#141僕のアヴェンジャー |
AVENGER 2.0 |
P5S-117 |
採点(5段階)★★ |
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捕虜になったSG−1で手柄を挙げた?フェルジャーは、再び妄想壁にとりつかれていた。それを起こすクルムス。リング動力源のスケール表示を任せていたが、返事が無かったらしい。 場面は変わり、フェルジャーのラボでは、ある研究がされていた。フェルジャーは、いつもいる助手のクロエが落ち着きがないと言うほど落ち着きがない。実はこのラボに、カーターが来て褒められようと頑張っているらしい。しかもゴアウルドの怖さもクロエに何千回と話したそうだ。ジャファ親衛隊長ヘラクからSG1を救った事も・・・ いつも武勇伝の話をしている様子のフェルジャー。そこにオニールとカーターがやってきた。フォルジャーとオニールは言うが、フェルジャーですと言いなおす。大発明と聞いていたものを見にオニールたちが来たのだが、オニールは興味本心で置いてあった装置に触ってしまう。微妙な調整を施しているためと触らないで下さいと告げる。プラズマのパルスが壁に向かってドカンと行くという。X303のミサイルに変わる兵器への期待だと話し、格子魚雷と考えてくださいとクロエもサポート。電流を繋ぎいよいよ実験開始というときだったが、装置は、ショートし始め、煙と共に、小爆発。 SGC内の電気が停電してしまう。こんなはずじゃなかったんですとオニールに弁解を求めるフェルジャーだった。 |
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フェルジャーはハモンドに謝罪するが、今度やったら研究所はカットだとお冠の様子。試作品はあと少しまで来ていると言っていたが、もう半年になるとハモンドも彼の言葉を覚えている。ハモンドは、フェルジャーの調査をしたところ、全ての研究は空約束と失望という惨めな結果に終わっていた。契約を考え直す時期に来たのかもしれないとハモンドは考えを述べる。歴史的発明が間近に完成すると言う言葉をフェルジャーはいう。プラズマ兵器が豆鉄砲に思えるくらいのだと自信ある返事をした。 来週末までには報告できるのではと言うが、ハモンドは24時間だけの猶予を与える。しかしフェルジャーはハモンドの調査どおりの空約束をしてしまったのだ。 クロエはなんでそんなうそをつくのか怒るが、パワーバランスを変える武器を考えるまでさとアヴェンジャーをクロエに言う。助手のクロエもフェルジャーのひらめきのホラはわかるらしい。この一件が片付いたら現実的なゴールを目指すとアヴェンジャーの報告に挑む。アヴェンジャーはゲイトシステムにコンピュータウィルスを入れるというものだ。ゲイトシステムにウィルスを入れることによりそのゲイトの座標を変えてしまい、動かないものとする予定だ。カーターもこの件に関しては、面白いと 見込みがあるとわかればカーターからもハモンドにも話してみるという。 フェルジャーはこの件は大喜びだ。 オニールとティルクは、別惑星に向かう予定だが、カーターは付いてこない。フェルジャーの研究だからとオニールは信用していない。だがティルクも狙ったスターゲイトが使えないと、ゴアウルドとの戦いに有利になると協力的だ。オニールは海兵隊と共に、ゲイトを抜ける。ハモンドもオニールの意見に賛成なのだが、カーターは、彼の発想力は天才的だと考えている。サポートさえあればと・・・ フェルジャーはスターゲイトのフィギィアを作っていたのだが、部屋にやってきたのは、カーター。突然の訪問客にフェルジャーは驚き、ハモンドに研究のことを伝えたところ、もう一度チャンスを与えても良いという返事が返ってきたらしい。条件は、カーターもプロジェクトに参加するということだ。SG1はどうなのかというと、ダニエルはP3L-997の移住作戦に従事。その惑星は、月の軌道がイカレタために、絶え間ない地震と異常気象で住民は絶滅寸前だ。オニールたちは、ジャファ反乱軍たちのリーダー達の調停に向かった。主導権争いで内輪もめになったらしい。 カーターもフェルジャーのアイデアがすばらしいと思って残ったということだ。 フェルジャーはラボでネクタイとコロンをつけて、カーターを待つ。そこにカーターがやってきてネクタイを褒められて喜ぶフェルジャー。アヴェンジャーの開発は着々と進んでいった。そしてウィルスは完成。 カーターがハモンドに報告し、何処かのゲイトで実験してみないとわからないとP35-117がバールの主要なナクアダ鉱山があり、そのゲイトを閉ざせば相当なダメージがあるという。テストの結果は潜入しているトクラの工作員が、亜空間通信ネットワークにより、知らせてくれる予定だという。早速カーターはアヴェンジャーを実行する。 数時間後、フェルジャーはトクラの工作員の連絡を待っていたが、構内アナウンスでカーターにコントロールルームへと流れる。何故かフェルジャーがコントロールルームに行ってしまう。カーターもやってきたが、オニールとティルクからの定時連絡が入らないという。そのためSGCからオニールたちがいる惑星P3C-249へゲイトを繋ぐ。 任務は順調に終わったのだが、ダイヤルできないとオニールは言う。 帰りのワームホールを形成できないと話し、あっちこっちアドレスを試したがロックできないと・・・ハモンドはすぐにフェルジャーを疑う。偶然で僕のウィルスのせいではないという。 |
