#125未知の惑星!失楽園
PARADISE LOST
P5X-777
採点(5段階)★★★
メイボーンの歴史が次々と映し出される(メイボーンキャスト参照)特にくそやろうとか汚い言葉が印象的。オニールの家で、ウィンナーを取り、ホットドックを作る風景が・・・(別の人間)オニールが食べようと戻ると、3本あるはずのウィンナーが2本しかない。気配を感じ、後ろを振り返ると、そこにはメイボーンがホットドックを食べていた。気にしなくていいというが、オニールは自分のが食べられていたことに怒る。さらにビールさえも奪われている。お尋ね者のメイボーンが何故今自分の前に・・・
メイボーンは逮捕してほしいという。大統領の話から始まり、プロメテウス号の話まで、オニールはごまかすが、既にばれている。シモンズの死の話をし、コンラッドと共に、向かおうとしていた惑星の話を持ち出す。その中で、オニールにスターゲイトがあったことを伝え、シモンズも知っており、ゲイトを使うために、SGCを乗っ取るよりは、X303をハイジャックするほうがラクだった。NIDもその星のことは知っていた。
とにかく秘密が大好きな連中だからなぁと話し、どうしてもアドレスを知りたければ、私が教えてやってもいいと言う。木賊と引き換えにかと冗談を話すが、すごいお宝が眠っているとし、一緒に連れて行ってほしいと・・・お互い行き違いがあったが、共通の敵と戦ってきたと今までの反省を述べる。ホットドックはウィンナーがすべてだと食べ終わった後に、そうなるとこれは必要ないなとメモを焼こうとする。そのメモは、エンシェントの武器がある星のアドレスだった。慌ててメモの火を消して、オニールは取ったのだが、私がいなければ無意味だとメイボーンは言う。シモンズも知らなかったことだが、武器庫へはキーがないと入れない。実はメイボーンが持っていたのだ。
そのまま彼は去っていってしまう。


SGCではSG1が会議を開き、どうやってキーを手に入れたかを考えていた、実際に彼は、NIDの惑星探査作戦に従事していたことも無い。アドレスの星に向かってみることにする。彼は逮捕覚悟でこのかけに出たはずだから、それだけの価値があるはずだと、ハモンドの了承を得る。
P5X-777についたSG1は、早速探索を始めるが、誰もいない。遺跡の中で、ある文字が書かれている。エンシェント語ではないが、彼らと同盟を結んでいた種族の文字であるのは考えられる。ノックス?アスガードか?とオニールは聞くが、ファーリングスだとジョナスはいう。だが、違うと言い張るオニール、小さくてふわふわしているかわいい種族では、強力な武器とは釣り合いが合わないと・・・あったことも無いのではとジョナスは言うが、それはオニールのイメージからの答えであった。
注意書きのようで、正しいもののみが通れる。メイボーンのいうキーが必要だ。
エネルギー源を探知し、場所を発見する。そこを開けると、パネルがあり、未知のテクノロジーである。結局一時SGCに戻り、ハモンドに報告。移動装置のようなものがあり、メイボーンのキーが無ければ入れないだろうと・・・オニールの意見は、::

手錠を付けたメイボーンがSGCにやってきた。ハーリー信じていたよとオニールはメイボーンを呼び、これからはお前を信じるしか方法は無いようだと。ハモンドの下に向かい、メイボーンは手錠を解いてもらい将軍お久しぶりですと言う。ハモンドは君の犯した罪は、重いが何度か自らの意思で国家の危機を救おうとした事情を考慮して、大統領も今回の恩赦に同意した。早速キーを見せてもらうが、オニールはキーをメイボーンから受け取るとさっさと自分で向かおうとする。自分も行くと約束したはずだとメイボーンは言うが、君は逮捕されて、私がキーを持っているとオニールが言う。任務達成には、自分が欠かせないと話し、特別な組み合わせで動くのだと・・・
石は80年前に、エジプトのファラオの墓で見つかり、巻物で何十にも巻かれ表に書かれていた文字は解読不可能だったついこのあいだ解読に成功した。巻物には、それを使って神々の力にアクセスする方法が書かれていた。その方法が保存されているのは唯一この中だと自分の頭を指す。ドアを開けるのであれば自分を連れて行けと逆に命令する。

