#139聖なる鉱山 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
LIFEBOAT | ||||||||||||||||||||||||||||||||
P2A-347 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
採点(5段階)★★ | ||||||||||||||||||||||||||||||||
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P3X-403でナクアダの発掘のためSGCのメンバーがキャンプを張り探索を行っていた。エドワーズ大佐は、既に3ヶ月作業を進めていたが、ナクアダの鉱脈にかすりもしないため、いらいらを募らせていた。これまで発掘したものでも1000万分の23という微量な数字しかない。エドワーズは部下のローン少佐にX303の大きさを伝え 孫の代になってようやく一隻分のナクアダがたまるかどうかという時間がかかると話す。そこに部下のメナードが現れ最新のサンプルの分析結果で含有率が50倍以上で、深く掘れば掘るほど上がっているということがわかった。ついに掘り当てたと喜ぶメンバーたち。 一方発掘メンバーのリッターは、計測をしている途中に、何者かから襲われ、引きずり運ばれてしまった。 |
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メナードはエドワーズに資料を渡す。オニール、ティルク、ダニエルの3人が、応援に駆けつける。実はエドワーズたちは、捜索訓練は受けていないため彼らの助けを借りる予定だ。すでにリッターが消えて3時間だ。コンパスと無線は、持っているもの、この星は変わった磁極を持っており、コンパスは無意味で、無線も一部でしか使えない。リッターは、有力なナクアダの発掘源が見つかった今、貴重な存在だとエドワーズは話す。ペンタゴンはF302の艦隊を組みたがっている。それには石が必要だ。その石を探すには、彼が必要だと考えていた。 ローン少佐を案内役につけ、リッターが居た場所へと向かおうとする。その際、ダニエルがキャンプ内でシートをかぶせてあるものを見る。それをめくり、発掘品が置かれていた。こういう場合はダニエルに連絡するはずだが、ジャマだったと勝手に動かしてしまったのだ。オニールは、発掘品を調べているように指示し、オニールたちは、リッターを捜しに向かう。 リッターは測量とマッピングに従事していた。昼飯に戻らなかったので、捜索を開始した。迷子を考えて照明弾も発射した。野営地から離れることはよくあることだとローンは話し、マーカーを1キロ先に置くこともあるという。 ティルクが調べたところ地面がどこも固いが、何箇所か重いものを引きずった後がある。そこにオニールにダニエルから連絡が入る。通信が聞き取りにくいが、面白いものを見つけたというものだ。オニールに見てもらいたいものがあると戻るように伝える。先ほどの発掘品によると、殆どが発掘道具であるが、あるものを見せる。それはゴアウルドが拷問に使う道具だ。実は見せたいものはこれではなく、ヨークだ。肩に担いで、両端に重いものをぶら下げて運ぶ。天秤棒と同じだ。 見たところサイズが大きいし、かなり重い。つまり人間用じゃないって言うことだ。 ダニエルはウナス用だと判断する。採掘用にウナスを使っていたのではないかと推測。オニールはティルクに連絡し、ウナスがいる可能性があることを伝える。 ダニエルは、エドワーズに発掘を中止するように伝えた。だが、エドワーズはこれまでウナスには見たことも無いという。エドワーズには、長く発掘に時間がかかっているため結果を残すということだけが頭に考えられていた。 ウナスは、これまで隠れていて、縄張り意識が強いと話す。リッターの行方不明にも関わっているのかエドワーズはダニエルに尋ねるとそうだと答える。 だが、エドワーズは作業を中止する予定は毛頭無い。安全確保のために増援を要請しようと考える。 ティルクとローンたちは、森の中を進む中で、ウナスの残したような骨やネックレスさらにエネルギーガンなどを見つける。ローンは初めてみたためティルクに尋ねる。これはウナスがゴアウルドの進入を防ぐために首にかけると・・・ その頃、ウナスの目がティルクたちを捉えていた。そのウナスの目は右目がつぶれている。 案山子のように死体が吊り下げられ、これは縄張りに立ち入るなという警告のようだとティルクが言う。そしてローンは、リッターの死体を見つける。ローンはそれを見て戻してしまう。 リッターの死体は地球に運ばれた。エドワーズはキャンプで武器を手放すんじゃない。常に目を見開き無線連絡を絶やすなと全隊員に伝える。ダニエルは何を始めるつもりだと尋ねる。