#160「ニューゲーム」 |
地球 |
地球というよりCGが多い |
採点(5段階)★★★ |
![]() ![]() |
ゲームキーパーの悪夢が再び・・・ ゲイトルームに駆けつける衛兵達。ティルクも駆けつける(このシーンは何度も繰り返される)ティルクは衛兵から銃を借り、ゲイトルームへと入り込む。するとそこにはカルファイターがゲイトを超えてやってきた。衛兵が次々と倒される中、オニールもあっけなく倒された。ティルクは落ちていた対カルファイターの武器を取り、発射し、見事命中。カルファイターの撃退に成功する。 目を覚ましたティルク。シミュレーション時間49秒かとリー博士は言う。オニールも楽しいか?と様子を見ていた。ティルクは良かった特におまえの死に様がと、話すと、オニールはそいつには明らかな欠陥があるようだという。 ティルクはそれ以上に同感だと話し出す。アヌビスの作った戦士は、もっと手ごわいという。だが、これはバーチャルトレーニング用にと2年もかけてリー博士が作った 自慢の装置だった。失敗だなとあっけなく言われてリー博士もショックを受ける。 もう少し改良の余地はあるかもしれないが、もっと難しくするためにパラメーターをインプットするのは可能だが、シミュレーションの大部分を占めるのは、ユーザーの意識であり、プログラムを実際に構成するのは個人の意識と、チェアのマトリックスとの混交によるメモリーだ。そのため装置だけ何しても・・・という。オニールはマトリックスしか聞き取れなかったと話し、あのわけのわからない映画のことか?と・・・ カーターは、このシミュレーションは、それを使う人間からリアリズムを学ぶということです。 ソフトの製作に当たっては、今までいろいろな人物を使ってきたが、ティルクのような特異な人物を使った例はない。リー博士の同僚達も思わず微笑む。 ティルクがモデルとして協力してくれればきっとただゲームを楽しんでくれれば良いんだと嘆願する。ティルクも承諾する。ビギナーレベルも作ってくれよとオニールは、 話す。新兵とか何の経験も持たない連中向けに作るのは簡単だと言う。 オニールは任せて去っていく。 |
![]() ![]() |
カーターも協力し、ゲームはCG化し目で見たものをCG化してモニターで見れるようになった。チェアのプロセッサと知覚体験には2秒ほどタイムラグがあり、ほとんど気にならないずれだとして、とにかくゲーム内の、動きは記憶しておき後で再編集し、トレーニングシナリオのプログラミングに利用させていただく、わかっているとは思うけど、いったん意識とチェアがつながってしまえば、こちらからティルクを傷つけることなく、接続を切り離すことは出来ない。このチェアの新しい機能で、ゲームキーパー事件以来、P7J989の科学者が、チェアをシャットオフできるものをつけた。
使用者だけがコントロールできるというものだ。 今回ちょっと違うのは、ゲーム自身が、ティルクから学んで、その変化をプログラミングコードに組み込んでしまうことだ、ゲームの中で、ティルクが死ねば、自動的にリセットされる、ゲームを終えるには、シナリオを完成させるか、それとも中止の意思を示すかだ。いつやめるかはティルクの自由。途中でやめることは無いと、ティルクの意志は固い。チェアは優秀でどんどんティルクの、行動を学んでいく、もしやめたいと思ったらエレベーターに駆け込んで地表を目指してとカーターは言う。 さっそくゲームを開始するティルク。 そこにはCGでティルクが体験している状態の映像が映し出される。 ティルクは、対カルファイター用の武器をあらかじめ用意しておき、ゲイトルームへ入ろうとするが、今度は、カルファイターが待ち構えており、ティルクはあっけなくやられてしまった。同様にティルクも衝撃を受け、彼の死にチェアが反応し、痛みを引き起こした。脳と直接つながっているものでありうると話すが、只のシミュレーションだとリー博士も痛みを感じなくても・・・と話すが、元々これが実戦の差だ。 ティルクは撃たれた経験を持っており、リー博士たちにとっては想像でしかない。 リアルを求めているのねとカーター達も安易な考えでいた。 ティルクは再びゲームの中で、戦っているが、あえてゲイトルームに直接行かず、回り道をして、C−1デッキから入るのだが、倒された衛兵達はいるものの、カルファイターはそこにはいなかった。