結局メイボーンを連れて行くことになったが、奴は何か隠していると考え、気をつけるように、ハモンドから言われる。実は、メイボーンは、スターゲイトをくぐるのは初めてだった。今まで、ゴアウルドの通信機を使って地球から指示を送っていた。
感激を味わっていると・・・二人仲良くゲイトをくぐる。現場に到着したオニールとメイボーン。カーターたちはまだ探索していた。ジョナスとティルクは、文字を写し終わり、周りを探索している。翻訳はまだで、地球から資料を取り寄せないといけないため時間がかかりそうだ。そしてメイボーンが、キーを付けると光り、次々と回し始める。ピーンという音だったが、何も起きない。間違いないと言うが、カーターが私がとキーを触り始めると、その隙にメイボーンは、カーターのザットガンを奪い、カーターを気絶させる。さらに、オニールを撃つが、オニールはとっさにしゃがみ交わした。
メイボーンは、キーを取り、門をくぐろうしていたときに、オニールはメイボーンにしがみついた。すると、二人とも光と共に消えてしまったのであった。

オニールはメイボーンにこけにしてくれたなぁと後ろから掴むのだが、ふと周りを見ると、今までとは全く違った風景の野原だ。二人とも周りを見渡しても、何もない・・・
ジョナスとティルクが遺跡の場所へと帰ってきた。カーターが倒れているのを起こす。オニールはメイボーンにここはどこだと尋ねると、何で馬鹿なまねをしたんだとメイボーンは言う。ザットガンが消えてしまったために、どこにあるか尋ねる。どうやら移動できなかったようだ。進んだ武器だけ琥し取ったんだろうと・・・・質問に正直の答えろというと、見せてやるしかないだろうと、案内を始める。

カーターはジョナスにSGCに戻り、無人偵察機を送るように指示し、追跡装置のスイッチを入れていれば、位置をつかめるかもしれないと・・・
メイボーンはオニールにどうしてほっておいてくれなかったという。メイボーンに撃たれたのがオニールには納得できなかっただけらしい。実はもう戻れないといわれる。
何の話か全く検討がつかないオニール。後戻りできない契約なんだがと言われこれから会う連中からだと・・・おかしくなったのかメイボーンに言うが、エイリアンのユートピアだ巻物にそう記されていたと話す。遠い昔進んだ文明を持つエイリアンの集団がそのすべてを捨てて遠い、星に移り住み小さな理想郷を作った。その後、銀河中に施設を送り、彼らの考えに共鳴するひとびとを招待した。巻物と宝石が、招待状だと・・・シモンズの探していた武器は全く関係が無かった。これは、ゲイトをくぐるためにメイボーンが仕組んだ策だった。それだけの価値があるのかたずねるが、これまでの暮らしはクソだという。メイボーンは地球には何の未練もないと・・・エイドリアンコンラッドにゴアウルドを売って得るはずだった大金が地球で見た最後の夢だと・・・
逃げるのに疲れたメイボーンは、ここで余生を暮らすはずだった。

SGCに戻ったティルクとカーター以前連絡が無いオニールを心配する。二人が消えてもう2時間。ハモンドに自分がメイボーンに武器を奪われたせいだと反省をする。
それより二人の発見に今は集中せよと。
メイボーンは進んでいるが、お出迎えが来ないのでおかしいと言い始める。門を超えてきた時点でわかっているはずなのだがと・・・だが二人とも立ち止まってしまう。そこには、生活していた後はあるのだが、廃墟と化したようなキャンプ地だ。オニールは奇妙なプレートを見つける。さらに周りを探すと、白骨された遺体が見つかった。

