#191「虫、虫、虫」
THE SCOURSE
ガンマ基地
採点(5段階)★★
(シーズン9のストーリーは4部構成にて更新していきます。)
前半部分 ストーリー簡略概要
後半のストーリー簡略概要
今回のポイント
今回の重要点
小エピソード
前半部分 ストーリー

プライア病の治療法も見つかりも今や脅威でなくなった。最後の発症者が出てからずいぶん経つ(というよりプライアがつまらないのかあまり出てきてない)もう勝利宣伝してもいいんじゃない?とミッチェルは話す。ダニエルは疫病作戦は既に阻止されたが、オーライは必ず新たな方法で銀河に恐怖をばら撒こうとする。次のは遥かに厄介な予感がする。プライアは既に最後の審判の日を持ち出している。光と闇の最後の戦いとか言って・・・
そう話している間にゲイトに辿りつきSG1が出発しようとし、エンシェントの遺跡に向かっていたところ、ハンクよりストップがかかった。任務を中止され、他の任務に回ってもらうという。国際監視委員会の代表団をガンマ基地見学ツアーに招待することになった。
ペンタゴンからSG1を案内役につけるよう言ってきた。IOA発のスターゲイトのたびだ。大統領としても無事に終わらせたいんだろう。そこで最優秀のチームを指定してきたわけだ。今回はIOAでスターゲイトプログラムの予算には大きな影響を持っている。

IOAからチャップマン、ラピエール、シェンの3名がやってきた。いよいよSG1によるガンマ基地へのツアー案内が始まる。シェン・シャオイーは、特にダニエルのことをよく調べており、ダニエルもシェンについて詳しかった。ダニエルと、シェンは、共に中国語で話すが、他のメンバーは何を言っているかわからない。ミッチェルはそれはわらえるチューニーだ。って言うと、ダニエル、シェンはしぶい顔をする。何を言ったのか?
ガンマ基地へは2万4千光年、カーターは、スターゲイトについて語る。イベントホライズンを抜け、ガンマ基地へと向かう一行、ウールジイも一緒についてくる。(実は初めてゲイトをくぐった)
ガンマ基地でこの惑星を選んだ理由は惑星の電離層にある、周回軌道から、地表へ狙いを付けにくいためだ。それは容易にゲイトを盗めない。ここでは30名の科学者が24時間体制で働いている。そこにマイアーズ博士、彼はR75の研究を行っている昆虫科学者。この虫はプライアが訪れた星でしか見つからないことからその存在も研究自体も、今のところ最高機密とされている。ライフスパンが大変短いため、生態の研究に苦労している。
エサを与えないことで生命サイクルを伸ばしてようやく生態がわかりかけてきたと話してたところラピエールがペンでカンカンたたき出した。マイアーズが説明をしているが、続けるためにやめてもらえませんか?とマイアーズはついに怒る。数時間で一生を終え、研究の末ようやく3日まで伸ばすことが出来たと言うことを話していたわけだが・・・
R75は暗い方が好きで、動きが活発となる。ほとんどの時間を土の下で暮らし作物を根から食い尽くす。さらに研究段階だが、音波探知能力を備えている。
しかし話の途中に、他の場所へと案内されていってしまう。
ダニエルたちは、今回、IOAより中国政府にスターゲイト計画についてわからせることであるが、エイリアンテクノロジーの交換を約束しているため、仕方がない。だが、それは非軍事技術に限ってのことだ。協定文書の文言は違うとダニエルがいうが、ミッチェルは、見せすぎはヤバイゼと・・協定だ。ティルクどう思う?と振ると彼らについていなくていいのか?と全然違う意見が・・・
マイアーズはミートローフを食べようとしていた。R75に葉を与えるが反応がない。マイアーズは、ミートローフを食べながら、ふと思いついた。これをR75に与えたらどうなるか?一切れを与えると一気にR75は集まり活性化してしまった!
SG1とIOAのメンバーは食事を取っている。ダニエルは、シェンと一緒に同席し食事を取る。シェンは食事をしておらず、観察ノートを取っていた。
シェンから厳しいことを言われてしまう。つまらない研究と、見るからにまずそうな食事。SGCはその作戦行動に伴う秘密を部外者に教えるつもりは毛頭ない。地球を救うために何をしているか理解できないと・・・ゲイト条約に加盟して3年一人アメリカだけが軍事技術の分野を兆速の進歩を遂げている。そろそろ中国にも指揮権をと話している。

