#144究極の戦士
EVOLUTION, PART 2
タルタラス
採点(5段階)★★★
前回の続き

国務省にゲリラから2人の身代金の要求があった。72時間以内に支払いがないと殺すと・・・犯人自らは名乗ってはないが、情報筋によれば、ホンジュラスの反政府ゲリラということだ。政府の対応はマニュアルどおりで公式には身代金は支払わない。非公式にはホンジュラスとの外交関係がかかっている。火中の栗を拾うものはいない。救出チームを送ろうとオニールは提案する。
ゲリラはアメリカとニカラグアとの冷め切った関係から軍事行動は起こせないと高をくくっている。ハモンドはそれは間違いだと救出に大統領は同意されCIAからも情報収集を命じられた。だが、国際問題に発展しないようにとオニールに託す。

ダニエルたちは、2日間飲み物も食料を与えられずだった。リーダーのラファエルは、ダニエルにじっくりとした拷問が始める。石棺のオリジナルを見せ「これは何か聞く」がダニエルは黙り込む。水が無ければ3日か4日しか持たないとラファエルは、目の前で飲み物を飲んでみせる。ダニエルは、工芸品だと言い張る。マヤ文明の遺産を探しにきた。そして見つけた・・・マジで考古学者なんだと話し、インターネットで検索してみろよと話しかける。
つじつまがあったのは、おまえは物好きな考古学者で、古代の工芸品を発掘にやってきた。だが、ラファエルは信じない。もう一度聞くこれが最後だと、石棺のオリジナルを再び見せる。人様の国に来て、貴重な工芸品を盗み出す権利がどこにあるという。実態は泥棒だと・・・こっちには正当な理由があるという。
そして部下のチャーローにバッテリーをショートさせて見せ、どこまでわかっているかためさせてもらうと脅しにかかる。
ホンジュラスのCIA工作員のバークという男がジャクソン博士たちの居所を知っているとハモンドはオニールに話す。実はオニールは、面識があり、さりげなくごまかす。
彼と協力するしか手は無いんでしょうとオニールは言うだけ無駄だと言う。
バークは、救出にオニールの参加を求めている。大統領のゴーサインも出た。ピーターソン飛行場で輸送機が待っていると2時間後に出発だそうだ。

カーターは、無敵の戦士の内部装置を探っていた。そこにオニールがやってきて、ダニエルを助けに行くと話し、今回の任務をどうするか話しかける。
カーターは自分にお任せくださいと言う。実は、オニールは出発前にやってきた。

ダニエルは気絶するまで拷問を受け、再び牢獄に入れられる。そしてリー博士も同じように拷問を受けるために出される。

タルタラスにアヌビスの基地が間違いなくあるとジェイコブは言う。星は強力なセンサーで守られていて、そばにいるとすぐに見つかると話し、さらにスターゲイトは建物の中に置かれていて強力なフォースフィールドで守られている。アヌビスが不死身の戦士を作った目的は何か、何をたくらんでいるのか阻止したいとハモンドは言うフォースフィールドは破れてもゲイトの警備は厳重だとカーターは話す。
一時的にセンサーを切る手段を講じてから星に侵入すべきだとティルク。
問題は方法だと話していると、セルマクが自分がやろうという。
無敵の戦士のコンバットスーツを見にまといフォースフィールドをやぶる作戦だ 。
体への負担はどうなるかわからないとブレイタクは言う。
さらにアヌビスの星のフィールドは強力かも?というが、セルマクもジェイコブも同じ意見だと言う。他に名案が浮かばない。ジェイコブがセンサーを無力にした後戦闘艇で星に潜入せよと話し、あらかじめ放射性アイソトープを摂取しておけば、基地内のセンサーも感知できず、自由に行動可能だと・・・
脱出は高速艇で任務遂行中は、わしの手で、地表の裂け目に隠しセンサーの目を逃れると・・・

