいと渡したのは、ダニエルが書いた新聞の記事で、それを翻訳したボーレン「不妊」だと・・・ だがカーターはその言葉の翻訳で陰謀に気づく。ワクチンが不妊を引き起こすのだ。新聞の見出しに書かれており、絶滅に追い込んで、農地と変えたのだ。すぐに態度を一転したモーレムたちはカーター達を監禁する。交渉は決裂した。 ファクソンは未来のオニールはこれを避けるために、メモを送ったことに改めて気づいた。そこにゲイトが動く音が聞こえてくる。なんと地球にダイヤルが・・・ カーターは紐を縛り空中で数秒の間で、ゲイトを越えようとする。だが、ボーレンたちに気づかれる。アッシェンは、生物兵器をゲイトに送り込もうとするが、ファクソンは諦めてカーターだけでも助かるように言う。紐を切ったカーターはゲイトを抜けてSGCに帰り着く。アイリスを閉じて!! だが、待っていたキンゼイは事態にきづきオニールたちが何かを仕掛けたことに怒り出す。そしてその場を去る。よくやったとオニール。 地球のアドレスが知られたが、もう一つのアドレスはブラックホールだ。 |
感 想 |
オニールが前回送ったメモは消されたんですが、こういう形でアッシェンと会うとは予想外です。やっぱりあのときのメモを少しでも加えておけば・・・しかしあのものがたりを見たら、そうは言っていられない状態でした。 キンゼイが今回もまた憎たらしい役をしています。最後は何故怒っていたのかわからない・・・(笑) ファクソンはカーターを食事を誘ったまでは良かったんですが、最後は可愛そうでした。逆に知識を奪われてしまったりしないでしょうか? |