遺跡には調査チームのリー博士(天才問題児で虫探ししながらビデオ撮っていた博士)もいるがこれまで見たことも無い未知のテクノロジーで共通点がなく、インターフェイスの使用も・・・いつも冷静なカーターが慌しい。
オニールはここで余生を送ろうと思った気持ちわからなくもないとつぶやく。帰りのドアらしきものも見つからない。寝て考えるとオニールは練ることにする。水を汲み、周りを探し始めるオニール。歩いては帰れそうにも無い。反対側であれば、調査隊が来るかもしれない。だが、秘密のユートピアだから簡単に見つかるはずがない。
オニールは、持ってきていた非常食を食べる。メイボーンには準備されていなかった。オニールはメイボーンに恵む。捜索隊は来ないと断言するメイボーン。

一方カーターは、無人偵察機の航続距離ギリギリまでカバーしているとティルクに言うと、トクラからの返事はまだ来ないか尋ねる。今すぐ動かせる宇宙船が、ないからしばらく待てといわれた。他の調査チームは何をしているのかカーターは尋ねる。実は彼らは片付けて地球に帰ろうとしていた。カーターはオニールが帰ってきたのか皮肉を言うが、ここに来て一週間、このままいても100年は仕組みはおろか動かし方も解明できないと諦めたのであった。もしまぐれでもドアを開けられたとしても、オニールの送られた先を突き止めることは不可能だ。ドアを開けるために使った装置に目標のデータがないために、引き出せないと・・・カーターは怒って引き上げは許さないと発奮する。だが、リーは、報告書を持って、地球に帰ると・・・
ハモンド将軍がさらに、調査の延長を命じるなら、今度は特大の、スーツケースをもって、戻ると・・・それまでは失敬させてもらうよと引き上げてしまった。

オニールは川辺で釣りをするが、釣れない。メイボーンは、最初は静かなところだと思ったが、今では、あらゆる音が、耳障りだという。草がルッコラの味(イタリア料理の野菜)がすると。メイボーンは嫌いだと・・・メイボーンは何かを川辺へと投げた。そしてスイッチを押して爆発させる。魚を驚かして上げる方法だ。
二度とあれはやるなと忠告する。メイボーンは夜中に誰かが、辺りをうろうろとしていたと話す。気のせいだというが、ユートピア人の生き残りが、いるんじゃないかという気がしてきたと話す。そしてピストルを貸せと、銃を望む。(この辺は、ちょっと怪しいかな?)メイボーンは心身症にかかったような感じが見える。
オニールハ、武器P-90が心配になり、メイボーンがいないことを確認し、近くのくさむらに、隠す。それを見ている何者かがいる。

カーターは通信衛星ならば広いエリアで、ビーコン電波を探せると話す。衛星はトクラの宇宙船に探してもらえば、最低限の費用ですむと・・・何と比べてだというと、回収しない場合であると・・・打ち上げ費用はどうすると・・・カーターは、オニール大佐の命をドルには換算できないと言うが、そこに予定外のワームホール接続。
話は後になる。トクラのジャナークから連絡が入るオニールの行方不明のメッセージを受けて、すでに惑星について惑星を一周したところだ。だが、スキャナーに人間の生命反応は無いのであった。そのまま通信をきる。カーターは唇をかみ締めながら、後にする。

2週間後
オニールが目を覚ますと、何かを感じる。そこで周りを探索に行き、P-90を隠した場所へと向かった。案の定、武器は無い。そこで、メイボーンを探すのだが、どこにも見つからない。気になるプレートはそのままだ。そしてオニールはプレートを見始める。草を食べながら、見ている。そして木片を使い、死体のメモを取り始める。
だが、オニールにも不快感が襲ってきた。恐怖心からメイボーンと叫ぶ。
奥へと探しに向かい、森へと入る。森の中で、ナイフがささった遺体を見つける。
そして、白骨化された骨の近くにヘビのような死体が・・(ゴアウルドの死体)

