#170「銀河大戦争 前編」
RECKONNING
地球・ダカラ
採点(5段階)★★★★
ゴアウルドの宇宙ステーションでバールのゴアウルドがウに対し、貴族連合はもはや過去のもの、我が主バール卿の強大な力に対抗する為の同盟など無意味だといいにきた。そこで、ウの親衛隊長オシュは、貴様の主は、愚か者よ、支配階級の結束は今も固いというのだが、従うジャファはもろい、神への信仰を疑いだしたのも当然、故に多くのゴアウルドが死んだ、バールは代理を送って賢明だった、そしてウは余がこの手で殺してくれると怒っている。寛大なるバール卿は、そなたに申し入れを伝える託された、降伏と引き換えにそなたに引き続き、軍の保有と、領土の管理を、バール卿の代理として許される。ゴアウルドの全領土をあまねく支配するバール卿の前に平伏す限り、そなたの命は、保障するとのことだと伝える、もしこの申し入れを受け入れられないときは、あくまでもバール卿に敵対する異分子として死あるのみという。そこにジャファよりそのバールの代理に対し、耳打ちが入る。

つれて来いというと、ウは何事か尋ねる。すると、聞きたいのはこちらのほうだと、カーターが2人のカルファイターによって連れてこられる。こやつの貨物船がこの宇宙ステーションに接近しようとしたところ、見張りが見つけ捕らえた。そなたとSG1およびタウリとの関係は、十分承知、この女の突然の登場が偶然で済ませられるか?と・・・そこでウが何をしに来たというと、突然、カーターがウを刺してしまう。
実は、このカーターは分かっての通り、レプリカーターであった。彼女によって、ウは倒されてしまう。その様子に、バールの部下、そしてウの親衛隊長オシュも驚く。宇宙ステーションには、フィフスの母艦がやってきている。

母艦に乗っている、ブレイタク、そしてティルクたちSG1。待ち合わせ時間にやってこないため、ティルクが不思議がっている。アマテラスに対して奇襲攻撃を行う予定だが、無謀すぎると、カーターは告げる。銀河のいたるところで、一斉に攻撃する予定で成功すれば、支配階級にかなりの打撃を与えられるとブレイタク。
でももし失敗すれば・・・とダニエルが言うのだが、
ティルクは、現在、支配階級が使用しているセキュリティコードを苦労の末入手した。我々を味方と信じてシールドを解除するはずだと、成功すれば、この船に乗っているジャファたちが侵入して制圧できるはずだと・・・アマテラス内にも内通者がいる。
他のジャファも偽りのジャファの死を見れば、真実に目覚め、我らに加わるはずと・・
でもラクノルから何の連絡も無いのは悪い兆候じゃないの?とカーターが言う。
それにはティルクとブレイタクは何も言えない

そして、シグナルが探知される。この船に向かってくる船を探知した。それはハタククラスの母艦だ。ラクノルでもない、彼ならば近づく前に連絡する。アマテラスの船と判断し、逃げた方がいいとカーターは言う。
状況的にまずいよとダニエルが言うと、今までいいときがあったか?とティルク。
接近した母艦に対し、ブレイタクは、セキュリティコードを使って呼びかけているのだが、突然、衝撃が・・・なんと 攻撃してきたのだ。シールドパワーが60%に落ちた。
応戦するためにティルクが攻撃するのだが、こちらの武器が全く通じない。
さらに攻撃を受け、シールドはあっという間に破られてしまった。逃げようとするのだが、航行管制システムが応答しないため、船が動かなくなってしまっている。
船を捨てて行くしかなく、デスグライダーで行く?とダニエルが聞くが、ティルクは、リングで下の星に下りてスターゲイトを使おうと行動を開始。
しかしティルクは、気配を感じとめる。なんとドアが開き、なかにレプリケーターが入ってきた。別の道を選んだティルクたち。ダニエルとカーターが防戦していると、ダニエルが転送されてしまった。

SGCに、ジェイコブがやってきた。オニールは、快く迎え入れるが、彼がやってくるときは、いつもなにか悪い知らせのときだ。ジェイコブは、オニールの昇進を褒めるが、レプリケーターがゴアウルドに総攻撃を開始した。ゴアウルドが阻止できないときは、銀河はレプリケーターの支配下に落ちる。数週間でな・・・何故早く言わないんですとオニールが言うと、ジェイコブは何も言わずにグリーフィングルームに向かう。
まさかこんな大問題とはオニールも思ってもいなかったらしい。

