#134狙われた故郷 |
HOMECOMING |
ケルナKelowna (P2S-4C3) |
採点(5段階)★★★ |
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前回の続き オニールとカーターは、SGCに無事に戻る。作戦の初期目的を達成。ジョナスとダニエルの様子を聞くハモンドであるが、船の中でハイパースペースで逃げられてしまったことを報告。行き先は、わからないままである。 アヌビスの母艦は、ある惑星上空に来ていた。アヌビスはジョナスにまだ頭が痛むか尋ね、アヌビス打倒の作戦を知って全く動揺している様子も無い。拷問の様子が気に入り、ジョナスから多くの情報を手に入れられたという。ダニエルもこの船に居る事がわかったことも確認できたらしい。 ジョナスに窓の外を見せる。ジョナスは、雲の中でよくわからないが、アヌビスは、ナクアドリアに興味を抱き、ケルナに到着していたのであった。 |
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トクラの情報部から連絡が入るが以前アヌビスの母艦の位置は不明とのことだ。 ティルクからも連絡が無い。まだウの艦隊にいるとは思われるが・・・ オニールは、ウが裏切ったとしか考えられない。これまでの敬意から見ても、和解も考えられない。ハモンドはオニールの気持ちも良くわかるとするが、アヌビスを倒すのにはこの作戦しか方法がないと考えてこの行動を起こしたと話す。 そこの予定外のワームホールが接続される。 無線で話すと、ドレイロック大使の声だ。至急救援を求めるとのことだが、ハモンドは内戦には干渉しないとするが、ドレイロックはアヌビスから攻撃を受けていることを告げる。そのことに関し、オニールたちは参った表情だ。 一方、ウに捕まったティルクは、ウのジャファであるオシュに話しかけられる。約束を破ったわけではなく不可抗力だと・・・。ウは病気で殆ど石棺で暮らしている。 何故宿主を移らないかティルクが尋ねるが、それも出来ないくらいにまで来ているのだろう。ウは支配階級では最長老。神といえども尽きてしまうのではないかとオシュは感じる。ティルクはウは神ではないと言うと、オシュは以前であればこの場で殺していたという。今はと尋ねると何も答えず、話し始める。アヌビスは今はチョダワ系にいるとウから言われたがそれはありえないとオシュは考えながらも、逆らえないのだ。妄想が激しくなる一方でわけのわからない言葉をつぶやくらしい。 助言すれば怒るだけ。なんとかしないととティルクは話す。 このままではウの王国は、滅びるだけだとし、何百というジャファが死ぬと・・・ ケルナではゲートが開く音が・・・やってきたのは、オニールとカーター。司令官が言うには、敵の主要部隊は主要な建物と軍事施設を占拠してしまったと。ここは、構内の軍事基地の地下100メートルの場所にある援兵壕だという。 トクラが地下で使うものだからと通信機を使って母艦にいるダニエルに連絡を入れる。ダニエルは隠れながら行動し、ジョナスの故郷にいることを知る。 ジョナスが捕らえられたとし、問題が二つあることを話す。監禁室のフォースフィールドをきる方法がわからない。残り時間が限られており残り3時間というところだ。 ティルクはウには、もはやアヌビスと戦う気力は残っていない直属のジャファは従っても他は動かない。直に支配階級に訴えるほか無い。 そこに通信がつながる。相手は、バールだ。ティルクはアヌビスを倒す機会が来てもしないのかと尋ねる。バールの顔が変わる。 船が現れたとき全くの無防備で、みんながパニックに襲われ、評議会のメンバーは、殆ど捕まっていた。アヌビスの要求をけるとすぐに首相が殺害された。同時に工業地帯が攻撃を受け、多くの工場が消滅。罪の無い市民が惨殺された。仕方なく、その求めに応じた。ナクアドリアストック分を全て渡したという。 地上から通信が入っているという連絡が入る。