マイアーズとプルマンがR75のところに戻ると、なんとR75は、繁殖を一気にしており、格納している装置から飛び出してしまった。扉を閉めて放出し、マイアーズたちは、R75を非常時の処分ボタンを押し、放出に成功するが。一匹だけが残り、マイアーズの腕をかむ。その一匹を殺したのだが・・・
数時間後、IOAのツアーも無事に終わり、シェンは思ったより見せてもらえずがっかりしていた。そして岐路に着こうとしたとき、マイアーズ博士がフラフラと倒れこむ。

プルマン博士から事情を聞くカーターたち。かまれたとき見てもらったが異常はなく、
R75は肉食で、ミートローフを与えたとき繁殖スイッチが入ったのでしょうと話す。
IOAの代表達はかなり神経質になっている。予定通り地球に引き換えす許可をいただきたい、いや要求するとウールジイ。マイアーズ博士の原因がわかるまで基地は封鎖しますと話す。マイアーズは地球で隔離するために運ばれていたところウールジイは怒り出す。何故彼だけが帰れると・・・IOAから抗議する、君の名前もつけてな、大佐。
突然、マイアーズからR75が出現。衛兵達は驚きマイアーズの入った輸送ブロックを落としてしまう。一気にR75はマイアーズの体から次々と溢れてくる。
ミッチェルたちは逃げろ早くと他のメンバーを逃げるよう指示、IOAのメンバーは、R75の状態を見ていなかったが、上に逃げるようミッチェルから言われる。

緊迫ムードの中、ウールジイは、カーターから話を聞く。予想ではあるが、マイアーズの体に卵を産みつけ、その卵が孵化し、体内から出てきた。その肉食ですから・・・
聞くんじゃなかったよと・・・ダニエルが言うには、プライアがウィルスに続く侵略兵器だと・・・本来持っている凶暴性に強化し知能も高めているようだ。ピアーソン大佐に連絡を取るミッチェルだが、通信が繋がらない。さらに、電源が切れてしまった。
ピアーソン大佐が現れ、状況はよくない。何千匹いるか検討もつかんと・・・
退却中にひとりやられた。ゲイトも奪還しないと、ウールジイに他のメンバーと地上まで出て、安全な場所へ避難してもらいますというのだが、ウールジイは断るという。
SG1と一緒に行く、彼らは護衛が任務だと話す。ゲイトを取り戻さないと誰も地球に帰れませんよとミッチェルが言うのだが、そちらのほうはピアーソン大佐とその部下に全力を尽くしてもらえばいい、君らは、我々を地球にエスコートしたまえと・・・
ピアーソン大佐はよかろう客を連れ出せとミッチェルたちに指示。
地上に出たIOAとSG1たちだが、ウールジイは何故ジープを使わないという。無人の基地まで深い森の中で10キロ歩いてもらいますと。研究施設まで向かうメンバーだが、ティルクはあるものを察知する。それは虫の来ている音だった。カーターたちも後にそれに気づく。後ろを守っていた衛兵は、一気にR75に食い尽くされてしまった。急いで逃げ出すメンバーたち。音波探知能力を獲物を駆るのに使っている。
ミッチェルは岩盤層を探そう虫が移動しにくいと、カーターに依頼。衛兵は洞窟がありますこっちですと・・・
SG1は、入り口を固め、待ち構える。虫は音に敏感のため一斉射撃をすれば引き返すかもしれないと・・・地面を一斉射撃すると、虫は驚き逃げてしまった。
しかしこれは弾があるうちの手段しかない。

SGCでは、ガンマ基地の異常にウォルターは気づく。ガンマ基地に設置してあるビデオが、作動していない。しかし、かろうじてモーションセンサーの信号を捕らえたところ虫がゲイトを制圧していた。リー博士に相談するハンク将軍、私、虫は大嫌いでして発端は子供の頃です、両親とピクニックに、行ったときでかい虫が這い上がって・・・ハンクはそれは聞きたくなかったらしい。
リー博士は信号センサーを調べたところ蠢いていたのはR75であるとわかった。カーサコーンの天敵にならないかということで研究をスタートして複数の星から集めましたが、ものすごい食欲で文字通り食いすぎで死ぬくらい凄い一旦エサから遠ざけると、別虫の・・と話しているが、ハンクはどうやって殺虫するか知りたかった。
強力な神経毒をばら撒けばいいというのだが・・・プロトコル91に従いオデッセイを派遣、星の軌道上から神経毒を投下する。CR91は人間もその毒で死んでしまいます。
避難したのを確認しないとリー博士は言うが、避難する人間が残っていればの話だがなと、かなり冷たい言い方をする。それにはリー博士は何もいえない。

