#131予知能力 | ||||
PROPHECY | ||||
P4S-237 | ||||
採点(5段階)★★★★ | ||||
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思春期ウイルス、ホクターはゴアウルド語の連結で、ホクは進んだという意味、ターはスラングの一種で人間の意味を成すと解説付き。つまり進んだ人間(ホクタウリ)進化した人間はゴアウルドの宿主として最高だ。という前のエピソードを兼ねて さらにニルティ実験の異形の超能力者のことが映像で出される。 P4S-237に向かったSGC。貧しい惑星で食事もたいしたもてなしも出来ない。バールの栄光のためにと鉱山でずっと生活している日々だという。100年以上前にナクアダの鉱山が枯渇化したために星を見捨てて出て行ってしまったというが、採掘が希少で採れないわけではないと話しているときジョナスの様子がおかしくなってきていた。ただ暑くてと・・・バールには直接はナクアダを渡していないが代理のモト神に渡していると話す。いつも満月に来ており、12日後に現れる予定だ。だが突然ジョナスの頭にビジョンが浮かび上がる。(これからビジョンは微妙に色を変えます) 寝ぼけたことを抜かすな、モト神に逆らえるものか・・・ ジョナスに何が起きているのか? 鉱山は年毎に採掘が難しくなっており、モト神の要望に応えられるかも窺わしくなってきていた。神のためにと彼らも頑張っているのだ。住民のエロライが何かをSG1に伝えようとしたときに、止められてしまったが、昔からの予言にチャパアイをくぐってきた見知らぬ旅人が、神を倒し、我が民を解放すると・・・今、あなた方が現れた。そして先ほどのジョナスの「寝ぼけたことを抜かすな、モト神に逆らえるものか!」の映像が・・・そしてジョナスが再び苦しみ始めて、倒れてしまう。 |
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ジョナスは、SGCに戻り、検査を受ける。診断の結果ジョナスの体は全く問題ないということだ。ナクアドリアに接していた経験上MRIにて検査を受けると、脳内に、普通ではない脳の活動が見られた。脳の中心部であるが何の活動なのかはフレイザーもわからない。この星で気絶したことの関係も不明だ。 吐き気とめまいで食べ物のせいだとジョナスはいうが、引き続き精密検査を行うこととなる。 トクラの情報部によれば、バールは100年以上もP4S-237に訪れていない。あの星からのナクアダも受け取ってもいないようだ。ナクアダはモト神が自分の物にしていたようにしか思えない。モトとは、カナン人の死の神で神話によれば、バールとの戦いに敗れた神で、モトは隷属化した。そのモトが反旗を翻したという。ひそかにナクアダを蓄えているのが事実ならば、反抗の意思ありと見ていい。 モトの反乱が事実で、星で起きていることをバールが何も知らないのであれば、住民を解放できる。支配階級が、この星を価値が無いと見ている。代わりが現れる心配もない。住民の要請が無いが、住民はゴアウルドを神と信じなくなっている。 詳細な情報が必要だとするが、再びジョナスの脳裏に・・ ジョナスのノートがあり、そこには、女性の神らしき絵がある。そしてカーターがランチに迎えに来た。 エロライによれば、モトが戻ってくるには、12日あるので、準備には十分かと・・そしてジョナスが部屋に戻ると、そこにはノートが・・・ そしてノートを持ち上げるとさっき見たビジョンがそのまま起きている。ジョナスは目をしかめる。カーターは何が起きているのかわからないが、不思議な顔をする。ジョナスはその言葉を言うのがわかっていたとし、ブリーフィングルームで同じ幻覚を見たことをカーターに話す。カーターはデジャーブーと呼ばれていて誰にでもあることだと説得する。錯覚だと説明するが、ジョナスは否定。あの星でも同じことがあったことを話す。2度も同じことが起きると不安になる。 フレイザーがジョナスのMRIなどの検査で、ハモンドに報告に向かう。ナクアダと、あの星、そしてジョナスとの関連性は見られなかった。カーターはハモンドに既にジョナスが、幻覚を見たことを話していた。ナクアドリア爆弾で起きた科学者たちの例を考えてみたが、統合失調症の症状は見られない。ただ気がかりなのは、MRIに見られる極小さな影だ。わからないが腫瘍の可能性がある。 フレイザーはジョナスを現場任務から外すことを薦める。 ジョナスは、信じず、幻覚と何か関係があるとする。 異次元の幻覚?