#193「聖母」 |
CRUSADE |
P8T-474 |
採点(5段階)★★ |
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(シーズン9のストーリーは4部構成にて更新していきます。) 前半部分 ストーリー簡略概要 後半のストーリー簡略概要 今回のポイント 今回の重要点 小エピソード |
前半部分 ストーリー概略で申し訳ないです ヴァーラは軍服を着てミッチェルを探している。ロッカールームに向かうと、男性のみなのに簡単に入っていく。奥で髭をそるミッチェルだが、鏡に映ったのはダニエルだった。ミッチェルは気味が悪いなというが、身なりはダニエルの風景だった。 ミッチェルはダニエル(ヴァーラ)を連れて、カーターの元に向かうと喜ぶ。実は実験を行っておりアルテラ人の伝達装置をカウーシュに放り込んで、消滅させてから・・・ゲイトの不安定な渦(カウーシュ)の実験を行っていたと話す。 ヴァーラはそんなことより早く話がしたかった。 あの伝達装置と、トクラの亜空間通信装置を使って、送受信時の周波数を真似て発信してみた。まさか上手く行くとは思わなかったということだ。 ヴァーラはオーライの銀河におり、ダニエルとの交信は無理だ。 前回は切断が無理だったが今回は簡単スイッチを切るだけというカーターだが、ヴァーラは慌てて切らないでという。何か事情があるようだ。リングの中に稲妻が走りいたるところでエネルギーに満ちていた。 ハンク将軍もヴァーラの話を聞いているが、実はハンクは、ダニエルに重要な任務で代わって欲しかった。だが、次の接続は難しい可能性もあるため簡単には切断できない。ハンクはIOAとロシア、中国の代表と30分後に会う予定にしていた。 ヴァーラは自分の話のほうが重要よ、大急ぎで説明するからダニエルを戻すのはもう少し待ってという。前回ダニエルとヴァーラが、夫婦の中に入り込んだような村に、ヴァーラはまた向かったと説明を始める。 その村の名前はベルエスカ。 トーミンというなの 男がリングの中で意識を失っているヴァーラを見つけて、神が使わした女と思い込んだ。面倒だからそのままそう思わせておいた。 そうこうしている間にトーミンがヴァーラを愛しているとうすうす気づく。実は彼は、超真面目で熱心なオーライの信者。だが、子供の頃から不自由だった足のせいで、ずっと独身を過ごしていた。彼らの意識の中では障害は神罰だから、卑下されても当然だという考えがある。次第に村に溶け込んでいったヴァーラだったが、不安だったのはオーライのことだ。実際のヴァーラとダニエルの姿を見たことは無い人であったとしても、オーライには見抜かれる危険性があった。 ヴァーラは、地球に帰る手段か連絡を取れる方法を考えるしかなかった。そこでアンチオーライの地下組織を捜すのが一番だと思ったのだった。 村は事実上シービスという酒場の主に支配されていた。しかも行政官だった。 実は神の使途を演じることは村中の人間自分の支配下に置くこと。金持ちになって領主に成るための手段だった。 ハンクは物語を聞くのはきらいじゃないが今回は別だ。会議が始まるからさっさとダニエルと代わってくれと言う。頼むから端折ってくれないかとミッチェルからも言われると、トーミンと結婚をした。仕方なかったというヴァーラだが、死にたくもないしある種の緊急避難だと話し出す。実は、彼女は、性的行為をしたわけでもないのに妊娠してしまっていたのだ。それを誤魔化すためにトーミンと結婚したわけだが・・・ 父親は誰だ?とミッチェルが聞くが、わからないとヴァーラはいう。 実際はアーサー王のことだとミッチェルは話し出し、我らがエンシェントの友マーリンに、関する伝説に目を通したがマーリンは、アーサーを生んだ后に魔法をかけている。といっているが、ハンクは時間切れだと止める。 ヴァーラは肝心な部分を話してないわ、おなかの赤ん坊も私にとっては、切実な問題よ、でも、もっと遥かに大きな問題があるのと再びあの銀河のシーンに代わる。 なんとトーミンの足が治った。歩いてヴァーラの元の、今は歩けるし、走ったり、戦うことも出来るといい徴兵されたことを告げる。オーライは何万もの兵士を集め、彼らを運ぶ、船を建造していた。ヴァーラの住んでいる村は、その星に何十もある似たような村の一つだった。信者達を使った救世軍の養成が始まった。 トーミンは喜び鎧を着ているヴァーラは、トーミンに罪もない人々を殺すことになってしまうというのだが、トーミンを止めるものはない。 ハンクは待ちきれず、ダニエルを置いて、会議に出席する。ロシア側からチェコブがやってきていたのだが、今までアメリカにスターゲイトをローン協定を結んでいたのだが、それを2週間後の満期期日に返してもらいたいと言い出した。 ヴァーラは、酒場の女性デニアとの間に友情が芽生えていた。そこで、彼女は妊娠したことがあって、流れちゃったけど・・・と話していた。ヴァーラは、自分が何故か妊娠したことを告げると、実は、彼女は、頭がよく、探っていた。時間はかかったものの、ようやく反オーライの組織である彼女はシービスを怖がっており、ばれたら殺されると話していた。 突然ヴァーラは、シービスに捕らえられ、神に背くやつは神罰を与えねばならぬと、 一度ヴァーラが焼かれたものと同じようなところに置かれた。その後ろにはデニアがいた。 |