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フェルジャーは調査の上、ハモンドにアヴェンジャーは今回のことには無関係だと断言する。アニメのキャラクターから取ったというアヴェンジャーのことであったが、 誰も知らずに良い答えが返ってこない。座標は何度も確認しP35-117に繋いだとカーターも告げ、ゲイトシステムの中では、400光年しか離れていないので近距離であるが、ダイヤルする上では1つ違うだけで大きな違いだと言う。 そこに予定外のワームホール接続が入る。トクラのテラスから音声通信が入り、 スターゲイトシステムに複数の故障が発生していると言うことだ。故障とは、複数のゲイトが接続不能。原因は不明で情報収集中。カーターは惑星P35-117についての情報が入っているかどうかテラスに聞いてみるが、まだ、入っていないという。 カーターはわかっているデータだけでもとテラスからデータをもらい、情報の分析に入る。フェルジャーは、じっと見守っている状態で、ハモンドたちから冷たい視線を浴び、手伝いますとカーターに尽力する。 情報を見ていると、あるところに文字が入っていた。それはゲイトシステムの自動アップデートが行われたと・・・ カーターは、派遣中の全チームに帰還を命じるように具申する。 ハモンドは既に命じており、P4F-221から部隊は撤収している。 カーターは、狙っていたゲイトとオニールたちがいるゲイトそして接続不能になった図を見せ、数分後には数が増え、本来の目標から広がっていることを見せる。 説明できると、カーターは話を始める、惑星は宇宙の膨張や、自身の軌道運動で、常に座標を変える。変化する相関位置を調整するためゲイトネットワークには、更新された新座標を他のゲイトに自動送信するシステムが組み込まれている。 フェルジャーのウィルスがその自動更新の引き金を引いたといえる。 目標ゲイトのダイヤルプロトコルをスタートさせてしまったのは間違いなさそうだ。 ホームダイヤルが完全にウィルスに汚染される前にシステムは、自動的に近くのゲイトに書き換えられたデータを送信しそのゲイトがまた近くのゲイトへと・・・次々と更新をしてしまうため、とめられない。1つのゲイトから1つのゲイトまでの送信だけであっても、2時間とかからないという。ハモンドは怒ってラボから出て行く。 鉱山がこれで全部とゲイトを閉じる。次はP3L-997だ。ダニエルのチームで、ダイヤルする。 フェルジャーは、過去の話をしながら、何故科学をしているのかに対して疑問を投げていた。(ホフマン先生の眉が二度と生えて来なかったと嘆いている。) そこにカーターがやってきて3チーム戻って残りは12チームもあるという。 ダニエルは、まだ帰ってきておらず洪水が迫ってきており今のところは無事のようだ。再びハモンドから連絡が入り、カーターはトクラから連絡が入り、情報網によれば、全ネットワークが停止したということだった。 さらにフェルジャーの過呼吸が始まってしまった。 |
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ハモンドは再びオニールに連絡を入れて状況を確認する。調停は失敗でジャファのリーダーの一人が寝返って、オニールたちを敵に売ったという。途中までは順調であったのだが、ゲイトがいかれて、お互いが破壊工作だと罵りあい収集が付かなくなってしまったのだ。ゲイトはシステムの故障だとカーターは説明し、原因はウィルスだという。するとオニールは又フェルジャーか!と怒鳴る。ホームダイヤルからホームダイヤルへと感染していったというが、オニールはフェルジャーで怒っている。 勝ち誇っているフェルジャーに反省の色無し。だが、そこに、ティルクの声で、オニールと・・・新手のアルケシュが来たと言う。オニールたちは逃げたのだが、無人探査機が破壊されてしまった。映像が途絶えてしまう。応援を送ることは可能だとカーターは言うのだが、問題が解決するまでは駄目だとハモンドから断られる。 カーターたちは再び解決策の練る。