NINJA-TOOLS
114凍結人間
FROZEN
地球(南極基地)
採点(5段階)★★★
南極基地で超音波探知機に小さな影が見つけられる。かなりの深さでそれは、あざらしの死体かもしれないが、しばらくはこの基地での活動は出来なくなるとカーターと話す女性マイケルズ。
2週間も経つと、殆どが夜になってしまい外での調査が無理のためだ。来年の存在価値も不明で、ホームダイヤル装置の研究上からも南極基地も必要であるが、仕方ないことだ。ここで言うのは、(凍りつく孤独)で見つかったスターゲイトの話で、すぐにエネルギー切れをしたことを話すカーター。

他の星のダイヤル装置の調査をしていても、ここで見つかったスターゲイトは最古のものであると考えられる。恐らく5000万年以上のものかもしれない。はじめからここにあったのかはわからない。

ゲイト以外にも何かが見つかるかもしれないが、ここの基地が設置されて早4年、ジャファの遺体が2体発見されて以来何も見つかっていない。この影が何かの手がかりになればといっていた矢先、驚くべき報告がされる・・・果たしてそれは?
その報告を受けて、SG1のメンバーとフレイザー軍医は早速南極基地に向かう。飛行機が行ってしまったことを不安がるジョナス。電子機器は凍ってしまうから仕方ないことだとオニール。それを出迎える、ダニエルズとウッズ博士とオズボーン博士。
いつまでかかるのか尋ねるジョナス。天気が2〜3日で崩れるから不安だと話す。
標本保持のためにと隔離ラボは零下の状態だと・・・ジャファの遺体が最初の年に見つかったときはどんどん見つかるものだと思ったらしいがそれ以降は進展がなかったようだ。ダニエルズはアイアナ(永久の華)と名づけた。年齢は25から35の女性さらに数百万年足すか引く・・・氷に含まれている酸素から特定されるもので、
学説では80から90万年前が人類の最初とされている、これが本当であれば、大変な発見である。ゲイトはやはり氷河期以前のものでありゲイト近くで見つかったジャファは最近のものである。
2000年前にゲイトを埋められたときにゴアウルドが南極のゲイトを起動しようかと思ったのではないかと・・・クレパスを人為的に広げた形跡はあるものの、ダニエルの言っていた説は正しいものだろう。ジャファでもゴアウルドでもない。正体はわからないけれども、南極に生きていたと思われる。
オニールはこの発見の意義を教えてくれないかととんでもない質問を出す。
この遺体は、人類がわれわれの想像よりlはるか前に人類が進化していたという証拠です。とフレイザーは冷静に答える。この星が起源ではないかもしれない。
ダーウィンが卒倒するなぁ。オニールは突然思い出した、それはシンプソンズの録画を忘れたらしい。ティルクは固まる・・・

発見されたアイアナを見ると、脂漏がないことがわかる。それは、死体の脂肪が水分と参加して脂漏酸化したもの。冷凍された肉体は時間の経過と共に、細胞が崩れていくという。人間の冷凍冬眠が出来ないのはそのためだと・・
この細胞は完璧で生きているのと変わらない。そして隔離ラボでは、じっくりと温める作業に取り掛かる。
ゆっくりと、人体部分が露出し始めてきた。縫製された服を着用。顔を覆っている右の袖を開けると、驚くほど完璧な保存状態。そしてなんと瞳孔が反応している。つまり生きている証拠だ。脳の反応を見てもデルタ波が出る。直ちに温度を上げる。
凍傷の痕跡もないため、蘇生が行われる。なんと誰もが驚くそれは、意識が戻り、呼吸も続けられている。
目を覚ましたアイアナ。怯えているが、正気を取り戻した。自力で蘇生を命じたように、自分の意思で復活してようでありますとフレイザーはオニールに伝える。
地球人ではないとして、銀河の人型生命体はゴアウルドによって運ばれてきたものとされてきた。はたして人類の進化はどう辿ってきたのか?
そしてジョナスは、アイアナに接することとなる。言葉が全く通じないために、ジョナスは、意思の疎通を試してみる。ジョナス・・・ジョナ・・ス彼女も言葉を話せるようだが、話せはしない。ごめんなさいの意味を伝える。そして腕の傷を見ると、驚くべき回復力である。

ジョナスが心配していた天候の悪化は早くなってきていた。2時間で帰ってきますとウッズたちから連絡が入る。肉体的な損傷は防げたが精神的な損傷は残っているだろう。傷の回復をわざと隠しているのではないか?それは恐怖のため?