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今回の後半ストーリー概要 ハンクはすぐにウールジイに連絡を繋げといい、IOAのメンバーが何故いないと尋ねる。IOAとは関係ないとチェコブは言うが、ハンクは関係あると話す。 ゲイトはロシアのものですぞ、これまで我が政府は自らスターゲイトプログラムを運用することには消極的だったが、方針が変わったという。中国の後押しだなとハンク。チェコブはゲイトを諦めざるを得ないでしょうと去っていく。 ヴァーラは仲間を教えろとシービスから言われるが、とりあえず置いていかれる。トーミンがいたため助けを求めようとするヴァーラだったが、トーミンは、他人ごとのように去っていってしまった。 一日中、ヴァーラは何も与えられず、ずっと拘束されていた。ヴァーラはそのなか気絶し、ベットで横たわっているとき炎の中からプライアが出てくる夢を見る。目を覚ましたヴァーラだったが、そこには村を出て行こうとしているトーミン。 さらに数時間経ち、デニアはシービスに彼女は死んでしまうわと言うが、シービスは聞こうとしない。 気絶していたヴァーラを助けたのはトーミン。シービスもそれを黙ってみていた。 3日3晩、水も食糧も抜きで、放置されていた。 トーミンは再び徴兵のため、ある場所へ向かっていた。 その場所が気になったヴァーラは、村を出て探していた。 その途中オーライが兵隊を連れて歩いていく姿を見つける。 そして、見つけた崖の下には大きなスーパーゲイトさらにはオーライの船隊が置かれていた。そこにシービスが現れた。 中国が同席したということはゲイト撤退には中国も合意しているということだ。しかし大統領に協定破棄を通知したとき、その件には触れていないはずだとハンク将軍。 中国にあおられたか?ゲイト計画をわが国に取り戻せと・・・ だがロシア自身は、今よりうまくやっていけるかどうか不安がある。なのに勧めたのは影響力を拡大できるチャンスと見たからだ。 しかしそれでも尚、公式の通達だけで済ませず、こんな形で非公式な会合まで演出して、中国との関与まで見せるには裏がある、私にこう聞いて欲しいんじゃないのかね?本当の目的は何だと・・・ ヴァーラは、シービスに小ナイフを突き出す。彼は味方よとやってきたのはデニア。信頼できるかどうか試したのだという。実はシービスこそが地下組織のリーダーだったのだ。権力、カリスマ性などは、反乱に関わる際には欠かせないものだ。 シービスは計画がある実はあの中に大勢の仲間がもぐりこんでいる。彼は船の試運転で釜に火を入れた途端核の連鎖反応が起きる仕掛けを作っていた。 きっと上手く行くそのときはそう思った。デニア、シービスと話しながら歩いている。シービスたちは何万といるオーライの信者達を一気に殲滅することで、オーライの力をそごうと考えていた。信頼を得てそして全てを打ち明けるチャンスだと思ったとヴァーラは私が何ものでどうやってここに来たかを話した。 伝達装置は、プライアが、セレスティスまで運び去っていた。それが何故シービスの元に・・・セレスティスの都にもシービスたちのスパイがもぐりこんでいた。プライヤを目指す修行僧の中に・・・オーライが高みに登る前の時代に作られた人造物が発掘されるとそれらは、異端とみなされ、セレスティスの炎で焼くため運ばれた。 伝達装置を見たシービスの仲間がその重要性に気づいて、大きな危険を冒して、都から外に持ち出した。シービスは安全のために装置を使わなかった。 トーミンは、家に戻りヴァーラを探していたが、そこにプライアが現れた。おまえの妻はルスだ、おまえの勇気は広く伝わっておる。足を治したことなどを話しているプライアだが、その会話を聞いているヴァーラ。おまえの足を不自由にした病は、子種をも奪っていたと知れと言い出す。自分の子でないとしったトーミンはショックを受ける。さらにヴァーラの子は、オーライの意志で大切なのはそれだけだといわれる。 トーミンの態度が一変した。 船の祝賀会(釜を入れる会)が開かれようとしていた。そこには10名のプライアがやってくるとトーミンは言う。みんな集まるというトーミン。しかしヴァーラは疲れている事情で行かない。あたしといてとトーミンに言う。神の戦士として戦える日をずっと待ち続けてきたと完全なるオーライの信者。