#161「危険な隣人」
Affinity
地球
採点(5段階)★★★
ある町で車の衝突事故が発生、ぶつけた人物(暴漢)は、集団でぶつけられた青年に言いがかりをつける。そして殴りかかろうとしたところ、止めたのはティルク。
暴力は違法行為だと殴るのを止め、衝突の経緯から判断して保険会社と警察に連絡を取るべきだ。彼はウィンカーを付けていた、衝突の原因は君たちのほうにあると、冷静にティルクは話す。しかし暴漢はティルクに襲い掛かってくるのだが、ここはティルク、簡単に暴漢3人を倒してしまった。
警察に連絡する必要が出来たようだと青年に言うと、あぁありがとうといわれ、いつもの礼をするティルク。辺りには、野次馬が・・・
SGC基地からアパート探しをしていたティルクはようやく住む町を見つけた。

SGCではオニールの元に、特別捜査局のケンドリック大佐が来た。アポイントはあるのかハリマンに尋ねるが、ケンドリックは、押し入って入ってきた。また彼が騒ぎを起こしてくれたという。その彼とは当然ティルクのことだ。
嘆願付きでティルクを外に住まわせることを許したのだが、ことごとく条件を無視しているということだ。するとオニールはケンドリックに、もし彼並に数回にわたり地球を危機から救った英雄だとして、自由な外出さえ、制限されてみろどんな気分だ?というのだが、ティルクの活躍は認めるし、大いに感謝もしております。
しかし彼が地域社会で揉め事を起こし、国家の安全を危うくしている事実は覆せませんという。大げさなとオニールは言うのだが、将軍のほうで然るべき手を打っていただけないようならば、こちらが手を打ちますという。だが、オニールはよせ、何もするな、私に任せろとケンドリックに伝える。

ティルクの住んでいるアパートに、ダニエルがやってくる。ジャファと東アフリカの融合のような住まいにダニエルは驚く。テレビの番組で勉強したんだとティルクは言う。建築とか室内装飾に興味を持ったという。シダは元気かい?とダニエルが贈ったであろうシダを見るが、既に枯れていた。不自由なものはないか尋ねるが、特にないという。
先日の3人まとめて3ラウンドKOの話をダニエルは始める。オニールがおまえをよこしたか?とダニエルに尋ねるが、勢いに乗ってそうと答えてしまう。
法は破っていないというティルク、ならず者の犯罪行為を未然に防ぎ自分の身を守っただけだと・・・ダニエルは、幼生も抱えていない今、君が町に住むことを禁じる理由はない。ただ、あまり目立つのもどうかな?と問う。難しい問題だとティルクは答え、額の入れ墨だけで相当なハンデだと・・・・出来るだけ帽子で隠すようにしているという。アフリカの部族のシンボルだと答えるようにしているらしい。
地域住民として相応しい行動を起こしているだけだというのだが、
先日の事件意外にも、公園のティーンエイジャーと老人の事件とか、犬を連れた男の事件とか・・・どちらのケースも力の弱いものの力添えをしたと言う。
そこが問題なんだとダニエルは言う。普通の人間ならば、努めて関わらないようにしている。もちろんよくないことだが、普通なんだと・・・出来るだけ注意を引かないでくれというのだが、そこにノックしてくる人物が。

ドアを開けると、クリスタと言う女性がやってきた。彼女はクッキーを持ってティルクに持ってきたのだ。彼女を中に案内するティルク。彼女はティルクの隣に住んでいる人物だ。モザンビークからティルクをつれてきた考古学者であるジャクソン博士と聞かされているらしい。彼が来て良かったと高評判でダニエルは驚く、クリスタのいろいろなことをしているらしい。今度は下水管がまた詰まったとのことで尋ねてきたのだった。ティルクは、すまないすぐにでも行きたいところだが彼が今来ている・・・と言うので、いや僕のことは気にしないでもう帰るところだからとダニエルは、部屋を後にする。どんなルールにも例外はあると言い残しておく。

一方のカーターは、公園で、ピートとデートを楽しんでいた。銀河を支配しようとする悪のエイリアンと戦っていると影のヒーロー伝について、冗談交じりに話している。
受け入れてもらえたら満足だと話す。コロラドスプリング警察への異動願いを出した
と話す。カーターはうれしくてキスをする。だからこれをもってきたと、婚約指輪を見せる。カーターは驚く。

ティルクとクリスタは買い物に行った帰りに、ボーイフレンドはいるけど不器用で本当何も出来なくてと話している。エリックは、3人を殴るところを見かけた少年。ティルクに憧れている。ティルクは余計なことをしたと後悔していると話しているところ、老女が泥棒に荷物を奪われてしまった。走って逃げるところをティルクは今度は何もしない。関われないんだと言うティルク。あのまま逃がすのかよ?とエリックに言われ、さらにクリスタからも失望の顔をされてしまうと、アボカドを拾い泥棒に大遠投。
見事そのアボカドは、泥棒に命中し、泥棒は倒れてしまう。
見ている人々は、驚きを隠せない。しかし望遠レンズで、ティルクをカメラで撮っている音が聞こえる。