1つの目標に新たなデータを送り込めば、全てが更新されると。1つのホームダイヤルを本来の座標に書き換えれば連鎖的に全ネットワークが、元どおりになるというが、問題はアトランダムに書き換えられた新座標をどうやって元に戻すかと言っていたがフェルジャーが、それでもいくつか方法はあるはずだ。どれか1つホームダイヤルでロック出来れば、新アドレスと旧アドレスを比較して修正プログラムをつけれると・・・ ランダムに、ダイヤルしなければ・・・・38種類の重複しない文字から7つの文字の組み合わせ選び出す。組み合わせは636億通りとクロエは答える。劇中では630億通りと言ってました。 38P7の計算で良いのでしょうか?(違ったらごめんなさい)
夜になり、ハモンドにオニールに連絡が取れたか確認するカーター。あれ以来応答がないという。トクラからの情報では、これをチャンスにバールは、勢力を拡大しそうだということだ。彼は最大の艦隊を保有している。ゲイトが使えない今、船の数が物を言うと・・・他の支配階級の星を襲って勝ちまくっているということだ。 フェルジャーにポケベルが入る。無視していると、近くの電話が入る。外線だったためにフェルジャーは出てみると、それはフェルジャーの母親からの電話だった。 フェルジャーが全く家に連絡を入れてなかったために母親が心配して電話してきたのだ。ママが過去の失敗リストを電話で話しているようだが・・・ カーターは途中にラボにやってきて、止めさせる。 この後は、カーターとフェルジャーのミスがあるとかないとかの話しが長々と始まる。翳りの太陽でしてしまったカーターの失敗談を話していたところ、フェルジャーはあることを思い出した。セキュリティプロトコルをバイパスするために自分でダイヤルプログラムを作った。今回もそうするんですとプログラムをオリジナルに戻そうとするから無理がある。ここのコンピュータのをアップロードしてやれば良い。と威張って言うが、SGCのコンピュータは、オリジナルのホームダイヤルに比べれば大人と子供で不完全もいいところだと・・・ 座標さえ性格なら、完璧である必要は無いとフェルジャーは言う。後は、ホームダイヤルが自動的に補正してくれると言うが、自信だけで話しているフェルジャー。 結論付く答えにはなっていない。 結局それを試してみるのだが、惑星P3L-997のダニエルは残念だが失敗だよという。アルファ基地から地球へダイヤルしたがロック出来なかったという。 ダニエルのいるところにも水位がドンドン上がってきており地震による津波も押し寄せてくるし町全体が水面下に沈むまで48時間と見ている。 再びスタッフたちは冷たい目でフェルジャーを見ている。 |
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ハモンドはその後名案を思いつかないかカーターに尋ねると、フェルジャーは行方不明になっていた。彼は、プレッシャーに耐え切れずSG基地から逃げ出したと思われる。彼に必要なものはサポートだけだと言ったろうとハモンドは言うと、自分が間違っていたとカーターはいう。そして彼は問題児で、曖昧な根拠を元に早まった結論を出す。遅刻は多い。備品は壊す。はっきり言ってドジで間抜けなお調子者です。 でも、科学者として優秀だからここにいると言う。あのウィルスのことは彼が一番詳しいというと、ハモンドは、彼を連れ戻してくれと言う。 フェルジャーは、小川の橋で下を眺めて落ち込んでいた。そこにカーターがやってきた。考え事があるとすぐここに来るということを母親から聞いたという。 亜空間マトリックスのエピシロン粒子をどう再結合させるかを思いついたのもここだという。その後強盗にあったけども・・・ それでもここは大好きですと・・・ ここで何しているのかカーターは言うと、フェルジャーは、アヒルにエサをやっているという。しかし見渡す限りアヒルはいない。 一緒にSGCに戻りましょうとカーターは言うと、SGCに入る前の僕の最大のプレッシャーとは、教授会の席で数学論文を発表することだったという。 ウィルスを作ったのはあなたとカーターは、優しく語り掛ける。あのアップデートで元に戻っていないとおかしいと話すが、P5S-117は別だという。 アヴェンジャーは新たな書き換えには抵抗するように作られている。そもそもあそこを閉ざすのが目的だった。もしウィルスのコピーが新しい座標システムと一緒に別のホームダイヤルに送られたら・・・と憶測をするが、あり得ないと言う。 解決策が浮かんだ。カーターたちはSGCに戻り、カーターはハモンドに解決策をとフェルジャーに話しさせる。ここのダイヤルアップデートできない理由がわかったと、 何らかの理由にアヴェンジャーそのものが新座標と一緒にホームダイヤルネットワーク全体に広がった、ウィルスがアップロードを妨げている。