オニールはスペイン語で話しかけ、目の前に座った人物がいる。その男は、バーク。
仲間が殺されるまで48時間しかないと話し、場所を教えろという。
ジャクソンは、ロヘリオデュランと言うガイドをやとってジャングルに入った直後にゲリラに誘拐されたと説明。
どうしてそうだとわかったか尋ねると、あのはねっ帰り連中のいつものやり方だという。去年もカホンダムの建設技術者を誘拐していると話す。
会社は誘拐保険に入っているから自腹はいたまない。連中は身代金で反政府活動にせいを出す。技師は生きて帰ったという。
やつらの武器はホンジュラスとカラグアは今国境問題でももめている。昔からだが・・・そこでアンチホンジュラスファンクラブの会員はニカラグアに行けば幾らでも銃が手に入る。銃はAK。今でこそロシアから直接仕入れているが、80年代はキューバからの中古だ。AKで撃ちまくられたオニールやバークにとっては辛い話だ。
ここに長くいすぎたなとオニールは話し、私を非難するために来たんだろうという。

実はオニールはバークの弁護に立たなかったということだ、そのことでバークは、恨んでいる。誤射事件でオニールが証言してくれていたら、救われていたと・・・
ウッズが倒れたことは話せないとオニールはいい、ウソを付くわけには行かなかったんだとオニールは話す。チームだった俺のことはよく知っていたはずだと言い争う。
切り札はオレが握っていると主導権を握っていることをバークは話すが、ただのガイドだとオニール。だったら好きにしなと去ってしまった。
そこにウェイターが現れガイドが出来るという。

リーが瀕死の状態で連れてこられる。リーは拷問に耐え切れず、何もかも話してしまったとダニエルに言う。ラファエルは、オリジナルの石棺にスイッチを入れてしまった。箱は光り輝いている。
ジェイコブに、放射性アイソトープを渡し、コンバットスーツを着ていた。アメフトをやっていたときを思い出すというが、当時はヘルメットがありましたか?とサイラーは尋ねる。ジェイコブはフル装備でタルタラスへと向かう。
タルタラスのゲイトを抜けると、そこはアヌビスの船の入り口前で、そこにソースというアヌビスのジャファがジェイコブを連れて行く。
そして席につかせて、スーツのチェックを始める。

ブレイタク、ティルク、カーターは戦闘艇でタルタラスの近くで待っていた。肝心のジェイコブはソースのチェックを受けていた。そこにアヌビスが現れ、働きはどうであったか尋ねる。詳細な報告は、まず予備検診を済ませてからとソースは言うと、後で報告を待つとセンサーもプローブも故障していると修理するように伝えアヌビスは
部屋を去る。そしてトースも・・・
カーターたちは待ちきれない状態であったが、センサー機能が停止したという信号を受けて戦闘艇でタルタラスに向かう。

オニールはガイドと一緒にダニエルたちが命の泉を見つけた場所へと辿り着いた。
ガイドは何もないでしょうというが、何もないならどうしてここに、アメリカの軍用ブーツの跡があるんだといい、何を願う?とコインを水の入った場所へと落とす。
ガイドにバークはお金を渡し、この先はオレが案内すると話す。

ラファエルは、興奮気味にダニエルに脅しにかかり、命の泉の神話の元になった装置だとリーから聞いたために、ダニエルが知っていると考えたのだが、試そうとして5分で捕まってしまったダニエルたちが知る由もない。
テルチャクとは誰だと聞くと、マヤ神話に出てくる神で数千年前にこの地に住んでいたとされている。というと、これは数千年前のモノかと尋ねる。尋問は続けられる。
装置は危険な力を秘めている。うかつに触れると大変な災いをもたらすというが、
ラファエルは、幸せをもたらすだろう?という。実は装置を既に使っており、体の隅々まで力が満ちている気分は初めてだと興奮している。
ダニエルは止めろというが、全く聞こうとしない。
ラファエルの部下も止めようとしたのだが、突然発砲し、部下は撃たれてしまった。

アヌビスの船では、カーターたちが現れ、ジェイコブと合流。

オニールとバークは、進んでいく中で、撃たれたガイド、デュラン・ロゲリオを見つける。彼は、撃たれてはいたものの、数日間そのままでいたのだ。
考古学者を捜しているというと、ジャクソン博士?とロゲリオは言う。
彼はさらわれて国境超えて北へ向かったという。
ロゲリオは撃たれたのはこれが初めてじゃないという。
まだ金をもらっていないとがめついところはまだあるようだ。
バークはチューインガムを渡した。

トースはアヌビスにカルウォーリアー(正式名称)が行方不明だと話す。
マインドコントロール技術に不備があるのか尋ねる。それは絶対ないとアヌビスは話すが、オリジナルに欠陥がないか調べてみよという。

