#112地球壊滅防衛作戦 | ||
REDEMPTION, PART 2 | ||
地球 アヌビスの惑星 | ||
採点(5段階)★★★★ | ||
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SGCでは、マッケイとカーターが論議を行っていた。1日半経ってからのアヌビスからの連絡は何を意味するのかなど・・・そこにスターゲイトの研究家が、お互いの波長に関しての意見を述べたときにマッケイにある案に関してヒントが浮かんだ。 ワームホールを通して、電磁波を流しゲイトの向こうにある特殊な攻撃兵器を破壊する計画である。カーターもそれは思いついたそうなのだが、あまりに危険性が高いため、あきらめたという。しかし方法がない今、いろんな案を論議する時間もない。 準備に4時間もあれば可能だとするマッケイの策に、ハモンドも同意する。いい案がないために、カーターも従うしかなかった。 |
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ティルクとブレイタクたちは、アヌビスの新兵器を破壊すべく、アヌビスの惑星に向かおうとしていた。ブレイタクもここは2度目のダイヤルだが、つながらない為、ここの可能性が高い。ライアックもついていくことを決心する。 カーターは、マッケイの電磁波作戦が失敗した後の計算を行っていた。それによると、アイリスを開けるためにエネルギー放出量が10倍に膨れ上がり、地球壊滅まで半分の時間になってしまうのだ。だが他に名案はない。マッケイに協力をするように、ハモンドは頼む。 輸送船に乗り、シャクレルとライアックを共に、アヌビスの惑星に向かったティルクたち。ハイパードライブ航法を抜けて、目にしたものは、4隻以上の母艦の数。 この星に兵器がある証である。転送リングが地上にあるとして、リングを使って敵の不意をつくこととする。 マッケイの策に嫌々従うカーター。嫌味を言い合うところは激しいものがある。 惑星に向かう準備をしていたライアックであったが、ティルクはシャクレルと残るように伝える。大事な戦士のため、失うわけにはいかないと・・・ステルスモードで航法しているのであるが、突然デスグライダー2機から攻撃を受けてしまう。 敵艦にはステルスを探知するものがある。転送可能距離に入り、さらにライアックは、ここに残っても危険度は同じとして、ティルクたちと一緒に惑星に向かうこととなった。 惑星に転送されたブレイタクたちは、早速戦闘に入る。ライアックも善戦していたが、後方から撃たれてしまった。周りは囲まれており、ブレイタクたちは場所を移すこととする。 SGCでは、電磁波装置も完成し、防護扉を閉めてアイリスを開くとエネルギーは10倍に増幅された。電磁波流出を行うが、効果は全くなくさらに、エネルギーは増してSGCの装置がショートしてしまった。すぐにアイリスを閉じることにする。 カーターもその際に機械に触ったために、気を失うのであった。 |
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周りはジャファだらけで、ティルクたちも動けない。ライアックの傷も気になるところだ。ライアックは驚く、それは敵は10人いたが、ティルクとブレイタクは無傷だ。 動いている目標に当てるのは難しく、悪運も味方していると・・・兵器に向けて歩き出す3人であった。 医務室に向かったマッケイ。カーターを見舞いに行ったのだが・・・ この辺は、マッケイがピアニストになりたかったことや、両親はお互いを憎みあって、音楽だけが救いであったとし、12歳で、辞めさせられてしまった。センスがないってことらしい・・・ 仲良くなりたいと再び話し始める。科学も音楽同様芸術センスがなかったとして、後悔していた。マッケイの失敗により残された時間は25時間になってしまった。 ティルクたちが丘を越えて目にしたものは、回りはビーム兵器で守られ、真ん中ではゲイトを集中的に攻撃している兵器の姿が・・・ ブレイタクはゴアウルドの兵器ではないと話すと、ティルクは、似たような兵器を見たことがあると・・・それはエンシェントの兵器ではないかと。(スターゲイトを作ったとされる種族)兵器はアヌビスが盗んだものだとすると、それを作り出す技術はないとして破壊すれば、再び構築することは難しいだろうと考える。 ライアックは負傷しているために、この場に残し、二人で破壊に向かうこととなった。 日没まで待てと・・・ SGCでは研究者が再びエネルギーに関して問題を出し合っているのだが、またもやいい作戦が浮かんでこない。ゲイトの前で眺め考える人物の姿があった。それはジョナスクインであった。カーターが歩み寄り、来たことを後悔しているのか尋ねるが、残っても後悔していたと話す。そしてカーターにふと簡単な質問をする。この大きなゲイトをどうやってここまで持ってきたのか? するとカーターは天井が開き上が地表まで空洞になっていて、クレーンで、吊り下げて下ろしたと話す。吊り上げることは?ゲイトを運んでもワームホールは閉じないとし、地球上のどこに運んでも・・・するとカーターにはすぐに案が浮かんだ。 ジョナスはそれに気づいていたが、ヒントを出すだけにしたのだ。 ティルクたちが、中に入ろうとすると、兵器の周囲はシールドでガードされていたのだった。 カーターは、早速研究者を集め、X302を使って地球からゲイトを遠ざける作戦を考える。ゲイトを地上に出すのに、2時間。ピーターソン基地に運び輸送機に乗せるのに4時間、エリア51まで2時間 残り16時間以内にX302にゲイトを背負わせ747に乗せて発進。よくやったとハモンドは言うが、これは私の考えた作戦じゃないとカーターは話す。しかしその作戦に成功してもスターゲイトは永遠になくなってしまうのだ。 ティルクとブレイタクは、シールドのない場所を見つけ出し2人のジャファを倒し中に入ろうとするが、それは罠で、捕らえられてしまう。 |
