#151悪魔の実験 |
RESURRECTION |
地球 |
採点(5段階)★★ |
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ロサンゼルスで、NIDのバレット捜査官が、カーターたちを呼び寄せる。オニールの様子をうかがうバレット。オニールは今回オヤスミ。 倒産した廃工場で現場検証が行われており、行方を追っていたNIDのモグラがここに隠れていたということだ。まだ逃げ回っている人もいる。何が起きたのかダニエルが尋ねると、今朝8時ごろに911に電話がかかってきて、それを傍受し、駆けつけると、警察が来た後で、すぐ閉鎖して庇護活動してきたものたちが警察に助けを求めるという考えには、納得行かないダニエル。切羽詰っていたのではないかとバレットは答える。 通報してきたのは男性の声で、動転していた様子がありありだった。 電話はすぐ切れ、見つかった死体は32そのうち6人は警備員らしく武装していた。 犯人はわかっているが動機がわからないという。 そして案内された場所には、厳重な管理化の中で、女性がたっていた。彼女がやったとバレットは答える。 |
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最初は生存者と思っていたが、この録画を見て・・と録画画面を見せられると、男性が、這いつくばって逃げるところを射殺。先ほどの女性が後ろに向いてカメラを見つめる。彼女が隅で怯えているのを見つけ、何も覚えていないという。 ずっと檻の中にいて、警備用のカギがあったため、それを使い監禁した。 指紋を取って確認中で、もう一人生存者が見つかった。 テフラーという名の科学者で身柄を押さえたが何もしゃべらない。 バレットがSG1のメンバーを呼んだわけを教えようと、別室に連れられる。 倉庫の一室で、辺りには、見たことがあるものはないが、SGCが集めたものとは違い、セキメントが使った道具だとティルクが答える。 かつてラーと手を組んでいて、一時はラーの右腕とも言われた。ラーは彼女を自分の名代として、あちこちの星に送り、奴隷を支配した。そして彼女は、陰謀をたくらんだとして、追放された。ラー王朝の頃は、彼女は地球にいた。遺物が残されていたとはダニエルも思っていなかった。これはドイツで集められたものだとバレットは言う。 ケフラーの身辺を当たってみると、父親はナチスの先般だ。驚くには当たらないと・・テフラーの尋問が始まる。 テフラーは、煙草を吸い、全く彼女のことを話そうとしない。彼はNIDとして存在が消されているため電話などが使えない。 32人もの死人が出たからと追求するが、まったく彼にはわからない。出来の悪い者達は台無しにすると・・・車のリモコンキーだというリモコンを見せるが、彼は何かを隠している。バレットはさらに見せたいものがあると、地下室に案内される。 地下室には、標本とかした生育途中の胎児を見せられる。 何かの実験の失敗例かもしれないが、専門チームが調べ終わったPCをカーターは、再確認の意味を兼ねて、調べ始める。 カーターはウールジィの情報のお礼をまだ言ってなかったと英雄たち 後編の時のお礼を言う。するとバレットは近いうち食事に付き合ってくれと話す。 返事は、今付き合っている相手がいるということで却下される。バレットもその返事には驚いた。 ダニエルたちの元にバレットは向かう。大部分はセクメントにつながる工芸品で、発掘場所は、多分エジプトの王家の墓か、地下の礼拝所だと思う。特に注目点は、そえrどまりかな?という。箱が置いてあり、この箱は何か尋ねてみると、契約の箱で、神との契約の石版をおさめたもので、ラーの太陽の紋章がある。中に石版があるのかは開けてみなければわからない。 ダニエルは適当に回してみるが、何かカギがあるようだ。彼女は監禁してから一言も話していないし、テフラーにも謎が多くわからない。 彼女から何かを聞きだすためにと、バレットはダニエルに話を任せる ダニエルはいつもの口調で彼女に近づく。 彼女は、真っ黒の色だけで絵を描いていた。君はアンナだろう?初めて君を見たとき、君にあんなことが出来るなんて信じられなかった。ビデオを見せられてもなお、怯えている。状況を知るために聞こうとダニエルは言うが、私は殺してないと答える。ビデオには、写ってはいるが、私じゃないと・・・ |
