#185「罪深き感染 前編」
THE FOURTH HORSEMAN PART2
地球 ダカラ ソダン
採点(5段階)★★★★
(シーズン9のストーリーは4部構成にて更新していきます。)
前半部分 ストーリー概要
後半のストーリー簡略概要
今回のポイント
今回の重要点
小エピソード
前半部分 ストーリー
前回の続き

完全なオーライ派となってしまったゲラクは、ジャファ評議会でオーライの信仰に対する話を始める。神の力の証とか・・・・ティルクはその話を聞きながらも、その話はまやかしだと述べる。ティルクはオーリンから聞いた話をそのまま評議会で述べ、
ゴアウルドよりもっと悪いと主張。しかしゲラクはオーライから授けられた力を見せるといい、評議会全員の本(多分起源の書)を力で浮かせる。その力を見て、ティルク、ブレイタクは何も言えない。

SGCでは、今朝も3名が死亡した、さらに12名の基地スタッフが危篤状態の報告をナムはハンクに話す。打てる手は鎮静剤で痛みを和らげるだけ、ハンクは彼らにあってくるというが、ナムは止める。そこに疾病対策本部からカナダ、メキシコからも感染したという報告が入る。ついに国外にも感染者が出てしまった。


再び、ソダンの地へ向かったが捕らえられたミッチェルたち、ジョランにまたあえてうれしいぜというとハイコン卿がお呼びだと、すぐに向かう。(ここでダニエルが子供に対する評価が・・・)ジョランは何故戻ったと、ミッチェルに話し信用がた落ちだと言っている。ハイコン卿に会ったミッチェルはある星がオーライに対し陰謀をたくらんでいるという情報を手に入れたと聞く。プライアからその大使を任されたというのだ。
抹殺の依頼を受けたが、実はハイコン卿は縁を切ると決めていたのだ。実はある星に抹殺に向かったソダン200名の戦士が訪れたところは、普通の農民(オーライを拒むという結果も想像できないのんきな連中)で、信仰を妨げるつもりも全く見られず誇りある精鋭の戦士たちが行くまでも無く、何もせず引き上げたのだ。

戻る前に他の星でも疑惑を解明しようとすると嫌な噂を耳にした。プライアのもたらした疫病で一つの文明が滅びたと・・・一人も残らずだ。やつらのそのやり方をミッチェルは、今地球で起きていると話す。そんな強敵にどう立ち向かえばいいのだとハイコン卿がいうと方法は、あるけどあんたたちが気に入るか?とミッチェルは言う。

オーリンはウィルス解明に向けて、研究を繰り返している。そこにカーターが現れ、
検査の結果、オーリンの脳に認識機能を衰退させる退行プロセスが、既に、始まっている。高みから昇ってきた記憶が徐々に消えていっている。記憶と共に、脳が壊れてしまうのだ。オーリンはその結果も予測できていた。その覚悟でやってきた。
覚えている限りそのワクチン完成に必要なポイントだけ書き残してとカーターはいう。複雑すぎてプロセスが理解できないと思うとオーリンはいい、自分でやり遂げると話す。カーターはその言葉に何もいえない。

ミッチェルは、プライアの特定脳域に超音波を発信し超能力を発揮できなくする装置を地面に埋める。しかも実験は出来ていないためぶっつけ本番だ。周波数はどれだけあるかわからないが、必ず出来ると信じているよと、住民に話す。だれかが彼に挑戦して試すしか方法はない危険な賭けだ。ミッチェルが挑み、ダニエルがリモコン役SG22は周りに警戒でつく。問題はもう一つ装置の有効範囲がわからない、そのため、出来るだけプライアを近づけて欲しいとハイコン卿に頼む。
唯一つわかるのはダメだったときは全てが終わりだ。

ティルクとブレイタクは、形勢が不利なことは承知だ。身内同士での戦いに不安を抱いている、さらにオーライは、敵対者を許さない。ゲラクを使い評議会で意見の統一を図っている。ティルクはチューラクで反旗を翻すのですとブレイタクに託す。
2人はチューラクで準備を急ぐ。

オーリンは、予防措置のため必要なものを書き出している。治療法に必要なものが浮かばずどうでもいいことが記憶に残ってしまっている。カーターに出来ることはなく一人で続けさせてくれとオーリンは言う。

