123幻覚?奇妙な虫
SIGHT UNSEEN
地球 P9X391(エンシェントの残した遺跡)
採点(5段階)★★★
SGCに帰還したSG1。無人探査機が運ばれ、その後にオニールたちも・・・
砂の惑星から帰ったというオニール。「砂嵐が最高だった」とティルクも皮肉も覚えたらしい。長年の砂嵐によって侵食されてしまっており、遺跡がかつてエンシェント(によって作られた観測所か研究施設所である証拠を手に入れた。
人造物であるが、これが何の目的で作られたものかわからない。オニールは大型の虫殺しではないかというが、エネルギーを出す装置であるのは間違いない。
遺跡の中心と思われる地下室に隠されているのを見つけた。持ち上げようとしたらクリスタルが光り出したとジョナスは語る。触れたらスイッチが入る仕掛けだが、正体を突き止めないと確かな事は言えない。あらかじめ調べた結果無害である。
そのエネルギー源は何なのかとカーターが話していると、ジョナスが、壁から出てきた不明の虫を見つけ、オニールを退かし、銃を構えるが、他の誰にもみえていない。壁の中に消えたというが、他のメンバーもあたりを見渡している。ハモンドは、SGC全体を第一級警戒態勢に入れる。
ハモンドは、ブリーフィングルームにSG1を集め、6時間に3回徹底的に基地内を捜索したが、生物の痕跡は発見されなかった。ジョナスを疑うSG1メンバー。固体をすり抜けていく前例はあっただろうとジョナスは言うが、ビデオにも何も写っていない。
物的証拠が出ないため、このまま警戒態勢を続けるわけにはいかない。SG1は過酷な任務が続いたためとハモンドは全員に休暇を命じる。
見間違いではないかとカーターは言い、オニールも幻覚を見たのではないかと話す。ジョナスは、ナクアドリアを長時間被爆して幻覚を見たキーラン博士と同じだと疑っている?ナクアドリア爆弾だが、フレイザーも彼の健康状態は保証している。
あれから3ヶ月経っている。だが、ジョナスは必死に本当に何かがいたと訴える。

それから数時間後、他のメンバーも基地も大丈夫だったため休暇に入るSG1。ジョナスのはストレスと判断され、いつものように、オニールはカーターを釣りに誘う。
だが、またこれもいつものようにカーターは持ち帰ったものの調査をするとして、断られた。カーターは持ち帰った機材を調べる中、ジョナスがラボにやってくる。やっぱりジョナスはおかしいと自分も思っているらしく、リラックスが出来ない。そこで、ジョナスは、機材に書かれた文字の解読をすることとなった。
放出している粒子には何の変化も見られない。粒子?とジョナスはいうが、適当な言葉が見つからないので、勝手にカーターが名づけ、エネルギーパターンが出ているだけだが、この装置の目的など全く見当もつかない。そのため文字の解読は必須だ。明らかにエンシェントが使っていた文字であると考えられるが、さらにその機械から、生物が出てきた。だが、これもカーターには見えていないのであった。

フレイザーも再びジョナスの脳波などを調べるが、ナクアドリアによる脳へのダメージは見られない。ウィルスや毒物で神経がおかされている形跡も見られず、CT、MRI、血液検査もしてみたが、健康そのものだ。精神的にはわからないが・・・・
その答えが見られるまでは、経過観測を頼まれるフレイザー。あの虫たちの幻覚は装置を持って帰ってからだとジョナスは、ハモンドに、あの機械の調査だけは、許可を願う。装置の報告書を受け取ったが、症状と装置との関連性は一切見られない。確かな物質的証拠が出るまでは偶然としか考えられないという。
装置はエリア51に送られることとなったようだ。ジョナスは、ティルクに、ろくに装置も調べもしないのに送るなんて信じられないという。ティルクは、エリア51の科学者が調べるから大丈夫だと・・・一緒にケルノニウムをと薦めるティルク。効果があるとは思えないとし、アイデアはないかというと、ティルクはつりをオニールに誘われたが、断ったと話す。ジョナスは当然ながら外出を禁じられている(幻覚が見えるから)
誘いが無いのを幸せに思うんだなとティルクはジョナスに話す。ティルクはつりが嫌いになってしまっていたのだ(笑)呪いの壺参照。
基地図書館の本は2度全部読み終えたために、やることがないなぁと言っているジョナスだったが、突然ティルクが立ち止まってしまった。ジョナスも再び虫を見たのだが、今度はティルクにもその虫が見えていたのだ。

