#192「アーサー王のマント」
ARTHUR'S MANT
P8T-474
採点(5段階)★★
(シーズン9のストーリーは4部構成にて更新していきます。)
前半部分 ストーリー簡略概要
後半のストーリー簡略概要
今回のポイント
今回の重要点
小エピソード
前半部分 ストーリー

カーターは、ラボで夕べは部屋の前の廊下で寝るほど集中して研究中。
グラストンベリーの地下にあったもので、エンシェントの秘密が隠されているのは間違いない。

ミッチェルは、カーターにしろリー博士にしろ、この装置を調べ出して半年になっていることを告げる。もうエリア51の青瓢箪たちに、ゆずっていい頃だろう?と話すが、カーターはもう少しで突破口が開けそうだと話す。
ミッチェルは朝食を誘うが、カーターは面白いものがと、何千回スキャンした中で反応があったのは初めてだという。これは双方向性で高周波と低周波を変動しながら電磁波を発信している。
安定させてみると、ボタンを押していると、突然装置が光を放つ。するとカーターとミッチェルを一気に光が包み、2人は消えてしまった。

まばゆい光だったため、目がなんとか元に戻った二人だった。
装置から赤文字が浮かび上がっていた。2人は、文字がエンシェント語だとわかったがカーターもエンシェント語は読めない。ダニエルを呼ぼうと考えるのだが、そこにリー博士がやってきた。しかし、呼びかけても反応が無い。リー博士はなんと、カーターをすり抜けていってしまった。なんだいまのは?とミッチェルがいうと、恐る恐る、カーターの体に触れるが、カーターには触れることが出来た。カーターも同じだ。

装置が起動して、限定的な分離が発生したんだわとカーターは分析。カーターは、ミッチェルにコーヒーカップを取ってみてというとカップに触れることが出来なかった。カーターはダニエルを探す。


別次元に行ってしまったカーターとミッチェル。カーターがダニエルを探す理由は、
水晶のドクロで同じようになった彼なら同じことを経験しているため、見ることが出来るのではないかと考えた。

ティルクの元にハンク将軍がやってきた。ミッチェルを見なかったか?と言うのだが、
ティルクは見ていない。P8T-474から戻ったSG12によれば、プライヤの脅威が
一刻の猶予も無い状態との事だ。住民の話だが、最後の審判の日はすぐそこだと
言い残したらしい。他のメンバーに伝えますとティルク。ミッチェルとカーターはようやくダニエルを見つけるが、目の前に来ても、同じようにすり抜けていってしまった。
ダニエルにも見えなかったのだ。

そこに予定外のワームホール接続、IDは不明だが呼びかけていた。原因がわからないが突然アイリスに何かがぶつかった。ハンク将軍は、カーターを呼び出して協力させろというのだが、カーターは目の前にいるがどうしようもない。
カーターはわかっているが、ウォルターは全く見当違いのやり方を行っている。フィルタ係数と何度も言ってはいるが、他のメンバーにもそれはわからなかった。(この辺のつぶやくカーターは面白い)

一方ダニエルたちは、カーターたちの異常に気づく。2人が部屋にもラボにもいないことをハンク将軍に報告。外出の記録も無く、ラボの映像の記録を再生しているが、
数が膨大で探すのが大変だ。全部に目を通すには何百時間かかるか・・・その場にいる「ゴーストニューヨークの幻」のパトリックセイジの気分だとミッチェルは
つぶやく。将軍ウーピーを呼びましょう・・・

メッセージをようやく抽出したウォルター。それは微弱だがソダンからの連絡だった。
緊急連絡であったが、苦しむ声が・・それは、アイリスに衝突したおとだ。
ソダンに詳しいミッチェルがいないのは痛いですとダニエル。

ダニエルは途中でリー博士に会う。リーが言うには私のラボにパソコンを置きっぱなしでしかもエンシェントの装置に繋いだままねとその言葉にダニエルは、ラボに何か秘密があると考える。ラボの監視カメラの映像をずっと眺めているリー博士、ダニエル、ウォルター。ミッチェルが来たところ、さらに、突然スイッチを押したことによる、ものでカメラがオフラインになった、電力サージかと・・・というと、カメラが復帰した後2人は消えていた。廊下のカメラを見てみるが、同時刻には出た後が無い。
どうやって外に出た?とダニエル。

