#152副大統領就任 |
INAGURATION |
地球 |
採点(5段階)★★ |
ホワイトハウスでは新大統領が選出され初日を迎えていた。秘書のスタンからいろんなことを言われあまりにも多忙な大統領の仕事にうんざりしている。統合参謀本部議長が執務室でお待ちですと言われて大統領は、執務室に向かう。統合参謀本部議長のフランシスは、早速執務室で、重要な話があると、他のメンバーを退室させ、話を始める。過去7年間シャイアン山で行われてきた秘密プログラムのことについてだ。それは当然SGCのことだ。国家機密のブリーフィングはもう受けたよ?という大統領だが、この件は別だとフランシスは資料を渡す。合衆国空軍は、過去7年間に渡り、エイリアンのスターゲイトと呼ばれる装置を使い、遠い惑星に部隊を送ってきました。というのだが、大統領はジョークと見て、就任の初日に、相応しいと言い、ユーモアのセンスを自負しているが君もなかなかのものだと笑って誤魔化していた。これからトーゴの前大統領に電話しなければならないと話し、次々と仕事があるというのだが、フランシスはトーゴの前大統領は待たせてくださいと、ジョークではないことを告げる。実際に大統領に関してフランシスが説明を始める。 |
大統領は、早速キンゼイ副大統領の下に向かい、何故言わなかったのか問いただす。フランシスから聞いたことについて大統領はキンゼイに空軍が星間旅行を日常化していたこともショックだったが、選挙の盟友が全てを承知していたということがよりショックだと・・・キンゼイは、6年前からきつい緘口令がしかれていたと話す。 今大事なのは不適切な運用が行われていると、現場に何度も適切な運用に心を砕いたが、いかんせん責任者である軍人共ががんとなっている。その中でも直接SGCに関わっているスタッフをいますぐ更迭しないとどうにもならん。いいかね? 私にいくつかの腹案があるというが、大統領は、具体的な話を聞こうとしていたのだが、キンゼイは、我らの仲を切り裂こうとしており、その陰謀に乗ってはいけないと、SGCの否定をしている。これは大変な問題だと大統領は納得できない。 スターゲイトプログラムの実態を把握してからだと大統領は数多くの資料を見始める。エイリアンの高官の接待。エイリアンのテクノロジーの入手。過去への時間旅行?太陽を吹き飛ばした?こうして要約を読むとがんばっとるなと褒めるとフランシスはすばらしい活躍ぶりですと相槌を打つ。何度も地球を救ってくれたとフランシスも彼らを認めている。SGCのスタッフは完璧にその役割を果たしていると・・・ 副大統領を信じていないのか?と大統領は聞くが、彼には別の見方があるようですと言う。予算委員のときSGCを潰そうとしたというが、副大統領も、今では、我々同様手遅れだと信じているはずです。6年前とは考えも変わられたはず。今望んでおられるのは閉鎖ではなく、ゲイトの支配です。と・・・ 〔懐かしい閉鎖命令のキンゼイが〕そこでNIDに任せようとしたときにアスガード艦隊の最高司令官のトールが出てきたシーン。 なぜそこまで執着するのかわからない大統領だが、それ以上の何かがあると感じている。NID内部の不祥事が表面化した際に、キンゼイが関与している証拠がなかったということをフランシスは話すが、キンゼイの選挙資金がどこから出ているのか不安になってきたと大統領は話す。それは聞かなかったことにとフランシスに言う。 そしてキンゼイのもとにウールジィがやってきた。私の資料を見ればSGCの大掃除に乗り出すかとと自信を持っている。 |