何年も前からゴアウルドの船に工作員を貼り付け、やつらの動きを監視してきた。
今では100隻以上の船にビーコンが設置されて、亜空間ネットワークを通じて奴らの、位置を把握している。でジェイコブが持っているのがレシーバーで、亜空間ネットワークの信号を拾えるというものだ。
レプリケーターとバール艦隊の卑劣な戦いも分かるし、トクラ工作員からの最新の、報告もリアルタイムで聞ける。
どうしてこんないいものを今まで隠していたんですか?とオニールが尋ねると、評議会が君らを信用してなかった。気が変わった理由は?と尋ねると、変わってないとジェイコブ。勝手に持ってきたらしい。
評議会との関係は、未だに微妙で、盗みが知れたらますますこじれそうだ。
武器にレシーバーに銀の食器何でもOKですとオニールは話す。
そしてゴアウルドの船のポイントを見せる。大変な量だが、これでも銀河の一部に過ぎないという。範囲を広げると、ゴアウルドのポイントを示すものが次々と消滅して行っていた。ビーコンの信号が停止したことを意味し、船が破壊されたかレプリケーターに乗っ取られたかのどちらかだ。同じような戦いが銀河のあらゆるところで、繰り広げられている。多くのゴアウルド領域がレプリケーターのものとなった。
この勢い進行すれば、数週間後には、ゴアウルドは全滅する。

銀河がゴアウルドの支配から逃れるのはうれしいが、より悪辣な支配者にとって変わられちゃ・・・と言っていると予定外のワームホール接続がなされる。
やってきたのはティルク、ブレイタク、カーターの3人だった。
何が起きたのか尋ねると、目の前でビームでさらわれた、レプリケーターだというと、オニールはため息をつく。
さらに、ダニエルだけか?とジェイコブが尋ねると、考えられるのは私のコピー、彼女は将軍がエンシェントの知識を生かして作られた対レプリケーター用の兵器の威力を知っています。とカーターは説明する。それで、今ではもう無効だとオニールはいうのだが、レプリケーターは常に、先進技術を求めています。他にもレプリケーターの脅威になると恐れている。ダニエルは、高みに上ったとき、エンシェントの知識
に触れた、そのときの記憶は消えた(シーズン6裸の人参照)しかしいくつか細かいところは思い出している。私のコピーは、ダニエルの潜在意識の中に埋もれていると考えたのだろうと話す。彼女ならば引き出せますと・・・
緊迫の中、グリーフィングが始まる。トクラの工作員は、バールの親衛隊や側近にまで浸透している。一番新しい情報によれば数千のジャファ反乱兵が罪を許され、改めてゴアウルドへの忠誠を誓ったとか・・・それでもゴアウルドは負けている。神様の権威も形無しだとオニールは言う。ジャファはあんな機械虫を見たこともない。レプリケーターを疫病のように恐れ、神であるゴアウルドへの信仰を捨てたことに対する神罰だと思っている。今回のことは、ジャファ反乱軍にとって大打撃だ。
仮に俺たちがレプリケーターを負かしてもゴアウルドは自分の手柄とし、ジャファの忠誠心を高め、やつらの信仰が強まるだけだとティルクはいう。
そのレプリケーターを負かす方法だが何か名案は?とオニールが尋ねるが、
カーターは今のところ皆無です。レプリカーターが残していった腕の破片を分析しましたが新兵器開発の手がかりにはなりませんとトールの方もリスラプターの改良も進んでいないというと、トールに現状を知らせろ、これまで何度あいつにかわいいしりを救ってやったことか思い出させてやるといいと

何年もの苦労が数日で水の泡に消えていくとブレイタクは嘆いている。今となっては去ってしまった兄弟達を呼び戻すのは敵うまい、それでも、何か手はあるはずとティルク。たとえ戻ってきても敗北には変わりは無い。機械虫には到底歯が立たんとブレイタクは弱気だ。カーターとトールならば、かならずレプリケーターを倒す方法を見つけてくれますとティルクは言う。その結果をゴアウルドの力だとして、更なる神の権威を見せ付けられたら何の意味もならぬと・・・
今すぐ動きましょう全てが手遅れになる前に、心が揺れているジャファの信頼を取り戻すのです。そして今度こそ、偽りの神を失墜させるのです。どうやるとブレイタクが聞くと、ダカラの人員を占拠しますと・・・苦労が報われるかの瀬戸際です。
だが、ダカラは・・・ブレイタクは言うが、偽りの神から永久に開放するために奪うのですと強気のティルクだった。

