#184「罪深き感染 前編」 |
THE FOURTH HORSEMAN |
地球 ダカラ |
採点(5段階)★★★ |
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(シーズン9のストーリーは4部構成にて更新していきます。) 前半部分 ストーリー概要 後半のストーリー簡略概要 今回のポイント 今回の重要点 小エピソード |
前半部分 ストーリー これまでのオーライ信仰の映像さらには懐かしい異星の恋人のオーリン登場。 ミッチェルとダニエルは、高みの存在からの我々への考え方について語っていた。 そこに、匂いが強烈なものが・・・P2X885からの潜入捜査を終えたSG6が帰ってきた。彼らは、温度差の激しい地方から帰ってきたため匂いが激しかったのだ。 ナムの検査の後だと言っているが、冗談で、ついでに体も洗ってもらいますかとフィッシャーはいうのだが、それは将軍の前では言うなよとバーンズは言う。すかさず俺の前でもだとミッチェルは話す。ブルックスはナムが将軍の娘だと知らなかったのだ。P2X885は既にオーライの手に落ちていたとバーンズは言う。すでに今月3個目だとミッチェルはダニエルに話す。 一方ダカラでは、ゲラクは起源の書に熱中。そこにプライアがやってきた。宗教団体の話をするプライア。ゲラクはジャファたち全てを命に代えても従わせるとプライアに伝える。 アヌビスの試作品だったケイレックを調べた結果プライアの特殊能力を、封じるテクノロジーの開発が可能と思われます。アンチプライア癌の作り方が書いてある。 ケイレックを射殺で来たのは彼はミッチェルに集中していたからだ。全能ではなかったというのは考えられる。プライアもケイレックと同じだと言う考えだ。 ケイレックが超能力を持ったのも高みに上る寸前まで進化していたからで、オーライもそのレベルだと考えられる。 リー博士とカーターは、フィールドジェネレータを使い変動性の超音波でその領域の活動を、無力化できないか研究するとカーターは言う。この二日以内にいい結果が出せそうだと・・・ハンクはあまり期待はしていないようだ。 カラナのジャファがプライアの知恵に注意を払っておれば空しく死なずに済んだ。とゲラクは評議会で述べている。ブレイタクは、軍事侵攻に対し、自らを守ろうとしたのだ。オーライは我らの銀河を侵略し、力で我らの支配をたくらんでおるのだと答える。永遠の命にいたる知恵を授けようとしたオーライに彼らは武力で対抗したのだとゲラク。罰せられても仕方なかろうといっているところにティルクがやってきた。 何千もの命が亡くなった。だからこそ、従うべきだと・・ブレイタクとゲラクの討論が続いている。ゲラクはオーライの言葉を信じると 評議会は一時休会となる ブレイタクは、ティルクに完全に評議会は、ゲラクに向いていると答え、子供達にも、教えろという教えで、評議会で決定すれば全てのジャファがオーライに従うほか無くなる。それだけは止めねばならぬと言う。 さらにブレイタク、ティルクのせいでエンシェントは高みに上る助けにならぬとわかってしまったのだ。その答えは、オーライではない。しかしゲラクも歳で評議会のメンバーもだ。永遠の命にはオーライにかかるほか無いのだ。それだけでもオーライの提案は重みを持っている。 脳のメカニズムを調べているリー博士、二日以内と言うカーターの言葉に驚く。 何故そんな無茶な返事をしたんだと投げやりだ。関連性の無いデータの山とたった一つの理論しか手元に無い。そんな状況でどうすればいいのだというのだ。 カーターに皮肉を言うのだが、カーターはイヤホンをしながらだったため聞こえていなかった。そんなカーターに上から見る姿が・・・ バーンズ中佐は、3時間前からだがだるいと言って医務室に・・・それから1時間後には立つことも出来なくなった。高熱に胸の痛み、呼吸困難。P8X412で住民に見られた症状と全く一緒だ。病名プライヤ病フィッシャー中尉を探さないとナムは言う。 フィッシャーは、ハモンドの軍の公演を聞いていた。公演も終わり、フィッシャーは、ハモンドに握手を求めに行っていたところ、(ここはスローモーション) 免疫スーツを着たメンバーがぞろぞろとやってきた、フィッシャーはそのまま車に乗せられSGCに戻される。 885帰還後免疫の検査をしたか?