＃119見えない暗殺者

ALLEGIANCE

アルファ基地

採点（5段階）★★★★

ある惑星で、次々とゲイトから逃げてくるトクラたち。それを救助するフレーザーはじめSGCの面々さらにジャファたちも一緒だ。 そして運び出した物資を落としてそれを助けようとしたジャファとトクラの争い。止めに入るオニール。その物資は、ゼイターク探知機だ。彼らはトクラ基地から脱出してきた人々である。 ゲイトからSGCのピアースが現れSG12は一撃で破れ、事前にこちらの動きを知っていたと思われることをオニールに伝える。ジェイコブは、トクラ基地のホームダイヤルを破壊した後こちらに来るということだ。ジェイコブがゲイトから抜けた後にエネルギーガンが、ジェイコブの足を直撃。 ジェイコブは、１０秒後に爆発するように爆弾をセットしてきてここのアドレスは他には知られていないと話す。警戒を解除し治療を・・・ 何があったかの説明に、「アヌビス軍から奇襲を受け、SGCにダイヤルしたが、つながらなかった。」原因は、ジョナスとSG2がP36231からの調査から帰還中だったため だ。そのため緊急手段としてアルファ基地のここへと来たわけである。 トクラ基地の司令官マルクと保安主任のオッカーが厚く礼を述べる。助かったのは４分の１にも足りない。しかしマルクは、タウリの基地なのに何故ジャファがいるのか問う。反乱兵たちであることを説明するが、二人ともあまりいい顔をしない。 オニールは心配顔だ。

すぐに、トクラたちの葬儀が行われ、死んだものたちにマルク・ジェイコブは、別れの言葉を話す。通訳は当然ティルク。そしてイベントホライズンを発生させ、死んだものは消える。（変わった葬儀だ）だがその直後、オッカーと、アルトクがもめている。葬儀中に質問をしただけだというが、トクラでは葬儀中は沈黙の決まりだ。それだけのことでケンカをしたというが、オニールは、仲裁に入る。 ジャファとはこんなものよとマルクは怒るとオニールは、ティルクやブレイタクがいなければ、トクラは全滅していたと言うが、反乱軍やタウリは私たちに仮があることを忘れないでほしいという。それは、１０００年もゴアウルドと戦っている。だが、オニールは１０００年戦って勝てなかったんだろうと鋭いツッコミ。マルクは何もいえない。自分の発言に戸惑いを感じるオニール。すぐ後に、カーターが、多くのトクラが、仮設住宅に不満を持っているという。仮設住宅の意味を教えてやれと・・・ 結局自分がいうことになるオニールは大忙しだ。 訓練を重ねるジャファ。葬儀のときの騒ぎに驚いたオニールは、ジェイコブに尋ねる。それは共生に対する説明をはじめ、嫌な体験をしたと思うが・・・暗黒の奈落 やっぱりオニールはあのことを最悪の事件と思っているようだ。 君はケイランと交わらなかったら生きていない。ケイランは掟を破ったこと、そしてセルマクも彼に対しては怒りをあらわにしたことなど・・・だが、ケイランがしたことは、間違っていないか？ゴアウルドと比べるとそこまでは・・実は、トクラは、ジャファを嫌っている。それは、トクラの宿主は、元々ゴアウルドの支配する惑星の出が多い。強制労働で生きるか死を選ぶかのどちらかだ。だからジャファを憎んでいると・・・ アヌビスのジャファたちから逃げてきたのにジャファがいるとどう思うか問う。 今トクラの間では最後が近いという言葉がうわさになっている。それは、ゴアウルドの最後ではなく、トクラの最後という意味だ。ジャファ反乱軍も期待はずれだったと感じていた。 ナクアダリアクターを調べているとカーターは、何者かが破壊工作をし、爆発させようとしたようだ。もし爆破していれば１０キロ四方は、跡形も無く吹き飛んでいた。知っているのは歩哨と自分たちだけだと・・・ ピアースに連絡をし、だれも近づけるなとオニールは伝える。それは、リアクターがしばらくして爆発するのにここの留まっているか？「なるほど」つまり逃げようとするのは・・・犯人だ。