オニールにカーターが謝りに来る。それはダニエルが、エンシェントの知識を持っているということをぺらぺらと話してしまった責任について自分にあるというものだ。
一緒に研究すると、許可を与えたのは私だといまさら変えようが無いとオニール。
例のタイムマシンで過去に戻れれば別だがなと。
駄目ですあれは使わないと決めたはず、そんなことをすればややこしくなるだけ。
そこにウォルターがやってきて、トールから連絡が入りカーター中佐を転送すると言う間もなく、カーターはトールによって転送された。

カーターの研究報告と人間型レプリケーターの残骸もここに運ばれている。いっしょにここで調べようという。そちらで何か進展は?とカーターが尋ねると、ディスラプターを無力化させた暗号の解析を試みているのだが厄介でまだ成功していない。
現状を考えて、思い切った考えを実行するほか無いというと、なるほどレプリケーター同士の亜空間接続つまり、残された腕の細胞と他のレプリケーターとの交信を再開して、情報データを獲得しろと・・・そのためには細胞を復活させないと・・・
細胞の復活を行うトール。

オニールの部屋にティルクとブレイタクがやってきた。ダカラの寺院はジャファにとって聖なる場所であるということだ。その場所は歴史的にも重要で、伝説では、アヌビスが死から蘇った地でもあり、初めてのプリメタの儀式もここで行われた。
ジャファをゴアウルドの奴隷にした因縁の場所でもある。何千年にもわたり、かの地をジャファを産み、はぐくんだ聖なる地として敬ってきた。ゴアウルドが、初めてジャファに力と長い命を与えた場所だ。そこを抑えればジャファに変化をもたらすと・・・
もっとも神聖な場所を抑えれば神であるはずのゴアウルドの力に、疑いを持つはず、どんなに頑固がジャファでも、ゴアウルドへの忠誠心が揺らぐ。
そう簡単に落とせるのか?とオニールは尋ねる。落とせるならばとっくの昔にやっていただろう?と・・ダカラはバールの支配域深くにある、通常はおぬしの言うとおり、警戒が厳重だ。しかし、レプリケーターとの戦いで兵は、殆ど出払っている。今ならば制圧もたやすい。だが、それには反乱軍全艦隊による奇襲攻撃が必須だ。
この戦いは2正面作戦で無ければならないと話す。
こっちはゴアウルドとジャファ反乱軍と戦う。おぬしらは、レプリケーターを倒してくれと。

捕獲されたダニエルは、辺りをうろうろと歩く。そこにレプリカーターが現れた。手に入れたい情報があるのとレプリカーターが歩み寄る。そう単純ではないと・・・
気の毒だけど知りたいことはあなたの意識の奥に隠れていると、ダニエルをレプリケーターで捕獲し、レプリカーターは始めましょうかと言う。
ブレイタクとティルクは、ジャファ反乱軍を集め、ダカラの攻略について話し合っていた。しかしジャファ反乱軍もダカラが難攻不落であることは知っているため容易でないことは承知だった。ブレイタクは、トロークに尋ねる。彼はアーロンが正しいという。
むさむさ多くの仲間と船を実りの無い戦いで失うだけだと・・それより差し迫った脅威、レプリケーターに、反乱軍に全力で立ち向かうべきだとするのだが、ティルクは、レプリケーターと何度も戦ったが、数をそろえて勝てる相手ではないと告げる。
しかしティルクは今まで勝っただろう?と言うのだが、これほどの大群じゃなかった今戦えば間違いなく全滅すると話す。勝てる相手を選んで戦うのが戦だとブレイタクもティルクの考えに同意する。
トロークは、ダカラも簡単に落とせるとは思えないという。ブレイタクは、バールがよそに気をとられている隙に、奪うべきだと。寺院に足を踏み入れ生きて戻ったものはいない。だからこそ我らが行く勝ちがある、もし成功すれば多くのジャファが仲間に入る。取り巻く環境が違えば、おまえと同じように考えた、だがいま状況は我々に、有利だ、今戦わなければ俺たちの子供には未来も、自由も無い、待つのは闇だと全員に話す。われらの返事はこの言葉にある、「たとえ、道半ばにして倒れようともその死は自由を得るための、貴重な過程」この戦いが我らの究極の目的のために、役立つと誓えるか?トロークが尋ねるとティルクはもちろん誓えると・・・
トロークは共にダカラを攻め落とそうというとアーロンも自由のためにと同意する。