既に夜になり、ダニエルとシェンは話している。ノートはプライベート用だからこれが中国政府に渡ることは無いわと・・シェンは、もし9年前SGCをスタートしたのが中国で、他の星に旅してみないかと勧められたら、申し出を断ったかしら?と尋ねる。星の探検が地球全体の利益につながる限りもちろん喜んでオファーを受けたよと話す。その言葉を忘れないわとシェン。ミッチェルはピアーソンに通信を入れるが、応答がない。もちろんガンマ基地もだ。ミッチェルは大丈夫か?と衛兵に話すと、大丈夫です少し不安なだけでと言うのだが、実はそのウォーカーの首の内部には既にR75が入り込んでいた。

夜があけ、ガンマ基地と全く連絡が取れなくなったため最悪のことを考え動かないととミッチェルとティルクは、捜索を開始考えだ。しかし虫の増殖スピードを考えるととても歩いていける状況ではない。F302を取りに戻るか?というのだが、ダニエルが走ってきて彼がいないと・・・彼とはウォーカーだ。見張りの交代に行ったらどこにもいない。
ウォーカー捜索のためにカーターを残し、SG1は外に出る。
3つに別れ、探していると、ダニエルは、ウォーカーを見つける。遅かったよと・・・
ウォーカーの体に触れるミッチェル、すると、彼の体からR75があふれてきた。
射撃をしようとしたダニエルだが、ミッチェルが止める。すると、R75は地面に入っていってしまう。ミッチェルは、ダニエルに一人で洞窟に戻るようにいい、ティルクとミッチェルは、F302をとりに行くという。どうやって場所を探すんだ?というと、一人ずつ安全な場所を探したらそこに下ろしていくというが、その場所を特定しない。

9年近くもゴアウルドと戦ってきてそろそろツキも落ちるって思ったことないか?とミッチェルがティルクに尋ねるとないという。敵が何をもっていようと、こちらにはもっと優れたものがあった、正しい動機だ、ゴアウルドの敗北を信じていた。おれが生きている間は無理でも、いつかは滅びさると・・・オーライにも同じ運命が待っているはずだ。というとだから好きなんだよな、常に前向きだ。と話す、もう虫を忘れて映画のことでも考えているんだろうが?というと、オールドスクールが見たいとティルク。
すると大きな爆発音が・・・
緊迫の中カーターがミッチェルに連絡を入れるとおれ達は無事だ、基地の自爆装置が働いたガンマ基地は消えたよ。と・・・
今回の後半ストーリー概要
地球に戻れないということを知りショックを受けるラピエール。大声を出さないでとカーターが言うのだが、指図はもううんざりだ。何で、私が君らの指図をうけなきゃならんというの一点張り。カーターはあなたの声が虫の注意をひきつけるからだというと、おとなしくそれには従う。
ウールジイは、こっそりカーターを連れ、私らの求めに鈍感すぎるのではないか?という。今必要なのは、ほんの少しの元気付けだと・・心配ない、地球に帰れるから安心しろと一言声をかけることだと・・・カーターは、正直に答えます私に時間を後戻しする力があるならば、予定通り皆さんを地球に送り返すでしょう。でも、現実はこうして洞窟に閉じ込められ、食肉性の飢えた昆虫に食い尽くされてスターゲイトに近づくことも出来ません。残念ですが見えついたウソで現実からそらさせるような真似は、私には出来ません。と・・・
ウールジイは、わかったこれだけは言っておく、今回の惑星見学ツアーを悲劇にしたことで、SGCに対する風当たりは強くなる。無事に救出したところでダメージの軽減には繋がらんぞと・・カーターは心にとどめておきますと話す。
ウールジイは他の3名に心配ない必ず救出されますと勇気付けていた。

ミッチェルとティルクは話している中で、自分の家を持ったらどうだ?とティルクにミッチェルは話している。しかしティルクは、一時、町に家を借りたが散々な目にあっている。ミッチェルは一度の失敗が何だ、昔借りたとき、深夜にドラムを叩く馬鹿がいて、参ったぜ、地球に戻ったらアパート探し手伝ってやるという。ティルクは必要ないといったら必要ないと・・・言っている間に、ティルクは、ミッチェルを止める。
再び虫の気配を感じる。地面が揺れるものの、地表に現れることはなかった。
ダニエルは心配になって無線を入れるが、すぐに無線をきれとミッチェル。
進んで大丈夫だとミッチェル。ティルクは不必要な会話は慎んだ方がいい、安全のためだと・・・

SGCで、ハンクにオデッセイ号から亜空間通信が入りました。到着は5時間後ですとウォルター。それとペンタゴンから2番に・・・と

ミッチェルたちは無事に帰ってきてオデッセイ号がこちらに向かっていることを話すのだが、カーターは、ガンマ基地が消失したことで、プロトコルCR91を発動するという。それは、軌道上からR75を全滅させるための神経毒をばら撒くはず、虫の全滅後初めて、ガンマ基地のサルベージ作業を・・・その前に転送すればいいだろう?と言うが、電離層のため私達の位置を知らせることは出来ない。
生命探知機は虫たちの数が幾何学的に増大していることと周りを取り囲まれていることでオデッセイの探知機が、それぞれを探知するとは思えない。