とハンクがナムに尋ねると、412の騒ぎ以来特に念入りにしているのだが、存在しないウィルスまでは無理と答え、この菌蕪は、未知の電子構造を持っていて、始末の悪いことに目の前で変異すると言う。 そこにミッチェルがやってきた、フィッシャーを見つけ、その場に居合わせたものも隔離済みだと答える。SG6でプライアと直接接触したのは、フィッシャーだけだったが、ライアン上等兵にも初期症状が出始めている。それにブルックス中尉も隔離室。フィッシャーがこの基地を出て行く前に、誰と接触したのかわからないしどこまで広がるかも未知数。 フィッシャーに話を聞くと、星を去る二日前、ライアン上等兵とフィッシャーは、朝の礼拝にプライアが説教をしており、正体がばれていた可能性は無く、自分たちが地球人と星の住民すら気づかずプライアが人々の間を回って頭に、手を・・・祝福の儀式化と思ったというのだが、その返事にミッチェルは、質問する。おまえも頭を触られたのか?スイマセン・・・たいしたことではないと判断し報告書にも書かなかった。 どうしてフィッシャーは発症しない?とミッチェルはナムに聞くと、彼は選ばれた保菌者だからだ、かれが発症して死ねばウィルスを伝播できないからだ。 ハンクに彼がゼロ号患者だとナムは答える。 ピーターソン基地から連絡があり、ハモンド将軍のスピーチを聞いていた聴衆の中から、2名プライア病患者が出たと報告があった。将軍は無事である。 フィッシャーが途中立ち寄ったレストランやガソリンスタンドは、疾病予防センターが、現場の隔離措置をとっている。州内の病院や、全医療機関に、緊急通達も出した。ハンクは、新種のインフルエンザだということで、誤魔化しマスコミに発表予定なのだが・・・ミッチェルはフィッシャーの経路を正確に辿ることになった。 ナムは消毒と防毒スーツの着用を忘れないでと伝える。 基地スタッフだけで12人が発症。うち4人が初期症状、患者の半数は帰還直後SG6に接触しているけど、残りはそうじゃない。ということは最悪のシナリオが・・・ ウィルスは空気感染で強力。 そこに予定外のワームホール接続。 ティルクからで、暫くは戻ってこないよう伝える。評議会の件で尋ねると結論はまだだった。ゲラクの降参を受け入れる可能性が高い。 ティルクはチューラクに向かい、断固オーライを拒否する考えを広める予定だ。 ミッチェルは、フィッシャーが向かったガソリンスタンドに辿り着き、そこはセルフスタンドで、使ったポンプは22人が使って、クレジットカードを使った6人は追跡が可能だが、他は・・・ハンクは、知事にも報告したが、この州を封鎖しなければならない。 すでにスタンドの店員も発症してしまっている。搬送される映像が・・・ ガンガンステレオで音を立てているリー博士。中に入ったカーターは驚く。カーターは慌ててスイッチを切ると、リー博士は、周波数をテストしており、耳栓をしていた。 聴覚は脳の特定の機能に直に繋がっているそして異なった音域には、異なった反応を示す、しかし、その特定の場所が何処かを、細かく突き止めるのには短時間では無理だとカーターに答える。そんなときカーターは視線を感じていた。 フィッシャーの相手をしたレストランのウェイトレス、コック、店長が発症したとミッチェルは通信する。所在不明の客が14人、ローカルと全国全てのラジオとテレビで呼びかけている。外にはマスコミがカメラを回し続けている。州境は結局封鎖できず、早くもユタとカンザス、それにニューメキシコで患者が見つかった。 あまりに早くウィルスは伝染して行っている。 ウィルスのニュースが流れるテレビの放送を見て、頭を抱えるハンクだった。 リー博士は八方塞だとまったくお手上げ状態。カーターも頭を悩ませていた。 リー博士はコーヒーを飲みに席を外すと、「あと一息だ」と少年の声が聞こえる。カーターは「わかっている」と思わず答えてしまうが、振り向くと、そこには確かに入ってこれない少年が立っていた。「やぁ、サムまたあえてうれしい、会いたかった、」「あなた誰?」「こんな姿で現れるしかなかった、僕だよオーリンだ」 |