ＳＧＣに連絡をいれるＳＧ１。増援を断る彼ら、ジョナスも自分だけでもＳＧＣからそちらに向かいたいというが、オニールは悪いがそこにいろと命令する。事態が判明するまで、ゲイト間の行き来は、禁止すべきだと提案する。念のためにＳＧ３を待機させることを伝えるハモンド。２４時間後にまた連絡を入れるとゲイトを閉じる。 ピアースに歩哨を倍にするよう指示する。マルクたちがやってきて、 はやく新しいトクラ基地を見つけたいというが、破壊工作の説明を受け、マルクも納得する。このアルファ基地はゴアウルドには知られていないし、これからも秘密にしておきたい。全員に尋問したいと・・・まずはトクラからということになりマルクとオッカーは不満顔だ。オニールはトクラが来ないときは何の問題もなかったことを説明する。 ゼイターク探知機で、破壊工作員を探る策をセルマクは考える。カーターはゼイターク探知機はゼイタークだけだと思っていたが、偽りが分かる優れものらしい。 すぐにゼイターク探知機で探られる。マルクは無事に通過。オニールは外を見ていると再びオッカーとアルトクが小競り合いを起こしている。ティルクがそれを止めに入る。 負傷者も調べる必要があるが、彼らに実行できたとは思えないために、基地要員 から先に調べることとなる。それにジャファもだ・・・だが、同行しているブレイタクもトクラに対しては信用が無い。トクラの作った探知機に関しても不満がある。 １３７年でトクラを１００％信用していると誓えるか問う。オニールは全面的じゃないが、一緒に検査を受けてもいいと思うほどには信用している。ジャファには検査を受けるようには説得することを話す。そのときオニールを呼ぶマルク。外では、オッカーが倒れている。彼はすでに死んでいた。すぐに第一容疑者でアルトクが連れ出されてくる。殺していないというアルトク。マルクには何も話したくないというので、オニールが自分に話してくれという。すると、アルトクは、ここにはいなかったことを話す。証人も多数いるようだが、今すぐゼイターク探知機にかけてほしいとマルク。だが、やりたくないと主張するアルトク。そこでブレイタクが説得し、彼はゼイターク探知機を受けることとなる。 オニールはフレイザーに死因を調べるように伝え、ブレイタクとジェイコブに、このままでは、同士討ちになりかねないとして、それぞれが目を凝らして仲間を見守って ほしいとする。 探知機にかけられるアルトクは、ジェイコブの質問に答えているが、しばらくは、反応が無かった。だが、オッカーを殺したのは君か？との問いに、殺していないというと、赤く反応してしまう。監禁が決まってしまう。ブレイタクに自分は誓ってやっていないというが、とりあえずは彼と行けと・・・マルクは怒りうそつきめと罵るが、間違うことも多々あることをカーターは言う。（実証済み洗脳兵器ゼイターク）アルトクは、トクラに敵意があり、それが反映していると説明するがマルクは納得しない。 アリバイが証明されると大丈夫だろうというが、ジャファは信用ならないと・・・ 自分たちを信用してほしいとオニールはじめブレイタクも話すと、多くの死人を出し、安全だと思っていた場所で死人が出たことにショックを感じていたマルクであった。 オッカーの遺体の口を調べると右側に数箇所引っかき傷があり、左手で、口を押さえ声を出せなくし、首の後ろの致命傷は、とてもユニークな刃物によるもので、宿主は、第一頚椎と第二頚椎の間を切断されており、そのとき同時に共生体の３３番目と３４番目のゼンハイツクツイコウ（あっている？？）が断ち切っている。即死だ。 ジャファのやり方ではないというブレイタクにティルク。正面から向き合って、勝負を挑むが、背後から襲うのはトクラやゴアウルドが得意だと・・・警報がなり、オニールたちが向かうと、なんと今度はアルトクが牢獄で殺されていた。