ジョナスは、アイアナに食べ物を持っていき、話しながら与えてみる。そこにマイケルズもやってきて、この部屋暖房が効きすぎねといっている。ジョナスは、スターゲイトの図を見せてみるが、まったく反応がない。驚いた・のみ。
いろいろと試してみるが、全く なし。
フレイザーは脳波を調べており、その中で、カサンドラが、ニルティに遺伝子操作の影響下にあったときのもの思春期ウイルス、さらにオニールが古代人の保管庫を脳にDLされたときのもの宇宙人・第5の種族へを見せる。アイアナとの比較するとそっくりであった。これは偶然じゃないとすれば、人類の進化の過程で未来を先取りした見本である。北極タラは、他の魚なら血液中に氷の結晶が出来る冷水で生きている。それは4000万年かけて不凍液の役割を果たすプロテインを生み出した。
時間さえかければどんな生物さえも、高等な種族になりえる。
彼女は5000万年先行して進化している。人類の歴史にはもうひとつあった?
彼女は、最初にゲイトを作り出した種族の一員で、生きている古代人?
突然変異ではなかったことになる・・・
しかしモニターでは、マイケルズが倒れる姿が・・・ジョナスは直ちにフレイザーのたすけを 呼ぶ。アイアナは大丈夫だ・・・
彼女はなんらかの病原菌のの保有者ではないか?と考えられる。
ジョナスも感染しているだろう。輸送機もキャンセルすべきだ。ウィルスの原因がわかるまではここからは出られない。
南極基地からオニールはオズボーンたちに連絡を入れるが、まったく返事が返ってこない。マイケルズは、抗生物質がまるで効かずお手上げだ。原因はアイナアで組織サンプルを取った彼女が真っ先に発祥している。オズボーンたちも感染しているために、帰って来れないのでは?そして、オズボーンが帰ってくるが、ウッズは帰ってきていない。スノーモービルも途中で故障してしまった。
オニールたちはモービル捜索に向かうが、外は零下30度であり、注意を呼びかける。

ジョナスは、アイアナに状況を伝える。何を言っても君にはわからないかというが、意味が理解されていたのであった。どうしてスーパーキャリアであったのに、症状が出ないんだ?いろいろと聞くが返事は返ってこない。

アイアナはゲイトと同じ氷の層に一緒に埋まっていたのはコアサンプルでわかる。
少なくても300万歳、氷河期以前であればもっと年上だ。
そこにオニールから連絡が入る。モービルが見つかったが、吹雪でまったく視界が0の状態だ。
マイケルたちを救う手がかりは、彼女にあるんだが、ジョナスは、探れない。
ティルクは、ウッズを発見し、直ちに基地へと帰る。ラボに運ぶが、彼もまた、低温傷であり、危険な状態だ。両足の凍傷もかなりのものだ。アイアナは、様子を見ながら、ウッズに近づく。すると、彼女が手をかざすと、凍傷も治り、状態も回復する。
しかし彼女は倒れてしまう。
数時間後、ジョナスはアイアナのもとに向かうと目を覚まし、どうやったのかはわからない。またやれるのかいと聞くが、返事はできない。二人を助けるために助けてほしいとジョナスは言う。そして病床の二人を助けたアイアナであるが、消耗が激しいため、彼女は倒れてしまう。血液サンプルを見るフレイザーであるが、カーターも顔色が悪い。まだウィルスを持っている彼女で基地にいる全員が危険だ。
彼女の白血球が減っているために、逆にSG1のメンバーとフレイザーがウィルスにかかった場合、助かる見込みがなくなってしまう。その前に、十分休んでみないといけない。ケルノリウムに入らないと、ティルクも危ない。