カーターは、女子更衣室で落ち込んでいた。そこにティルクがやってきた。ここは女子ロッカーよというが 、ここには今君以外誰もいないし裸でもない。と歩いて中に入ってきた。するとカーターは、泣いていた。希望は捨てないがリー博士が正しいかもしれない。もう一ヶ月たち、こんな気持ちダニエルの時以来。混乱して何していいのか・・・ティルクに抱きつくカーターであった。

オニールは森の中でトラップにかかり、手榴弾の爆発を受けてしまい、足に破片が刺さってしまった。イノシシが襲ってきたので、思わず撃ってしまうと、奥では悲鳴が・・・そこに座っていたのは、腹を撃たれたメイボーンだった。私を撃ったなと怒り、P-90を構える。銃を下ろせというが、殺したがっていたとメイボーンは疑心を持つ。ジョークだというオニールだが・・・そしてメイボーンは、走って逃げてしまう。
あの草はもう食べるなとオニールは言う。頭をおかしくさせるんだ!
オニールは自分の足から木片を抜いた。
カーターは惑星の写真を見ていた。ティルクもPCを打ち込んでいた。そこにジョナスがやってきて、ハモンドが新しいSG1の指揮官を検討中だという。カーターも候補に挙がっているとの事だ。ジョナスはメイボーンが持っていた例のキーの写真について調べていて、巻物の文字の解読にもずいぶん手間取ったと。石の模様はただの飾りだとは思いますが、しかし・・・・
カーターは突然あることに気づいた。テープを巻き戻して、最初の日の風景映像を映し出した。すると、「馬鹿だった、すぐそこにあるのにすっかりわすれてた」「月よあのドアにワームホールのテクノロジーは使われていない他の星に行くための道具とは違う、月に送られた」のだとその根拠として、写真を見ながら説明する。
大きな円はあの星、小さいのはあの星、この線は二つを結ぶ道よ・・・

オニールは銃を持ったまま、眠っていた。そして遠くで気配を感じる。メイボーンに必死に伝える。ゴアウルドがドアから武器を持ち込めないんで、植物を持ち込んだ。
たぶん毒草の一種で実験のつもりで自分に仕えさせようとしたが、失敗した。人々が疑心暗鬼を持ち始めたのだ。私に殺されるというのは妄想だというが、メイボーンは銃を乱射してしまう。さらに、手榴弾を投げる。そして銃を構えながらオニールの方へ向かうが、オニールが背後に回りこみ銃を構える。銃を捨てろというが、メイボーンは銃を撃とうとしたために、発砲。メイボーンは倒れる。意識朦朧の中、メイボーンは、助かった。1日ちょっと眠ってメイボーンは目を覚ましたのだ。毒草のせいでこの星の住民は滅びた。どうせ助かりっこないとメイボーンはいっていたが、トクラの船が飛んできた。助かるぞ・・・
メイボーンが私はここに残るというが、オニールは十分罰は受けたとしてトクラがおまえにあった星を探してくれるだろうと約束する。
感 想
オニールとメイボーン。この因縁の対決がついに終止符。ストーリーとして強力な敵もしくは、エイリアンが出てくるとずっと待ち構えた視聴者も多いと思います。そのうちの一人は私です。後半からサバイバルゲームって感じで、もう少し森の中でオニールらしいことがあるのかと期待しましたが、ちょっと外れでしたね。
ゴアウルドの骨が見つかったところで、過去のイメージや風景が出たら面白かったのかもしれないんですが・・・骨だけじゃ何のイメージもわかない・・・
そしてカーターが更衣室で流した涙が私には印象的。そしてハモンドも新たな指揮官を探している・・・ちょっと冷たい・・

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