一方ティルクは、P8T-474に向かい、ソダンの装置を使い、森に出たが、ゲイト前と
同じように焦げ跡が見つかった。ソダンは何千年もこの星に隠れていた。
通信装置を渡せたのはミッチェルが信頼を勝ち得たからだ。よそ者にコードは教えないだろう。だが、攻撃を受けたのは明らかだ。でも誰に・・・警戒しながら、ティルクたちは、奥へと進む。ソダンの村は、焼け家となっていた。コンウェイ、スティーブンスの2人にゲイトに戻らせ、SGCに救護班を呼んでくるよう指示。ソダンの死体が次々と見つかる。敵は効果的なジャファの殺し方を行っている。幼生が狙われている情けのかけらも無い。
そして村の中心部でハイコン卿を見つける。同じように幼生がやられており、脈が弱っている。トレトニンを試してみることにする。


SGCではミッチェルがローストビーフだ、人が食えないって時になんでローストビーフなんだと怒っている。ミッチェルは朝食を食べる予定だったのに、なんどもリクエストしたローストビーフも食べれなくなり短気となっている。リー博士のラボでは、WARNING RESTRICTED AREAの張り紙で囲い装置を調べていた。
リー博士はエンシェントの装置が転送の際に発するものが発していないため、この近くにいるとして、ミクロ化したと憶測を立てる。先ほどの張り紙は、移動できる範囲だと考えたのだ。

ハイコン卿以外に生存者は見つからない。彼もまたトレトニンの効果が出ないほど、重傷だ。早く逃げろ、ここは危険だとハイコン卿は言う、だれがこんなことをもたらしたとティルクが尋ねると、なんと、その犯人はボルネク。彼がやったというのだ。
何故自分の仲間を・・・そこにハッデンに連絡が入る。ゲイトに向かっていたコンウェイたちが襲われているのだ。

ダニエルは、リー博士のラボに再び現れる。さっきのミクロ化は外れていた。
他に何か?と尋ねると、わずかだがレプトンの放射能というと、ダニエルは、レプトンにより、いかなくちゃと出て行ってしまった。
ティルクたちが、スティーブンスたちのもとに向かうが、1人は射殺され、コンウェイが瀕死の状態。今すぐ基地に送り返さないとといっているとコードが通用しない。
ソダンの転送装置に必要な制御用クリスタルが抜かれていた。帰れない。
今回の後半ストーリー概要
地グランソンベリーで見つけた古文書を探すダニエル。そこにハンク将軍がやってくる。その多くがアーサー王伝説をほのめかしており、アナウィンという言葉が
何度も出てくる単語だがそれはアヌンの変形、アーサー王が13の宝を探して
旅したケルトの冥界。その一つが消えるマント。
それを着ると姿が見えなくなる。名前をアーサーのマントと呼ばれ、
マイルディンによってバージー島におさめられたそのマイルディンとは、マーリンだ。
あの装置から微量のレプトンが検出されたことにより、水晶のドクロの時と同じように別の次元にとんだことにダニエルも気づいた。古文書や今日の出来事からすると想像ではマントではなく、発見したあの装置が自然だと・・・

アーサー王が発見されたと思われたマントだが、実際にはマーリンが装置を作った、そう考えるのが妥当だ。だが、何故マーリンは異次元に転送できる装置を作ったのだろうか?
それはダニエルにもわからなかった(ミッチェルもウーン惜しい!と独り言)2人がこの基地にいる可能性は非常に高いと・・・


P8T-474のティルクたちだが、歩いてゲイトまでもどるしかないだろうと 話しているが、旅は何ヶ月もかかるし危険も大きい。ここにいても弾薬も食糧も限りがあると
話す。連絡が途絶えたら救出部隊が来るというが同じように立ち往生するぜと・・・
問題はボルネク彼をどうするかだ。ティルクはおれに考えがあるという。しかしゲラクの人々を全滅させたほどの力を持つボルネクにどう立ち向かうか?
透明になる装置は、共に使えば、役に立たないというそれを利用して、戦いに挑む。

ダニエルは、装置に気づき、それがキーボードであることをハンクたちに説明。
しかしキーボードだけでモニターは?と言う問いに、双方向性を考えなかったはずはない。
うかつに装置を扱わないように安全装置を取り付けたはずだと・・・そうしている間に、キーボードを何度も押すミッチェル。
それに気づいたリー博士。合図だと・・その合図を元にイエスならこのボタンノーならこのボタンを押す方法で挑む。ディスプレイの文字が読めないサインを出し、エンシェント語であることがダニエルはわかった。翻訳を試みるが、文字の配列がわからないので、一つ一つをイエスノーで答えていく。時間は相当かかるはずだ。

