#167「王様!万歳」
PROMETHEUS UNBOUND
ある惑星
採点(5段階)★
グリーフィングルームでバールと支配階級との戦いは最終局面に達し、トクラの情報によると、バステとオルクンはモリガンは、降伏。ウとアマテラスは、最後の抵抗を試みるため、兵を集めているところだとカーターは報告。ティルクは予想していた通りだと話し、ジャファでは彼を倒せないと・・・支配階級の中には差し迫った敗北に備えて、逃亡先を探すゴアウルドも出始めた。その昔放棄した星が新たなる隠れ家になろうとしている。
オニールはそれが地球とどう関係するか問うとダニエルは、それらの星のひとつに、かつて
アレスが支配していた星があるんだが、たまたまそれが2年前、トクラがメイボーンを置いていった星だった。オニールはそれが私らになんの関係がある?と問う。トクラはいま自分達のことで手一杯で、われわれの手でメイボーンを助けてはどうかと提案する。ゴアウルドが現れてでは手遅れになるとティルクも賛成している。
捕まって拷問の末に殺されるぞ?と・・・オニールは、仕方なくつれてくる許可を出す。
SG1の3人は、早速星に到着する。トクラの話では、この星は未発達。この星の住民も移住させるつもりで、アレスがいつ、現れるか時間はもう無いけどと話していると、突然武器(ボーガンなど)を持った住民が影から現れた。我々は敵じゃないと、カーターは強気で言う。トクラの友人だ。知り合いを探しにやってきた、名前はハリーメーボーン。
ずるがしこい割にかわいい目をしている。村まで一緒に来てアーカン王に拝謁しろ。おまえ達の目的はすぐわかると・・・
早速SG1はついていく。村に向かうと、そこは、古代中世のような建物が並ぶ。
カーター達はメイボーンの捜索を急いでいるが、その姿らしきものが見つからない。
王に拝謁しに向かったところ、なんと、そのアーカン王は、メイボーンだった。
この雰囲気・・・非常につまらないような予感・・・
メイボーンは、君たちか?当然そうだろうと慌しい様子を見せない。来ることがわかっていたと話す。オニールが将軍となったことは当然知る由も無いためオニールについて尋ねると、一番似合わないと話す。友の出世を知ることは喜ばしいことだとメイボーンは言う。おまえも出世したようだな!とティルクが言うと、あぁこれか?
話せば長くなると説明をするのかと思えば、突然食事だ!客人をもてなせと立ち上がる。カーターはそんな時間は無いというのだが、オージェンフルーツの味を試してみてくれと・・それはグワバとマンゴーを掛け合わせた味。というが、ダニエルは、いうなれば、グワンゴと・・・それいただきだと、グワンゴに名前をメイボーンは変えるために住民に伝える。名前をつけるのも大変だと話していると、カーターはすぐに、ここから離れて危険が迫っていると・・・しかしゴアウルドのこともわかっていた。
トクラから連絡をもらったのかと思ったが、トクラとは音信不通だと話す。
するとメイボーンは未来が読めるという。それを聞いたSG1の3人は疑わしい目をしている。しかしガランはアーカン王は預言者。おまえ達が来るのもおまえ達が敵を倒すのもご存知だと・・・メイボーンにこっそり何があったのか尋ねる。
散歩がてら、村から離れる。

この場所を見つけたのは10ヶ月前で昼の散歩でとかなり歩いて見つけたのだ。
エンシェント語が書かれている。この意味を知っているのか尋ねると、村人はこの場所を避けていると言う。近くにナクアダ鉱山があって奴隷時代のことを思い出してしまうからだと・・・信じられないと石碑を見て驚くダニエル。
本当に驚くのは、この先だと案内される。この星の歴史が記されていると見せる。
これには未来のことも書かれていると話す。太陰暦を使っているとメイボーンは話し、最初はてこずったが、暦が読めるようになると、未来の出来事だと気づいた。
ここに書かれている日に大流星が来てから、すっかり考えが変わった。
このジャクソン博士と比べたらお粗末だが、読めるとメイボーン。
何年もエンシェント語に接してきたおかげで何とかなと・・・
がんばってこれを翻訳してきた結果、村を襲った洪水を予言し長老を説得して皆を高台に避難させて村人を救った。というのだが、カーターから出所を話したのでしょうね?と質問を受けると、詳しくはしゃべっていないと・・・
彼らは素朴だ説明してもわからないそれより予言といったほうが信じやすいという。
その結果王に祭り上げられた、村人がそうしたとメイボーン。