夜になりティルクは、ろうそくに火をつけていた。そこにクリスタ!と叫ぶ音が聞こえてくる。ドアを開けて、クリスタの部屋に向かうティルク。そこには、男性が立っていた。彼はダグ、クリスタは、明日は仕事だし、あなたは酔っているから帰ってといっているのだが、ダグは帰ろうとしない。そこにティルクが歩み寄る。
プライベートな話をしていると、ダグはいうのだが、プライベートな話ならば、大声を出してするもんじゃないだろう?とティルクはいう。それを見ている住民の老女コナーズ(彼女はティルクが泥棒さわぎで助けてもらった人物)すぐにクリスタは部屋に戻っててというとコナーズはすっとドアを閉める。
助けは必要か?とティルクが聞くが、大丈夫だとクリスタはいう。しかしダグはティルクに、因縁をつける。怪我する前に引っ込んだほうが良いとダグはいうのだが、ティルクは警告する。怪我をするのはそっちだと・・・
明日又来るからよと去っていく。酔うといつもあぁなのとクリスタはいう。別れたほうがいいと・・・前はあぁじゃなかったという。仕事をクビになってお酒に・・・ティルクにはわからない。君にも辛く当たるのか?というが、大丈夫よとクリスタは部屋に戻る。

翌日、ティルクは、ダニエルにクリスタの態度が理解できないと言う。良くある問題だ、男と女の関係には深い溝がある。東アフリカの、マサイ族の間では、結婚すると男は、花嫁の心を知るため、一ヶ月間彼女の服を着て、過ごす。そんなんでわかれば、いいけどとそこにはカーターも居た。
古来男女がペアとして結びつく、難しさは、あらゆる文明の儀式や習慣の中に見られる。昔ペルシャでは、娘が処女のまま死ぬと埋葬の前にそのぉ花婿役には大金が・・・いつも以上にカーターは、独身に対しての意見がエスカレートしている。
誰の話?と逆にダニエルは聞くが、カーターは、ティルクの友達の話でしょう?という。ジャファの間ではどうやって解決するのか尋ねると、チューラクでは男と女の間で深刻な争いが起きれば、別れるしかない、一方が別れを申し出一方が、受け入れる。しかし、それでももめたら武器を取るしかないという。

公園で黙々とティルクは、格闘の鍛錬を行っていたところ、後ろにはクリスタが立っていた。またダグとケンカしたという。二度と彼とは会いたくないと話す。
悪い人じゃないけど厳しい目にあったからと・・・
武術について尋ねられると、ティルクはロクネルという昔から伝わる武術だというと、教えてもらえるかな?とクリスタはティルクと、その武術を共にする。
数日間ティルクはクリスタに、武術指導を行っていた。

しかし数日後、ティルクはクリスタの元に行き、稽古の時間に遅れていると迎えに行くのだが、クリスタの様子がおかしい。クリスタは急いでいるからとドアを閉めようとしたところ、ティルクは、一瞬にして手首の傷を見つける。怪我をしているな・というと、何でもないと閉めようとすると、ダグの声が聞こえる。クリスタ!誰だ!と・・隣の人と言うと、俺が相手をすると言う。コナーズも後ろからこっそり見ている。
クリスタを殴ったというダグにもし今度彼女を傷つけたら、おれはおまえをその場で殺すと・・・

SGCのカーターはラボで、ボーッとパソコンを打っている。そこにオニールがやってくる。自分がこんなことをいうとは信じられないのだが、報告書をくれ!と・・・
明日朝一で提出しますというのだが、もう明日だとオニールはいうがそれは冗談だった。報告書は要らん。おまえの様子が変だからだと心配をしてやってきたのだ。
この二日間私を難しい科学用語で悩ませていない。これは危険信号だ。
するとピートがこれをと指輪を見せる。オニールは普通は指にはめるものじゃないのか?と尋ねる。2週間返事を出していないカーター。いつかは春が来ると思っている彼女は、いざとなるとどうしていいのかわからないでいた。
ゲイトをくぐる度に帰れないかもと思っている。でも子供のことも気にしている。出産休暇後任務に戻れますか?託児所に子供を預けた後カニ星雲の端っこに居られますか?というのだが、家族もちも大勢居るという。しかしオニールに、カーターは、将軍はどうですか?と聞く、あんなことがなければ?と・・・ここには居ないだろうと・・・・

