#158司令官の多忙な5日間 |
Zero Hour |
地球 P2X-887 |
採点(5段階)★★ |
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バール出現のエピソード暗黒の奈落、そしてオニールの失われた都市 後編、新しい秩序 後編などがオープニングにでてくる。 ゼロアワーまで5日間という文字。07302 P6J-908のSG8から定時連絡があり、発見した生命体(植物)を基地に持ち帰る許可を求めてきている。08302はSG2とのブリーフィングが予定されている。デスクには人事ファイルがある。まだたっぷりと用事がある。マドネル大佐から幔幕のサンプルそして、コリガン大尉から食堂のメニューの変更の許可の催促が・・・そこにジョンが来ている。オニールは警備が厳重の軍事施設について語りまだジョンは問題があるとして、話そうとしていたが、時間となったために、席を外す。 司令官室には、マークギルモアという補佐官が座っていた。ウォルターをすぐに呼ぶが、CIAで8年間情報分析に従事し機密資格は最上級。ハモンド将軍からのご使命でやってきた。そうすると態度は一変、オニールは歓迎する。 オニールは人事ファイルを見てもらおうとするが、ウォルターは自分で目を通されていただかないとと伝える。 しかしギルモアは自分の部屋に案内される途中にウォルターに愚痴を述べる。 「変わった将軍だなぁ、書類も溜まってきている。」さっそくギルモアは処理を始める。ギルモアは連絡をどこかに入れる。「着任しました、いえ、何一つ疑ってはいません」と謎の言葉を残す。 |
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オニールは式典に忙しそうだ。そこに、ギルモアがやってきて、ハモンドから連絡があり、そして13時にSG1とブリーフィング予定と伝える。室内装飾はウォルターに任せる。ハモンドとの電話で思わず将軍と言ってしまう。 ダニエルたちSG1はオニールを待つ。それは元アヌビス城でバールが見つけていない星のゲイトアドレスの座標で、さらに元親衛隊員から手に入れた基地に入るためのキーを見せる。次はいつ開けられるかギルモアに尋ねると、明朝8時だと・・・ 直ちに行かせず、只の偵察にSG3もつける約束をする。これには理由があるという。 そこにワームホールが接続、SG5が公益協定のための、アムラン代表団を連れて帰ってきた。オニールはそれを聞くと迎えに行く。ダニエルもジャファが知っているということはバールが知るのも時間の問題だと焦るが、一日だ、一日待てとオニールは去ってしまった。オニールは、油代表団と面会している。その姿をティルクとダニエルは眺める。 リー博士のラボに向かったオニールは、植物を眺めている。リーによると、20分前までは、種だった。ギルモアは他の星の生命体を持ち帰るのは危険だとしているが、リーは、厳しい安全基準を、クリアしたものしか地球に持ちかえらない。異星で発見したものが人類の将来にとって、有益となるように出来うる限りの、注意を重ねて、研究に励んでいる。オニールはさらに、植物だとギルモアに伝える。 大宇宙の神秘を軍事意外でも必要だとリー博士は言う。難病の治療とか、世界を飢えから開放するかもしれないと・・・オニールにブリーフィングルームから連絡が入る。 一方ティルクたちは惑星にいけなく、ヤキモキしている。特にカーターに至ってはいつも以上だ。 アムランたちは我々をそっちのけで、もう子供のけんかだとデイビスは言う。 オニールは休憩を取ったほうが良いなと・・・ アムラン1はゴラン平原は神聖な大地だと言い、 アムラン2は、平原のためにはな・・・ アムラン1「私は平原の民だ」 アムラン2「そうだった」と何の話かさっぱりわからない。 そこに仲裁に向かったオニール。1時間も熱弁していたらしい。 休憩を入れるためにと、別室に案内し、閉じ込めてしまった。 ようやくオニールの仕事もひと段落。オニールはハモンドに、手紙を書こうとしていたが、また電話が入ってしまった。 ゼロアワーまで4日 アムラン代表団は、カンカンで公益協定は結ばないとわめきちらしている。 あと1日待てとオニールはあくまで冷静だ。P6J-908の件でリー博士が、大至急お会いしたいとのことをギルモアは伝える。 SG1とSG3が出動待機中。青赤白の幔幕は見つからず、代わりに、白と青の混じったものを見つけたというが、オニールは違う気がすると・・・ カーター達は、P2X-887に向かおうとしていた、オニールは、ルッフェの新メニューの試食でSG1に同行できないと・・・ カーター達SG1とSG3はは、P2X-887に到着し、偵察をする。