ダニエルは、書かれている文字を読み始める。45節目最初の月、大地が震え巨大な破壊をもたらす。2年前私が来る前大地震があった。そこ飛ばせ、今は54節に入っているとメイボーンは言う。54節の第3の月の始め、古き斡旋者が戻り、(それはゴアウルドのことらしい)全土を支配せんとす。遠い星より来るもの(SG1のことらしい)が、悪を倒し再び、秩序を回復する。メイボーンはハッピーエンドだというのだが、カーター達はゴアウルドと戦いに来たんじゃないと言う。戻る予定だったが、ダニエルがこれは面白いもっと読ませてくれと時間を取ることにする。

カーター達は村に戻り、ダニエルは石碑を読んでいた。そしてカーターに連絡を入れるダニエル。メイボーンは正しかったと・・・
この石碑を解読してみて刻まれているのはエンシェントがタイムマシーンを使ってこの星の、生命の進化を研究した記録だ。カーターはエンシェントがタイムマシーンの実験をしていたのは知っているけど成功したという情報は、ない。目の前にあるさとダニエル。わずか200年の記録で、ゴアウルドが去って掘られている。
エンシェントが未来に旅をし、この間までここにいた。小型の宇宙船につんである、それがここにある是非見つけたいとダニエル。
カーターもため息まじりに今行くと元の場所に向かう
SG1の3人はタイムマシーンを探すために森の中を探索する。

カーターは時間が長引くほど危険が増していくというのだが、ティルクが、ある光を発見する。カーターは時間。もうゲイトに戻ってとダニエルに言っているのだが、ティルクは、タイムマシーンらしきものを森の中から出していた。
ティルクは2人に早速連絡を入れる。

ドアを開けると中には操縦室があり、ライトが光り出す。宇宙船のような中でタイムマシーンらしきモノをダニエルは見つける。しかしティルクはこれまで出会ったエンシェントの道具に似ていないと・・・石碑が正しければ、何度も使われているはずだと言う。時空間を自由に移動できるはずとカーターは言う。
ダニエルはこれは何だろう?と開けようとするとカーターは必死に止める。
まだ何も手を触れないでよとダニエルに話す。この時代に未練があるからと・・・
カーターは持って帰るという。この大きさはゲイトをくぐれるよう設計されていると。どこまでゲイトまで運ぶ?とダニエル。エンジンも壊れたようすもないから、運ぶことは出来るが、問題はエンシェントのものってことだ。
動かすにはエンシェントかその同類かとオニールがやってきた。歓迎の笛などがあり、オニールは驚く。未知の惑星!失楽園以来だとオニールはあまり喜んでいない。メイボーンは将軍になっていることを褒めるが王様だって?と逆に皮肉ぶる。
もういいだろう、いつまで拷問を続けさせるつもりだ。とやめさせる。
テイクファイブとやめさせたメイボーン。久しぶりの対面で気楽に楽しんでくれと言われても、
もうすぐガラガラ声の悪党の襲撃を受けるんだとゴアウルドの襲撃があることをオニールは、改めてメイボーンに伝える。カーターからありがたい予言のことは聞いているが、その通りには行かないという。今まで倒してきたんだろう?とメイボーンは、安心しながら話しているのだが、駄目だとオニール。
しかしメイボーンは、既に追い払うと言ってしまっている。その預言者は何人死ぬかそれと王は、どうなるのか尋ねるが、自分のことは触れられていないためわからない。と言うことは説明するのだが、オニールハ死ぬかもしれないんだぞ?と忠告する。いまさら彼らを説得するのは難しいと弱気なメイボーン。おまえなら出来る、王には責任があるとオニールは、任せる。そしてSG1のいるエンシェントの装置の場所に向かった。その装置の凄さはオニールも驚く。カーターも手伝ってくれるものだと思っていたのだが、今回は自分でやらないといけないようだ。アラモ時代に逆戻りしないよな?とオニールが言うと、ここは地球でないので、十分注意しないとタイムマシンと船の制御装置の回線を切り離しました。・・・つもりです(いつになく自信が無い)カーターは話す。エンジン始動に意識を集中して・・・
オニールは、装置の始動を試みるが、何も起きないぞ?と
君がエンシェントの装置を動かすことが出来るのは南極で照明されている。ただ、集中すれば良いとダニエル。オニールが目をつぶると、装置が動き始める。
しかし中途半端に作動しただけで、止まってしまった。