奇妙な虫を見たときでも誰も信じてくれなかったと話すと、誰も反論できない。オニールは、今夜のおかずは何か予想してくれと言うが、それはわからないと・・・ティルクは今まで不思議な現象を見てきたが、未来を見れるというのは初めてだという。 3度目は無いか尋ねるとトクラがやってくると・・・するとその後、ワームホール接続のシグナルが・・・やってくるトクラは名前はシーナだろうと予知した。 ブリーフィングルームに向かうと、ハモンドが、シーナを紹介する。シーナは、バールに関する新たな情報があるという。だが、SG1のメンバーはジョナスの予知した名前が当たっていたので不思議な顔をしている。 バールはつい先だってのウとの戦いに敗れた。アヌビスは痛く失望したとの事。ウはとっくに滅びたと思っていたとカーターは言うが、支配階級でアヌビスに対抗しているのはウだけ。脅威の粘り強さだ。ウ皇帝バンザイとオニールは思わず言ってしまう。現場は沈黙。 バールの大攻勢はウを叩きのめすはずだったが、ウに逃げられ、甚大な損失を出した。ボスは頭にきてバールのケツに蹴りをいれたか!?おっしゃる意味はわかりませんとシーナ。バールは不興に立たされたのだ。そんなバールに対して、モトにとって、反旗を翻す絶好のチャンスだということで、237のナクアダの採掘をおおっぴらに出来る。そうなる前に、エロライたちを救出しなければならない。 ジョナスの頭痛は続いていた。そのため、頭痛薬を飲んでいるジョナス。カーターがやってきた。シーナは初めてここに来たとカーターは言うが、あのハモンドが、紹介するシーンを見たのだと説明する。予知能力を持つエイリアンは見たことがないというが、それ以外であれば、異形の超能力者であったようにテレキネシスやテレパシーが使えた。それに、カサンドラもいる。これにニルティが加担していると予測する。 彼女の遺伝子操作マシーンに1時間もかけられた。その結果が今出ているとしたら・・・ ジョナスのMRIを見ているフレイザーはどんどん膨らんでいるジョナスの腫瘍を観察。これはがんの腫瘍ではない。この間の検査よりも50%も膨らんでいたのだ。 フレイザーは緊急オペを薦める。これが膨らみ続けると脳圧の増加により死ぬだろうと・・・ |
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最高の脳神経外科医を準備したが、これが最高の解決法とは思えないとジョナスは言う。カーターはニルティのことを説明する。遺伝子操作の結果だと・・・ジョナスは、脳内に出来た未知の組織が予知能力を生み出すと思っている。それが本当だとしても、今の勢いで腫瘍が大きくなれば、遅かれ早かれ、ジョナスの死を招くという事実には変わりが無い。 成長は止まるかも?とジョナスはいうが、ニルティがしたことで今までいいことは一度も無い。ジョナスは、暗い面ばかりでなく明るい面にも目を配るべきだと話す。この能力を有効利用すれば、ゴアウルドの攻撃も予測できるというが、ティルクは、制御できないと言ったことを攻める。もう少しだけ、時間をくださいと、48時間の猶予を求めるが、24時間に縮められる。その間、観察は続けられ、任務からも外される。 オニールはSG1とSG15を率いてP4S-237に戻り、戦術的評価を策定。住民をゴアウルドから開放できる可能性があるのか正確に知りたいとハモンドは指示する。 ジョナスは今回のことで自分が認められようと必死だが、それを止めるフレイザー。もう一度脳波を調べるために待っていたが、その間ジョナスは、ビジョンを見ていた。 「フレイザーがSGC内を走り、カーターが緊急で運ばれてくる。電気ショックを与える映像が・・・」 ジョナスは、現実に戻り、慌ててSG1とSG15のメンバーを止めに向かう。カーターが負傷するためとオニールに中止を勧めに来た。 そしてビジョンで、緊急事態だった、カーターが、エネルギーガンで撃たれ、重傷を負ったことを説明。ティルクは村人の話だと、ジャファが現れるのは、何日も先だと言うが、間違っているか、ウソを言っているかもしれないとジョナス。 カーターから予知が間違えているかもと言われ、ジョナスは頭を抱える。 そして、オニールたちは、負傷する予定のカーターだけを残して、向かうこととなった。 P4S-237で警戒を続けるSG1とSG15。エロライに開放を望んでいるか問う。 エロライは去年の冬に疫病が流行り、村の大勢が床に着いた。モト神が現れたとき、ナクアダの量は予定より少なく、許しを請うが、聞き入れなかった。10人の重病人人が連れ出され、村人全員の前で処刑された。