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ビデオで実験室で次々と射殺するアンナの様子が映っている。 私はあんなことが出来ないという彼女だが、どう見ても彼女が発砲している。 覚えてないの一点張りのアンナにダニエルはどう使用も出来ない。ケフラーのことを聞くと、作った人だという。 それを聞いて、ダニエルは、バレットに聞く。遺伝子操作か、若しくは、・・・ アスガードが人間のクローンを一晩で作ったことも、エリア51には、アルゴスから持ち帰った技術サンプルがある。人間の成長を促進する装置でNIDの暴走グループならば、アクセスできたはずだという。 アンナも全ての責任はケフラーにあるといっているとダニエルは言う。 ダニエルは、彼女の話を信じるしかないようだが、ビデオの映像は? NIDはゴアウルドのクローンを作ったことがある。それならば説明がつくとバレットは答える。ダニエルは、再びアンナの元で質問攻め。 詳しい情報が知ることが出来ないままで、画用紙と木炭をくれたという。 いつも画用紙をくれるけど、私の誕生日だと一度だけ言われたらしい。 この部屋から出たこともなく、たくさんの本を読んで学んだ。 本物を見たことは無い。 いろんな絵を見せてもらうが、それは、夢の中で見たことで、わけもなく浮かんでくるという。ただ怖いだけ・・・ 外したいが、博士が凄く怒る。博士には大事なものだと話し、また絵を描いている。 その虫の絵があったら見せて欲しいと、多くの絵を見せてもらう。 それは箱を開ける組み合わせだとダニエルは考え、絵を持って、箱を開ける作業を試みる。 絵の通りティルクが回すと開いた。そこには緑色のスイッチがあり、既に起動している状態だった。 警察にアンナの写真を渡し、もし、逃げた別のアンナがいれば、見つかるはずだ。 ファイルを開くことができたカーターは、過去3年の研究結果がわかる。出土品はナポレオン時代にさかのぼり、ナチがそれをかき集め、最後はケフラーの親父がくすねた。ゴアウルドの壷を見つけている。幼生の入った保存容器で、ケフラーは人の卵子に、ゴアウルドのDNAを結合させた。ゴアウルドの遺伝子は知識を受け継いでいる。ケフラーたちはゴアウルドと人間の混血を作ることで、彼らの知識を得ようとした。前に盗んでおいた名前と技術もある。それで成長を早めた、45件の失敗を重ねてアンナが作られた。手配は取り消し。アンナは一人だけである。 唯一の成功例、それ以前の実験では混血にしくじるか成長速度の促進に失敗してみんな死んでいる。 試行錯誤の末、ようやく彼女のDNAに刻まれた知識を少しずつ取り出す方法を見つけた。それは拷問にかけていたのだった。 電気ショックで無理やり記憶を思い出させるものだ。 そこにティルクたちがやってきて、調査結果をカーターから説明を受けるが、彼らが来た目的は、先ほどのあの箱には爆弾が入っていたと言い、およそ16時間後に爆発すると・・・ |
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ケフラーは爆弾のことを聞いたが、それは面白いと他人事だった。知っていることを全部はけとバレットは掴みかかった。彼女が止めているぞとケフラーは全く動じない。爆弾の解除方法を聞くが、箱が爆弾とは知らなかったと話し、あれ(アンナ)をただの娘と思ったら大間違いだという。ゴアウルドの恐ろしさは人類にとって脅威だとして、アンナはゴアウルドに対抗するための手段に過ぎないと話す。 一人の死と引き換えに数十億の命を救えると正統派の話をする。 