村では、メイボーンの荷物の移送準備をしている。たった2年でよく集めたものだとガラクタを出しているのだが、まだ住民には話していない。
率直に真実を話せばいいというティルクだが、それも1つの手だ、もう時間がないと説得を始める。しかし横でガランは会話を聞いていた為、不信を感じたのか、行動を開始。

メインの電源が弱っている、タイムマシン用のサブ電源を船の制御装置に回せば、エンジンが動かせるはずですとカーターはオニールに伝える。再び始動を試みるオニール。しかしショートしてしまい駄目だった。

しばらく森の中を歩くオニールたち。エンシェントの装置には慣れていないんです、しばらく時間が必要ですというカーターだが、その時間が無いというオニール。
諦めて、オニールは装置を爆破しようとしている。これから迎える相手はゴアウルド支配階級を率いる一大軍団だぞ?やつらに奪われるより奪い返したほうがましだろうがといっているのだが、森の中から物音が聞こえる。なんと、ガランたちの兵が、周りを囲んでいた。武器を捨てろさもないと殺すと・・・
オニールは友好的じゃなかったのか?とダニエル達に問う。
武器を捨てなさいというガランだが、オニールは、捨てない。ガランはアーカン王を連れて行かせないと・偉大なアーカン王は、いんちきだとオニールはいう。
王様は賢い、未来が見えるという兵だが、王様かもしれんが、預言者ではない。彼は遺跡の柱に書かれた文字が読めるそれだけのことだ、柱には未来のことが記されている。それさえ読めればだれも予言が出来るというのだが、ガランたちは信じない。そのため、村に戻ってアーカン王が説明してくれるというのだが、ガランたちは武器を捨てるよう要求する。だが、オニールは武器を降ろそうとしない。
撃つ気は無いよそうだろう?とダニエルが言うとガランたちの兵は武器を降ろす。
そしてオニールたちも下げる。
この緊張がたまらない、久しぶりだとオニールは久々の実戦にわくわくしている。

村に戻ったオニールたち。メイボーンは村では人気がある、そしてオニールに説明を始める。あの遺跡を見つけたときは自分のためだけに使おうとしたのだが、アーカン王になって変わってしまったという。村人達を愛している力になりたいというのだが、村の長老達には使いを出して避難するよういうつもりだと・・・
しばらくして、長老達が集まったところで、メイボーンは、本当はもっと楽しい機会に会いたかったが危機が迫っている。この村をそして星をすて他所に移るのだ。
新しい住処が見つかるまで、しばらく友人の星にやっかいになろう。
反論が多い中、予言に間違いは無い、細かいところまで見通せない。それが限界とでも言おうか・・・住民の反論が多い。メイボーンはもちろん最後は敵は破り去る。
しかしその間に傷つくもの死ぬものもあるだろう、だが住民の中からの意見で俺たちは安全だって言ったぞというと、メイボーンは確かにそういったが・・・不安そうな住民の顔を見て何もいえない。そして正直に言い始める。
実はみんなにうそをついていたことがある、私は預言者じゃない、私には未来を見る力も無いし、特別な力も無い、私は普通の人間だ。
予言は私の者ではない、古い寺院の遺跡で見たそれに刻まれている文字が読めて、そこに書き記されているものを言っていただけだと・・・
私には王の資格など無いというと、新しい水車の作り方はと言うとそれは私が考えた。いろいろな文化については、メイボーンがしっかりと知恵を与えた。
本物しか出来ないとガランは皆を説得するが、これまでことごとく当たっているといい、アーカンの元で戦おうと言い始める。そしてアーカンが連呼されると、メイボーンは、王冠を取っていたのだが、改めてそれを被りなおす。