ウィルスは猛スピードで進行しており、疾病対策本部では、ウィルスにかかったと思われる人、あるいは保菌者と接触したと思われる人たちの隔離を・・・とアナウンサーは話している。そこにウォルターが中国に続きロシアも航空機および船舶の入港を禁止したとハンクにいうのだが、悪くなる一方だと・・・
ハモンドのオフィスからもいつまで事実を伏せて置けるか疑問だという連絡も入った。同盟国からも次々疑問の声が上がっており会談を要請してきていた。

会談が早速開かれ、656でのことが情報収集であり、決断は間違えてなかったというのだが、ハンクは、他の評議国から攻められまくる。一つ一つの細かい任務については、ウールジィも報告する暇が無い彼の名前で承認はしても、実際・・・
オーライがこっちを攻めるのはわかっていたこちらから待つより、やつらの手段を阻止するため探りに行くのは当然だと(これはつまりウールジィがこの間手段について攻められたことが気がかりだった)ハンクも怒鳴る。しかしそこに、チェコフは今回は、責任者の糾弾が目的でなく何故起きたのかその原因を明らかにし、二度と同じことが起きないことにすることが目的だと話す。ハンクはそれはあくまで次があるまでの話で、今現在、ウィルスを退治する方法がないと・・・

ティルクたちは、他のメンバーを集めて、委員会で反論する方法を考えていた。
ゲラクはもう兄弟じゃない、プライアになったと話している。しかしティルクはプライアになったが、心の一部はまだジャファだと信じているそのジャファの部分に期待したいと話す。かつてはゴアウルドを倒すなど夢物語だったとして、まだ可能性に期待するチャラ、彼も協力する考えだ。

ソダンでは、プライアがやってきた。その様子を見守るミッチェルさらにSG22。
ミッチェルはステルス装置を使い、透明となって、村へ向かう。ハイコン卿は、プライアから、私が行った星にいったか?と尋ねられ、住民はまだ生きていることを話しかけられ、何故オーライの命に従わないといわれると、ソダンは誰からの指示も受けないとハイコン卿は言う。ダニエルが装置を起動させると、ハイコン卿たちは気づいたプライアに弾き飛ばされてしまう。ミッチェルのステルスも効かない。
ミッチェルは宙を舞い体の自由がきかない。ダニエルはその間ずっと信号を探っているが見つからず、ミッチェルも早くという気持ちが高い。すると宙から、突然ミッチェルは落ちる。信号がフィットしたのだ。
強気に出るミッチェルはザットガンでプライアを仕留める。

SGCにハモンドが現れ、ハンクは、状況を報告。ウィルスがついにフランスまで達してしまった。乗客のうち3名がウィルスに感染。これだけ伝染力が強いと、6日で中国まで広まってしまう。さらに株式市場も大暴落、世界はパニックだ。

プライアは目を覚まし、血を抜いた後が・・・眠っている間に血液を採取したのだ。
杖を奪い取ったミッチェル。手を伸ばしてもテレキネシスは起動しない。
めまいと吐き気、さらには頭痛も・・・こんな状況でもオーライは全てを見ておいでになると強気だ。
ダニエルがオーライの崇拝の理由を話すと、プライアは動揺する。プライアも知らなかったのだ。オーライは完璧な存在、疑いを持つ予知などないと、完全なる信者だ。
高みに導くつもりなんてさらさら無いんだと言うと、正しい道に従うものは高みに引き上げられるというが、オーライが力を明かすことはありえない利用されているんだと
再び宗教話に視聴者はじめ、ミッチェルもうんざりだ。

オーリンはウィルスの研究の中で、ついに血液サンプルを壊すという事態を起してしまった。それにより、中にいる全員がしにかねない状況を起しかねない。ミッションはこれ以上は無理だとオーリン自身も判断し、出て行ってしまう。