SGCでは、バールの支配区域は、さらに減りつつある状況を見ている。この24時間で、支配区域は5つも減少した。こんなに戦の下手な野郎とはね?とオニールも、話している。ゴアウルド特有のミスだ、資源の豊富な星に戦力を集中している。
トクラの工作員を通じてアドバイスを送ってもいい。戦略の転換を薦めるんだとジェイコブは言い、実際に戦闘に入るまでは、動きもゆっくりだ、やたら真っ正直に戦わず、後退を繰り返せば、サムやトールの時間稼ぎが出来る。
そういっている間にまた1つの惑星がレプリケーターの支配下になった。
オニールにジェイコブは、バールは支配階級と同様に考えている、相手が何かわかっていない。ジェイコブは、ダカラに終結しているティルクたちを破滅に追い込む作戦だった。それはダカラへの退却を薦めるいうもの。
このままバールの母艦クラスがどんどん戦力を吸収されれば、新しい兵器が出来たとしても、対抗できなくなってしまうとジェイコブが言う。
そこに予定外のワームホール接続が入る。

やってきたのはアイリスを通り抜けてきたバールだった。
やぁバールうわさをしていたところだ、悪口じゃない。とオニール。既に知っていると思うが、余の艦隊とレプリケーターが戦っている。あぁうわさは聞いている。いろいろとな、ご苦労なことで、で、勝てそうか?と尋ねる。
バールは、今かろうじて、持ちこたえているが、最初、予想していたよりはるかに始末が悪い難敵だ。と話す。オニールは、相槌をいれ、アスガードがレプリケーターとの戦いで勝利したと聞いている。おまえがアスガードに手を貸したことも知っておる。あの忌々しい虫を倒す方法を知りたいとバールが聞きに来た。
「あぁ今通信が乱れて聞き損ねたかな?助けを求めているように聞こえたのだがまさかねぇ」とオニールが言うと、レプリケーターは誰にとっても脅威だ。この銀河に住む、無数の人類にとってもな、共通の敵レプリケーターを倒すために手を組もうと。
「オタクのその喉の震え、それに苦々しい声の響き、傷ついたプライドが、窺えるよ」
軽口は今しばらくの間慎むがよいとバールが言うと、ジェイコブは手を組むつもりなら戦略の転換から、はじめましょう。レプリケーターに対して、まともに、戦力をぶつける今のやり方では効果がないと話しているのだが、オニールは、お任せをと話し出す。もっといい手がある、オタクを助ける代わりに機械虫が倒すのを遠くで見学している。それでオタクはくたばり、私らは万歳だ。
きさまのその傲慢が全宇宙を滅ぼすとバールが言うが、オニールはゴアウルドだろう?と話しているとバールは消えてしまった。
ジェイコブは怒って今のはどういうつもりだ?というとオニールは、ティルクたちを見捨てることは、どうしても出来ません。といい去ってしまった。

ダニエルジャクソン船ではレプリカーターの腕の再生を試みて、液状に変化させた。
あとはこれと残りのレプリケーターとの亜空間リンクを、再構築するだけだとトールは言う。カーターが向こうからの指示を受けたらどうするの?というとそのリスクは覚悟しないと・・・リンク時間は100万分の1秒にとどめておく、処理に手間はかかるが、それ以上の危険は冒せない。亜空間リンクを処理し、データを処理している。
そして銀河系に展開している全てのレプリケーターの位置がつかめた。
見る限り相当な数のレプリケーターだけにカーターは驚きが隠せない。

ティルクたちは、ダカラに向けて母艦で向かっていた。衛星軌道上にハタク級の母艦が1隻だけだった。通常は10隻は警備についているはずだ。
ハイパースペースを抜け、デスグライダーを発艦させようとしている。そこに通信が入り、バールの支配領域を侵そうとしている、所属を名乗れと・・・
シャルクネムロン、そちらに勝ち目はないとティルクは言う。降伏しなければ破壊すると・・・

ダニエルはビスウバンの場所で、女性と会う。彼女の姿はオーマ。
アロームと呼ばれていたのね?肉体を有する世界に帰った直後は・・・
またあえてうれしいわと・・・
どういうことです最後に覚えているのはとダニエルが言うと、まだ船の中よ、人間型レプリケーターがあなたのこころを覗こうとしている。こころを覗いた後は殺すつもりよ。そのときがくれば、あなたは選択を迫られると・・・