フレイザーが調べると、今度は正面から襲われている。同じ刃物であるとは考えられるが、確かめる必要はある。牢のカギがかかっていたというが、わざわざカギを閉めて出て行ったことになる。不自然を感じ、検証をするメンバー。鉄格子の間から、刺した？前から襲われたのにかばい傷が無いのはどうして？ ノコノコ鉄格子の前に立つか？警戒の必要のない相手だったら？ アルトクの遺体が運ばれるが、ふたたび、ジャファとトクラの争いが始まる。ラクナルを止めに入るが、トクラではないと・・・マルクはラクナのナイフに対して、質問をはじめ、トクラから守るためだと説明、彼は丸腰だったといい、腕を取ると、マルクはラクナルを殴ってしまう。その直後、ジャファはエネルギーガン。トクラはザットガンをすばやく構え共に身構える。オニールが再び仲裁に・・・ どちらも頭を冷やして武器を下ろせと・・・まずは犯人探しだ。争うのは犯人がわかってからにしろ ブレイタクに呼ばれたオニールとティルクは、足跡を見せられる。ごく最近のもので、かなり慌てて森の方に向かっている。その足跡はジャファかトクラか・・・どちらとも言えないと・・・頭数を数えるようにいう。 数分が過ぎ、全員頭数はそろっていた。悪いニュースとしては、何者かが、狙っているという事実だ。3人で組み、トクラにジャファタウリの組み合わせで行動を行うこととなった。反目をさせようとした犯人。森の捜索が始まる。 しかし歩いても歩いても敵らしい姿は見つからない。だが、ある場所でトクラ、ジャファ地球人の3人が遺体となって見つかってしまう。ティルクはウリア大尉のチームは死んでいると伝える。3人バラバラの場所で殺された後一箇所に連れられている。それを聞いていたオニールだが、森の木が動いているのを目撃。 警戒態勢で、待つ。カーターにティルクのチームに合流するようにし、オニールとブレイタクマルクの3人は分散する。ブレイタクとマルクは接して行動をしていると彼らを見る何かが・・・ブレイタクは危険を察知しマルクを押し助け、何かとの対決が始まる。ブレイタクも見えない敵との戦いで全く何も出来ず、次々と殴られ、ナイフも取り上げられ、マルクも助けようにも何も出来ない。 そして、ブレイタクは森の中に連れられてしまう。マルクもその後を追うのだが・・・ 途中でオニールが、マルクを助け、ブレイタクが死んだことを伝える。その後、他のメンバーと合流した。 ティルクは、マルクの首を締め、どうして助けなかったかと問う。さらに、ラクナルは 味方を見捨てる奴とは一緒に行動できないという。逃げなければ自分も殺されていたとマルク。ジェイコブは、ティルクを止めるようにオニールに言うが、止めようとしない。ジェイコブは直接ティルクに頼む。お互いの協力を望んでいたことを話し、仕方なくティルクは手を離す。 マルクはブレイタクが、私を突き飛ばし、ステルス装置に気づいたといい、姿が見えないと・・・再びニルティの脅威が・・・見えないスパイは防ぎようが無いとカーターはいう。ニルティがアヌビスと組むとは思えないと・・・マルクは、高周波を出す400〜700ナノメータのものを出せば大丈夫だと・・・姿が見えれば撃ち殺せると・・・ 基地に戻り策を再び考えるが、ティルクは納得いかない。 オニールは全員を集め説明を始める、敵は特殊な装置を使って、トクラの負傷者に紛れ、乗り込んできた。同士討ちをさせようとしたが存在が明らかになった今、費えたと思われる。悲しみの中でブレイタクが死んだことをティルクは伝える。 カーターは装置を出し、行動を開始する。