バークは奴が動いたから撃ったという。(これはオニールとの因縁ありの事件)もう昔のことだとオニールハ言うが、バークはまだ続ける。
勝手に移動したことは認める。おまえが標的に近づくのを脇から援護しようとしたんだ。ウッズもそう考えたんだろう。同じ行動を起こした?と聞くと、バークはそういうことだと・・・

カーターたちはカルウォーリアーを既に3人見つけていた。何人要るのか全くわからない。10名もいるまいとジェイコブは話し、ラボの収容力は数名分だと話していた。
奥のラボに進むと、ジェイコブたちは恐るべき光景を見る。幼生のバイオタンクは空っぽで、エジュリアのようなものが水槽の中にあった

ダニエルは牢獄から脱出を試みる。石棺と同じだが、オリジナルの副作用をこの目で見たとダニエル。石棺と同じだが、こっちの方が強力だという。
ラファエルたちは眠ってはいたものの、先ほど殺された部下が、石棺の力で蘇った。
カーターは部屋のタンクの数から見て、何千匹もの幼生を産ませるつもりに思われる。だが、何故?幼生はマザーからゴアウルドの記憶を受け継いで生まれるエゴと欲望の固まりを?忠実な兵士には相応しくない。この女王はアヌビスと同様の老体のため、出産準備にかかってはいるが、脳波は極端にフラットだ。遺伝子記憶を伝えるつもりはないらしい。生まれる頃には脳は空っぽだ。
ハンガー星のエジェリアと同じだ。アヌビスは思い通りの情報を幼生に積み込める。
自由意志のないロボット、完璧な兵士だ。無慈悲で恐怖も知らずひたすら忠実だ。
偶然にしてもパンガーの時と似すぎているとカーターは言うと、エジェリアのことをどうやって知ったのか疑問に思っていると、ティルクには思い当たる節があった。
ジョナスクイン。彼が、以前アヌビスに捕まったときに情報を取り出している。
アヌビスは完璧なロボット戦士を作ろうと思ったとき、クインから得た情報が大きなヒントになった。この女王に子を産ませてはいけないと、C4爆弾をセットする。
その前に、アヌビスの目的を調べるためにしばらく様子を見ることにする。その後、爆破する予定だ。

バークとオニールは、後2キロの所まで来たが、オレを信じているか?とバークは言う。ここまで来たのはおまえを殺すためだと彼は話しかけるが、それは忘れろと再び進みだす。お互いの信用関係の話を二人で始め、事実を知りたいか?とバークは言う。あれはオレの責任じゃない。仕方なかった正当防衛だ、撃ちたくなかったが撃つしかなかった。真実を知りたいんだろう話してやるウッズは敵に通じていた。俺たちを売ったんだあの悪党が俺たちの位置も逐一敵に流していたんだ。俺が感づいたのに気づいてやつはオレに銃をを向けた。で、俺は反射的に撃った。
何故証言しなかったかオニールは言うと、実は、バークは家族ぐるみでウッズと付き合いがあり、真実が明らかになったとき、かみさんのシンディはどうなるんだよとオニールに話しかける。
ウッズが国家反逆罪に問われると遺族年金ももらえなくなると、ウッズは軍をやめて、麻薬カルテルの傭兵になる気だった。くたばったのはあいつのために良かった。と・・・

ダニエルは、牢獄を壊していたところ銃声に驚く。先ほどラファエルに撃たれた部下が蘇り銃を持ち、乱射してきたのだ。
ラファエルたちは驚き隠れている。その隙をついてダニエルとリーは逃げ出した。
ディスパレン(スペイン語で撃て)と再び彼を撃ち、死体の様子を見に行くと、死を確認した。だが、ダニエルたちがいないのを見て、森の中へ追跡始める。

カーターたちは、最近の活動ログにアクセスできるコンソールがあるはずと捜していた。それを見ると長期的な計画はわからずとも、艦隊の動きをつかめるだけでも、収穫だと考えてる。この奥にはラボと通路それと倉庫しかないとジェイコブは言う。
そしてアヌビスの個人エリアは多分向こうだと、進む方向を示す。

オニールとバークは、銃声を聞き、その方向へと進む。その方向からはダニエルとリーが逃げていた。オニールとバークは二手に別れ、銃声の方角へ進む。
リーは既に拷問で瀕死の状態だ。そのため木の陰に隠れ、ダニエルがラファエルたちをひきつける。だが、ダニエルは逃げる途中に右足を撃たれてしまう。
ラファエルの怒りの銃乱射がダニエルの足元に撃たれる。