オニールは釣りに向かっており、途中にガソリンスタンドに立ち寄った。自分で入れていたが、店員バーノンがやってきた。セルフじゃないんで割高だという。(自分で入れているのに・・・)せめて窓だけでも拭かせてもらわないとと拭き始め、彼はエルカミーノの大ファンらしい。(リッター3キロくらいらしい)だが、オニールは突然看板で、虫を見てしまう。銃を取り出したあと、発砲をしてしまった。驚くバーノン。オニールは空軍大佐であることを話し、すべては秘密だと話す。すぐにSGCに連絡を入れる。
バーノンは湾岸戦争にも行ったというが、車両整備隊だったらしい。看板が撃たれてしまったことにショックを受けている。SGCから北に30キロのところにいるとハモンドに伝え、今、面白いものを見たとオニールは言うが、基地の封鎖を破ったようだと、ハモンドは話す。実はすでにSGCの付近至る所で目撃情報がなされていたのだ。
ジョナスは、解読を進めるが、何かの実験であるのはわかったが、内容までは不明で、何かについてしつこく研究していた。下塗りを繰り返し、下塗りの物質では意味をなさない。あるいは別のことかもしれないとすると他の次元だと、カーターが訳すと、カーターは、別の次元の物質が私たちに近づいてきたと・・・ジョナスは、それ行けます。と再び翻訳を始める。カーターはジョナスに対して謝る。虫を見たときに信じるべきだったと・・・ジョナスはナクアドリア事件もあったから仕方ないと話し、なんと言っても新入りですからと・・・カーターは今では立派な一員で、敬意を払われて当然。お世辞でなく立派に仕事をしているという。解読を進めて頂戴と念を押す。

オニールはコロラドスプリングスにそのまま残り封鎖の指揮を執る。収用の軍隊が出動する。大統領が、非常事態宣言に備えていう。あの生物が遠くに行っていないことを祈ろうと・・・
装置はエネルギー粒子を拡散しており、その粒子の正体は不明だが、あの粒子を直接浴びると、幻覚の虫が見えるようだ。解読出来た限りでは、ある種の、観測装置で、平行して存在するパラレルワールドを観測するためのものかとおもわれる。装置が放射するエネルギー粒子を浴びた人間は例外なく別次元を垣間見ることが出来る。実在しないものは封じ込めも出来ない。じかに触れ合うことは不可能である。
もう一つの地球から来たものであるし、理論的にはこれまで見えなかっただけで至る所に存在する。脅威にはならないし、何も出来ない。基地内では動揺が起きているし、一般市民に広がれば大変な困難が起きる。それはこのような超自然現象になれていないうえ、いつこれが起きるかもコントロールできない。たとえば外科手術中に、あの生物が突然現れるとどうなるか・・・航空管制中。もっと身近にいえば車の運転中。次第になれていくだろうが、混乱を想像するとぞっとしてしまう。最終的には、事態収拾のためにスターゲイトの存在を明かさざる得なくなるかもしれない。
装置を止めればいいというが、方法は無い。なんとかしろと・・・ハモンド強引に会議を終わる。
目撃情報からすると半径500メートル以内、まるで異次元の生物が、この装置にひきつけられているようだ。近づけば近づくほど、あの虫にあえる可能性が高くなる。
装置にはスイッチ類が無いために、最終手段で、クリスタルを装置から抜くことを提案する。パワーが無くなって幻覚が消えるのではないかというが、試すのをちょっと恐れた。地球より科学が進んだエイリアンの技術で、無理にとめれば、何が起きるのかわからない。この現象が広がればとハモンドの心配性が高まるために、カーターはクリスタルコアを外す。とりあえず止まったようだが・・・