フレイザーは死因はすべて同じで、ナイフでやられていることを説明する。ニルティも腕を上げたなというが、ニルティでなくアシュラクであることをいう。アシュラクとは殺し屋ゴアウルドでも出てきたゴアウルドの殺し屋だ。透明じゃなかったというが、ティルクはアポフィスの親衛隊長であったときにナクアダ鉱山で、多くのジャファが刃物で殺された。アポフィスが鉱山を封鎖し、一ヶ月後坑道を調べると、アシュラクが見つかった。だが、そんなに強いのに何故もっと殺さないのか？目的は分裂だ。 周波を出し、ゲイトの前で待ち構えるオニールたち。ブレイタクがいてくれたら・・・ とラクナルはいうと、オニールも同感だと。 カーターも装置の完成を急ぐ。リアクターの周波体系を維持できるようには作られていない。しかしアシュラクはすでにその場にいる。ピアースから倒し、次々とジャファ、トクラを倒していく。さらに同士討ちも始まってしまう。全く見えない敵に、苦しむ。 アシュラクはすぐに消えてしまったが、その際にピアースは発信機を盗まれてしまったというのだ。ゲイトの周りに防御線を張りなおすように指示。 マルクは逃げようというが、発信機が無いと、ＳＧＣに帰れない。緊張はまだまだ続く。ラクナルは正々堂々と姿を現せというが、落ち着くようにティルクは言う。 ブレイタクならばこういうだろう戦いに勝つのは忍耐だと・・・ カーターの機械もまだ２０７ナノメータしかない。 ４２０に到達した、出力５０％。ぴりぴりした感覚はあるが、エネルギー場が原因で肉体的なダメージは無い。透明装置を完全に減殺するにはパワー不足だが、無理にパワーを上げるとエネルギー場の位置が困難になる。カーターは出力１００％にした途端装置の前にアシュラクは待っており、カーターをすぐに倒し、オニールや、マルクも飛ばされる。すぐにオニールは撃つが、姿が再び消えてしまう。 次に狙うのは、・・ティルクは、アシュラクの存在を感じ、ラクナルを助ける。だが、二人とも飛ばされてしまった。全員を伏せさせてオニールは乱射するが当たらない。 再びカーターの装置を起動させると、アシュラクの姿が・・・アシュラクはオニールを目掛けて走ってくる。オニールもナイフを構えて待ち受けるが、背後から次々と当たるエネルギーガン。アシュラクは本当の姿を出しついに倒れる。攻撃している人物はマスターブレイタクだ。瀕死ながらも生きていたのだ。 アシュラクから、発信機を取り戻し、ブレイタクは、アシュラクにやられたが、死んだと思い、茂みにおいていたという。幼生に助けられたとし、帰るのが遅れたがな・・ マルクは2度も助けられた、いつかこの借りを返せるときが来ると願っていると話す。 そしてブレイタクは、アシュラクのナイフを取り、「このナイフは、奇跡を成し遂げた、我らを結びつけたこの刃は多くのジャファの血をすっている、トクラの血も、タウリの血もだ。我らは共通の敵のおかげで真の兄弟となれた。この刃が二度と血を吸うことがないよう共に力をあわせよう」ブレイタクはナイフを地面に刺すのであった。、

感　想

邦題をまず見ずに犯人探しをするのが面白いです。特に今回のは3惑星連合みたいなものだから、その中での仲を引き裂こうとするアシュラク。しかしアシュラクの装備ってかっこ悪かったですね。でも日本の武装を意識している感じがあるような？？ マロージ氏の影響かな？ナイフだけかっこよかったわけですが・・・透明になるっていう機械を考えすぐに思い出したのがやっぱりニルティでしたね。ニルティってまだまだ健在中。 ブレイタクだけが、あんなに戦えるって凄い！ティルクも弟子だけあって察知はしたんですが、やっぱりまだまだ・・ ブレイタクの強さが身にしみて分かったエピソードです。 マルクって指揮官の感じとは思えなかったです。

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