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今回の後半ストーリー簡略概要 高みから降りてきたオーリン、彼は、プライヤ対策に悩む地球のために駆けつけてきたのだ、しかし前回は大人だったのに何故子供なのか?それは、エンシェントの頭脳が大人では耐え切れず、まだ発達途上の子供でないと無理だったのだ。 それでも耐え切れず記憶がなくなっていくのは時間の問題だ。 早く知識を手に入れるため話を聞かないと・・・今回オーリンがアザーズが消すはずの記憶を残したのは、オーライに対して警告の必要を認めたからだ。しかし実は知らないことの方が多いはずですと言う。「遠い昔オーライとアルテランは、一つの社会に生きていた。共に高みに上る途上でしたが、哲学的な考えの違いが出てきた。オーライは次第に、宗教的信仰にのめり込んでいき、アルテランは、宗教よりも科学に心理を求めたため、両者が対立、衝突が起こりかけた。しかし戦いを嫌ったアルテランは、船でこの銀河に去った。両者は、高みに上ったが、オーライは自分たちの、作った人類に起源の書と呼ばれる宗教を作った。でもその宗教の中核をなす信仰に与えられるたいかというのは大嘘です。 オーライは信者達を高みに導かず、分け前がなくなるという。 それは信者達から吸い取るエネルギーのことだ。人間のオーライに対する信仰が物理的エネルギーに転換されるってことだ。 そのためエンシェントたちは下界の考えに鑑賞しないという厳しいルールを作った。(ここの通訳は、アルテランとエンシェント二つ使っているけどどうなの?) オーライは自らの意志を捨てたものの生命力を吸い取って自分たちの力を増している。オーライのいう救済の約束の見返りは全く無意味だし、それしかありません。 プライアはつかわれているだけだ、プライアが信者の数を増やせば、それだけオーライは強くなる。アルテランにはオーライを止める力が無い。仮にあったとしてもオーライに挑んで戦って勝てるかどうかも疑問だしそんな努力がより上に達するために、 必要かも確かじゃないんです。僕にいえることはもし、この銀河がオーライに膝を屈すれば、みんなの不幸だということです。 「非常に重要な話だったため、詳しく載せてしまった」 ゲラクは、プライアに、信仰は広めておるが、ある場所は進んでおらぬではないかと怒られ、ついにゲラクは、動きだした。その場所とはティルクたちがいるチューラクだ。 オーリンは、プライアのウィルスのためにも、協力する。(疫病を簡単に治す力はないと言う。) 病院でもウィルスにかかった患者と急病以外は受け付けないものがほとんどになってきた。そこにミッチェルから連絡が入る。フィッシャーの触れたガソリンポンプを使った客の一人が、封鎖実行直前に、飛行機にのってしまった。行き先は、デンバー行きの便だが、シカゴとニューヨークに乗り継ぎ便が・・・事実上封鎖は無意味となってしまう。 オーリンとカーターは9時間もあのスーツで働いており、ようやく食事の時間をとった。人間の社会的しきたりなどを話し、カーターに愛を告白している。さらにオーリンは片道切符で下界に下りてきていた。自分の心の声を聞くのに慣れていて同じことを繰り返して言うようになってしまっている。しかしオーリンの様子がおかしい、時々しゃべっているのが、僕なのか彼なのか区別が出来なくなる。まだ君を思っているって言ったっけ?と再度言ってしまった。 感染者は 5000名多くはコロラドスプリングスから、デンバーカーに集中している。 ニューヨークとシカゴでは、ユタ州で45名がニューヨークで36、シカゴで、20サンディエゴでも、20。国中が大パニックとなってしまっている。 封鎖を繰り返していたのだが、漏れがでてそこから次々と伝染していっている。 今のところまだ死亡者は8名、ここのスタッフが5名、しかしこのウィルスの特徴は潜伏期間が長く、探知を遅らせ出来るだけ拾い範囲ではやらせようと言うのが強い。死亡者の数は急激に増える可能性が高いのだ。 カーターはハンクに、対プライアの装置の試作品が完成したことを報告。疫病の治療薬の開発に息詰まっている。成体サンプルが必要で、フィッシャーに移したプライアの血液サンプルが必要だ。プライアは自らのDNAを捜査して、ウィルスを作ったと考えられ、その後変異を繰り返しているがもととなるDNAがあれば、治療法がみつかる。情報に寄ればそのプライアは明日戻ってくる予定だ。ダニエルたちはプライアに真実を伝えて、180度の転換は無理でも、こちらに向かせる方法は考えられられるはずだと・・・高みに上れる可能性が無いとわかればそれだけでも高い。 