ティルクは、ボルネクと戦うため森の中で装置を起動。
銃を構えボルネクを待ち構える。SGCでもティルクたちからの連絡がないため、レイノルズたちに救出チームとして向かわせることにする。ミッチェルはカーターとダニエルとの翻訳作業だがはかどらないためティルクの救出に向かうという。SG3とSG22に出動を命じたがおれも一緒についていく。

ついていっても何が出来るの?とカーターが言うが、ティルクが心配なんだほっとけないと向かうことに決める。姿が見えないため誰より自由に情報を集められると・・・ほんの2時間だけだと・・・
(その間ダニエルは必死に翻訳作業をしていたのだが・・)ティルクが心配なんだ、それにソダンには友達がいるすぐに戻るよと、P8T-474に向かった。

ついにティルクとボルネクが対面。現れたのはボルネクゾンビだ・・ティルクの方をエネルギーガンで撃つ。ティルクはあっという間にボルネクの腹部を撃ちまくるのだが、なんとボルネクは起き上がってしまった。ティルクは逃げる。

翻訳を続けるダニエルだったが、リー博士はわかったぞと突然言い出す。
カーター中佐がどうやって装置のスイッチを入れたかだ・・・
記録してある全てのエネルギー変動を逆転スキャンしてあらかじめ組んだ
プログラムにかけてだね。とにかく装置から放出されるエネルギーにシンクロした。
彼女のアルゴリズムを分離できたんだ。
コンピュータからサムのアルゴリズムをそり落とせば、放出エネルギーをノーマルな
周波数に戻せる。ということはプロセスを再現できる。ダニエルは深い溜息。
リー博士は良し!これでいいとスイッチを押すと、なんとダニエルも消えてしまった。
リー博士は事の重大さに気づくが、どうやって戻せばいいのかわからない。
翻訳もまだ済んでいない状態のため、焦る・・

P8T-474ではティルクが村に戻ったが、傷を負った。ボルネクに襲われたことを
伝えるとハイコン卿は生きてよく戻れたなと話す。ボルネクにあったことを話し始める。10日前だ、集落の必需品を求めて、ボルネクを近くの星にやった、その星のチャパアイに戻る途中、彼はプライアに出くわした。プライアは言ったソダンはオーライに対し、決して許されぬ裏切りをなしたと・・・

大いなる病が我らに降りかかると告げるやその杖で激しく大地を打った。杖を突くとボルネクは苦しみ倒れる。

村に戻ったボルネクはプライアとの遭遇を告げた。事態を重く見た我らはチャパアイに監視の目を注いだ。数日は何事もなくすぎたが、突然ボルネクは倒れこんでしまった。明らかに異常な行動を取るようになった彼を離れた小屋に隔離し
出来うる限りの治療を施した、だが悪くなる一方だ。そして昨日彼は縛り付けていたロープを引きちぎった。最良の戦士たちが彼を止めようとした。
だがあっというまに彼に殺された。後は目に入るものを片っ端から、兄のジョランまで虐殺の嵐の中で死んだ。女子供は森の中に逃げたが、ボルネクは後を追い情け容赦なく、皆殺しにした。私の知る限り、生き残ったのは私だけだ。
そこにSGCからやってきた救助隊がやってきた。何故連絡しないと言うが、神々の目が壊されたことをティルクは告げる。そもそもの発端はオーライだ。
話し合うことは多い。中へ・・と案内する。ミッチェルも中に入っていく。

SGCでは、プロセスを逆転すれば元に戻れる待ってろとリー博士。
ミッチェルがいないことに気づくダニエルだが、救助に向かったことを知ると、彼らしいと・・・さらに翻訳を手伝っていたダニエルだったが、別次元に来たことにより、そのエンシェント語を読み出す。これは面白ある種の日誌だな。マーリンは新しい発明に着手していた。大きな発明だ。隠すのに神経を使った。この装置は研究自体を、
秘密にするために作られた。なぜそうまでする必要がある?ダニエルにカーターはマーリンは誰の目に触れさせないようにしたのか?と尋ねると、
高みの世界の仲間たち。でも研究のためには人間の体を取り戻す必要がある。
高みの存在であることを自らやめても打ち込む発明とは・・・
武器だ!高みの存在を一掃出来る武器だ。