アヌビスがジョナスの心を読んでここを攻撃に来たと気づく。ナクアドリアは半分も取り出せないこともわかってはいるものの、アヌビスの技術だとどうなるだろうか? オシュはウのことをバールに伝える。バールが興味が無いようだと通信をきろうとしていたが、バステットの名前を聞くと、顔色を変え、もしウの兵が余に従う見込みはあるか尋ねるとウの名に懸けてもとオシュは言う。 バールはティルクやウに協力することを約束する。 カーターは司令官とドレイロックにナクアドリアを渡したのに何故上空にそのままいるのか尋ねるが、わからないと司令官は答える。考古学者を集めていると言う。 スターゲイトを捜しているのかもしれないが、ここは安全なのかオニールは尋ねる。 ここはトップシークレットであり、ティラニアとアンダリの空襲があってからここにゲートを移した。すぐに休戦に合意した。実は司令官はナクアドリア爆弾を使用したことを告げる。すぐに後悔したというが、オニールたちは呆れる。 ティラニアとアンダリを交渉の場に引き出せて、2国の代表と平和交渉の最中にこれが起きた。ゲイトのことは秘密にしていたが。空を覆っている宇宙船は隠しようが無いとして、秘密を打ち明けたらどうか問う。 欲しいものは手に入れたのだからアヌビスが、去るだろうとするが、アヌビスがナクアドリアからのエネルギーの抽出に成功すれば、彼の力はあらゆる敵を凌駕しもっと欲しがってやってくるだろうとする。ドレイロックはもう無いと言うが、アヌビスは信じないだろうと・・・戦うというのであれば、協力するとカーターは言う。それには二国の協力も必要だ。 ナクアドリアの予備分析が終わったと話すアヌビスの科学者。エネルギー量はナクアダとは桁違いとし、問題は核反応が不安定だという。船にパワーを取り戻すのだとアヌビスは言う。失敗は許されぬ。 生理学上変わった特性があるとアヌビスはしばらくジョナスを生かせる。 ダニエルは、ジョナスを見つけ、6メートル近くに近づいていた。 ティラニアとアンダリの平和使節団の代表がやってきた。セバーン全権にノア全権。 そして2人にスターゲイトを見せて、技術の、凄さを見せる。そこのティルクがやってきた。バールとの協力の伝言を受け取っていたのだ。 ダニエルは、ジョナスに、故郷の上空にいることを告げるが、それは既にジョナスは知っていた。ジョナスがSGCに加わったのは、自分の故郷をゴアウルドの襲来から守るためだとしていたのに、逆に彼らを招いてしまったと自分を攻める。 オニールはバールを信じない。が、目的は同じだとティルクに説得される。 バールとの話がついたことをドレイロックたちに話す。ここの座標を教えるとバールの艦隊がやってくるという。新たなゴアウルドを星に招くのがノアにとっては辛いのであった。アヌビスを倒す間だけだと言う。 バールの母艦は一隻だけ、他の支配階級に知られていないと気を緩めている。 バールが牙を向いたら心配をするがティルクは黙って引き上げるという約束だと・・・ アヌビスや他のゴアウルドは信じるなというが、何故バールだけは信用できるのか尋ねる。ケロナだけでティラニアの上空に船はいないとセバーンは言う。 結局変わっていない様子に、オニールは、犬と踊る猿の話を尋ねる。(参照) 犬と猿が仲良くなって踊るんだと・・・ 全権大使達に、今度アヌビスがナクアドリアを求めてくるときは、国境は無意味で、星のいたるところを掘り返し、バラバラにするだろうと・・・ オニールは地球としては満場一致で意見が出なければ助けるわけには行かないと・・・ アヌビス艦では、ナクアドリアの修正は行い。科学者は自信を持って薦める。 アヌビスは、艦の兵器で試したいとし、標的を増したのケロナを目指す。 ダニエルに連絡を入れたカーターは、ジョナスは見つかったか尋ねる。 ダニエルは、フォースフィールドが邪魔であると言うと、装置を破壊してとカーターから言われる。 残された時間は2時間でバールの艦隊がやってくる。