対プライア対策の装置の説明をしている、超能力を防ぐには超音波である脳の一部を攻撃し、出来なくする。あの杖も精神力で動いている可能性が大だ。ミッチェルは想像だけだとして反対するのだが、リスクは承知でやるしか方法はないとカーター。 周波数は何種類か違うものがセットされている。一つが駄目なら次を試してくれる?とカーターは装置を託す。 チューラクでは、ゲラクの艦隊が来ることに対して、どう対策を立てるのか考えているが、敵は6倍のため勝てる見込みは無い。話し合っているところに、丸腰でゲラクがやってきた。ティルクはよくも顔を見せられたな!と怒鳴るがゲラクはオーライの力には到底抗えん、無益な戦いはよせと戒めにやってきたという。警告は与えたと、ゲラクは去った。 オーリンは、PCをさわり、まだ眠らずにいた。DNAの配列プログラムを済ませたら寝るよ、プライヤの血液サンプルを手に入れたらすぐに解読作業に入られるように時間との勝負だからねと、言っているのだが、カーターは、その配列プログラムなら2時間前に済ませたわよと話す。 カーターはオーリンにナム先生に見てもらってというのだが、彼女は患者で手いっぱいだと受けようとしない。頼みの綱だから倒れられたら困るとカーターは再び頼む。 ゲラクは、チューラクに発砲できる状況にいた。しかしまだそれを行わない。 再び宗教活動にやってきたプライア。ゲラクは、いつか彼らも従うはずですといい、ジャファのこころを捨ててはいない。、プライアは、なんと、ゲラクの魂を連れて、オーライの元セレスティスに連れて行く。 ミッチェルたちは、再びソダンへ向かう。注意深く進むダニエルだが、ミッチェルは、2週間過ごしたと、態度が大きい、すると突然ソダンが現れ、ダニエルは武器を落とし、強くなっているミッチェルは、ソダンの戦士にも一歩も引けをとらない。 しかし他の兵がさっさと捕まってしまい、ミッチェルも捕まってしまった。 ナムは、オーリンの脳をスキャンしたところ、彼の脳は、ケイレブのように脳が活発であるが、もうシナプスの分泌の制御が限界にきており、耐え切れなくなってきている。このままでは脳が死んでいってしまう。 ハンクは次々と患者が増えてきている状況で連絡を取るのに必死だ。ウォルターがホワイトハウスの公式声明を持ってきた最新データでは13の州で8000人を超す患者が報告されている。この報告を受けて今朝0800大統領はアメリカ合衆国の全国境を閉鎖するよう命じられた。アメリカに向かっていた船舶、航空、車両などはすべて行き先を代替地に変更された。わが国は完全な隔離下にある。 ティルクは、ジャファ評議会で全員が集まるまで審議はやめるべきだといっているのだが、そこに、ゲラクがやってきたが、彼にはバースマークも無く、なんとプライアの杖を持っていた。彼は、オーライに魂を明け渡したのだ。 |
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今回のポイント ・オーリンが登場、かれが やってきた理由は? ・ジャファ評議会ではますますプライア支援者が増え始めている、ゲラクの権力は増すばかり。 ・プライア病がSGC基地に侵入、そのウィルスは空気感染で一気に広まっていく。 ウィルスを止めることが出来るのか? ・ゲラクがチューラクの攻撃を決意。果たしてブレイタク、ティルクはそれを阻止できるか? |
今回の重要点
・オーリンが登場したが、彼は子供の状態だ。その方が、エンシェントの知識をより多く使えると判断したからだ。 ・ジャファ評議会では、80%以上がゲラクを支持、しかしブレイタクをはじめ、反対派も多数いる。その反対派があつまる、場所チューラクをプライアは攻めるよう指示。 ・再びソダンに向かったミッチェルたち。ミッチェルはあの戦い以来武力が優れている。 |
小エピソード(笑えるシーンなど) ・アンチプライア癌の作り方が書いてある。というカーターに。「癌と言う文字はどこにも書いてないけどなと答えるミッチェル。 ・カーターがオーリンに言われた「ジャマしないでくれる?」は今までカーターが他の人に言っていたことで、初めてカーターが言われるのを見てしまった。 ・プライア対抗策について「全て想像だろ、想像だけなら俺も空を飛べる。」とミッチェル。 ・クレイジーが好きでこの仕事についたんだけどとミッチェル |