オニールはゲイト前に倒れており、ティルクに逃げろと言われた途端、背後からカルファイターが発砲しティルクはまたもややられてしまった。 学習能力が高いなとリー博士は心配する。ティルクの力はこれからよとカーターは、 ティルクの様子を見る。 再びCG ティルクは再びゲームの中で、アーマーを装着し、P90を手に取る。カルファイターの攻撃をかわしつつ、影で隠れていたのだが、突然背後からもう一体のカルファイターが出現し、あっけなくティルクはやられてしまった。 様子を見ているダニエル。これはひどいといっているのだが、もっと問題なのは、ティルクの生命反応が鈍っていることだった。軍医を呼び、サイエンスラボへ来てもらうことにする。 ティルクは、駆けつけたカーターに静止の合図を出すとティルクはカーターに助けがいると話、カーターはSG3は無事戻った?と聞くが、みんな死んだ。ゲートルームは破られた。レベル28の東南のルートを封鎖し、防衛線を張ろう。今なら、やつらに十字砲火を浴びせられると、いう。どうしてわかるのかカーターがいうと、これまで10回のうち、7回同じルートを選んだ。ティルクの言うとおり、防衛線を張り、カルファイター2体を待ちかまえる。カルファイターが来たとき、カーターをはじめティルクは、銃を撃つのだが、カルファイターには通じず、カーター、ティルクは撃たれ全滅してしまった。 カミチャエル軍医は、ティルクの様子を見ると、カーター達の言うとおり、度重なる緊張で、アドレナリンの精製が激しく、高血圧と、心拍数の更新状態が長く続きすぎている。待ち伏せはいい手だった。何故対抗武器が効かなかったのかカーターは心配する。実際にカルファイターにあの武器が通じなかったことはあったのかリー博士が尋ねるが、カーターはないという。これまでゴアウルドは有効だった武器にしばしば対抗策をとってきた。こっちも有効な対抗策をティルクに伝えないととリー博士はいう。 ティルクは、駆けつけたカーターにSG3のことを尋ねるが、ティルクは、冷静に、アヌビスの戦士2名が侵入したが、対抗武器は通じないと話す。敵もアーマーを強化したかも?とカーターは言う。周波数変換モジュールを製作中だけどとカーターが話すと、ティルクは、ラボにカーターと向かう。 まだ試作品だというが、早速装着したが、すぐにカルファイターが現れた。 ティルクは、変換モジュールをつけた武器でカルファイターを倒すのだが、今度は、基地の自爆装置が作動する。カーターとティルクは、コントロールルームに向かい、 もう一体のカルファイターも倒す。そしてカーターは自爆装置を解除する。 しかし脅威は排除されたはずだが、ティルクは怪我をしている。 |
![]() ![]() |
これで終わりのはずだがとリー博士も話している。ティルクが勝って終わりだろう?とダニエルも話す。オリジナルのシナリオでもそうプログラムされていたとカーターはいう。でもチェアとはつながっている。またゲーム開始にリセットされてしまった。 フィニッシュラインを遠ざけていたら勝負にならないだろうとダニエルもいう。 もっときつくリアルにと願ったのは彼だとリー博士はいう。 現実ではゴアウルドを滅ぼしていない。そうするとゴアウルドを滅ぼすまでゲームは続くのか?パラメーターは基地侵入シナリオを超えられない。 引っ張り出せないのか?とカムチャエル軍医に聞くが、脳神経にダメージを与えてしまうという。ゲームには安全装置があり、ティルクがやめたいと望めばいいというのだが、それが問題だとダニエルも言う。 ティルクは怪我を治療中だ。やつらはSG3がダイヤルするのを待って、彼らを倒しゲイトをくぐった。わからないのは、何故自爆システムを動かせたかだ。将軍が死んだなんて信じられないとカーターはいう。オニールは死んでいないという。状況に集中しよう、脅威はまだ、去ってはいない。まだ戦士が隠れているという。 ハリマン軍曹は、死ぬ前戦士は2名だけだといっていたとダニエルは言うのだが、やつらは、仲間が来るまでゲイトを開けていたと話し、脅威はまだ去っていないと・・・ まだ他にいる間違いないと・・・その根拠はゲームが終わっていないからだ。 おまえ達はゲームのキャラの一部に過ぎないといっていると、そこに再び警告のアナウンスが流れる。基地の自爆システムが作動。カウントダウン開始・ 今度は別の場所から自爆システムを再起動しているとカーターは言う。 