しかしダニエルのアイソトープの時間も残り15分となっていた。 ジャファが近くにやってきたため通信を一時きる。 科学者はナクアドリアジェネレーターのスイッチを入れようとしていた。 ダニエルは隠れている。アヌビス艦はジェネレーターがオーバーロードしてしまい、 一部爆発してしまう。その間にダニエルはジョナスの場所に向かう。 安定するはずでしたと科学者は言うが、すでにヘルアは科学者をエネルギーガンで殺した。ジョナスは、フォースフィールドが弱っている間に、飛び込んで逃げ出しダニエルと合流した。貨物船を目指す。 ケルナには、大群がいるが、それにはペンタゴンの許可が要るらしい。 SG11とSG15だけでもとオニールはハモンドに頼む。名目は技術指導・・・とでも・・・ 援軍を送らなければ彼らは納得しないということで、認められる。 アヌビスのシールドは協力だが、大気圏内では40%ほど落ちるという情報を得ている。大気圏内でバールが攻撃をかければチャンスかもと考える。 そこにジャファが博物館で略奪を開始しているという情報が入った。 カーターは不思議がる・・・公共の場にゲートがあるとははじめから思っていないはず。博物館には開戦と同時に倉庫に移したという。 展示品の内容は、ゴアウルドの遺跡から掘り出された陶器とか像だ・・・ 展示品の中には石像がないか尋ねる。それはトップシークレットであるが、カーターはリストを見せて欲しいという。 ジョナスとダニエルたちは迷っていたが、ジャファたちが進んでいる方向へと向かう |
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司令官はやってきた援軍が8人だけということを知り愕然とする。町には1000人以上の兵が待っているのにこれでは太刀打ちできないと考える。問題は宇宙船で、やつければ、ジャファなどはなんてことないとオニールはいう。 カーターはクリスタルを捜していることに気づく。ケロナの考古学者は、装飾品の一部として、博物館に展示したのだった。 記録装置として使われるクリスタルは、昔制圧していたゴアウルドが、ナクアドリアの実験をしていた。それは石版からわかる。ナクアドリアプロジェクトにも入っていなくて、さらにジョナスも知らなかった。 もしアヌビスがクリスタルを手に入れると、ナクアドリアを自在に扱って大変なことになる。ドレイロックは、案内しようとするが、司令官が止め、兵で守らせてはどうか尋ねる。だが、オニールは逆に怪しまれるとして、賛成しない。カーターはティルクと倉庫に向かう。 ジョナスたちは、ジャファたちが来たためにある一室に入り込んだ。残り1分でアイソトープの効果が切れてしまう。君らが見つけてくれた星(ビスウバン)はよかったというダニエル。もし地球に帰れたらジョナスはSG1を止めようかと思っていることを言う。たくさん旅が出来る・・・正直なところを打ち明ければ、オニールから煙たがれていたと言う。ダニエルが戻った今となってはと・・・最初にゲイトを取り出したときに リングの台もあったというジョナス。使うことにきめる。 カーターたちは、倉庫内で、石像などを探る。なかなか整理された場所であり、すでに探られた状態だ。 ダニエルたちは、ついにアイソトープの時間切れとなり、探知されてしまったが、すぐにジャファたちを倒し、リングへと向かう。 カーター、ティルクは捜しているとティルクが見つけるが、すぐにジャファたちがやってきてしまう。武器を置かざる得ない状態となる。 ジョナスとダニエルは、行き先もわからず転送リングを使う。すると、絶体絶命のティルクたちの場に飛び出した。緊急事態を切り抜けたティルクたち。この場は危険だとして、元の場所へと向かう。 カーターたちはオニールの下に帰ってきて、ジョナスたちがいたこともあり、喜び、さらにクリスタルも渡されようとしたときに司令官がやってきた。 なんと彼は、ジャファ隊を連れてきた。司令官は裏切ったのだ。