ゴアウルド惑星で、バールは、歩いていく。そこに座っている人物に、バールは戦況報告をしている。命令どおりレプリケーターとの戦闘を続けております。しかし、艦隊を引き上げさせたほうがよよろしいかと・・敵との正面衝突を出来るだけ避ければ、
兵力を失うことなく然るべき、防衛ラインを築けるかと・・・
よの力を疑うか?とその人物は話す。味方の船が次々とやつらのてに・・・カル戦士すら歯が立たないというのだが、心配は無用だとその人物は話す。
その人物とはアヌビスだった。顔が傷だらけになりながらも生きていたのだ。
そのときが来れば、クソ虫どもはことごとく、滅び去るであろう。世を信じよと・・・
無論です陛下とバールは、言う。
100万分の1秒を数百回重ねて得られたデータを1つ1つチェックしていって、ようやくディスラプターを無力化した暗号の分離に成功それを元にディスラプターを改造しましたとカーターがSGCに連絡を入れる。対抗兵器が復活したぞとジェイコブも喜ぶ。危険の大きい作業でした、彼らに探知されたかどうかも不明ですし改造したディスラプターが有効かどうかも実地テストをして見ないと・・・現在レプリケーターのコントロール下にある艦隊の位置はほぼ把握しています。やさしそうなのを見つけて交戦しますとカーターはいう。

ダニエルは、また高みにもどれと誘いに戻られたのですか?あなたがそう望むなら、というのだが、他に選択肢は・・とダニエルは言うのだが、オーマは私ならば他は捨て躊躇無く、高みを選びます。そう簡単には行きません。でしょうね、常に決断を下すのは難しいもの、前回はあなたにとって、高みに上ることが最適の選択でした。残念なことに高みの記憶は、まったくありません。どんなところかもしらずに選ぶことは出来ない。とダニエル。あなたから記憶を奪ってなどいません。じゃぁ僕が思い出せないだけだと・・・ヒントを下さいというのだが、オーマは教えてくれない。
あなたから真実を求めても何も得られません。真実があなたを求めているのです。
僕には理解できないというのだが、レプリカーターが探しているものを見つけることは・・・可能性はあるでしょうとオーマはいう。彼女を止めてくださいというのだが、即答で出来ませんという。あなたが高みを望めばその道を記すだけだとオーマは言う。僕の意識の奥に、レプリケーターを倒す知識が埋もれていると・・・
こころを大きく開けばいいのですとオーマ。

ダカラを制圧したブレイタクたち、全員を拘束するが悲観するな、ゴアウルドは偽りの神と心から悟れば、誰もが自由になれるのだとブレイタクは言う。
ジャファたちは連れて行かれる。完全に寺院は制圧した。これで多くの命が助かると
ブレイタクはティルクによくやったと褒める。

ダニエル船は、レプリケーター母艦に対し改良ディスラプターを発射。一瞬にして船のシステムを静止させた。改良の効果があったとトールはいうが、新手が現れた。
攻撃してくる、第二目標に照準。ディスラプターで攻撃するのだが、母艦はシステムを静止せずにこちらに向かってくる。なんと、こちらの改良に合わせてみずからも進化している。凄い進化でトールも驚く。いったん退避しようとダニエル船は、ハイパースペースを抜けて逃げる。

バールは、カル戦士に連れられた人物を見ている。横にはアヌビスが立っている。
失礼しました出直しますとバールは去ろうとするのだが、アヌビスはそこにいろと話、バールは見守る。なんと、アヌビスは傷ついた体から抜けた意識で別の人物に乗り移ったのだ。そして新アヌビスはカル戦士を払いのけ、新しい体を眺める。バールはジャファの反乱軍がダカラを制圧したことを告げにやってきた。
アヌビスは予定通りだと、奴らの兵力が集結したはず、裏切り者を、一気に根絶やしにする絶好のチャンスだ、全艦隊にレプリケーターとの戦いを中止し、ダカラに、急げと命じろとし、全力でやつらを叩けと告げる。仰せのままにとバールが言うのだが、後ろでは、あまり良い表情を見せてない。

意識と捜し求めているものの間に自分でバリアを張っている。心を開くだけでいいのですとオーマ。あらゆるものがそこにある。私達の心の中に、ろうそくに明かりがともされていれば、食事はずっと前に、したく出来ていた。というとオーマはそうですと微笑む。しかしダニエルは違う、分かったフリをしているだけだとダニエルは言う。あなたが考えている通りの意味ですとオーマは言うが、いや君もオーマじゃないと気づいた。するとオーマはレプリカーターへと変わる。そう違う。だが関係ない、おかげで探していたものが見つかったという。