ハタクの中で、ブレイタクは、ティルクの若い頃を思い出していたと話す。もしこの賭けに勝てば、偉大な指導者であることを照明できると・・・
ほころびかけたジャファ連合をまとめられるのはおぬししかおらんと言う。
ティルクは心はジャファと共にあります。しかしオーライの脅威がある間はSG1に、留まるしかない。わかるがジャファに指導者がいないのは、問題だ。
そうは思いません今日の戦いに、勝利すればゲラクの影響力は消えうせます。そうなれば、ジャファ連合は偉大な指導者に引き継がれる。
その人物に引き受ける勇気があればですが・・というとわしかとブレイタクは言う。
他にいますか?とティルク。
ダメだ、他にまだおるというが、相応しい知恵と力を持つのはあなただけだと・・・
似たような厳しい状況に直面したのはついこの間だ。あの時、不可能と思える状況の中で、バールの艦隊を打ち破り、ゴアウルドの抑圧から奇跡的な開放を成し遂げたあのときも、今のように母艦の指揮所に立ち戦いが開始されるのを待っていたことを思い出す例え結果が、どんな形で現れ現れようと、兄弟たちの命を、奪うのはこれが最後にしようと誓ったとブレイタク。
ティルクはもうこれでジャファの血が流されることはありません。おれを信じてください。と去る。

ヨーロッパで感染が広がり、アフリカ大陸でも疑いのある患者が出てその地区を支配する群発が戒厳令を発動したとウォルターはハンクに報告。そこにカーターが・・・
ワクチンは難しく、この伝染病には頻繁に変異する特質があり、オリジナルのウィルスのDNAが必要で、疫病を広めたプライアの血液サンプルが手に入ったが、ワクチン合成には至っていないという。

オーリンの部屋にハンクは向かった。ハンクは、もう一つだけ助けて欲しいことがあると依頼する。
ティルクたちの母艦近くハイパースペースから大艦隊が出撃。それはゲラクの艦隊で、抵抗するならばとティルクに返事を尋ねる。

今回の後半ストーリー簡略概要
艦隊からは、ティルクが返事を伝える。まだ平和的解決の道が残っていると信じている。地上に降りて話し合おうでないかというと、ゲラクは承知する。

ダニエルたちの元に、ハンクが向かった。プライアと話し合いの場だが、宗教論のためつまらない。ハンクは国に誰を残してきた?妻か?子供か?私には娘がいる成長にそばに入れなくていまでも後悔している。子供のことを思い出さないか?
全てを捨て去る前に、家族と共に過ごした。当たり前の日々のことを・・・オーライなの高みの存在などさっぱりわからん。だが、彼が知っていると指をさした先は、
なんとオーリン。オーリンは、プライアのことを次々と語りだす。

「やぁダマリス、名前か?君のことなら銀河に足を踏み入れた時点で、全てわかっている。僕は高みの住民だったでも人間に、オーライのことを警告するために、この姿になってやってきた。そう決断したことで、高みの記憶を失うという重い代償を払うことになった。でも後悔はしていない。」
オーリンは、さらに家族構成についても話し出す「君の名はダマリス妻はアディーナ息子はジェイデント、アロンの2人」
オーライはオーライに従うものを誰一人として高みに上げてはいないと話す。
ダマリスが何かをつぶやき出すと、突然サイコネシスの能力が再び戻ってしまう。ハンクは、吸い寄せられるように引かれ、首を絞められるが、銃でダマリスは撃たれてしまう。オーライがはるばる銀河にやってきた理由を話していたとオーリンは言う。
オーライがやってきた理由、
それは、エンシェントを滅ぼすためだ。
その言葉に、一同は、何もいえない。

ティルクとゲラクは、話している。ティルクはゲラクをある場所に呼び、自由について述べる。ここでも宗教活動をするプライアゲラク。ティルクは、ある石碑を見せる。短命に終わるかどうかを決める日にこの場所以上に相応しい地は無い。タズクスエルの戦場跡、おまえの父親が、命をささげた場所だ。ゲラクおまえは反乱が形を成すはるか以前から父の死を契機に神と名乗るものたちが本当に崇拝に値するかどうか、疑問を抱いていたはずと言う。
ゲラクは、オーライを見ていないからだと話す。
死者をよみがえらせたか?病人を治したか?敵を倒すのに、手の一振りで倒したか?
「ゴアウルドには欺かれたが、オーライの力は本物だと信じている。」とゲラク
「神を図る基準は何だ?その力の大きさか?それとも力の使い方か?俺たちを悟りに導こうとする神が信じようとしないものたちを無慈悲に虐殺するのは矛盾していないか?」とティルクが言うと、信じぬものには死あるのみ。とゲラク。
流血だけは避けたいそれだけだと話す。