別の協定を結んだと・・・アヌビスのジャファ ヘルアもやってきた。 武器を置くように言われてオニールたちは従う。 これを渡せばケロナには攻撃しないで引き上げると約束したという司令官。 そんな約束を信じるのか言うが、司令官は、ケルナには、ナクアドリアは無いが、ティラニアにはあるかもしれないと教えておいたと・・・ケルナはティアニアに科学者のスパイを入れてこの3年間爆弾を作り続けていたことを知っていた。 ナクアドリアは出なくてアンダリから盗んだとさらにお互いを攻めさせようとしていた。ジョナスは怒って足の引っ張り合いだと怒鳴る。 今こそ手を組まねばというが、ジョナスはヘルアに殴られてしまった。 司令官はクリスタルをヘルアに渡す。ご苦労と数歩歩き、エネルギーガンを構えて司令官を射殺する。残る人々は公開処刑とするという。 どうしても公開で泣きゃ駄目か?とオニールは言うが、エネルギーガンが目の前に置かれ今やってもいいが?といわれて、公開でいいと・・・答える。 |
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そこに、バールの母艦が6隻現れ一斉攻撃を開始した。その衝撃によって不意をつかれたジャファたち、オニールたちは反撃に出る。つぎつぎに ジャファを倒して、ヘルアはカーターのタックルによってクリスタルを落としてしまう。 バールはアヌビスにもうおまえの負けだと降伏を勧めるが、すでにアヌビスは司令室にはいなかった。脱出船で逃げ出していたのであった。 ダニエルは落ちていたクリスタルを拾おうとしてエネルギーガンで狙われたところをジョナスが止めて撃たれてしまう。仮が出来たなとダニエルは言うと、オアイコですとジョナスは答える。 地球に戻ったSG1のメンバー。ドレイロックはジョナスにこの間帰ってきたときは裏切り者。今回は英雄としてです。アンダリとティラニアはジョナスが、ケロナ代表に就くという条件で共同統治議会へ参加する。この一年間の経験は私達の星の未来を明るくしてくれると信じている・・・あなたが必要なのと言う。 ハブラシスリッパヘアムース忘れ物ないかオニールは尋ねる。 この後SG1一人一人に話しかけるジョナス。ジョナスはケルナへと帰っていく。 オニールは振り返り見るとダニエルがゲイトの前で待っていた。 ダニエルは、「またSG1に戻って銀河を探検し未知の文化や機器に出会い、住民を救ったりすることが・・それって意味あるのかな?」という疑問を抱いた。 オニールはお帰りダニエルと答える。 |
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ジョナスのSG1の面々への最後の言葉 ジョナス「将軍」 ハモンド「寂しくなるな」 ジョナス「僕もです」 ジョナス「はじめてあったとき、あなたはこう言いました、国対国の争いが、どんなにちっぽけでばからしいかあの星のかなたに行ってみればわかる。と・・・ ダニエル「あぁ覚えている」 ジョナス「本当に?」 ダニエル「あぁ」 ジョナス「すばらしい」 ダニエル「記憶はすっかりもどった」 ジョナス「おかげで目を開くチャンスを頂いた」 ダニエル「僕もだよ」 ティルク「おまえには 戦士の魂がある。戦い続けろ」 カーター「連絡してね」 ジョナス「あぁ」 オニール「がんばれよ」 ジョナス「ありがとう」 ジョナス「あっ博士魚に餌を・・・」 |
感 想 |
なんとバールが同じ目的ということでティルクに協力。 しかしこれはバールにケロナの場所を教えてしまったという致命的なことですが、それ以上にナクアドリアは既にアヌビスに渡ってしまったんで、今後また新兵器が出てくる可能性が高い。 ジョナスは、これでもう出てこないのでしょうか?もっと出てきて欲しい気がします。 しかしあの司令官はやっぱりの運命でした。 トランも同じようにゴアウルドに協力しましたが、滅びてしまいましたからケルナも同じようにと考えてしまいましたが・・・ やっぱり故郷は大事でした。 |