しばらくして、オニールにメイボーンは、すまなかったというのだが、無理につれて行く必要は無いとオニールは、いい先にダニエルとティルクにゲイトを確保し、カーターと一緒に船を爆破する予定だ。ガランも言っていたが、予言は全て当たってきた。
しかしオニールは私らは帰るもし一緒に行きたければ、高貴なケツをお運びくださいとだけいう。
ダニエル達がゲイトを確保に向かっているところ、ダイヤルが動き始めている。
するとゲイトから出てきたのはアレスのジャファたちだ。すぐにオニールに連絡を入れる。船の爆破は中止の予定だ。船を爆破すればやつらに見つかる。ジャファ親衛隊長のトレラクがやってきた。
トレラクはアレスに使える兵士でこの地と忠実な僕の下に戻ってこられる。というのだが、絶対服従を求めておいでだ。もし逆らえば、死をもって罰せられる。
全員を集めろ神の帰還を伝えるのだといわれる。その中にはダニエルたちも装束をまとって隠れている。しかし女性に対し、いいたいことでもあるのか奴隷と言われると、奴隷なんかじゃないと女性は言う。口の利き方を知らんのだ罰しておくとメイボーンはいう。すると罰しようとトレラクは、ジャファをエネルギーガンで構えさせ処罰しようとしていた。ティルクたちは見ていられずに、ザットガンと銃を装束の中で構えている。予言でおまえ達は滅びると女性が言うと、予言に対しトレラクは敏感になった。
メイボーンは誤魔化そうとするのだが、女性は古い寺院の壁に書いてあると言ってしまった。ジャファたちは寺院に向かっていった。

ダニエルは、すぐにカーター達に連絡を入れる。近くの寺院に向かったため捜索されるぞと・・エンシェントの装置の爆破をする予定だったが、カーターがもう一度この船を飛ばすチャンスをくれたとあと5分だけカーターが時間をもらったのだ。

メイボーンは、トレラクたちにもてなしをするのだが、全くお構いなしで、メイボーンの手を潰しにかかる。警告したはずだと話し、民はどの顔も不服そうだと迷信や予言などにしがみついた真の神のおきてなどに従いそうに無いと・・
保障できる、みんな単純で影響を受けやすい、あんたらに従うよう手を出そうと・・・
女性は寺院に連れて行くと、辺りを探しにジャファたちは向かってきた。
オニールはカーターに連絡を入れるのだが、もう少し時間をくださいというと、あーしょうがないとオニールは戦闘を開始してしまった。

銃声にジャファたちは警戒を始める。タウリの武器の音だとトレラクは気づいた。
近くにいたダニエルたちは装束を取られ、武器も取り上げられてしまう。
時間切れだとオニールは船に入り、スイッチを押すとドアがしまった。エネルギーガンもそのドアを破壊できない。
助けに来るのが遅かったようだな。アレス様がすぐそこにおいでだトレラクは言う。
アレスの母船は惑星圏内に現れてきていた。

出来ました後はお任せしますとカーターは、オニールに託す。ベストを尽くしているよと、オニールは始動を試みている。

貴様ら何をたくらんでいた?とトレラクは言うと、ティルクに歩み寄り、覚悟しろショルバ、時間をかけてなぶり殺しにしてやるというと、ティルクは時間をかけずに一息で殺してやると逆に反論。しかしひざまづくされてしまう。
ゲイトには見張りがいる、アレスさまの母艦も降下中だとトレラクは、笑いながら去っていく。

オニールは集中できずにいたが、徐々に動き出した。そして船は、飛び出した。
メイボーンは、住民の信頼ががた落ちだというのだが、トレラクの怒りを買ってしまった。船が通り過ぎたときの衝撃に乗じてティルクたちは反撃を開始する。
ティルクたちは次々とジャファを倒すのだが、トレラクは砂をティルクの目にかけ、さらに椅子(これって張りぼて?)で叩く。
背後からメイボーンがビンで叩くのだが、飛ばされてしまった。トレラクとティルクの戦い。ダニエルも危険な状態だったが、ガランが、ボーガンでダニエルと戦っていたジャファを倒した。ティルクは、トレラクをナイフで刺した。約束を守るか?というと、ティルクは後押しで止めを刺す。

オニールとカーターの乗ったエンシェントの飛行船は、アレスの母艦と戦っていた。
飛行船は、ちょっとのエネルギーガンで撃つ。武器が・・・と言っていたが、
なんと母艦は、そのチョットのエネルギーガンによって、破壊されてしまった。
これでいいか?とオニールが言うと、十分すぎますと・・・
惑星に戻ったオニールたちは、地球に帰る。
メイボーンは、ここに残り、村人を見捨てられないし、友もあるし、家もあるし、妻達も・・・というとそれには、カーター達は驚く。
実は、メイボーンをもてなしていたのは、彼の家族だった。
メイボーンに軽い敬礼をしてゲイトを超える。
感 想
メイボーンが生きていたのだが、こんな形で王となっているとは・・・
今回は全く面白くないエピソードでアレスは結局顔が出てこなかった(笑)あのエンシェントの飛行船はどういう形で使われていくのかが期待できるところくらい。タイムマシンとして使うのであろうか?
でもそれにはまだまだ時間がかかりそうだが・・・