オデッセイの到着時間はわからないが、途絶えたときから考えるともう数時間だけだと・・・船との唯一の通信手段はガンマ基地しかなかったと考えるが、ダニエルは研究施設だ、あそこにはガンマ基地にデータを送るための通信機器があるはずだというと、船まで届くか?ちょっと改良すればと、カーターが言うと、直ちに研究施設に向かおうという。
しかし基地へは8キロもある。その間、虫の大群が待ち構える。

進む一向。ラピエールは、もうこれ以上歩けないと言い出す。カーターはターゲットエリアに入らないと転送できないと言う。ミッチェルは、後ろを守ってくださいと銃を渡しオオイたちは音も出さず瞬きをする間に人間の首を胴から食いちぎる。と・・・
それを聞いたラピエールは一緒についていく。
あと少しですとカーターが言うが、それはもう言うなとラピエール。
オデッセイ号は亜空間を航法中だ。

ようやく研究施設が見える場所まで辿り着いた。ペースをあげる一行だが、シェンは躓いて足を挫いてしまう。すると虫の音が近づいてくる。
ダニエルは、シェンを連れ、施設へ向かう。ウールジイも必死に施設へ・・・
ようやく施設に到着したメンバー、ミッチェル、ティルクは、銃を放ち虫を遠ざけている。カーターは、通信装置の改良を急ぐ。
ラピエールは出来るのか!中佐などと繰り返していた。するとウールジイは、黙れジャマをするなとラピエールに・・・珍しくカーターはウールジイに感謝。

電離層を突破して周回軌道まで電波を送るには電圧を上げないといけない。
しかし回りは虫だらけで、音がいろんな方向からやってきている。
カーターが行った通信装置の改造により虫を引き寄せていた。ミッチェルたちの弾もあとわずか。しばらくカーターが装置を止めると虫の音が消えた。その間にミッチェルたちは、小型C4爆弾を次々と各方向にセットし地雷原のように地中に埋める。
再び装置を起動させると、虫が再び集中してきた。
カーターも銃の方に参戦。モーションセンサー(地雷原)により爆発。次々といろんな方角が爆発する中、テント内のIOAの人々は音に驚いていた。

ミッチェルが今ので最後だというと、それは地雷原の最後を告げることだった。
弾もなくなり、銃で打ち続けるSG1。虫の大群が地表に出てきて襲ってきた。
すると間一髪転送ビーム。
無事にメンバーはオデッセイ号に救助された。

SGCに戻ったメンバー。ウールジイはハンクに報告。シェンは、足首を痛めて無期限の休職中。ラピエールとチャップマンは、もう仕事に戻っている。元気そのもので・・・今回の事件でSGCの被る火の粉は極わずか、公式には隕石処分が下るでしょうがIOAとしてはSGCに責任は一切ないとみておりますと・・・表立っては不満もありますがオフレコです。IOAは、あなた方の任務に対し敬意を払います、のぼせてもらっては困るが・・・と一言。改めて御礼が言いたいまたとない貴重な経験だったと
NYに帰る。SG1が行っている間に新たな2つの星に虫が現れた。
虫だけを殺す薬品を急遽開発中だ。正直諦めていたよく戻ってくれたとハンクはSG1に話す。
されと今回は映画でも見るか?とダニエル。
見るのはオールドスクールか?とティルク、スターシップトゥルーパーズだとミッチェル(おいおい!)
コメディか?とティルク、みりゃわかるとミッチェル。
今回のポイント
・IOAのためにガンマ基地のツアーが開催。
・R75というプライアが訪れた星しかいない虫が登場
・再びオデッセイ号登場
・何故かR75に襲われないSG1
・再びギリギリラインでの転送ビーム
今回の重要点

・R75はミートローフを食べると一気に繁殖した。しかしあの増殖は怪しいというより変だ。
・ウールジイとカーターの争い再び勃発。しかし今回は最後にカーターを助ける。
・毎回毎回危機一髪で転送ビーム。どうなんだろう?
・ハンクはついにSG1を諦め見放した!
小エピソード(笑えるシーンなど)
・それってタイソンとホリフィールド戦でも言ってなかったか?
・IOAの代表団を子守と見立てて、
10時にはベッドに入らせてぐっすり眠れるようおとぎ話でも聞かせてあげるといいだろう。とハンクが話す。

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