ティルクは、クリスタの元に向かった。また打たれてクリスタは座っていた。
ダグとはもう終わった。今度こそ本当。今までのことは忘れたいの、ここから出て行くつもり、嫌な思い出が多すぎるから、一緒に来てとさそい、ティルクは、明日ゆっくりとと話すのだが、今夜だと言う。
車で遠くへ、2人きりで過ごすのと・・・ここから遠く離れていれば、お願いとクリスタはつぶやく

カーターは、ダニエルの元にやってくる。表情は硬い。実は、ケンドリック大佐から、クリスタのボーイフレンドが死体で見つかったということだった。
詳細はわからないが、ケンドリック大佐によれば、現場の状況から、ティルクに殺されたと見ている。本人に確かめたくても肝心のティルクが行方不明なのだ。
クリスタも一緒だ。ティルクは、目下殺人と誘拐で指名手配中。
ティルクは、クリスタと一緒に車で遠くへ進んでいる。ティルクは、後ろの車がつけているのに気づく。ティルクは、ダグだというのだが、違うわとクリスタは即答する。
彼は逃げ出したのも知らないと話す。
でわ俺をつけているんだと・・・つけられる覚えでもあるの?とクリスタは尋ねるが、一言ではいえないと・・・なんとか撒ける?と尋ねると、安全運転と速度違反をいくつか破らなければならなくなるがと答える。
ティルクは、車を飛ばし追っ手を撒いた。
2人は、モーテルに辿り着いた。おれが何をしているか人には明かせない事情があると・・・ジャクソン博士の助手じゃないことはすぐに彼女はきづいた。
いまは 一緒にいてくれるだけでうれしいと・・するとティルクとクリスタはキスをする。
翌朝、カーターはピートと待ち合わせる。ピートは、指輪の返事と思っていたのだが、まだ考えさせて欲しいという。頼みがあるとカーターは依頼する。助けて欲しいのと。
ティルクが目を覚ますが、クリスタはいない。電気をつけ、ノックされたため、そこに向かうと、ドアを開けると、銃を構えた警察達が待ち構えていた。

SGCでは、オニールにケンドリックが慌しくやってきた。ティルクは昔の彼の部屋にいるという。彼に尋ねてみた、やってないといったよ。それだけ?とケンドリックが尋ね、十分だと、オニールは言う。だが、捜査の指揮権は、オニールにはない。
ティルクは尾行されたといっていたというのだが、捜査局の監視対象ではないという。ならどうやって見つけた?という。タレこみがあったという。変だとは思わないか?とオニールは言うが、警告を申し上げたとケンドリックはいう。
ティルクを直ちに営倉に移すよう要請しますと・・・
さもなければよそへ輸送なさるべきだと・・・

ダニエルは、ラボで本を読んでいながらパソコン画面を見て驚く、おかしな文字が数点現れている。すぐ後に電話がなる。男の声で「メッセージは届いたか?」というものだ。送信した文字だが解読は出来るか?というと、ダニエルは、番号違いじゃないかなと答えるのだが、ゴアウルド語に訳す必要があるという。
エンシェントの言葉であるのはわかるが、それ以上のことは無理だ。
地球で解読できるのは君しかいない。
ティルクが困っているんだろう?助けてやろうとジェニングスはいう。
彼を監視していた。何があったのかもすべてみている。
ビデオにとってある。ティルクの無実を証明する確実な証拠だ。文字の解読と引き換えに渡してやろうという。もちろん誰かのこのことを告げれば交渉は決裂だ。

ピートとカーターはダグの殺人現場に向かった。壁に押し付けられた後、崩れ落ちたと見ている。ピートは壁近くにあったのは普通だが、落ち方が不自然だと感じていた。壁からずれ落ちたのであれば、手足は曲がっているはずだ、でも足は真っ直ぐで両腕も体に沿っている。誰かに引きずられた証拠だ。
壁に押し付けられた場合、被害者よりでかくて強い。ティルクのように・・・これは罠である。誰かに付けられていたというティルクだが、空軍は否定している。

僕がティルクのアパートを見張るならばあの部屋を選ぶと見張ったであろう場所へと向かう。得意のピッキングで、カギを開け、現場を見てみると、三脚の跡が残されている。部屋もきれいに掃除しているため何もでないだろうとピートはいう。
ピザのテイクアウトが監視の定番だと、ピザ屋を探る。

ダニエルは、ある公園でジェニングスと待ち合わせのため会いに向かった。
ジェニングスは現れ、解読は終わったか尋ねる。もう少し時間がかかると答え、背景がわからないと翻訳は難しいとダニエルは言う。
どこで見つけたか、何のためのものかとはなすのだが、ジェニングスは態度を変える。
手荒な手段となるが・・・今すぐ解読内容を教えろ、さもないと、次のレベルに進む。
誘拐に殺人次は何だ?とダニエルは言うと、男(ダグ)は我々じゃない。だが、女(クリスタ)はいつでもやれる。という。
彼女を預かっている証拠は?というとついてこい今見せる。
信用できないと去ろうとしたところ3人のスナイパーがあんたを狙っていると・・・
そこで、コーヒーカップを置き、スナイパーワンコーヒーカップを撃てというと、コーヒーカップに一瞬にして穴が開いた。
ダニエルは、僕の車で行くのか、それとも君の車?それともついていくのかな?とすぐに従う。