爆弾をセットしたのに何故逃げないのか尋ねる。ゴアウルド(セクメント)がセットしたという。寄生体はいたか尋ねるが、それはカーターは感じなかった。 ケフラーはアンナの中に別の人格が存在するという。自分の心の中の暗闇とアンナが折り合いを付けられないでいるのか、それともゴアウルドの意識が強力で表に出たがっているのかそこまではわからないセクメントが表に表れたときの彼女は実にユニークだ。その間は意識を覚えてない状態だ。 大量虐殺した後のセクメントの肉体は長くは支配できずアンナに戻った。 何故爆弾を?セクメントは完全に支配するために爆弾でケフラーに脅迫した。 セクメントはケフラーならば出来ると考えた。ケフラーは彼女は被験者、私は観察者とあっさりと答える。完全支配が出来るように思わせてその見返りがゴアウルドの知識だった。秘密を知りたいのは私だけではないぞとつぶやく。 ダニエルは、辛い気持ちはわかるよとアンナに語る。君に似た少年にあったことがあるとハルセイサスの話を始める。強力な存在に救われたと高みの存在のこと、強い力など・・・ゴアウルドの伝えた知識は邪悪で穢れたもので、決して求めてはならないと教えてくれたという。 どうすれば爆発がとめられるか。爆弾のことをダニエルは聞くが、絵どころか箱を開けたことさえも覚えていないと話す。答えはアンナの意識の中にある。 リー博士は、探知機を使って箱の中を調べると、5キロのナクアダが詰まっているとわかった。爆発すれば、まずいというリー博士。冷静すぎる。 動かせないかバレットはリーに尋ねるが、ティルクはこれまでの例からも動かさないほうが利口だと助言する。下手に動かせばセンサーが感知してドカン・・・ 半径何キロ避難させればいいのかバレットが聞くとオレンジ郡の広さ分という。 イメージが浮かんでパッと書くというアンナは、ダニエルは僕を信じてくれと爆発を止める手段を聞こうとする。何回誕生日祝ったのかというアンナの突然の質問にダニエルは今はそんなことはどうでもいいと言うと、ケフラーそっくりといわれてしまう。 ダニエルは困惑する。 研究用にビデオを集めていたのはわかったが、ダニエルは情報を仕入れることが出来なかった。さらに、ケフラーそっくりといわれたのがショックだったようだ。 時間内に聞きだせる可能性はわからない・・・ 爆発の規模が不明のため広範囲で避難しているというバレット。 研究情報を調べ、アンナに根本的な治療法を提示できれば進んで協力してくれるかも?アンナの扱いはひどいものだった、今のままでは長期の生存は不可能。 作ったとき誰も寿命は考えていなかった。老衰で3年で死んでしまうだろうと予測する。ナナイト技術による成長促進をとめられるはずだと・・・ゴアウルドのDNAをアンナから分離させるのは不可能だが、彼女の意識から遮断するのは可能だと・・・ 依然同じような例があると・・・ ナクアダ爆弾の爆発は迫ってはいなかっただろうと時間のないことをバレットは言う。ダニエルはビデオを見ている中で、怯えるアンナがケフラーに脅迫されているシーンを見ていると、突然アンナにセクメントの人格が現れた。ゴアウルドの秘密について聞こうとするケフラー。そのあまりに非道な尋問にダニエルは言葉を濁す。 ケフラーはこれまでの苦労を無にしたくない。私にはアンナの心が読めると言う。聞こうとしている間ついていてもらってもいいと・・自由を求める。 君らと同じく人類を救おうとしていたと自分の正当化を証言するケフラー。 戦争主義者の意見にカーターは聞こうとしない。 ダニエルが早足でケフラーの元にやってきた。先ほどのビデオの中に、ケフラーがリモコンを持っていたのを見つけた。ゴアウルドをコントロールできるというのだ。 それは既にバレットが持っており、それで苦痛を与え、ゴアウルドを引っ張ることも殺すことも可能だ。証拠は何もないと言う。リモコンを使いゴアウルドとともに檻から出して、32人を虐殺させた。装置を使えば止めれたが、殺しをとめなかったのだ。 |