レイノルズ大佐は、周囲を警戒しつつゲイトを守る。 SGCのリー博士のラボでは、先日の植物が繁殖しすぎて、部屋中に、成長してしまっている。リー博士はこの植物の成長速度を侮っていたらしく、光に対して、異常に敏感だと話す。そこでオニールは、電気を消して、何もいわず去ってしまった。 リー博士はオニールに見せたかっただけだったらしい。 ティルクはごく最近までジャファがいた痕跡があるという。装置を試してみるが、反応がない。カーターの装置でかすかなエネルギー反応が見られた。するといきなりテルクたちは転送リングで転送されてしまった。 レイノルズは連絡を入れるが連絡が付かない。ピーターソンを同行させ、ボスコに10分待って定時連絡が無かったら地球に連絡を入れさせる。 その後、アルケシュが上空を飛行していく。 オニールはデスクワークに追われているところ、レイノルズからの連絡が入った。 SG1からの連絡が取れなくなったこと、アルケシュがゲイトをかすめて飛行していったことをオニールに伝え、それ以降は敵の動きは無いと・・・SG1と連絡が取れなくなって19分、オニールはSG10とSG11を増援に向かわせる。 しかしSGCでは植物がどんどん胞子を空調シャフトを伝って成長を繰り返し、通路までにも達してきている。 レイノルズたちは探索を繰り返していたが、諦めて帰ってきた。オニールはバックアップを命じたはずだと怒る。 そこに予定外のワームホール接続。 IDも未確認だ・・・やってきたのは、バールのホログラフ。仲間を預かっておる。 交換を求めたい。カムルスとの人質交換だ。アドレスを教える。というが、考えさせてくれとオニール。1日やるとバールはいう。オニールは1日とは地球時間か?それともという途中で、バールは消えてしまった。 ゼロアワーまで3日 捜索チーム、ジャファ反乱軍、それにトクラからもSG1に関する情報は一切ない。 カムルスは軟禁中の場所から輸送中で間もなく到着する。 バールが残したアドレスでカムルスを送ることは出来ても、SG1救出のためにアイリスを開けるのは危険だとレイノルズはいう。 ゲイトを通して人質交換のシュミレーションをしてみたが、本気でカムルスを引き渡すつもりなのですか?とレイノルズはオニールに尋ねる。 オニールは思案中だと・・・そして書類が届いたためレイノルズに出動準備をと伝え、去る。もう手遅れじゃないかな?とギルモアはいうと、レイノルズは、将軍もバールに捕まったこともあり、拷問を受け、殺されて、また石棺で生き返らされる繰り返しであったがSG1は諦めなかった。将軍も諦めない。ここの男女一人残らず同じだと言い残し部屋を去る。 |
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カムルスに会いに行くオニール。バールが部下を人質にとって、おまえとの交換を求めてきた。なぜだと尋ねるが、理由は腐るほどある。囚人扱いされるとは思わなかったと・・・引き渡さないほうが得なことは、あるのか尋ねるが、バールは信用できない。バールに余を引き渡しても、おまえの部下は戻れない。 尋問だけのはずでは?とギルモアはいうが、奴は質問に答えなかったと、話し、捕ギルモアは捕虜交換の規則に反しますと・・・捕虜じゃない。奴は亡命を望んで、私は拒んだ。軍法会議ですよとギルモアはいうが私のチームを取り戻せるのならば、へでもないと・・・渡しても戻ってくる保証は無いと・・・ イベントホライズンが開き、オニールとカムルスは、ゲイトの前に向かう。最後のチャンスだと・・・余は腰抜けではない見損なうなと・・・ しかしここまでだなとオニールは言い、営倉に戻しておけと部下に命令する。 実はこれはハッタリだった。 カムルスがオニールを呼び、バールが本気で復讐を考えているのであれば、危険だと・・・どんな手も使ってもやってくる。余はもうここから出て行くとカムルスはいう。 女神の懐からか?とオニールは言うが、カムルスは何が女神だと罵る。 亡命は求めたが、死ぬまで独房とは思わなかったとカムルスは言う。 カムルスは座標を教えるという、そこはエンシェントの作った装置が残っているらしい。何の装置かわからなかったが、オニールならばと・・・ その場所は、秘密にしていたが、評議会でつい装置を見つけたと自慢してしまったことがあるとカムルスはいう。 オニールはハモンドにメールを打っている。ラクではないと思っていましたが、実際、これほどまでに大変とは思いませんでした、あなたのご苦労が、思いやられ、涙が出そうな毎日です。もっと、ラクをさせてあげたかったと・・・ また予定外のワームホールが接続。オニールは駆けつけると、SG3のID信号だ。 