ダニエル船は、ハイパースペースの中で、地球に近づいたもう少しで着く。と言っているが、キーシステムが何箇所か反応しなくなった。なんとレプリケーターがダニエル船に乗っているのだ。そのせいで機能しなくなってきていた。
ディルラプターの改良をやってみてというのだが、トールは無茶だ敵の数も分からないのにと話す。転送システムが生きているうちに君をスターゲイト司令部迄送り返すと言う。トールは完全に乗っ取られる前に地球から遠ざけるという、カーターは駄目よ、あなたはっと言っている間にカーターはオニールの司令室まで転送されてしまった。オニールは、驚くが、カーターの報告を聞く、ディスラプターは効果があったがすぐに敵はそれに対し無効化させたと・・・また再改良して出来るようにならなかったのか?とオニールは言うのだが、トールの船も乗っ取られたことを告げる。

ティルクとアーロンは、ダカラの地にいることに改めて感銘していた。
奴隷の歴史などをアーロンと語っている。ブレイタクは1つの戦いには勝った、勝利の道はまだ遠いと言う。バールのジャファの多くが我々の反乱軍に加わった。
この勝利のうわさが広まれば、さらに多くが着いてくるでしょうとティルクはブレイタクに言う。その勝利が数時間だったとすれば、心はたちまち凍りつく。
そこにトロークがあるいてきた。今知らせが入りバールがレプリケーターとの戦いをやめ、こっちに向かってきていると・・・ブレイタクは予想したことだ、寺院を落とすのはたやすいことだ、だが、守り抜くのが難しいと・・・

ダニエルは、レプリカーターと話している。オーマデサラとやらに、何故それほどの敬意を払うの?言っているのはたわ言に過ぎないといい、あなたが言っているほどの力があれば何故助けに来ないの?とただそばで見ているだけ、君があらゆる文明を破壊しているのか?というのだが、あなたたちには 破壊、私達には想像。
心を覗こうとすれば簡単に出来たはずだとダニエルは言うのだが、抵抗したでしょうとレプリカーター。潜在意識の中にある知識をこころを開いた状態で心を覗きたかったそのほうが探しているものを見つけやすいからというと、ダニエルは何を見つけた?と尋ねる。そしてレプリカーターは、砂から、ある建物を見せる。それは、ダカラのものだ。ダカラと呼ばれている惑星にあるエンシェントの遺跡。
この銀河で私を唯一破壊できる兵器が眠っている。あなたのおかげですぐになくなるとダニエルに言う。

スターゲイトの前でウォルターは、時間を気にしている。なんとバールが待っている。そこにオニールがやっと現れた。艦隊を退却させたようだな。というと、艦隊はダカラを目指している真の神を裏切ったジャファ共を滅ぼしになというとオニールは
「その神様ごっこはもうやめようや、まじめな話し機械虫に食い尽くされるのが遅れるだけだろう?」というとレプリケーターは確かに難敵、しかしやつらを破壊できる兵器がダカラにあることが分かった。なぜそれを俺に教えると尋ねると、余の艦隊が着く前に、それを破壊して欲しいからだと・・・ダカラの兵器を使えば、レプリケーターもだが、銀河のあらゆる生命も滅びるという。大事なオタクの命も、含めてか?というと、じゃぁ使わなければいいというのだが、去るお方が使いたがっておられる。
どんな破壊力にも耐えられる不死身のお方。あぁよせ聞きたくないというと、
バールは「アヌビス」と・・・
聞きたくないといっただろうとオニールはいう。

ネクストエピソードに続く(多分次のエピソードへのパスワード作るよ!久しぶり)
感 想
ふーやっと終わった。今回のエピソードは5つの展開が一気に進んでいくのでもう大変。
ダニエルとオーマ(レプリカーター)
ジャファ反乱軍(ティルク・ブレイタク・アーロン)とダカラ
カーター・トールとレプリケーター
バールとオニール・ジェイコブ
バールとアヌビス
やっぱり一番面白いのがオニールとバールの会話だろう。神にまったく動じないオニール、そしてウォルターの必死の時間稼ぎ。
ジャファ反乱軍の制圧の姿がもう少し見たかったが時間が無かったのだろうか省略させすぎ。トールがどうなったのかも気になるところだ。ウはもうご隠居したんでしょうね。