その中には、エロライの娘の夫もいた。この重荷から開放されるならば何でもやるとエロライはいうが、村人の一人が、 モト神に通信装置で連絡している。 ジョナスは脳について情報を仕入れていたが、上手くいかない。再び頭痛がするが・・・そして、緊急シグナルがなる。基地内で、現場へと向かう途中に、サイラーが負傷しており、ゲイトのジェネレーターをオーバーホール中コンデンサーが突然放電を・・・もう一人の負傷者は、なんとカーター。そして先ほど見た、ビジョンが引き起こされる。ジョナスが先ほど見たビジョンは、エネルギーガンではなく放電による負傷なのであった。心拍数も電気ショックで正常に戻った カーターの下に見舞いに行ったジョナス。自分のミスを改めて伝える。ジョナスは、自分の観察力に優れている人が見落とすものまで細かく見ている。自分に未来が見えるのはその能力の延長上ではないのかと自分で思い出した。ニュートンの物理学ならイエスだが、宇宙に存在する粒子の位置と速度をあなたが、知っているとしたら、その未来位置を正確に予測することも可能だという。未来の予測はいかに正確で十分な情報をてにいれるかにかかってくる。 量子力学がそれを否定する。ハイゼンベルグの不確定性理論によれば、亜原始粒子の位置を知ると同時にその運動量を確定することは不可能と言われている。 その位置を正確に割り出せば割り出すほど運動量は不確実になる。私達に出来るのは確率だけ。ジョナスが見たのは可能性の一つに過ぎない。 モトに対する作戦をオニールたちは計画していた。モトは船でやってきて、場所も特定しているために、待ち伏せ作戦を立てる。明朝現地を視察することになったが、後ろで老いぼれがよそ者に惑わされて俺達を滅ぼすつもりかというと、偵察機がやってきた音が・・・モト神がおいでになると装置を使うとその場所が真っ白に光った。 フレイザーがジョナスに検査結果を見直したことを伝えに来ると、ジョナスが倒れており、鼻血を流している。 |
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オニールたちはモトに捕まってしまった。牢獄に捕らえられた所にモトが現れる。 無礼千万な人間どもを罰するために現れたのかオニールが問うとそのとおりだとモトは言う。モトの野望は、トクラに通報済みだとといい、予定通り戻らないと、おたくのボスに裏切り行為をチクルことになっている。バールに警告するということだが、それはありえないことだというこの星の住民を解放するつもりで来た。ナクアダがまだこの星で採れるとわかるとバールが戻ってくる。知らせるわけが無い。バールは、アヌビスに仕えている。奴を殺せば弁解に困るぞと・・・おまえ達に助けてもらうとモト。地球ではアイリスで守られたゲイトで、星に戻るときの暗号を使うこともわかっている。そして、アイリスのコードを教えろと警告する。そうすれば、この手で基地を破壊すると・・アヌビスは喜んで私を幹部に迎えるだろう。 何もしゃべらないとティルク。その前に村人の処罰が先だと・・・ ケイジはモトに従うスパイだったのだ。 条件次第では救ってやれぬことも無いがと・・・不気味な笑みが・・・ ジョナスが目を覚まし、フレイザーは、もう限界でこれ以上腫瘍が大きくなれば、摘出が困難になると・・・ジョナスは、再びビジョンを見る SG15の信号を受けて、ウォルターがゲイトを開けると、SG15のメンバーは入ってこない。しばらくハモンドが通信していると、突然エネルギーガンが、ゲイトルームを襲う。SGCでは、警備兵がジャファたちを撃つが、それ以上に、ジャファは強い、先ほど白い光を放った装置を投げ入れ、ゲイトルームの警備兵は目をやられ、さらにジャファが巨大な時限爆破装置をセット始める。ハモンドは、ゲイトを閉じようとボタンを押しアイリスを閉じるが、爆破装置が、爆破し、SGCは、大爆発をした。 現実に戻ったジョナスは、急いでハモンドを呼び、状況を説明する。 IDは15に間違いないのか尋ね確かであると伝える。 警告をするようにいうが、逆に事態を招く結果となることも十分考えられる。 欲しいのは情報で、ジャファが何故IDを手に入れたのかということだ。予知は必死に念じれば出来るはずだというが、既にジョナスの脳の腫瘍は大きすぎて、 早く摘出しないとジョナスは死ぬ。もう少しだけ時間をくださいという。 オニールたちの牢獄に、女性が飲み物を運んできた。ジャファに飲み物を持ってきたのだが、オニールもその飲み物をというと、女性は首をかすかに振る。それを飲んだ途端、ジャファは倒れてしまう。