アイアナを見ているウッズ。命の恩人だと話し、どうやって僕らを治したのか聞くと、突然彼女はウッズを気絶させ、他のメンバーの治癒に向かった。
まず、カーターとフレイザー。・・・その後は不明。
オズボーンはウッズを見に行ったが、彼女はいなく、ウッズの意識がない事を知り、
彼女を探すウッズとマイケルズそしてカーターたち。すると、ジョナスを治した後に
オニールの前で倒れていた。オニールの状態は、なんと高熱であった。
そして救援部隊が南極基地にやってきた。検疫状態を保ちながら、オニールも、
運ばれる。しかしティルクも兵器ではあるが保菌者で、隔離を余儀なくされる。
SGCに戻ったSG1たちだが、ハモンドはトクラに連絡してみたが、彼らにも手が負えない状態で、援軍を寄こすと・・・アイアナだけしか救えないと話、最終的にウィルスは髄膜炎という形で冒していく。外見は似ていても脳の科学組織は違う。
免疫機能を刺激してウィルスを殺せても、自分のなかで最終ステージに達したそれには歯が立たないのかも?助かる確率は・フレイザーは首を振る。

ジョナスもアイアナのもとを訪れているものの、容体はよくない。助けてくれてありがとうと話す。するとアイアナは、ごめんなさいというと突然危篤状態に。
そして蘇生処置が行われるが、今度は生き返らない。

トクラのソランが現れ、ハンドリボンでもはや治せない状態であるが、たまたま宿主を求めている共生体がいる。前の宿主が重傷を負い、共生体は、宿主を救えなかった。怪我の治療は難しいが病気は治せるだろう。共生より死を選ぶだろうとティルクは言うが、その途中にジョナスがアイアナが死んだことを伝える、。

昏睡状態であるオニールに変わってハモンドたちが決断するしかない。一時的な処置が出来るとソランは言う。共生体は、オニールを治した後にすぐに出て行き、別の宿主を探すことも可能だと。見つからなければ、共生を望まない宿主を選ぶよりは、死を選ぶだろう。実はその共生体が持つ情報がかなり重要なために、いち早くそれを知りたいのもあるのだ。カーターはハモンドにオニールを救いたいのは、やまやまだが、その判断は本人がするようにその努力を尽くすべきではないか尋ねる。
カーターは、トクラの取引のことをオニールに尋ねると、カーター・・・死んでもお断りだ・・・潜入作戦の途中で、なくなったため敵の貴重な情報を聞き出せます。
一定の期間が過ぎても見つからない場合は自ら死を選ぶそうですと再び尋ねると、
「おぉ けぇい」の返事が
そしてゲイトに運ばれトクラの惑星へと向かう・・・
感 想
なんか最初の発見から、なんとも・・・あれだけの期待感を持たせていて、言葉などもすぐに覚えて話せるように見せ、さらに、地球の進化論さえも変えてしまう発見にしては、あまりにひどいような?
というのもそれだったらSG1だけで行くって言うのがちょっと変かな?もっと科学者を集めていくような気もしますが・・
結局ウィルス話になっておわってしまったのが、残念。
オニールがまたもや最悪の事態。オニールが嫌々行く話ってだいたいが、こういう展開かも?
しかもシンプソンズの録画どころじゃない(笑)しかし今回のソランの声は聞き取りにくかったです。オズボーンの声優さんはスターゲイトに何度か出てきている声優さんのような気がします。ジョナスが一生懸命にアイアナと話している様子も見放せない。

それはそうと似たような話が別サイトのミュータントXの話のなかでもありましたので紹介しておきます。
シーズン2の50万年の眠りウナスに似たような怪物が出てきたわけですが、今回は美人でした(笑)

それと似たようなドームが007でも使われていました。あのラボって思ったよりすごい施設になっていました。フレイザー久々に登場!

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