ティルクたちはボルネクをどうやって倒すかの話しをしていた。
カル戦士の時と同じようにボルネクの細胞はすぐに元に戻った。体をバラバラにするしかないという。クレイモアだと・・・対人地雷を二箇所にしかけ、中央に
トリップワイアーをはる、後は、やつをさそうだけだ。おれがやるとティルク。しかし罠を誘うには、上手く誘わないと同時に、ティルクもバラバラになってしまう。
ボルネクから神々の目のクリスタルを奪い返さなければ地球に帰れない。他に道はないのだと・・・

マーリンはオーライが、エンシェント自身にとっても、銀河にとっても脅威になると確信していただけどエンシェントは自衛行動さえも拒んだ。そのため、先手を打って武器の開発を・・?
誰にも気づかれないように別次元でシフトして研究を進めたんだ。武器は完成したのか・・・内容はともかくこの地球で完成してよそへ移された。

これならばエンシェント語が必要ないと・・・なんとそこに出てきたのは武器が隠された場所の惑星のゲイトアドレスだ。


ティルクたちは地雷を仕掛け、ボルネクとやるきだとティルク。アルゴリズムにあわせて調整するというリー博士。上手くシンクロすれば、リー博士がボタンを押すとエンシェント語がなびく。リー博士は、やらかしてしまったのか?ランドリー将軍を呼び出す。ダニエルとカーターは再び呆れ顔でうつむく。

ミッチェルは聞こえていないだろうと思い、ティルクに話しかけている。ソダンを全滅させた相手だぞと・・・スイッチを押すティルク。死んだら、代わりはなかなか見つからないんだぞとミッチェルが言うと、心配しすぎだミッチェル中佐と返事が返ってくる。
声が聞こえるのか?というと姿も見えるとティルク。

源の重要な部分を傷つけたかも?とリー博士。
このモニターによれば、15分以内に装置は壊れてしまうという文字が・・・
3人は永久に元の次元に戻れない。
罠にかける役はおれがするとミッチェル。傷つかないというのは本当か?とティルクが言うと本当に思いっきり殴りかかる。通り抜けると後はよろしくとミッチェルに託す。
加減しようって言うのは無いのか?と話す。

ボルネクを探すミッチェル。ボルネクを見つけると、ボルネクはすぐに攻撃してきた。しかしエネルギーガンは通り抜けてしまった。誘い出すミッチェル、奥へと進み誘い込む場所近くまで到着。ボルネクは撃ちまくる。

SGCでは時間がないことに焦っている。ダニエルはマスターコントロールスクリーンだと言う。組み合わせがわかったぞと言うが、上手く行ったらミッチェルはどうなる?
もし違っていたら・・・ダニエルがボタンを押し始め、(リー博士押すのと数秒早い)ダニエルたちは無事に戻った。しかし肝心のミッチェルの方も戻ってしまった。ミッチェルは木の破片を持ち元に戻ったことに気づく。当然ボルネクが見えていない。

SGCではやったなとリー博士に言うが、当然ダニエルの手柄だ。

ミッチェルはボルネクから攻撃を受ける。絶命のピンチだったがティルクが攻撃をしかけ、ボルネクをさらに撃つ。装置を戻し、逃げると、トラップにひっかかったボルネク。彼は、爆破により、木っ端微塵となった。クリスタルも失われてしまったとティルクが言うが、ミッチェルがこっそりとクリスタルを奪い返していた。急げば晩飯に間に合うぜとSGCに戻る。

今回のポイント
・アーサー王のマントによって隠すものの意味とは・・・
・ボルネクは、あれだけの戦士だったのだが・・・
・別次元に飛ばされてしまったカーターとミッチェル。果たして食事に辿り着けるか?
・ソダンの村を絶滅させた人物は?
今回の重要点

・結局プライアによってソダンの村を襲わせたウィルスはなく、ボルネクにより、攻撃させる。卑怯。
・ミッチェルたち救援隊が向かったが、何日かけてソダンの村に行ったのだろうか?
それにして軽装過ぎる気がする。ティルクはチャパアイに帰るのを極端に嫌っていたはず。
・ボルネクゾンビ退治によってプライアは、満足したのか?
・隠された武器は?
小エピソード(笑えるシーンなど)
・リー博士が、必死に頑張っているものの全て裏目に・・・
・ティルクが、ミッチェルの姿が見えているのに、わざと見えてないフリをする。
・ゴーストを見ていなかったら全くわからないコメディもあり。

戻る