実はカムルスのアドレスを聞いてレイノルズたちを向かわせたのだ。 そこには確かにリビングルーム大のエンシェントのものと見られる装置が あったが、カムルスが何故動かせなかったかわかりました。これをつけてなかった。ZPM(ゼロポイントモジュール)だ。これはエンシェントの動力源で、亜空間からエネルギーを引き出す。SG1が南極で見つけた武器もこれが無くては、只の飾りだ。 地球のは動力がゼロだが、この物体は空じゃない。50%はかたいだろうと・ 突然SGCの電力が落ちてしまう。またあの植物によるものだ。 次々と電源が落ちて、コントロールシステムまでもが停止してしまう。 植物が壁にもぐりこんで、配電用ケーブルにからみついてしまったようだ。 一部でも光を浴びているところがあると、暗い部分にも栄養を送れる。 全照明を落とすようオススメするとリー博士は言う。 ダイヤルコンピュータも停止中。電力の回復も図っている途中で配電盤が焼ききれたようだ。 外部からのワームホール接続は可能で無線も接続できる。しかしアイリスは手動になってしまう。ゲイトも手動でダイヤルできないのかオニールは尋ねる。 それは内側のリングがロックされたまま、動かないとサイラーはいう。 制御盤との接続をきろうとしたのですが・・ 停電になったとき安全装置が働いたらしく、外部からの干渉を受け付けようとしない。簡単に言うとダイヤルできないと・・・ |
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ゼロアワーまで2日 オニールはノックで起きる。ギルモアが起こしに来た。10分と寝てない気がすると・・・その通りで、ワームホールがつながったと報告に来た。 バールが話したいと・・タイムリミットは過ぎたぞとバールはいう。 技術的な問題が起きたというが、引き伸ばそうとしていたのか?と・・・ 彼女がいないと技術的な問題でと冗談交じりで交渉しているが、一日だけ待つと怒って消えてしまった。 オニールは怒らせたいのだとギルモアに言う。 2年前トクラが開発した毒ガスの製造法を学び、地球がゴアウルドから攻撃を受けたときの防衛オプションとして、その大量生産に踏み切った。今エリア51に十分な量の毒ガスがストックされ、バールが支配している星3つを襲い完全に無力化できると・・・ガスの効き目は短いため、手早く済ませないといけないが、SG1がどの星にいるかが不明なため、困惑している。 その毒はジャファも殺してしまう。数千か数万というジャファたちも殺してしまうかもしれないので大規模な攻撃だと・・・ 敵の反発を生み、地球への大攻撃が起きるかも?しかしZPMが手に入った今、防御できるかも?と会議は長引く。 そこにカムルスがどうしても将軍に話したいとギルモアが入ってくる。 カムルスは、教えたアドレスで何かを見つけたのに、どうして開放してくれないのか怒っている。まだ仲間が開放されると思っているのか?とカムルスはいう。 リー博士は植物がガンマ線に弱いことがわかった、そのため一斉にガンマ線を浴びせる計画を考案中だ。 大統領がSGCを訪問予定だったが、SGトップチームは捕まり、ゲイトは開けず、おまけにお化け植物に基地を占拠されている、この状態では大統領は呼べない。 オニールはハモンドにメールを作っている。 「そこで遺憾ながら、辞表を提出いたします。誤解なきを、残念に思っているのは職を辞すのではなく、あなたの後継者として、この椅子に座ったものの、あなたの万分の一も司令官としての能力が無いことを思い知らされたが故であります。」 すると電源が全て回復する。 リー博士から植物は全て死滅したためご安心くださいとのことでギルモアが司令官室に報告に来る。 それとダイヤリングコンピューターが復活しました。カムルスを自由にすることとなった。ZPMを手にした。そのため約束を果たす。 シェブロンが次々と呼び上げられる中、5の途中でリー博士から連絡が入り、ダイヤルを中止する。カムルスはまたもや帰れない。 リー博士の報告によると、今回たまたまガンマ線の放射によってわかったことなんだが、普通ならばZPMはこんなにも光るものではない、容器からナノ単位の微量破片を剥がして調べてみたところ、と特殊眼鏡を渡す。一定量異常の電気が流れると、なんとZPMは爆発してしまった。これは罠だ。 これを南極に送ろうとした、これを南極にあるエンシェントの武器にセットしたらどうなるか・・・とてつもないエネルギーの大爆発になってしまうところだった。 原爆や水爆などは比べ物にならないものになってしまう。 無力化できるかどうかは・・・ カムルスに会いに向かったオニール。カムルスは使用方法がわからないエンシェントの武器に対しエンシェントの武器を使えなくする方法を考えた。 オニールはバールを殺すチャンスを与えるとする。その引き換えにエンシェントの装置をバールに売り込ませて、仲間を救うか・・・ カムルスにZPMを渡し、レイノルズたちと共に待ち合わせの星へ向かう。 数時間後、SG3が帰ってくる。誰も戻ってこなかったと・・・作戦は失敗だ。 |