ウィルスを無効にすれば、解決するというが、新たな問題が・・・ ウィルスがどうやって送られてきたのかわからないため、自動更新に乗せられていったとしたらダイヤルプログラム自体の何処かに埋もれていると考えられる。となると、見つけ出すのは藁の山から針を探すようなもので・・・でも本来の目標P5S-117のホームダイヤル内サブルーチンにウィルスが存在するのは確かである。 そのウィルスを無効にするにはコントロールクリスタルを外して再起動するしかない。それには誰かがあの星に出向く必要が・・・・あの星はバールの支配下であるため危険だ。フェルジャーは任務に直訴するが、カーターが相応しいといわれてしまう、そのためカーターは、2人で行くべきだとハモンドに薦める。結局2人で行くこととなる。クロエはフェルジャーが心配になりおまじないのキスをする。 P5S-117に到着したカーターたち。早速準備を頼み、カーターは辺りを探索する。 オニールは、ジャファのアルケシュが着陸偵察隊を送り込んだという。ようやく反乱兵をまとめたとハモンドに報告してきた。ハモンドはゲイトの修復のためにカーターをP5S-117へ送ったと伝えると、敵の支配地だと言う。どこのチームを率いてか尋ねると、余計な犠牲は出したくないと言ってとフェルジャーと一緒だというと、オニールはいっそ一人の方がましですと言う。ハモンドは何も返せない。 フェルジャーはホームダイヤルを開けてアヴェンジャーを正常な状態にしようとしたが、アヴェンジャーじゃないという。元はアヴェンジャーだが、変わっていると・・・ 誰かが細工して変えていると・・・実はこれをしているのはバールだ。 今回のことで得をしているのは彼で、ここのゲイトだけを狙って閉鎖するというフェルジャーのアイデアにヒントを得て、ネットワーク全部をだめにしたと・・・つまりアヴェンジャー用のアンチウィルスは効かない。 バールの惑星に閉じ込められたカーターとフェルジャー。 カーターはアンチウィルスも変えたらどうかというと、どうぞやってくださいとフェルジャー。カーターはあなたの仕事だとそれは拒む。 ダニエルもまた水面下に沈みそうになりながら、カーターのことを聞く。もう通信が来ても良い頃だが連絡がないというダニエルはスターゲイトを諦めもっと高い場所へ移動すると言う。ハモンドは認め、ダニエルは移動を開始する。 カーターは、様子を見に来るとインテリ版のブッチとサンダースですねとフェルジャーは順調であるというが、カーターは2人はボリビア軍に包囲されて殺されたという。 ついにトラブルが発生、ジャファの見張りが帰ってきたのだ。 すでに見つかっているようで行軍をしてきている。 カーターは応戦一人のジャファを倒したが、ジャファが次々と奥からやってくる。 防戦一方のカーターであったが、ある飛行音が聞こえてくる。 上を見上げるとそこにはアルケシュだった、エネルギー砲がジャファを一掃。 ジャファは引き上げていく。 転送リングで現れたのは、オニールとティルクがやってきた。思わずフェルジャーはオニールに抱きつく。 オニールは待つのに飽きたとアルケシュでやってきたのだ。 数時間が経ち、フェルジャーとカーターはSGCに戻ってきた。無事にアンチウィルスを変形させてホームダイヤルにはもうこのようなことが出来ないようにと修正も入れたという。だが、カーターは冷静に問題は解決しました安心ですと報告。 ダニエルから997の生存者をアルファ基地に移したと連絡が入ったとハモンド。 オニールとティルクはとハモンドが尋ねると別の移動手段で帰るそうですとだけカーターは報告。ハモンドはどの手段か疑問のようだったが、カーターは敢えて答えない。 この後は、お約束のフェルジャーの瞑想シーンのようだ。 カーターとクロエの対決が床面で行われているのをフェルジャーとオニールが眺めている。 それを起こすクロエであった。 |
感 想 |
めちゃくちゃややこしいエピソードだった、フェルジャーが空約束でしてしまった。新発明で24時間で出来るようなものでもないような気がするが・・・・瞑想だったことも考えられるシーンが多く、彼の自信がやっているものにとってはイライラさせる。 オニールの発言のように彼を信用するのは筋違いだろう。 しかしエンシェントの作り出したスターゲイトシステムを1日で破壊するのも凄いな。 カーターが彼を信用するのはいいのだが、部屋に行ったりするのは、ちょっと危ない気がする。さらに、少佐が、個人電話としてSGCの電話を利用しているのを見てみぬフリ・・・SGCの機密状況とは? アルケシュ経由のオニールたちはどうやって帰ってきたのか? アルファ基地まで行き、その後スターゲイトで帰ってくる。 直接は地球には帰ってこないだろう。 |