大統領室にフランシスが呼ばれ、そこには大統領、ウールジィとキンゼイが座っていた。ウールジィはこの7ヶ月NIDを代表してスターゲイトの全メンバーの調査を行ってきたと話し、その調査結果を始める。個人的な調査であれば、ハモンド将軍も呼ぶべきでは?というが、ウールジィは調査対象のためそれは出来ないと説明する。 フランシスは軍人の鏡といっていいとハモンドを称える。彼らを更迭する予定の形でウールジィの報告が始まる。 一番新しい事例は一ヶ月足らず前、将軍は敵の待ち伏せが火を見るより明らかな状況なのに救援部隊の出動を命じた。英雄たち 後編その結果重要メンバーのフレイザーの死を招いたと・・・ 危険な状況下に部下を送り込むのは軍隊としては当たり前の行為であるとフランシスは弁護するが、ウールジィは、この場合罠とわかっているのにそこに送り込むのは犯罪行為であるとし、責任を認めているという自白ともいえる報告書を見せる。 自分のミスを認める潔さの表れだとフランシスは言う。 事例は他のSG1にもしばしば見られるという。さらにキンゼイは、功績の反面、致命的な過ちも重ねているという。 7年間にわたり司令を無視していると国家の安全を危険にさらしてきたという。 時間の無駄はよそうじゃないかと大統領は話し、エイリアンと戦ってきた英雄の話をしているのに、実例を出すよう求める。 ウールジィは命令違反の実例から始める。 人体改造アームバンドで再開命令が出る前に、スターゲイトを勝手に動かしたこと。 カーターの場合、ゴアウルドに寄生されたことにはじまり殺し屋ゴアウルド、2年前にはエイリアンのウィルスの宿主となったこともある。質量0の生命体 ジャクソン博士の場合、エイリアンテクノロジーに翻弄されたことは数多く同時に12人のエイリアンの意識に肉体を支配されたこと難破船ストロモスもあれば、何より、 特質すべきは、一度は死を迎えて報告書によれば高みの存在に登ったことさえあります。友よ永遠に そしてティルク、エイリアンで、元ゴアウルドの兵士であるにも関わらず、最高の軍事機密であるSGCの純メンバーとなっております。信頼が仇となったことがあります。アポフィスの親衛隊長に返り咲いたことで・・・理由なき反抗フランシスは敵に洗脳されていたと説明する。他のエイリアン同様エイリアンのハイテクに無力なことを証明したことになる。 最後にオニール大佐、エイリアンの伝染病に感染すること6回、エイリアンの実験材料になること同じく6回記憶を操作される事数え切れず、超古代のエイリアンのデータベースを脳に直接ダウンロードされたことさえあります。宇宙人・第5の種族へ 大統領はそれを聞いただけで頭がおかしくなるという。 ウールジィはあれだけのことがあった彼らに地球防衛を任せられるか? 見事に切り抜けてきたじゃないかと大統領は言うが、ウールジイは完全に影響下から抜け出したという保障がないとする。専門家によって医学的な検査を行っているという。SGCを今のまま放置しておくのは危険です。SG1が宇宙に飛び出してさまざまなトラブルを引き起こすたびに、宇宙における地球人の地位は、低下する一方です。一日早く彼らを更迭すれば、千日の損失を防げますと・・・ 大統領は理解に苦しむと話し、報告書を見ただけで彼らのことを理解できるわけが無いという。組織の改変と新しい秩序の構築が不可欠です。今こそ、そのチャンスですと言う。 大統領は一息いれないか?と席を外させる。キンゼイは大統領にまさかやつらの味方をしないだろうな?というが、じっくり租借する時間が欲しいという。理解するためのもう少し時間をくれと大統領は言う。 キンゼイは、必要なことは全て知ったここにいられる理由も含めてなというが、大統領は、私がここにいるのは、国民が国の舵取りを委ねたからだ、銀河系の舵取りじゃなくな・・・大統領は私で君じゃないぞ。君自身どれだけ貢献したと思うかかってだが、それは自分の心のなかだけにしまっておけという。 そして一休みとなる。 |
一休みを追え、ウールジィはエイリアンの脅威に対抗するものとしてスターゲイトコマンドは最初で最高のものだそうです。事実なら慎重な運営が必要です。繰り返すようですが、ハモンド将軍とSG1は軽はずみな判断で、彼ら自身を基地を地球を危機に陥れた、怪しげな装置を基地に持ち帰っては、何度と無くSGCに危機的状況を招いている。殆どのケースで混乱はSGC内部に留まったが、幻覚?奇妙な虫のように基地の外まで及び一般市民をパニックに陥れた例を話す。 フランシスはエイリアンテクノロジーの獲得を求められている限り、止むを得ないというが、許容範囲外で、スターゲイトネットワークのウィルス実験で僕のアヴェンジャーもしもの件を考えれば恐ろしいと・・・責任はハモンド将軍にはない、ゴアウルドがウィルスを改造した結果自体が起きたというが、ハモンド将軍が敵に塩を送ったと同じことになりませんかとウールジィはいう。