「まず俺からやれ」と、ティルク。
「抵抗か奴隷暮らしに戻るかどちらかを選べといわれたら、自由のまま死にたい」その言葉にゲラクは戸惑う。

SGCでは、ウィルス検査をハンクは行っていた。なんともないってというハンクだが、ナムから、言葉が・・・血液検査の結果陽性だったのだ。

夜明けの前が一番暗いウェディングプランナーだった親父の口癖だよとハモンドがブリーフィングルームに入ってきた。
ティルクに会えずに帰らなきゃならんのは残念だと話す。ピーターソン基地からワシントンに向かう予定だ。
ランドリー将軍のためにも力をあわせて頑張ってくれといわれる。

ハンクはもう病人状態だ。ダニエルとミッチェルは、陰性だったが、オーリンは、総合検査の結果、退行プロセスが加速した。ナムが話すことで、これまでの敬意がわかる「母親とは音信不通。さらに6歳のころからハンクは全く仕事ばかりでナムの相手をしていない。」

だけど今はパパにとってどんなに辛いことだったかちょっとわかってきた、このまえママに話したとき全て打ち明けて、安心させたかったけど出来なかった・・・辛かった

といっていると予定外のワームホール接続が・・・それはティルクで、後ろにはゲラクがやってきた。ティルクは銃を下ろせと命じる。カーターは銃を下ろさせる。
ゲラクが病室に入ってきて、ティルクは、コントロール室へやってきた。ゲラクが助けてくれるというと、ゲラクは躊躇っていた。何を躊躇っている!とティルクが言うと、
ゲラクは助ければ俺は死ぬというのだ。
だが自由のまま死にたい!と杖をつくと、一気にゲラクは燃え上がり消えてしまった。しかしあたりは、ゲラクによりみんな正常に戻りウィルスを全て消しさったのだ。
全世界でウィルスによる死亡者は3000人を超えたと見られますが、専門家は数百万人が死んでもおかしくなかったと専門家が述べているようにワクチンが配布される中、多くの人の疑問は何故広まったのか?発生源は何処か?

ナムはゲラクだけでなく、基地の人々を治しその抗体を作り出せたのはオーリンのおかげですという。プライアも二度とこの方法では攻撃を仕掛けてこないでしょうと・
まだいくらでもレパートリーはあるさとミッチェル。
オーライにとって今回の敗北は些細な躓きに過ぎない。この程度で銀河への侵略を諦めるとは思えない。目的はエンシェントの絶滅だからだ。
直接脅威が降りかかるとわかったならばエンシェントも自衛手段をとるんじゃないか?とハンクが言うともっと脅威が身近になれば、そうするでしょう・・・
でもまだ・・・
オーリンの具合は、体調は落ち着いているしかし脳へのダメージは完全に進行してしまった。

ジグソーパズルを作っているオーリン。彼は精神病院におり、カーターは、病院を訪問。オーリンが「やぁ君は誰?」というと私はサマンサ、手伝ってもいい?と言うと、「いいよ」とオーリンは答える。僕が外側を埋めるから君は、内側を埋めてよ、と2人でジグソーパズルを行っている。
今回のポイント
・ソダンに向かったダニエル、ミッチェル。果たしてプライア対策の武器は効果があるのか?
・プライアになったゲラクは、ジャファ評議会をどうしていくのか?
・地球に進行していっているウィルスにSGCはどう対抗するのか?
・オーリンの脳は果たしてウィルス抗体を作るに至るのか?
今回の重要点
・ソダンの住民は、プライアに対し反逆を示す。
・ブレイタクは、ジャファ評議会をまとめることになるのか?
・ティルクが、ゲラクの説得に成功。そしてウィルスをついに!
・オーライが銀河にやってきた目的は、実はエンシェント抹殺
オーライが人々に崇拝を求める理由は、それによってエネルギーを吸い上げるため。
小エピソード(笑えるシーンなど)
・プライアに対し、あんたらは、ちゃらんぽらんな百科事典のセールスマンだ。それも会社にだまされて、こき使われている。と言う比喩を使うミッチェル。ダニエルもいい比喩だなという。
・たしかノルウェイのチーズだったと思ったな?GかJで始まるなんだったっけ?ジガハーストか、グジハーストってやつだ、そいつをサイコロ上に切って、卵の白身にほおりこんで混ぜる。それにアボガドを加えてフライパンでやく一丁上がり。最高のオムレツだとミッチェル。

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