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爆弾はまだ解除できない状態でいた。下の部分からクリスタルのカバーを外す。 外ブタになにも仕掛けられていなかったとはいえいきなりクリスタルに触るとえらいことになると、リー博士は慎重に進める。 エネルギー反応が無いのでフォースフィールドやセンサーの類は組み込まれていない。普通は青色が制御用だとわかってはいる。そのためそれを抜けば大丈夫だろうと言うが、ティルクは爆発すると話す。 アンナから爆弾の解除コードを聞きだせるのはあなたしかいないとカーターはダニエルに託す。 リーは、プログラムを書き換えようとしていたが、突然カウントダウンのスピードが上がってしまう。そのため、2時間以下に早まってしまった。 可能な限り、市民の避難を進めているがやはり大勢が死ぬだろうとダニエル。 アンナに僕らはヘリを用意しているから助かるがそれを持たない市民は大勢死ぬと・・・考えているけど何も浮かばないとアンナは答え、ダニエルは最近のことを話し始める。記憶をなくした裸の人ときの話で、瞑想で何か浮かぶかもしれないと・・・ アンナは、恐ろしいイメージばかりだと嫌がるが、ダニエルの説得で試すことになった。 爆弾は残り42分であり、半径10ブロックの住民は全員避難したが、それだけではまだまだ・・・ナナイトによる成長促進は止められても、ゴアウルドの遺伝子分離は不可能だと・・・目的は情報を得ることで安定した有機体を作ることではないとケフラーは言う。つまりアンナはいずれ消えるということだ。ゴアウルドのDNAがアンナの全てを乗っ取ってしまう。人間の意識にゴアウルドの意識が乗っ取ってしまう。 彼女の脳にはバイオトクシンのカプセルが埋め込んであり、そのときがくれば、リモコンで毒が溶け出し、無駄な苦痛を省き、瞬時に死を迎えられる。 ダニエルとアンナは瞑想を進めていた。しかし瞑想の途中にダメーと言い始める。アンナの中のセクメントが出てきてしまい、辺りの紙をを全てやぶき始める。 そして置いてあったろうそくで紙に火をつけて火事が起きてしまった。急いで消火活動をするが、その騒ぎに乗じて、アンナは逃げてしまった。 その無線はケフラーのところの無線にも入っていた。 バレットは階段でアンナに転ばされてしまい、リモコンを落としてしまう。アンナはそのリモコンを奪い、ある場所へ向かった。 ダニエルは絵を見て、今はセクメントじゃないと気づいた。 ケフラーは、監視の中で、苦しみ始める、監視員が近づくと、ケフラーは監視員のスタンガンを使って気絶させ銃を奪って逃走した。ダニエルは絵を持ってリー博士の下へ、こいつが解除コードだと、爆弾の解除する文字が書いたものを渡す。 カーターはバレットを捜しているが、見つからない。ダニエルは、アンナを捜す。 カーターはバレットを発見。負傷しているのを他のものに伝え、リーは、ダニエルが置いていった紙通りにスイッチを押し爆弾を解除した。 ケフラーは逃げ出そうとしたが、アンナが・・・一緒にラボに行こう助けてやるというが、もともと信じていなかったとアンナは、中にある邪悪な存在よりもっと邪悪なものがあるとしたらケフラーあなたよと・・・銃声が響いた。 ダニエルが駆けつけると、アンナは、自分のリモコンを使って毒を出し自殺した。そして反対側には、ケフラーの血まみれの死体が・・・ |
感 想 |
先週と打って変わって、急にシリアスなストーリー。最初はアンナが2人?という想像をさせ、さらにあの不気味な箱は?など難関が2チームを襲う。 そしてケフラーの実験とは? いろんなサスペンス風の展開ではあるが、やっぱりねというのが今回の感想。 バレットがカーターの彼氏がいることを知ったときの表情が印象的。 最近リー博士が頻繁に出てくるようになった。爆弾処理班で(笑) アンナに対する虐待でケフラーの恐ろしさがわかる。ケフラーの怪しい雰囲気も今回の謎を惑わせる。 |