#176「アヴァロン 後編」
AVALON PART2
地球 アルテラ ダカラ
採点(5段階)★★★
(シーズン9のストーリーは4部構成にて更新していきます。)
前半部分 ストーリー概要
後半のストーリー概要
今回のポイント
今回の重要点
小エピソード
前半部分 ストーリー
ヴァーラとダニエルは、迫り来る壁に困惑していた。そこで、ダニエルは再び鍋にフタをして、再度開ける手段を考え出す。真実は一つ宇宙は無限だ。こっちの鍋に宝があるというのはウソで、こっちが宝だと、開けるとそこにはコインが入っていた。
すると、壁は一気に元に戻り通路が出現、ダニエル達は助かった。
ダニエルはミッチェルたちを気にし救助に向かう。ミッチェルはエンシェントの文字が読めないため困惑気味。ダニエルに伝えながらその文字の一部の解読に成功。
十項と反射を表す言葉だ、仏教で言う八堂を探せだと言うが、悟りに至る為の、八つの武器だ。ミッチェルは訳わからず、戸惑っていたが、ふと見てみるとそのパズルの文字に共通点がわかった。4・・・それは4が反射して重なっている。順番に並べて、置いた所、無事に脱出に成功。
そしてミッチェルがエクスカリバーを抜くと、剣士のホログラフが出現。

非常に剣術に不慣れなミッチェル。一応大学でフェンシングをやっていたが、それとこれと違う。ティルクは助けるため銃を撃つが、ホログラフでやられない。しかも剣士は、ミッチェルを切り、血などは出ないものの激痛が彼を襲う。
ヴァーラも彼そんなに上手いと思えないけどな?といっていると、実は、途中で退部したのであった。さらに足を切られ、剣をティルクに渡すが、通り抜けてしまった。つまり抜いたものしか使えない。見てられないと転送リングに戻ろうとしたが、ミッチェルは、突然南極大戦の後のリハビリのことを思い出した。まだ諦めてはいけない。
すると剣士を次々と捉え出し、そしてついに剣士を倒すことに成功。
ダニエルは剣を抜いたもののセンサーがあるとしたら危険だとして、ダニエルたち3人はミッチェルを残して転送リングでプロメテウスに戻る。
すると地響きがあったため、ミッチェルも戻ることにした。ダニエルはすぐにヴァーラに尋ねる、何を盗んだ?
すると、ヴァーラは、誤魔化すが、鍋にあったコインを盗んでいた。それを持ってミッチェルは戻ると、元にあった場所の鍋にコインを戻す。地響きはなくなった。
戻ろうとしたが、剣をミッチェルが戻すと、突如多くの宝が転送された。

宝の探索を始めると、ダニエルは本を見つけ、昔々あるところに宇宙の旅と言う大冒険に出た種族がいました彼らはアルテラと呼ばれており、長い年月(数千年単位)の末に、偉大なる星の、集束帯を見つけました。
アルテラは、新しい故郷をアバロンと名づけ、多くのアストリアポーターを作った。
それはスターゲイトだとミッチェルが言うが、ゲイトを作ったのはエンシェントとヴァーラがすぐに突っ込む。
エンシェントが進化した種族であることは調査で明らかだが、この本に書かれた内容は、それらを示す具体的証拠だ。そしてそこにあるものが発見される。
その装置とは?

SGCに戻ったSG1はすぐにハンクに報告する。ペガサス銀河でレイスに破れたエンシェントは、高みに上ったが、残された連中は、アルテラ人たちはその文明を、地球に伝えている。つまりエンシェントの種族はまだ他にも存在するはずだとダニエルは言い、最重要課題はアルテラ人の発見で、なんといっても彼らは、ゲイトを作ったと・・・ハンクは、膨大な宇宙の中でどうやってアルテラを探すのだと逆に質問。
グラッソンベリーで見つけた装置は、銀河間の伝達装置かもしれないとハンクに押す。進展があったら頼むよとハンクは言って部屋に入る。
そして再び出てきて、何故彼女がまだ基地にいるのか教えてくれんか?という。
(それはブレスレッドのせいと思うが・・・)

ダカラでラクナーとティルクは、ある件について話している。それは、ゲラクという権利欲にとりつかれた人物が、評議会の選挙で勝ってしまうほど勢いをつけてきていることだ、その際に何故、自由を求めて戦ってきたのに、タウリの人間と過ごしているという状態にラクナーはティルクに対し、腹を立てているのだ。しかしタウリの友人の働きがあったからこそ今のジャファがあると話す。今何故、エンシェントのことを探すのだというと、エンシェントの知恵がゴアウルドや、レプリケーターを倒した。後に、ジャファを統一する手立てがあるかもしれないとティルクは言う。