「遠慮する。」とオニール・・・ 女性は、エロライの娘だ。無線は取り戻したが、エロライたちの処刑は間近に迫ってきていた。 ジョナスは、ティルクのケルノリウムセットを借りて、集中することとする。 ゲイト前でオニールたちが、ダイヤルを始め、ゲイトを開き、アイリスに信号を送った途端SG15のメンバーがやられ、ジャファたちの攻撃にあう。ティルクは、倒れているSG15のメンバーを助けるために向かったところ、エネルギーガンを次々と浴びてしまい、死んでしまう。一人で防戦一方のオニール。囲まれてしまった。 そこで目が覚める。ゲイトルームへ・・・フレイザーはすぐに手術をする予定だ。 オニールたちは、ゲイトまでの道を案内され、あと少しでゲイトに辿り着く。 ジョナスは、まだだといい、カーターに何が起きるのかわかったとし、チームが待ち伏せに会う事を伝える。直ちにハモンドに伝えられ、237にダイヤルを始める。 ジョナスはオニールたちが気がかりだ。ハモンドはオニールの無線機へ連絡を入れるが、それはケイジが聞いていた。ケイジは、スンジオに囚人を見てくるように伝える。ハモンドは何度も応答を待つが、連絡は無い。SG3が出撃待機だが、待ち伏せてあるのであれば、危険はおかせないと・・・ |
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オニールたちはゲイトに辿り着いた。ケイジは囚人が逃げたことを知り、警報を流す。オニールたちはダイヤルし、警報を聞き、罠と気づき現れたジャファたちへと攻撃を開始。モトは角笛を流したことを怒りケイジへと寄る。脱走させるように仕向けたのだが、それを破られたことに怒り、ハンドリボンで、攻撃を仕掛けたが、なんと、モトは、エロライの娘に銃で撃たれる。さらに発砲をして、モトは死んでしまった。 ジョナスの手術は行われていた正常サイゴウシ?(字がわかりません)のようだと説明し、組織は悪性ではない。網状浸潤を起こしているためにやっかいな摘出になる。血圧が下がり、脈拍もあがっている。出血が多くてどこからしているのかわからない。そしてついに場所がわかった。止血成功。脈拍も血圧も正常に戻った。いよいよ取り出すことになる。 ゲイトルームでもいつも以上に武装した兵を準備して、ジャファの襲撃を待ち伏せている。シグナルはまだならない。IDシグナルがなり、SG15のものだ。 ハモンドは連絡をするが、応答が無い。オニールたちだったら、アイリスに衝突し、死んでしまうために、アイリスを開けることにする。 しばらく現れないためにあのジョナスのビジョン通りかと考えるが、出てきたのはオニールはじめSG1と15のメンバー、負傷者がいるとオニールは言う。 オニールはSG3を率いて再び237に戻る許可を得る。やり残したことがあると・・・ あまりの武装兵に驚くオニールたち、何かあったんですか? この後は、オニールたちが、エロライたちを救出したに違いない。(映像はなし) ジョナスは、病床で、本を読んでいたところ、オニールが頭を休めなければ駄目だろうという。腫瘍は全部取れたようだ。腫瘍は普通の脳組織と殆ど変わらないが、ニューロンの密度も5倍もあったと・・・ニルティがやっぱり何かをしたんだろう。 手術以来予知が出来ないと・・・オニールは、ロトの当たり番号やラスベガスにいっても無駄か・・・ジョナスは笑う。 237では救ってくれたお礼にパーティをもたらしてくれると・・・フレイザーがやってきて、面会時間は終わりだと告げる。オニールは、はやく良くなれ、おまえが必要だと・・・SG1のメンバーは去っていく。カーターだけが残っていたが、彼は大丈夫ですかとカーターに尋ねる。だんだんあなたになれてきたの・・・ でも不思議です、予知された未来を変えることで未来は確定されていない原理を証明したつもりでいたけれどそうすることで大昔の予言を実現した。千年も前に、こうなると予言した村人もいるんです。と・・・単なるまぐれ当たりではないかとカーターは言う。ジョナスも「ですね・・・」 |
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感 想 | ||||
まずまずのエピソード。久々にハンドリボンを見た気もしますね(笑) 元々オニールたちがあの星に行ったのはナクアダを取りに行ったんでしょうか・・・謎 脳外科の話が次々と出てくるんでよくわからないところがだいぶあるんですが勘弁してください。
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