#137ドームの町 |
REVISIONS |
P3X-289 |
採点(5段階)★★ |
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SGCで行っていたP3X-289の予備探査の中で大気は有毒素でいっぱい、二酸化硫黄、一酸化炭素、メタン、アンモニア。ゲートがあるということは生存に適した環境で無いと存在しない。そして2時間前に送られた地上探査機の映像には、奥に水色のドームが見える。大気の腐食作用に対処できる人工的なものだ。 その大きさは、直径2.2キロ高さは500メートル。探査機の映像でドームまであと3メートル。強い静電気を探知。アームを伸ばして見ると、突き抜ける。 前進すると緑豊かな映像が映し出されるが、探査機の通信が途絶えてしまう。 最後の映像をもう一度見てみると、想像できない風景が残されていた。 |
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早速SG1のメンバーは、P3X-289に向かうが、防護服無しではいけない惑星。視界も最悪で、防護服も大気に異常がなければ12時間は耐えられそうだ。ドームまで行って帰るまでは一時間と予想していたため問題はなさそうだ。交信を終える。 歩いて進むうちに強い静電気を探知、ドームへと辿り着いた。探査機は抵抗なく消えたために取りぬけることは可能だ。オニールは恐る恐る手を入れて中へと入る。 辺りは探査機で見た緑豊かな風景が広がる。大気も正常で、酸素窒素スーツもきれいだ。バリアが毒を拭い去ったような感じさえ伺える。バリアの内部はある種のホログラフであり、手を伸ばしてみると抵抗があり、静電気は警告の意味の可能性が高い。早速オニールたちは防護服のマスクを取る。探査機を見つけ正常に作動しており、ドームが電波を遮断しているようだ。 カーターはこのドームの技術の凄さをオニールに説明する。固体を通しながら、有毒ガスなどの大気を100%遮断している。じっくり調べる価値があると述べる。オニールは木の陰に少年を見つける。少年の名前は、ネビン。外からやってきたオニールたちに興味を抱く。ネビンは町に出るためと取引を買って出る。オニールは、防護服を渡すのだが、歩いてすぐの近い場所に町は存在した。 そして町でネビンの父ケンドリックに会う。町には訪問者は来なく、生き残りは自分達だけだと思っている。評議会でお話をと連れられて、4人の評議員達はオニールたちは質問をする。 外は有毒ガスのはずだがと聞かれ、防護服の説明をする。地球という星で6千光年離れている場所から来たと言う。さらにスターゲイトの話など・・・ 伝説か何かで知っているかどうか尋ねると、コメカミに付けられたリンク装置を使い評議会の4人全員が止まり、情報を手に入れた。 この星でのスターゲイトのエピソード マーグナーの門:563年前に発見された。女神モリガンへの信仰と密接に関わる遺跡です。ダナーンの遺跡で発掘され国立歴史博物館に展示された。と全員が情報を知っていることで、カーターはゲイトのことを知っていると尋ねるが、今知ったと話す。彼らはリンクを通して関係する情報にアクセスでき、データバンクと神経をつなぐ、インターフェイスの役割を果たす。彼らが積み重ねてきた歴史、知識文化、科学の全てが、つながっている。いつでもその情報を取り出せるのだ。 オニールとティルクは、探査機を電波を阻止されない場所へと移動させ、SGCに通信を提示連絡を入れる。オニールたちは、無人の星ではないことを報告。町の住民は友好的だが、少し変な点があると感じた。明日カーターに科学設備を見せてもらえる約束となっているために一夜の宿を借りることになったとし、通信を終える。 その夜、ティルクとオニールはネビンの家に泊まり、カーターとダニエルは、パランの家に泊まることになった。 ティルクとオニールは食卓でお互いが納得するようにボールを変えた。ネビンからどれくらいの惑星について尋ねられる。(この質問は少年らしい質問なので・・・) オニールはテントが張りたくなってきたようだ。 カーターはバランとバランの妻エバラから、地熱を利用して発電していることを知り、発電機を見せてもらうことになった。バランは、システムを維持するエンジニアだ。科学が相当な技術だが、家や家具がアンバランスなのは何故か尋ねると、科学がこの星を滅ぼしたと話し工業汚染で大気や水が汚れドームが作られた。人々の多くが飢えや病気で亡くなった。生き残った人々はシンプルライフを選んだと・・・ それは地球にも環境問題が起きていることだからと歴史を学びたいとダニエルは言う。エバラはリンクを薦めるが、カーターは、このリンクシステムが我々の脳に対応できるかどうかが未知数のため拒む。(ダニエルは本当はつけたかったようだが、カーターに従う) その一方で、評議会の1人であった女性が、突然目を覚まし、ベッド下にあった箱を取り出して、夜中の町を歩き、ドームの外へ行ってしまった。 |