再び伝達装置の調査を考えているダニエルたち。そしてダニエルはこの装置が見慣れたものであると気づいた。
「理髪師ジョーの奇妙な夢」で出てきたあの伝達装置だ。エンシェントの遺伝子が必要と考えられたが初期化してしまえば誰でも使えるとリー博士は言う。
ただし初期化には遺伝子がいるとミッチェルが推理すると当たりだとリー博士。
ダニエルは特別な権利があると思うよと志願する。ミッチェルもエンシェントの専門家だと認めるが、2個あるため後は誰が?ヴァーラが志願する。伝達装置だとダニエルが言ったが、伝送装置だったらいけないと言うことだ。
まずは動かすことだとリー博士が言うが、結局2人を同時においてみることにする。
するとクリスタルが光ったと思ったら、2人はブレスレットの時と同じように倒れてしまった。

そして2人は遥か遠くのアルテラまで飛んでいった。2人の意志は、ある夫婦に入り込んだ。共に2人の意志はダニエル、ヴァーラのもので、家なりを見ても古代の服装だ。鏡を見ると身なりは違う顔だ。
今回の後半ストーリー概要
一方地球に残されたダニエルとヴァーラの体は脈拍など正常。瞳孔は少し開いている。放射線の類も考えられるため防放射服でリー博士たちはダニエルたちを診ている。とりあえず睡眠の状態のため、いきなり石を外すのは逆に危険じゃないか?とラム博士は言う。ダカラの状況もここに似たようなものだと
伝達装置ならばこの女性とコミュニケーションが出来ないという。この女性の意識や思考、記憶、どれにも一切アクセスできない。
ジャックと床屋のジョーも相手の視野で見えたと話している。
相手の肉体はコントロールしたわけでなく、ターミナル装置に繋いだわけじゃないから、これが本来の使用方法なのかもしれない。一時的な意志の送信機だ。
逆にヴァーラは何故ここなのかをダニエルに問う。彼女が考えていたエンシェントの生活と衣装と違ったらしい。名前もわからないのにといっていると、ダニエルはハリドとサリスだと言い出す。何故わかったかというと、壁に貼っていた。ダニエルは言いたくなかったが夫妻だった。

外に出た二人は、しけた生活に驚く。ゲイトを作った種族とは別物だとダニエルも同意する。そこにハリド、ハリスと呼びかける声が・・・礼拝で会おうということになったが、ヴァーラは文字が読めない。それ以外はエンシェント語に勝手に訳してくれるらしい。

SGCでは、ラムにハンクはディスクを置くべきかどうか尋ねる。実はそういうことじゃなく、伝達装置について別の銀河で話をしているなんてありうるかを尋ねたかった。
キャロリン・ラム博士もわからないと答える。

挙りてオーライを崇めよと聖職者が火を灯す。礼拝で話が続けられる。そこにある人物が現れ、待っているぞ、ブライの時、光のポーチでと言うが、ダニエルは全くわからない。しかもその後6時間も平伏したままだった。ダニエルは、ブライの時光のポーチでという言葉が気になっていた。さらにダニエルはこの2人に入ったのは何か意味があるはずだと探していた。この2人から離れる方法もヴァーラは気にしている。起源の書オーライを称えよという本を住民が読んでいた。中身を見たほうが?とヴァーラが言うが、6時間も崇拝していたんだ意味は理解できたとダニエルは言う。
しかしヴァーラはこれは見慣れていると本の中身を見せる。そこには地球で見慣れているものが二つ載せられていた。
そして先ほど礼拝の際にあった人物が表れ、何故来なかったとやってきたのだ。
既に疑われているんだ、行動に注意しろという。親友でなきゃ罠にかけたのかと思うぞと・・・あまりにも話が通じないため、ダニエルは本当のことをこの人物に話すことにする。
ダニエルは伝達装置によってハリドの意志に入っていると話すと、彼は、ファニスと名乗る。ハリドが通信装置だと話していたというと、実は石を見つけ、歴史についてひそかに探っている。あの石を見つけたのは古代の墓地跡を掘り返したときだ。
実はオーライへの冒涜になるとして秘密にしてきた。起源の書がウソだとわかるからだ。異端者だなとダニエルもいうと証拠を見つけたとファニスは言う。
人類はオーライによって作られたとされる時代より遥か昔に生まれているって・・・
オーライの神々がこの星に取り残されたアルテラ人だとしたら?とヴァーラが言う。
彼らも高みの存在に?とダニエルも答える。
しかし高みの上ったら下界のものには介入しないという法則がある。
ファニスはオーライの力を見せられているから、したがっているといい、行政官の妻に挨拶しなかったことはサリスは知り合いだった。サリスを演じるしかないとファニスは言う。

ダカラでは、ティルクはラクナーに会うが、ラクナーは延期は無理だったとして投票が行われたことを話す。ゲラクの動議は、わずかの票で可決した。ジャファは最高評議会が支配する。投票権は複数の連合代表に帰することになる。
武力を備えた連中だ。ゲラクがジャファ連合のリーダーとなる。