エドワーズは部下を殺され、案山子のようにさらしたのを怒っている。ダニエルは知らずに彼らを怒らせたのではないか逆に問う。 鉱山の地図を見て、鉱山だとしたら、ティルクが見つけた入り口も、同じ坑道につながっている可能性がある。彼らが怒ったとしたらそれが理由だ。出て行けといっている。彼らこそ出て行くのだとエドワーズは言う。 話にならないと考えたダニエルは、オニールに助けを求める。 ダニエルが言っていることは大抵当たっていると伝える。 エドワーズは任務遂行のためにと他の意見を聞こうとしない。 行軍が開始され、ダニエルは間違っているというが、指揮官はエドワーズのためオニールは何も言えない。ウナスにあったことも無いエドワーズの策には賛成しないダニエル。そして銃声が鳴り響く。ウナスとSGCのメンバーが戦っている。 オニールたちも救助に向かうが、オニールはウナスにやられて肩を負傷してしまう。 ダニエルは、オニールに襲おうとするウナスに「カケカァ」と叫ぶ。 すると攻撃をやめ、ウナスたちは突然退散していく。負傷したウナスは首飾りを落としていく。 エドワーズたちも助けに来たが、退散した後で、追って殲滅しようと考える。ウナスたちのわめき声が聞こえる。ダニエルが死者を悼んでいるという。 エドワーズは追うべきだというが、オニールはそれには反対し、見知らぬ敵地に闇雲に突っ込むつもりかと・・・待ち伏せをする知恵がないと考えるが、それは、間違っている。血気盛んなエドワーズは先住民との戦いを考えるが、目的は鉱山発掘と知っているオニールたちは猛反対。司令部に戻って将軍に報告するのが先だと言う。 |
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SGCに戻ったオニールたち。オニールは手を吊るさないといけない状態で、カーターも駆けつける。カーターはゲイトの自己診断システムを再構築するのは順調だという。オニールは星に向かうのはムリとなった。ダニエルは、エドワーズがウナスのことをしらなすぎるという。オニールは奴は悪い奴じゃないただ経験が無いだけだと話す。ダニエルはオニールを説得させたときと同様また同じことをしないといけないので、気が重かった。 エドワーズにハモンドは、ペンタゴンから303建造計画の責任者のビトリン少将を紹介する。プロメテウス号が銀河系のかなたに置き去りの現状では宇宙からの攻撃に対して無力だと話す。歴史を消された惑星ナクアダがよそから手に入るかナクアダ抜きで巡洋艦を建造できれば別だが・・・という。 再度P3X-403に向かうように伝える。エドワーズは十分な火力と人員があれば可能と話す。ハモンドは以前にもウナスと関わってきたが、大佐が考えているように簡単には事は進まないと言う。エドワーズは星に戻り採掘任務を再開せよと命令。 SGチームは、任務の安全確保に全力を尽くすことという。もしウナスと衝突が起きた場合はと言っているところにダニエルが部屋にやってきた。 平和的に解決できるとビトリンに伝える。先住民を全滅させることを考えるビトリンたちだが、交渉を買って出るダニエル。そしてウナスのシャカゴアウルド惑星、奴隷商人を仲介役を頼もうと考える。鉱脈の精密な分析の間だけでもと交渉をハモンドも提案した。 交渉が決裂し彼らか我々かと言うことになったら、我々を選ぶとビトリンは言い、戦闘部隊を送りケリをつけると話す。 SGCでは早速ダニエルが、シャカを迎えに行った。シャカがSGCに来るのは初めてでオドオドしている。アチャーカという挨拶をシャカはする。エドワーズは睨んでいるためにシャカも睨み返している。シャカは人間を助けると約束する。 P3X-403に再び戻ったエドワーズたちだったが、エドワーズがシャカを睨むため、挑戦と捉えられるらしい。ティルクとダニエルたちは、ウナス捜しに向かおうとするが、既にエドワーズは戦闘モードへの準備を始めていた。 エドワーズにはリッターの復讐しか頭に無いようだ。 シャカは、これだけの武器や人数を見ればウナスも警戒すると、ダニエルとだけ一緒に武器を捨てて、別の場所へ向かい火をつけ待ち構える。 ダニエルは待つ場所で、エネルギーガン、拷問棒、足かせ苦痛の死の象徴かとつぶやく。ダニエルは、ライターで火をつけてシャカを驚かせる。 シャカは、火のそばで何かを行っている。ダニエルたちは、しばらく待つ。 辺りは真っ暗となり、夜になっていた。 そこにウナスたちがやってきた。(今後右目の怪我したウナスを族長と呼びます)シャカはウナスたちがやってきたが、しばし座るように伝える。 族長はシャカに話しかける。 シャカはナイフを置き、族長に渡す。族長はナイフを腹のベルトに入れて、交換で腕章を渡す。 この後ウナス語の会話が始まった。 (中略) 族長は、死をもたらしたことに怒っている。ダニエルは仲良くしたいと言う。 そのために来たと・・ ダニエルは長い交渉をしていた。 翌日、ダニエルは、この山は聖地で、多くの祖先がこの山で働き死んでいった。ウナスにとって墓地だと話す。地球でも墓地は開発予定地から外されるということをローンに説明。だが、音響探査の結果、鉱脈は長さ300メートル。埋蔵量は桁外れだという。推定5万3千トンだとエドワーズは言う。 その数字は、ダニエルにも地球での戦力で大きな資源だとわかる。 |