カーター、ティルク、ジョナスは、食事を取っており、装置を戻すことをティルクは薦める。ジョナスやカーターは安心して調べられるというが、調べてどうするとティルク。生物は多いに研究価値があるとするが、その矢先調理人たちから悲鳴が・・・
まだ幻覚は続いているようだ。

作戦開始より24分経過。実はSG1の3人は、装置を発見した現場の遺跡に向かって装置を置いてエネルギーの放出をとめようと考えワームホールを閉鎖したが・・・ウォルターの前にはさらに3匹ほどの虫が現れた。まだ幻覚は続いている。
結局また装置を持ち帰った。P9X391に戻しても生き物は見えたため、スターゲイトからのエネルギーが届くはずも無いが、まだ生物が見えているのは原因が全く不明だ。粒子を受けた影響がまだ続いているため、事態がますます悪くなる一方だ。
粒子と関係ないのでは?
ジョナス「装置の機能の一つが、生物を呼び寄せることだが、クリスタルを抜いたことで装置が停止し、生物も逃げ出した」
あの粒子は生物を引き寄せるために使われた。釣りの餌だ。
装置でも見落としていた別の機能かと思われる。実は装置を最初に見つけさらに、。接したのはジョナス。次はティルク。装置に触れたことにより、何らかの影響で人から人へと移る仕組みがあるようだ。感染のように・・コロラドスプリングスに完全封鎖命令を出した。SGCのメンバーに接触したものも含めてだ。
ガソリンスタンドバーノンは、看板をとりあえず直し、お金を戻し食べ物を取ろうとすると、突然虫が見えてしまう。

軍がコロラドスプリングスを占拠し、封鎖を始めた。オニールはそこで指揮を執っている。ハモンドは、状況を確認し、目撃報告が出ていたことがあった。ローカル局がニュースで取り上げ、街の封鎖は終わったが、オニールは、自分の足取りを逆に辿って接触した人間を探している。住民には化学薬品の漏出事故と情報を流し、今のところ疑っていないようだ。ジョナスは、クリスタルを慎重に扱い、クリスタルは切替スイッチじゃないかとして、7本のクリスタルをいろいろと並べてみることにする。

オニールはスタンドに向かったが誰もいない。ふと路地を見ると、バーノンがいた。
オニールが向かうが、幻覚を見た別の車の運転手が、驚いてしまい、バーノンのスタンドの方に向かってきてしまった。またもやあの看板にぶつかり、全壊してしまった。でかい虫がいたと青年は言うが、それは誰も分かっていた。その騒ぎに乗じて、バーノンはいなくなってしまった。

ハモンド立会いの下、ジョナスとカーターはクリスタルの並び替えに苦しんでいた。正しい組み合わせかわからないが、可能性があるものとしては最後だとクリスタルを並べ替え、再びクリスタルを入れる。最初に受けた影響を消すエネルギー波が放出されているはずなのだが・・・とカーターはいい、ジョナスは試してみようとジョナスは機械に手を当てる。見たいときにはいないというが、カーター、ハモンドには見えていた。だが今度は、ジョナスには見えていないのだ。するとカーターの目からも消えてしまった。成功だ。ハモンドの目からもしばらくして見えなくなったのだ。
バーノンは、兵たちの包囲網を抜けながらある場所へと向かっていた。

SGCでも、解毒剤は、いい効果を出していた。自然に接触が拡大するのを待つだけだが、封鎖線を抜け出したという連絡がオニールからハモンドに連絡が入る。バーノン・シャープで湾岸戦争で車両整備員として従軍。調査をカーターたちに頼む。
患者が一人脱走したとハモンド・・・
ヒッチハイクをして、バーノンは高速で従兄弟を拾うという運転手に会い、乗せてもらうことになった。コロラドからの最新情報としてラジオでも流されていた。

カーターが調べるとバーノンは、銀行口座から全金額を引き出していた。個人の情報でも非常事態だけだというが、ジョナスが驚くほどだから凄い量なのだろう。
クレジットカードは凍結したが、現金を使われると追跡は難しい。
元軍人なら恐怖で逃げ出すなんて考えられないとジョナスはいうが 、ウソを見抜かれたのかもと、考える。そこでジョナスは、家族や友人に彼のことを聞いてみようと、直接、ジョナスとカーターは、バーノンの家族に会いに行くのであった。