フランシスは彼らの重みを理解しようとする気がないのではないか?という。戦闘中個人的感情持ち込むな、その程度は軍人でなくても常識として知っております。具体的にと大統領が言うと、3年前の出来事のことを話し始める。規約より個人的感情を優先しました。恐らく(陰謀の連鎖反応) 感情面の危うさはSG1のメンバー全てに共通した要素です。ジャクソン博士と深く関わった女性は、一人ならずニ人までもが、ゴアウルドの宿主となりました。ティルクの家族および、ジャファ内部の友人の存在は、ティルクのアキレス腱とも言ってもよく、彼の行動を縛る足かせとなっています。そしてオニール大佐とカーター少佐の2人は、お互いの心に秘められた相手への行為が、しばしば重要な決断を曇らせる要因となっております。好きになるのは勝手だろうと大統領はいう。2人はもう既に不適切な関係にあるとでもいいたいのか?というとキンゼイは、この報告書を読む限り、オニールとカーターの間には単なる友情とか、権威以上の交流がある。 軍人としてあるまじきことだという。 ある科学者(リー博士)の報告書によれば、カーターの態度は常軌を逸していたという。未知の惑星!失楽園のときのカーターの感情移入。 報告書の中に身内の恥を明らかにすることはしないだろうとキンゼイはあざ笑う。 大統領は、もうわかったありがとうとウールジィたちを退席させる。 数時間後、キンゼイのもとに、ウールジィがやってくる。よくやってくれたとキンゼイは言うが、ウールジィは私にはそうは思えませんという。気にするなぁ。同じことだ、大統領は動くよ。と話すが、ウールジィは私はそうは思えません。フランシスに肩入れされていると考えた。しかしキンゼイは、そうは思ってなく、大統領は立場上相互の意見を聞く必要がある。だから君に来てもらったしかし、私と考えは同じだと・・・ キンゼイは勝ち組についたってことで安心させる。 翌日大統領のもとにフランシスがやってくる。SGCの反論をするためにやってきたのか尋ねると、困難な状況下でベストを尽くして戦ったのはわかるが、政治的視点からみると、キンゼイの方に道理があると・・・ スターゲイトを知る人間は多い、いつまでも秘密は保てないそれが明らかになったとき自分のみを守らねばならぬ、大衆の信頼を得る必要がある。今SGCを掃除することが大衆の支持につながるとでも?とフランシスは尋ねる。 大統領に、秘密が洩れるのはまだ先で、危機に直面するのは刺し詰まっていることを話す。 そのときに欠かせないのはハモンドと、SG1の経験だと・・・ フランシスはゴアウルドの支配階級のことを話す。科学力では劣ってはいるが、善戦し、押し気味に推移しました。正直ツキも味方したというのだが、それも昨日まで 新たな脅威が生まれました。アヌビスという脅威で、彼は1年前小惑星を地球に衝突させようとしました。地球のスターゲイトを武器に変え攻撃されたこともある。 矛先をライバルに向け、支配階級との戦いを続けていますと・・・ いいことじゃないかというが、ライバルを滅ぼし、地球に向くのは時間の問題だと・・・そのときにはさらに強大にになっているという。命の泉のシーンも出される。 それが事実なら最前線にSG1に居ようが要るまいが、対して差は無いのではないか?と大統領は言う。フランシスは、アヌビスも無敵じゃないと話し、倒す方法として失われた都市を見つけるという。 話についていけないとして、まだファイルの第3部までしか読んでいないと・・・(何部まであるんでしょう?)ゲイトシステムはエンシェントが作ったことを話し、はるか昔に滅びたが、絶滅を逃れたと・・禁断の惑星大統領は助けてもらえばいいと安易に言うが、フランシスは、住む世界が違う。この世界の揉め事には関わらないことを告げる。去年のこと、SG1がアビドスと呼ばれる星で、すばらしい発見をしたという。 謎の石版失われた都市に一番近づいているのは彼らでもう一度地球を救わせてくださいと嘆願する。