カーターたちは、アヌビスの玉座に到着し、下のフロアで恐るべき光景を目にする
我が子、カル戦士、汝らは余のために働くのだ。アヌビス万歳とカル戦士達が、忠誠を誓う姿が見えるが、それは、何千といるのだ。
その光景にティルクたちは驚く。
ラファエルはナイフを取り、生きたまま皮を剥いでやると、ダニエルに近づこうとしていたところ、ダニエルは目を背けるフリをして石を取っていた。そこに銃声が・・・
あっという間にラファエルと他2人を射殺し、他に何人いる?とオニールがやってきた。いない、これだけだとダニエルは遅いじゃないかととりあえず安心する。

ティルクたちは背後にトースがいるのに気づかなかったが、馬鹿めとハンドリボンを出したところティルクはすかさずザットガンでトースを撃つが、まだ動く、そこでカーターが銃を放ち、倒した。しかし警報が鳴り、カーターはブレイタクに通信を入れて、
戦闘艇の準備をする。C4を爆破させて、逃げるが、カル戦士がそれに気づき追いかけてきた。

オニールはダニエルの足を一時的にに治療したが、発砲が・・・石棺で生き返ったラファエルの部下はまだ死んではいなかった。オニールは銃を撃ち込むが、通じない。そしてバークが、ショットガンを撃ち、粉々にしてしまった。あのゾンビ野郎は何だ?とバークは聞くが、機密か?と再確認。ろくでもない仕事やらされているんだなと笑いながら話す。

ジェイコブたちは、戦闘艇まで到着し、ブレイタクに離陸するように頼む。だが、ゴンと物音がした。しかしそのまま離陸する。ブレイタクは誰かが後部ハッチを開けたというと、例の戦士よとカーターが答えると、すぐ背後にカル戦士が立っていた。
銃を撃つが、当然通じない。カーターは弾き飛ばされた。
さらにティルクも撃たれ負傷。ジェイコブは早い動きで照準を合わせさせない。
そこにブレイタクが転送リングを使いカル戦士を飛行中の空中へ追い出してしまう。
ブレイタクはティルクにやられたか?と聞くとはいと答え
どこだとさらに聞くとプライドですと話し、起こされてご老体にしてやられましたと・
ジェイコブは、カーターのようすを見に行く、カーターは軽い脳震盪を起こしてはいるものの、無事だ。

バークたちはラファエルのアジトへ向かい、ガイドのロゲリオはヘリが救助しこっちへ向かっている。
オニールはバークにいいサポートだったと話し、帰ったらおまえを良い場所へ転属させてもらえるよう推薦しておくという。おだやかなところで熱すぎず寒すぎずきれいな姉ちゃんがそこら中歩いているところが良いという。(そんな場所は探すの大変)
わかった努力しようとオニールは返事。
そしてリーが持っている石棺を見る。スイッチは切ったつもりであるがまだ装置は動いているかもしれない。君が持つか?とダニエルに渡そうとするが、ダニエルは逆側にずれる。バークはいかれているぜ!という。

SGCでは、ハモンド、ダニエル、オニールが、カーターたちを待っている。
ブレイタク、カーター、ティルク、ジェイコブは無事に帰ってきた。(ティルク、カーターは負傷しているが・・・)
装置(石棺)も手に入れたこともカーターたちは確認。
これでカル戦士に対抗できる武器を作るほか無い。
カーター悪いニュースで何千とカル戦士がいることを伝える。
生産を遅らせることしか出来なかったと・・・
ハモンドはまた、後で聞こうとゲイトルームを出て行く。
オニールは、カーターに、立派な指揮官だと話し、カーターは生きて帰れてラッキーだったという。オニールは実力だと話し、ランチを誘い、ゲイトルームを出て行く。
感 想
また映画を見た気がしました。というのもあのシーンはスターウォーズでしょう(笑)
バークとオニールの凸凹コンビもなかなか笑える。
リー博士は話してしまうんじゃないかと思ったが、やっぱりそうだった・・・石棺でゾンビが出来てしまうとは想像以上の凄さだった。
アヌビスは、やっぱりジョナスクインの記憶を手に入れて、エジュリアのことさえも・・・

あれだけのカルウォーリアーがいては、どのゴアウルド、ジャファも手に負えないでしょう。
今後のストーリーに期待大です。

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