トーミンは出て行ってしまった。 「果たして神罰の下る日とは?」 どこかに稼動しているスーパーゲイトがある。 トーミンに語った嫌な予感は、結局別な形で決着を見た。その日数万の人間が、死ぬことはなかった。シービスの予感は破綻した。何万と言う信者達が見守る中、一気にゲイトさらには船が起動してしまった。爆発は起きず計画をオーライに探知されたのか、プライアが破壊工作に気づいたのか・・・ オーライの船は無事竣工して何も起きず、人々はこぞって、異端者との戦いの勝利を信じ歓喜の声を上げていた。ミッチェルは他にわかっているものはないか尋ねる。動力源、シールドその他聞きたいことをカーターも聞きたかったため、一気に質問攻めをするのだが、大事なところで、ヴァーラは消え、ダニエルの意識に戻ってしまった。何があった?とダニエル。しかしエミュレーターは動いている。ヴァーラ側に何かがあったとカーターは気づく。 なんと、トーミンが、伝達装置を破壊、シービス、さらにデニアをエネルギーガンのようなもので射殺する。トーミンは僕に人は殺せないといったな。と血相を変えていた。 黙れ、期限の書以外に聞く耳は持たない、プライアはおっしゃったシービスは異端者だと・・・進行式を妨害し、信仰者を殺す気だと・・・処刑を命じられここに来たら、君がいて異端者の装置を操作していた。と怒る。 ヴァーラは、彼らにやらないと殺すと脅されてやったと言うと、トーミンに、シービスに私が何をされたか知っているでしょう?と上手く誤魔化そうとする。武器を下ろして、私を信じてお願いといい、プライアとの話を立ち聞きしたことを話す。 怖かったの、赤ちゃんがオーライの意志だったなんて・・・トーミン渡し誓う、あなたを裏切ってなんかいないあたしの夫はあなただけ、私に子供が出来たのならば、奇跡の子だわ、この奇跡を私一人で歩むには重過ぎる、一緒に悟りの道を歩まなくてはというと、武器を下ろしたトーミンはもうすぐ戦いに出るとヴァーラの腹部に額をつける。ヴァーラの心境は複雑だ。 結局スターゲイトの見返りとして304を諦めることになったとハンクは、ダニエルに話す。チェコフが前から目をつけていたらしい。つい先日竣工したばかりダイダロス級竣工まで、1年以上期間が開いてしまい、大幅な譲歩だがやむをえない。といっていると、カーターがスーパーゲイトの活動を示す、異変がないかトクラたちが亜空間を調べている。こちらでもブラックホールを探しているが、銀河は広く、オーライが新しいのを作ったのは確実だ。ジャファ暫定評議会も全域に警報を出した。 干草の山から針を探すようなものだがやらなきゃならんとハンク。オーライの艦隊が来るなら少しでも優位に立ちませんととミッチェル。マーリンが作った武器を探さなければとカーター。スーパーゲイトの発見には同盟軍を挙げて取り組んでいる。 マーリンの武器さえあれば、オーライを倒せます、そのため捜索のためにSG1の出動を命じてくださいとミッチェルはハンクに言う。 人間の兵士には効果がないんじゃないのかね?とハンク。 人間に効果はなくても、オーライを倒して、偽りの神だとわからせれば、呪縛を解くことが出来る。SG1は重要な任務を負うこととなった。 |
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今回のポイント ・ヴァーラがいきなりオーライのいる銀河から登場。 ・ヴァーラが妊娠していたが性的行為を行っていない。 ・ヴァーラは結婚、しかも相手は、生真面目なトーミンという男性。 ・スターゲイトのロシアへの変換期日が近づいてきた。 ・オーライは、地球のある銀河へ向けて、着々と準備を行ってきた。はたしてスーパーゲイトはどこにあるのか? |
今回の重要点 ・ヴァーラは、伝達装置を使ってダニエルの体の意志を使い、地球の危険を伝えた。しかし反オーライ派の計画は、無残にも失敗し、ヴァーラの夫トーミンに惨殺されてしまう。 ・トーミンは元々足の不自由な体でしかも子供が出来ない男性だった。 ・オーライの秘策の武器を探しにSG1は向かった。 |
小エピソード(笑えるシーンなど) ・無理に話そうとするミッチェル。最近のミッチェルの発言はあまり笑えないが、その言動の無理が逆に親父ギャグのようで笑える。 ・ヴァーラはダニエルがおなかがすいたみたいと、自分が食べたいものを言い出して、ハンクたちを困らせる。 ・ティルクはダースベイダーだ!と言い張ったが、何故? (yosinonさんよりメールがあり、ミッチェルが、「父親がいなくて母親だけで妊娠したケースを一つだけ知っている。」「それはキリストだ。」と言おうとした時、ティルクが「ダースベイダーだ。」と言ったとのことです。 ダースベイダーも、父親がいなくて母親だけで妊娠したという設定だそうです。 |