小さい頃から心配の絶えたことが無いという祖母で、母親がふしだらな女だったと話す。息子のロジャーは趣味が悪いなど・・・
ジョナスは政府に捕まるものとして逃げ出していると話し、軍の薬品によって幻覚作用があると話すが、軍隊の時と同じだと話す祖母。化学兵器の実験台に使われたとして、バーノンもすっかり変わってしまったと・・・細菌の話しを事上手く説明するカーターは、軍で疲れたバーノンたちのような人を癒す目的で作られた薬品と話すと、
お似合いのカップルで素敵だわとジョナスとカーターは恋人同士と間違われてしまった。
ジョナスは否定しようとするが、ごまかして恋人のフリをするのであった。
ジョナスも手を握ってニッコリ・・・行き先に心当たりはチャックのところだと・・・
ドライバーはバーノンを飛行場まで届け、彼は、ラスベガス行きの航空チケットを買う。
ジョナスとカーターは、ラスベガスに向かうことを知り、出たところティルクが待っていた。新たな感染者を発見したと報告が入る。カーターはオニールにピードモントホウソン空港からラスベガス行きの飛行機に乗ることを伝え、オニールは直ちに飛行禁止にして封鎖チームを派遣する。SG基地から来たやつと握手をしたと話すが、バーノンがパラノイドであることを伝え彼に接近するときは十分に注意してほしいと告げる。バーノンが飛行機に乗ろうとしたところ、出発ゲイトでいきなりすべての機がストップさせられる。だが機械の故障だろうとゲイトを超えさせてしまった。
バーノンは飛行機へと向かっていた。
空港に着いたオニールだが、周りの人々にはすでに虫の影響が出てきてしまっている。結局バーノンは、飛行機の前で、キャンセルの案内を受けて、ターミナルに戻らざるを得なかった。だが、軍の車を見たバーノンは、捕まると思って、飛行機格納庫へと逃げてしまった。
オニールは出入り口を固めるように指示し、ひとり説得に向かう。

隠れるバーノンで、ついに話し始めた。彼はどこ見ても怪物だらけだと・・・
セスナの中から出てきたバーノン(
ん?ここの横にはアンダーソンエアーと書いている)化学実験を強行したことに不満を抱いている。政府発表はいんちきだと話し、真実を話し出す。君が見たのはエイリアンだ。私は軍のトップシークレット関係についており、あれはエイリアンだ。(話していいんだろうか?)話に乗ってきたバーノン。
何の危険も無く、見えなければいることさえ気づかない。だが、実際に今でも見えていると・・・見えなくするからと安心させるが、その後を気にするバーノン。
世界はまだ準備が出来てないと話、誰が、信じる。この際政府の実験は置いておいても誰が、・・・この先はいない。みんなウソを信じているよと、君が必要なんだ同じ兵隊として協力を頼むオニール。注射や薬は一切なしだとし、オニールはさりげなく、「終わったぞ」と連絡を入れ、肩に触れて、これですべて終えた。
「そのエイリアンどこの星から来たんです」との問いにオニールは、メルマック星から来たと言う。(アルフの星・・・あの所ジョージ声優の)すぐに突っ込まれる(笑)
見たこと無いとオニール。

感 想
先週の緊迫したのと一転しコメディばかりのエピソード。たまにはこういうのもいいんだろう(笑)アルフも最後に出てくるし、
ティルクの釣り嫌い。さらにジョナスのケルノニウム嫌い・・・
カーターのジョナスの一員としての信頼。
やっぱりバーノンのキャラが、マーティン僕はエイリアンにダブってしまったかな?今回さらにいつに無くハモンドが焦っていたかな?しかも厳しいし・・・
ティルクの乗ってきた車も渋・・・

掲示板:幻覚?奇妙な虫より

maruさんの指摘出ていたので書いてみます。
・別次元の存在なのに車のフロントガラスから通り抜けてこなかったところ。
いっきさんのアンダーソンエアーは私もオヤ?って思いました。

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