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翌朝、オニールは防護服を被ったネビンに起こされる。なんとネビンは、スターゲイトコマンドのオニール大佐だと名乗る。ケンドリックが部屋にやってきて学校にリンクしなさいとネビンに伝える。ネビンは大きくなったら探検家になっていいかケンドリックに尋ねる。また今度話そうという。 バランは、誰も400年以上出たことが無いとカーターに話し、大気に関しても、モニターで監視しているが、実際に見たことは無い。外の様子はきれいじゃないと・・・ ドームが出来たわけもわかったと実際に石を投げて、ホログラフがゆがむのを眺める。地下のコントロールルームを案内する。地下に入ると、かなり進んだ技術にカーターは驚く。 リンク技術が進む前は、これしかなかったと埃かぶった図書があふれる部屋へとダニエルは、エバラに案内される。別の星で見た文字とそっくりだとダニエルは早速書物を翻訳始める。 大気の分析、ドームの保全、電力コントロールなど全てのモニターがチェックできる。だが、その途中にストリーミングコードがカーターの目に映る。その瞬間は、住民全ての行動が止まってしまうのだ。その一瞬の静止には、カーターもダニエルも驚く。ストリーミングコードをパランに尋ねるが、見間違いだと否定されてしまう。 オニールたちはこの星の住民達は、データのダウンロードを認め見返りが無いことに不思議がり、このドームから出る方法を薦めることにする。 早速評議会で、ドームから出るように薦めるが、ここで足りないものは無いという。 住民の別の意見もあるかもしれないというが、評議会は町の代表だと言われ、評議会の決定は皆の意思だと言う。ダニエルはもう1人の女性評議員のことを尋ねると、女性の評議員は、前回の選挙以来いないというかれこれ二年になると・・・ 評議会は常に3人で構成されていることを言い始める。 それにはオニールたちも返事できない。 |
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カーターはパランにも同じ質問をし、評議員が4人いたことは無いと・・・ リンクが関係しているとカーターは予想。他の3人と意見が違って消されたのかもしれないとティルクは考えるが、それでは過激すぎるとダニエル。 彼らは信用できないのは確かだ。 カーターは引き続き、ドームのテクノロジーについて調査し、ダニエルは本を調べる。 ダニエルは再び本を調べる中で、ドームが最初に作られたときの記録がどこにも見つからない。エバラはその頃までにリンクが実用化されて本という記録手段が、不要になったと話す。もしこのドームから出て行くチャンスがあって、別の星に住めるとすればと尋ねるが、全てがそろっているとエバラは拒む。 子供は欲しくないか尋ねると、人口の抑制管理のため2人と制限されている。 人口は一定レベルに保っていると・・・現時点で1373人の人口だという。 その抑制を破ったものはいるか尋ねるが、前例が無いとエバラは話す。 カーターは、地下のシステムをダウンロードし始める。パランは地球でも役立つと思うか尋ねる。地球の海などの説明をし、期待を膨らませる。 カーターは、データを見たところ、最初に見せてもらったときより電力の消費量が、2%も落ちているという。パランはチェックすると、通常のレベルに収まっていると・・・ 今朝のグラフを見ると、何も変わっていないと現した。 だが、それを見てもカーターは間違っているという。 パランは、システムが複雑だというが、カーターは結果まで見間違えるということはないという。一桁以上の変動があったらバリアの安全性が脅かされるのではないか?だが、それは一度も無いとパランは言う。 オニールたちが、探査機に向かって歩いていくと、ケンドリックが走ってきて、オニールたちが外の世界に連れ出してくれるということを知り、ネビンが遊んでいる様子を見て広い世界を見せたいと思ったという。コンピュータの作った幻影ではなく、本物の空と雲の下で、子供を育てたいと。それにはオニールたちも喜ぶ。 カーターから連絡が入り、大きな発見をしたという。その頃、オニールたちは探査機が無いことに気づく。ドームのパワーが落ちたことをオニールに報告。 このまま続けばドームは崩壊すると・・・そして再びストリーミングコードが映し出される。ダニエルと翻訳作業していたエバラが突然部屋から出て行く。カーターはデータが書き換えられたことに気づき、この状況についてどうするかオニールに問う。 記憶自体を変えられている可能性がある。ダニエルは、エバラを追いかけると途中に見失ってしまい彼女は消えてしまった。