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ダニエルは、ウナスとの会談は成功したとSGCに連絡。数はどのくらいかビトリンは尋ねる。あったのは中型の種族だけだと言うと、引越しの準備をさせなければならないという。ダニエルは無理で、彼らが受け入れるわけがないと言う。ビトリンは、君が理解させるんだなと・・・ 素直に応じない場合は麻酔銃で眠らせてでも移民させるという。 ダニエルは動物じゃないと反論。 少し時間をくださいと言うとハモンドは、24時間の猶予を与える。 ダニエルは、族長に共通の敵はゴアウルドだと必死に伝える。 仲間だと話しながら、物々交換でチョコレートを渡す。するとウナスは、食べて、ダニエルは交換にナクアダ(カーダ)がいると話す。 ダニエルはこれから船を作ると説明するが、族長は宇宙船を知らない。ダニエルはエネルギガン(ケガタ)を作りゴアウルドを退治すると説明すると納得していた。 一方でエドワードの兵達は、ウナス殲滅のために行動を開始していた。 ダニエルは移民してくれ(コカチャ)と話している。族長は戦うという。 部族を挙げて戦うと・・・何人いるか尋ねると、44人居ると言う。 ダニエルはそれを聞いてティルクに連絡するが、肝心の無線がここでは通じない。 無線が入る場所まで移動する。 エドワードの部下が構えていたところウナスがやってきたために、思わず撃ってしまう。実はウナスは、自分のネックレスを取りに来ただけであった。・・ ウナスたちは怒って雄叫びを上げる。 |
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ダニエルはすぐに撤収するべきだと言うが、エドワーズは聞こうとしない。 もうすぐで合意に達するところだったがそれを部下がジャマをした。キャンプの山には、次々とウナスたちが集まっていた。ダニエルは撃つんじゃないと話すが、エドワーズは攻めてくれば撃つだけだ、正当防衛だと言う。 ウナスたちは、まさに戦おうとしていたが。族長は黙らせる。エドワーズはゲイトに引き返そうというが、もう動いたら襲われると・・・ 族長は、キャンプに下りてきた。彼はチャンスをくれるようだ。 降伏を示すようにダニエルは伝える。銃を下ろすように・・・ 殺し合いは止めようと・・・ 同じ一族として生きよう、一緒にゴアウルドを倒そう。と・・・平和を話しているときに彼らは仲間を殺したとして信じない。彼らに敬意をはらんだと全員に跪くように指示する。エドワードは従おうとしないが、謙った態度を見せて僕らが敵でないことを見せるんだと全員に跪かせろとエドワーズに言う。 するとエドワーズは指示、族長は、それを見て、ウナスたちに何かを話した。 「敬意」・・・ ダニエルは、ライターで火をつけて見せてそれを族長に渡すと、交換にとネックレスをダニエルに渡した。話し合いは再び続けられる。 数十分後、交渉は終わる。 取引は無事に成立。彼らの聖地を冒涜しない代わりに、ゴアウルド打倒に力を貸してくれるということだ。なんとウナスたちは、自分達でナクアダを掘り出すという。 族長が自分で言いだしたと・・・ 彼らがナクアダを採掘して地球へ渡してくれるという条件であった。 削岩機を使えるのか不安だというが、知識は充分ある。 エドワードはオニールが言ったとおりダニエルに頭痛の種だと言うが、その価値はあると話す。 族長はダニエルに火をつけて見せダニエルは、アカ(サンキュー)と族長に話す。 |
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感 想 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
ウナスシリーズはやっぱりいまいちって感じがする。ダニエルがいつも翻訳などをするが、どうもこれ系は苦手だな。 エドワーズの交渉、戦術の下手さが目に見えるのでオニールの凄さが改めてわかる。撤退時期の判断が遅すぎ。 ウナスを撃ったのは前にも出てきた兵士ではないでしょうか? カーターやオニールが出てこないときはあまり面白いエピソードはないのかもしれない。 |
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