ファニスにオーライに高みの存在について話すダニエル。(この辺は省略)
ファニスは仲間は少なく、オーライが全知全能でないことは、これまでのことでわかり出したが、逆にそれは、ヘマをやらかすのを待っている可能性もあると話す。しかしそこにアラー(祭壇)に人が集まっていると、ダニエルとファニスが行くと、真実の秤として処刑台のようなものに運ばれてきたのは、なんとヴァーラ。
しくじったと・・・ダニエルは、止めようとするが、引き止められる。
悪魔に取り付かれたとヴァーラは、信仰が深いとオーライが守ってくれるさもなくば炎が襲いチリになるであろうとそして炎が灯されると炎がヴァーラの座っている場所に向かってくる

SGCにいるヴァーラたちの心拍数が上がっている。しかも石は全く外すことも出来ない。
ヴァーラは何も話すつもりはなかったというが、一杯飲む前に話すのが決まりだと、丁寧に事情を話しだしたが、悪魔にとりつかれていると、行政官の妻が叫び出したという。ダニエルは、周りの人々に、誤解だと言い出すが、全く止める様子もない。

ヴァーラは容体悪化、ラムは鎮静剤を打つ。

ヴァーラは、炎に包まれ焼き尽くされてしまった。
SGCのヴァーラは、心停止、ミッチェルは、伝達装置を撃とうとするが装置を壊すと2人とも死ぬかもしれんとリー博士は止める。電源を切ることを考えろと・・・

チリをなった後、そこに装束をまとった人物が現れる。焼き尽くされたサリス(ヴァーラ)の手首には、ダニエル達もつけているブレスレッドがあった。(つまり彼女達の接点はブレスレット?)

ヴァーラの心停止は続く、そしてついにラムは諦める。

装束をまとった人物は、サリスに対し光を杖を当てると、彼女の体など復元し全てが、復活する。SGCのヴァーラの鼓動も戻る。
ダニエルとヴァーラは装束をまとった人物についていく。
オーライの子らに恵みあれと言うと・・・オーライに感謝をと住民は告げ立ち上がる。
オーライを崇めよと聖職者は言う。
今回のポイント
・アルテラとはエンシェントで高みになれなかった種族の一部。しかし能力は高い。
・・ハリドとサリスに変わったダニエルとヴァーラ。彼女達と変わったのは訳があるらしい。
・アルテラ人が作り出した伝達装置は、遥か離れた銀河との種族に可能。しかし肝心の出て行く方法がわからない。
・ハリドたちが見つけたのは墓地跡を掘り返したとき。だが、それはオーライへの冒涜とされるため秘密にしていた。
・アルテラでは人類は、オーライが作られたとされているが、それより前に生まれていることがわかったため、ファニスたちは秘密にしていた。
・残ったアルテラも高みに上った可能性がある。
・崇拝は約6時間座りっぱなしだ。
・ティルクが留守の間にジャファ評議会の投票が行われ、ゲラクがジャファ連合のリーダーとなってしまった。
・焼死したサリスだが、オーライの能力により復元した。
今回の重要点
・ダニエルは宇宙は無限だと言う格言を思い出し、再度鍋のフタをして開ける方法を極限の状態で編み出す。さらに、ミッチェルたちにアドバイスを送り、ミッチェルは並び替えに成功。
・ここで全く別離に動いているジャファ評議会の件はなにか気になります。ゲラクとは一体何者?
・伝達装置は一体何のために存在するのか?ハリドとサリスは何のためにそれを拾っていたのか?

・アルテラはどこの銀河に存在するのか?
・ラム博士は一応ダニエルの本当の妻ですが、一体彼女の強気な性格は何でしょうか?新たなキャラとしての目的があるのでしょうが・・・
・伝達装置が今後使われる可能性がありますが、どのような目的で使用されていくのか・・・かなり危険な賭けによく簡単に出て行った。
・伝達装置は、文字は読めないものの、言葉は勝手に訳してくれる
(こんなことあるわけない)
・ラム博士とハンクは会話から何か因縁がありそうに思われる。「ボスがボスだから・・・やりにくいったらありゃしない」
・果たしてオーライとは何者か?
小エピソード(笑えるシーンなど)
・ミッチェルは八堂を探せにいらだっていたが、突然思い出したようにパズルを並べ出す。
・スターゲイトプロジェクトの本心を話しているダニエルだったが、女に出会うためじゃないの?とヴァーラが突っ込む。
・私も自分で一度くらいは探検に出ようと思っている。自ら全てをこなして後、部下に命じろだと。・・・いい映画でしたとミッチェル・・・どういう意味?
・ダイダロスに乗り損ねたダニエルは根に持っており、ミッチェルは「あんた結構根に持つタイプ?」と言う。
・デスクに関して、今のままでいいといい、何でもあるがままじゃ不満なんだからと気軽に意見を言うラム博士。ハンクとは何が?

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