ここからじゃアクセスできないと話し、ティルクたちは、間に合わず基地は自爆してしまった。 脈拍も血圧も高すぎる。1日か半日かとこのままでは持たないことをカムチャエル軍医は言う。プレーヤーを殺すようには作られていないだろうというのだが心理的状況において、そのつど限界を設けていたはずだ。 一つ一つが小さなダメージでもそれが積み重なると致命的になる。 心臓発作を起こさなくてもアドレナリンが、きれれば心臓は次第に弱まり、血圧が下がって多機能不全を起こす。急激な衰弱死か・・・・ 今度はティルクは、カーターに自爆システムを使えなくしろという。もうすぐカルファイターが現れ自爆システムで破壊しようとするんだというと、自爆システムが使えなければ、他の手段を試みる。そうなればこっちにもチャンスが・・・と話す。 ゲイトルームに侵入者衛兵はゲイトルームに急げのアナウンス。 モジュールを追っているリー博士 二人目の戦士を倒し3人目を追っている。かなり体力が落ちている。3人目と戦っているが、ティルクがやられている様子がCGで流れている。 ティルクはエレベーターに向かい、地表に出て、リセットする予定だったが・・・・ 出た場所は、再び同じ場所だった。なんとリセットされてしまったが、最初からだ。 失敗だ。ゲームに戻ってしまった。 |
![]() ![]() |
オニールは、安全装置と言うのは万一の際の安全のためにあると理解していたが私の誤解だったのか?と今回の失敗に対し、リー博士たちに怒っている。最初からティルクには可能な限りリアルにという意識があった。そのために、途中でティルクがゲームをおりようとしてもチェアの方は、ティルクの性格からして、どんな状況下でもおりることは無いと判断した。実際はな・・・でもこれはゲームだ。機械にはそれがわからない。接続をゲームの途中に断ち切るのは、危険であり、さらに今のままストレスにさらされ続けると、いずれは衰弱死を・・・ ゲームを制覇するしか方法はない。しかしゲームに一回勝つたびにひねりが加わり難しくなっていく。チェアには、自我は無いため、彼の能力に見合う障害で挑戦している。皮肉なことにティルク自身が障害を大きくして乗り越えるのを難しくしている。 これが続けば、心機能の維持に膨大なアドレナリンを必要として、いつまでもつかわからない。勝たせる方法があるはずなのだが・・・ 再び、カルファイターが追いかける。ティルクは、カルファイターを1対倒す。 身体の様子を見ているカムチャエル軍医。少しはいいかな?とこちらも心配そうだ。 ティルクは、カルファイターの追跡をかわしつつ、緊張モードは続く。白煙筒を投げ、 2体目のカルファイターを倒すのだが、すぐに3体目のカルファイターが出現。 なんとカルファイターはさらに進化し、消えることもできるようになっていた。 ティルクはまたもややられてしまった。 次は、アーマーを強化しており、カーターによって2体目まで倒される。サーモグラフィーを使い、3体目を探す。しばらく歩いていると、姿を隠している3体目が・・・・ 見つけられたカルファイターは、攻撃を開始してくる。ティルクは3体目を倒すが、これで終わりじゃないという。 今度は、倉庫2809のナクアダジェネレーターにトラブルが発生したとの連絡が入る。 倉庫に向かうと、ナクアダジェネレーターを見るが、フィードバックルームに細工をしているという。止めている時間は無いと、ティルクは、ジェネレーターを抱え、ゲイトルームに急ぐ。P4M-523にダイヤルを回す。しかし、ジェネレーターの制御が徐々に利かなくなってきているところ、ハリーマン(シェブロンマン)は、背後からザットガンで撃たれてしまった。なんと背後から撃ったのはダニエル。彼の目は白く光った。 ゴアウルドに寄生されてしまっていたのだ。ジェネレーターは爆発。 再びティルクはやられてしまった。 ティルクは、ついに、ゲームを諦めてしまい座り込んでしまった。 基地内の人物の虐殺、自爆システムやなんでもやり放題だ。 ティルクの様子を見ているが、どうしてもゲームの影響で体力の消耗が激しい。 戦う意思もなくへたり込んでしまった。P7J989の科学者とも相談したが、この状況では打つ手はないといわれたらしい。チェアには6年前あの星で罠にかけられたときの意識が刷り込まれている。今、ティルクが直面しているのと同じパラメーターをこれにいれてシュミレートしているが、刷り込まれた意識は、現実のものとは別物、プラス6年で大きく、変わっている。基本的な性格は変わっていない。 ティルクがどんな手を使ってもプログラムはついてくる。 わかったと思うたびに、チェアが難しくする。まるでゲームがティルクの心を読み取って、対ゴアウルド戦争そのものを1つのゲームに凝縮しているみたいだ。 ティルクのなかでは、6年前の意識と同じでも、当時奥底ではゴアウルドは倒せるとは思っていなかったようだ。ティルクの意識が変わらない限り、永久にこのゲームに勝てっこない。 |