単純だといいんだがと大統領は副大統領が大きな障害となり無視するわけにはいかないと・・・彼と衝突すれば・・・この件に関してまだ全てを把握できていない、他に話していないことは?というが、無い。 SGCのメンバーは多くの功績を残してきたが、その仮定でミスも犯してきた。敵も作ってきた。正直彼らを守る自信がないと・・・ 夜になり、ペンタゴンでウールジィがフランシスを呼び出す。彼はキンゼイに黙って面会していたのだ。隠密に来たといい、警告だという。副大統領は非常に危険な連中とかかわりを持っておられます。彼らは目的のためには手段を選ばないといい、さらに暗殺未遂を犯しているという。自分は正直者だとしてNIDに入ったのも軍の秘密作戦を民間の者が、監視する必要性を実感したと・・・証拠は無いが、今仕えた相手が思ったような真摯ではないと感じていると・・・フランシスは証拠を見つけなさいとだけ告げ部屋を出て行く。 |
SGCのハモンドに電話が鳴る。ウールジィがやってきた。信じてないのは承知で私人としてやってきたと話す。ウールジィは自分の仕事に誇りを持っているとして、雇い主の個人的な願望や主義主張を反映してはならないと思っていると前置きをして、要件を述べる。SGCの調査も命じられたときもそのつもりで偏見抜きで勤めた。 キンゼイ暗殺未遂事件のことを話し始める。狙撃、暗殺! その後NIDの腐ったりんごつぶしが始まり一掃されたと言いたいところだが、NID内部の汚濁は掃除し切れていないままで未だに汚れたままだと・・・前より汚れており、キンゼイも相変わらず、彼らとつながっている。あの時は不要かジャマになったのだが、暗殺が失敗に終わり、キンゼイの運が好転し、ホワイトハウスへのチケットを手に入れた。若いには十分な動機になった。 だからできるだけのことをしたいとして、証拠探しに来たという。 NIDの汚れたりんごとキンゼイとの関係を繋げる証拠だ。 脅迫を受けたが、戻ってきたことを話し、その理由をぜひ知りたいと・・・キンゼイの何を掴んだのか教えて欲しいという。陰謀の連鎖反応再びキンゼイとオニールの取引のシーンだ・・ そしてハモンドはファイルをウールジィに渡す。その中にはディスクが入っており、コピーを別に作っているという。 何故これまで誰にも渡さなかったのか尋ねると誰を信じて良いかわからないとしてハモンドがずっと持っていたのだ。今もそうだというと、ウールジィは部屋を後にする。 夜にウールジィは大統領の下に向かい、報告に付け加えたいものがあるとして、NIDの報告書に欺瞞が含まれていると何年もの間、不逞の輩がNIDを私化して来ました。彼らは闇の国際ビジネス組織と組みその手先として、エイリアンのテクノロジーをひそかに盗み出してきました。大統領はビジネスだけなら良いという。 彼らの動機が金儲けで無い場合だ。この手の陰謀の背後に居る人物は金銭欲以上の欲に取り付かれることが多いので、スターゲイトがもたらした人類の新たな可能性、それを個人の醜くねじれた目標達成のために利用されたら人類はおしまいだ。 副大統領がまだ彼らの仲間であることを告げに来たのか大統領は訪ねると、 彼らの力が強大ならば、副大統領は援助の見返りにスターゲイトプログラムの支配権を手に入れようとしていたのだ。メインスポンサーであった借りはこれで返せるはずですとハモンドから渡されたディスクを大統領に渡し、正しいことをしたと歴史を認めるでしょうか?と聞くと、大統領は、誰の編纂した歴史かによるだろうな?というと ウールジィはため息をついて部屋を出て行く。 |
感 想 |
シーズンに何度か行われるまとめて一挙放送エピソード。しかし今回のは幅が広すぎて拾い集めるのが大変。オニールの6回ずつのエピソードについては時間がかかりそうなので、しばらくお待ちを(笑) しかしウールジィのレポートはかなりやな感じです。しかもキンゼイは、大統領が代わってSGCの実権を握るつもりだったようだが、今回の大統領はユーモアもあり、SGCに共感できて良かったです。 国家予算を聞くとまた変わるのかもしれないが・・・ しかし結局またキンゼイの陰謀はまだまだ続きそうな感じが・・・ 大統領のメインスポンサーであったのはゲイトの支配権目的? |