突き当たりはドームの壁だ。 エバラについてダニエルはオニールたちに説明、夢遊病のように歩いていったと話し、これは一種の洗脳だと考える。 リンクにアクセスする方法を考えるが、パランの助けが不可欠で、リンクの情報を否定する証拠が図書館で、見つかれば認める人も出てくるかもしれない。 ダニエルとカーターはその作業に移る。オニールたちは定時連絡に向かう。 オニールたちは、防護服を取りに行くが、ネビンにとめられる。なんと、オニールたちが泊まっていたネビンの家が全く違う場所へと移動していたのだ。 どうなっているのかサッパリわからない二人。そこにケンドリックがやってきた。もう地球に帰るのか問う。メッセージを送りに行くだけだ、置いてはいかないというと、ケンドリックは、突然ここから出て行く予定はないと言い始める。ネビンにも探検家になりたいんだろう?と聞くが、庭師になるという。リンクに操られていると・・・ リンクを外せと言うが、生活に欠かせないと拒む。リンクを外せば死んでしまうと。 |
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オニールはカーターに連絡を入れる。コントロールに向かっているというが、やばくなってきたとカーターに忠告する。パランにパワーレベルが落ちていると話したが、変化に気づかないか尋ねる。スクリーンには異常がないというため、カーターは記憶を変えられていると説明する。ドームは崩壊すると・・・ 住民に警告しないとエバラを含め全員死んでしまうと言う。だが、エバラについて、誰?という。パランは独身だと話す。 ダニエルは、ついにある書物を発見した。 バランにカーターはリンクを外してというが、パランは拒否し、外せば死ぬと信じているんでしょうとカーターは言う。パランは子供でも知っていることだと全く外そうとしない。コンピューターが変化に応じて記憶を操っているとカーターはリンクを外させようと説得する。そこにダニエルが駆けつけ、契約書類を見せる。 みんながリンクに頼りきった後も紙を使っていたことに感謝し、ドームが作られたときに、住民達がサインした土地の所有権契約書だ。 最初は10万人以上住んでいた。今では大人数は生きていけない。 ドームを縮めることでパワーの低下を抑えていたのだ。 探査機が消えたのも、探査機が動いたのではなく、ドームが縮んで外に出た。 10万もの人が住んでいたのならばどこに消えたのだとパランは言う。 ティルクとオニールは、防護服を着てドームの外に出ていた。すると白骨化した死体や、有毒の大気のために骨も溶けているものも発見する。そして土の中に頭につけるリンクを見つける。 400年前のものでパランたちの言語で書かれているものを見せてもウソだというのかとダニエルは説得する。 コンピュータはよそからこの星に来るのを予測していなかっただから図書館の本をそのままにしていたのだ。 コンピュータの指名は、コミュニティの維持で、個人は全体のために犠牲になってもいい。誰かが消えるたびにその存在は、みんなの記憶から消されていた。 そしてカーターはパランのリンクを外す。パランがリンクにアクセスを開始、プログラムの修正に入る。だがその途中にまた更新される。 ケンドリックたちは、オニールたちが病気だと埋めかえられ、住民全員がオニールたちに歩み寄る。 パランは再びリンクでのアクセスに頼ろうとしたが、カーターは止めさせる。 オニールたちは、追い詰められてしまった。そしてケンドリックは、リンクをつけるようにいう。これをつければ病気はよくなると・・・ その頃、パランはコンピューターに入ることに成功した。パランは、オニールたちの情報を消去した。 そしてケンドリックは、あなたたちに誰です?といい、オニールたちの記憶が消える。 すぐに、P3X-289の住民達の移民がSGCのメンバーたちによって始まる。 防護服を準備し、次々と歩いていく。 カーターが調べると電力供給電の地熱発電システムを調べると200年前からコアが増え始めている。ドームもその頃から縮小を開始したようだ。住民の引越しは二日もあれば終わると・・ドームもやがては滅びる。 奥さんのことは全く覚えていないパラン。顔も浮かばぬ人をどうやって偲べばいいかカーターに尋ねる。力になれればいいんだけどとカーター。妻のことを話してくれとカーターに言う。 |
感 想 |
ストーリー始まっていきなりのキレイな風景。あのような風景は日本では見られないため、じっくり見てしまう。そして気づいた人も多いかもしれないですが、防護服のマスクを取ったティルクのバースマークの位置が微妙に低かった。 ケンドリックは、シーズン2の暗殺者アシュラクでした。 しかしあのリンク装置には何かあると誰もが予想できるのでしょうか?私の相方は探査機は移動したんじゃなくてドームが縮まったとすぐに言っていました。 |