![]() ![]() |
ティルクは、これ以上に持ちそうにない。危険を承知で強引に接続を切るか、手は無いと考えるが、そこでオニールが、ジョイスティックでもあれば私が手を貸して挙げれるのにというと、リー博士はそれだよともう1つのチェアにリンクして、同じシュミレーションに参加させれば・・・と考えるが、すぐに自ら否定。プロセッサーが2番目の人物もティルクが陥ったと同じ改造されたシュミレーションの罠に、落ち込みだけのことか・・・アドバンテージを持っていれば・・・と。カーターはまたやってくれましたねと、意見に喜ぶ。画面のCGは、ゲームを追っているデータレコーダーで作られる。 チェアのプロセッサとティルクの間のシステムに接続されている。チェアが状況を決め、ティルクが、反応する。そうやって事件が解決し、私達は結果を、みる。データが変わるだけで永遠の繰り返しです。レコーダーは、チェアのプログラミングと、ティルクの意識体験との間で2秒のタイムラグを生む。彼は気づかないほどの差ですが 、それを利用する。第2の参加者は、次に起きることを2秒前にわかるということになる。ほんの2秒だが、その差がプレーヤーに勝利をもたらすかも? チェアのプログラミングもそれに、気づかず、対応予知が追いつかなくなる。 しかししくじれば、ティルクと同じように、罠に捕らわれる恐れがある。 私がやると、オニール、カーター、ダニエル同時に答える。 そして結局、3人の内誰がやったのか・・・ 再びゲーム内、衛兵は、ゲイトルームに急げ、そこには、ダニエルが立っている。 ティルクを見つけ、彼を呼ぶが、なんと、いきなり、ティルクは、ダニエルを射殺。 リセットされた。 何故撃ったんだ?とオニールがいうと、これまでのシュミレーションで何度と、ダニエルが、ゴアウルドでした。とカータはいう。だから私が行くとオニールは言うが、カーターは、将軍の貴重な経験は実戦でこそ必要ですという。 ダニエルは、何度もティルクに撃たれているためダニエルが苦しむシーンが見られる。 早くこれに慣れなきゃとダニエルは、慎重に行動を開始。変換モジュールを探しているティルクのところに、ダニエルは現れる。話を聞けと銃を向け話を始める。 僕は、本物のダニエルジャクソンだ、今証明するというのだが、また射殺されてしまった。 再びリセット ガンコものめ!とダニエルは言い、再び、歩き出す。ティルクをザットガンで倒し、痺れているところ、カーターのラボにいて君は、僕を撃った。そのあとどうなった?というとゲームはリセットされた。これまでは君が勝つか、負けるかでリセットされたが今回は違う。なぜだ、僕も参加したからだ二人のどちらかが死ねばリセットされる。 ティルクは、なんとか起き上がり、ゲームから抜けられない。と嘆く。 俺が何をしても、ゲームは終わらない、ダニエルジャクソン、終わらないんだ!というと、だから来たんだとダニエルは言う。 そして2人は手を組み、ゲームを攻略始める。 このエリアから離れなければとティルクがいうと、・・・あぁそれは前に聞いたよ。とダニエル。2秒先を見る力があるとティルクに話しており、ゆっくりと進む。 2秒先を見る力はあってないようなものだ。とダニエルが話し、いえるのは危ないくらいだというと、こいつはまじだ危ないとカルファイターが向かってきた。慌てて逃げる2人。 カウンターショックを使うという軍医、しかしリー博士とカーターは慌てて止める。もう一度リセットすれば間違いなく心停止を起こすという。 ティルクは、カルファイター2を迎撃しているところ、ダニエルは、ティルクの方を見ると、消えることが出来るカルファイターが出現する。ダニエルの叫びも空しく、ティルクは撃たれてしまいリセットされる。 |