SGCでは、アパート近くの、ピザ屋を残らず当たったが、最近頻繁に利用する客はいないかと半信半疑ながらカーターはしていたが、1件手がかりが見つかった。
この2週間の間に6回もテイクアウトした白人客がいたという。
店の防犯カメラに移ったナンバーを調べているところだ。
そこにオニールがやってきた。ケンドリックがようやく異常性に気づいたという。
そのきっかけはダニエルが消えたことだ。

ダニエルは、男達が元NIDだと気づいた。今ではトラストと称している。
目指すものはあんたたちと変わりない、この星を守ることだ、だからティルクを監視していたのか、彼を脅威だと思うか?というのだが、SGCはエイリアンを監視なしで、うろつきまわらせて平気の様だが、我々は違うという。地球を何度となく救ったとダニエルはいうが、エイリアンはエイリアンだとジェニングスは答える。
男の死に間接的だが関係していると話す。
女に喉笛の潰し方を教えなければ死ななくてすんだという。
彼女が殺したのか?というと、正当防衛だがな、男が先に手を出した。その後、死体を動かし、ティルクを犯人にしたわけだ。チャンスは利用しないと損だからな。
車は倉庫へと進み、ダニエルは降ろされる。
倉庫には、数名おり、ホスキンスという人物はダニエルからすぐ情報を聞き出す予定だったのだが、何しろ答える意思は無かった。

ピートはカーターに連絡を入れると、ピザ屋で見たナンバーはレンタカーで貸出人も偽名だった。間違いなくプロの仕業だと考え、1ヶ月前に死んでいる社会保障番号と、クレジットカードを使っている。
レンタカーならば位置確認装置がついているという。ピートは今やっている、わかったらすぐ知らせると電話を切る。

アップリンク完了送信準備よしとブルックスは答える。そしてホスキンスたちは、ダニエルに教えてもらおうかと・・・そこにクリスタがつれてこられた。
教えないと彼女を殺すという。単純な監視作戦のつもりだったんだが、たまたま殺人現場を目撃してしまったという。ティルクも巻き込まれた。まさに千載一遇のチャンスだという。脅迫することに使えると考えたのだ。今となっては手遅れだ。
解読方法を教えるか、女が死ぬかだと銃を構える。
すると、ダニエルは資料を手に取るために手を出す。翻訳をし手渡すと、ブルックスはシンボルを送信した。カーター達特殊部隊は向かってきている。
壁に立たされたダニエルとクリスタ。
ホスキンスたちは、ザットガンで2人を気絶させ、さらに、パソコンのデータを全て消し去っている。
そして転送ビームを使い去ってしまった。
その後、カーター達が中に侵入したのだが、発見したのはダニエルとクリスタの倒れている姿だけだった。
後処理をしているSGC隊員達。ピートは、カーターにこんなことは悪い奴に逃げられるのは、ありふれているみたいだと話していると。カーターは、それより返事はイエスだと言う。からかっていないな?それじゃ本当に?ピートはプロポーズに答えたのだ。キスを車の影でする2人。


ティルクの引越が始まった。エリックも手伝をしているのだが、ティルクの割れ物をおとしてしまった。そしてクリスタが現れる。
ティルクが出て行くことはないのにというのだが、私を利用して、何かを知ろうとしていた。ティルクは目的のためなら何でもしようとする奴らだと・・・クリスタが、どこに行くか尋ねると元いた場所に戻るという。サヨナラをいわなくちゃなと・・・ティルクは答える。そしてエリックに最後の枯れたシダを手渡される。
そしてエリックのローラーボードには、ティルクのバースマークが書かれていた。
エリックとクリスタは寂しそうにティルクを見送る。
感 想
ティルクの言っていたアパートでの暮らし。しかし久々にNIDと言う文字が・・・
なかなか見れないティルクの私服が再び出ており、ダグは、あまりにひどい人物で、クリスタはティルクとは娘くらいの感覚。イシュタなどの女性がいるはずですので、浮気?しかしホスキンスたちは、どうやって転送リングをつかっているのかわからないし、母艦クラスのものも持っているのか?
しかしこういう展開じゃないともうゴアウルドも減ってきているので楽しめないかな?
また第三勢力がでてきたと考えて良いかもしれない。

今回は、元NIDの名前が多すぎるので公式サイトで確認して名前を公表しております。

戻る