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ゼロアワーまで1日 オニールはパソコン中だ。レイノルズが話があるとゲイトルームで待っている。 オニールはゲイトルームに向かうと、SGCのメンバーがズラリ。レイノルズはあなたの決断に100%従いますと・・・ご命令があればいつでもいけますと・・・ 気持ちはわかった、ありがとうとオニールは言う。みんなにも・・・解散。 オニールはロッカールームで着替えているが、横にはティルクとダニエルのロッカーが・・・オニールは寝るために帰ろうとしているが、再び、予定外のワームホール接続。SG1の信号をIDを受信。オブライアン軍曹が待機信号を返信。 オニールは無線を入れると、カーターからの通信だ。敵の猛攻を受けており、アイリスを開けて欲しいとのことだ。だが、オニールは駄目だという。 迂回できないかオニールは言うが、カーターはホームダイヤルに近づけず、無理だという。オニールはSG1はバールの捕虜になり、敵の手にアイリス信号が洩れている恐れがあるというが、ダニエル達は、P2X-887にまだおり、アヌビスの秘密基地で迷子になり、ようやく出てきたらジャファの待ち伏せを受けたと話す。 今ゲイトを閉じたら二度とダイヤルは不可能だと・・・ オニールはゲイトを開ける。数発エネルギー弾がゲイトルーム内に飛び込んできたが、無事にSG1は帰ってきた。 状況を尋ねると、秘密基地に入れたのはいいが、出ることが出来なくなった。 アルケシュが飛んでいたのは、バールたちも秘密基地を探していたからだ、捕虜になったのは、レイノルズたちが探しているのを知り、無線を傍受した。待ち伏せも納得できる、基地を発見できなかった代わりに、SG1を見つけて・・・・と話す。 オニールは期待していたアヌビスの武器のことを尋ねるが、何も無かったとダニエルは言う。 オニールは、カーターの指揮官としての能力を褒める。カーターはSG3をゲイト前に残したことを正直迷ったと話す。あれでいいと、通常の偵察だ、それより待ち伏せの対応は完璧だった。奮戦振りはティルクの報告書を読めばわかると・・・まるで野獣だったと・・・大嫌いな第一種上層だと ZPMの報告書を読んでカーターはZPMを過小評価しています。太陽系全てを破壊する威力があるんです、つまりその威力を知った今、地球を襲う武器に使うはずだと・・・・そう思ったからカムルスには現物を渡さなかったという。彼には空を渡したと そしてゼロアワー オニールは司令官室で、大統領の車列が正門をくぐった、間もなくエレベーターにのる。ギルモアも明日からはこの基地から去ります。という。 実はギルモアは大統領からこの任務を命じられた。 民間の監査役と・・・あなたの監査役と・・・実はオニールは知っていた。 ハモンドから情報を聞いていたのだ。 ギルモアは、数日間あなたのなさったことに感銘を受けたと伝える。 そしてオニールはアムランたちの軟禁は解いたのか尋ね、積極的に交渉に向かっていると・・・オニールは子供の遊びフルーツバスケットをさせたとか オニールの机の上には、ハモンドに書いている文章が残されている。 最後の文字には、Never mind(忘れてください)と書かれていた。 |
感 想 |
ながーく感じた今回のエピソード、とにかくゼロアワーっていうのが何かっていうのが、気になる。もしかしてオニールの退役?って感じで見ていたが、しばらく出ていなかった、デイビスも出てくる。幔幕のどうのこうのっていっていたときに気づかなければならなかったのかも? バールは、カーター達を捕虜にしてっていうのが今回の大きなテーマだが、いつもだったら、捕まっているシーンとかあるのに、何故かない。逆にオニールの目から見たSGCの話しだからかと思って半分まで見ているが、わけわからない植物の話が次々と出てくる。リー博士は楽しそうにオニールに話すのだが、どんどん基地内は大変なことに・・・・結局アヌビスのような登場の仕方をするようになったバール。 ゴアウルドの支配階級の中では今一番力があるから・・・特にオニールは、バールに散々苦しめられたからオニールは恐ろしかったのかも・・・ アムラン代表団は何だったのか・・・・あれが一番大変な交渉だったのかもしれない。カムルスはあのあとどうなったのかも気になるところ。 |