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SGCでは、ゲイトのクレーン吊り上げ作業が始まった。さらにロシア政府の、チェコフが再び現れ引き続きの協力関係の維持とX302の情報公開の引き換えに、ロシア政府のスターゲイトの貸与を行うと・・・ゲイトのレンタルを行うことの交渉だ。 だがハモンドは、同じ攻撃をアヌビスは行う可能性があるために、第2のゲイトも地中に埋めるべきだと話し、部屋を後にする。 捕らえられたティルクはアヌビスのジャファ隊長の前に連れられてきた。お前の神(アポフィス)は弱かったが俺の神(アヌビス)は違うと・・ 3人で来た筈だといい、しかもガキがいたと・・・そして、お前にとって特別な意味を持つものなのか?ガキを探せと命令し、陛下の役にも立てると。 それでも戦士の戦いの真似事の態度をとると、喜んで相手になって殺すと・・・ オニールにカーターは今回の作戦について話す。もともとX302は容量不足ではないかと・・・宇宙母艦の射出システムに合わせて軽量化され設計されている。ゲイトは28トン以上あり、最低でも180キロの高度まで飛ばないとゲイトを離しても地球に落ちてしまうと・・・噴射に関しては普段の積載能力の6倍のものを積んで飛ぶために、燃料もすぐにそこをついてしまうだろうと話す。それはオニールの不安を増幅させることばかりであった。可能な限り軽量化させている・・・ そしてこの作戦の終了後には、ジョナスを是非・・・とカーターは言いかけるが、どうすればいいのか逆に尋ねられる。彼はナクアドリアと引き換えに、すべてを捨ててきたと話すが、ハイパードライブは失敗したぜぇとちょっと脅し気味の話し方をカーターに向ける。彼の作戦では・・・ なーにすべてうまくいくって・・・とエレベーターのボタンを押すが数回押して動いた。 これは何かを暗示しているのか? ライアックはティルクたちをずっと待っているが、一向に現れる様子がない。 待ちきれなくなりライアックは、行動を開始する。 そして、待ち構えていると、捕まったことを知る。 オニールは再び、X302に乗り込む作業を行う。そして747に詰まれたX302とゲイトさすがに、オニールも不安と驚きを隠せない。 オニールはX302に乗り、747も離陸する。高度1万メートルからセパレーションにかかる。ゲイトを積んだX302は747から離脱する。高度30キロに到達。マッハ6にしエアロスパーツエンジンに変更。揺れが激しくなってきたがロケット点火は司令室からはまだだ。そして高度50に向けて飛行を続ける。 マスターアラームがなり始め、ロケット点火に焦るオニール。ついにメインエンジンに点火。速度毎時25000〜40000に。 ゲイトを外そうとするが、まだ早すぎると・・・だが高度が足りずにガス欠となってしまった。失敗である。原因はやはりロケット点火が早すぎたためか? 高度が下がっており、X302とスターゲイトは地球に落ちてくる。 司令部に名案を尋ねるオニールであった。 |
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X302は降下していく。このままではヨーロッパ沿岸に墜落してしまうのだ。降下角度を変えて、大西洋の1000メートルの深海に落とすことが出来るが、ほんの僅かの和らぎにしかならない。 ティルクたちは連れられているとデスグライダーの攻撃が・・・それはティルクたちではなくジャファたちを襲う。ライアックがデスグライダーを奪い助けにやってきたのだ。ティルクたちは無事に解放される。 X302に乗るオニールに大西洋にゲイトを落とす作戦の指令が出るが、オニールはハイパードライブを試してはどうか質問する。どこに飛ばされるかわからないが、逆にこれは名案だとカーターもその意見に同意する。 だめもとのため、試すのも手だが、司令室も簡単には返事が出せない。ハモンドは赤電話で大統領に連絡を入れる。 ジョナスが話したナクアドリアに関すると、不安定元素は引き出されるエネルギーのサイズに正比例して大きくなる。(この辺りはよくわかりません) そのためハイパードライブで何百万キロのかなたへ移動できる。 ハイパーウインドウから、安全装置プログラムを解除させジェネレーターの短時間の駆動にし、プログラムを書き換えることにする。(マッケイの助けもあったりする) ライアックの乗ったデスグライダーは新兵器と破壊に向かうが、その前にアヌビスの兵のデスグライダーが邪魔をする。 プログラムの書き換えも終わりオニールはジェネレーターを起動させ、X302から脱出する。X302はハイパードライブに乗って、銀河のかなたに飛んでいってしまった。 そして戦闘機からも、光の渦が見られ、爆破を回避することに成功した。 480万キロかなたでの爆破と予測される。 そして通信衛星からも、オニールのパラシュートが発見された。 ティルクたちの見ているゲイトが閉じられた。手遅れでなければ・・・ライアックの攻撃により、新兵器は破壊された。だが、同時にライアックのデスグライダーも被弾してしまった。 これにより、新たな攻撃はなくなると考えられる。 助かった地球であるが、防御策に関してはまだまだ考える必要がある。助けがあればいつでもと、マッケイは言うが、カーターも喜び交わしキスをする。それにはマッケイ自身も驚く。 オニールは、ハモンドに大統領に何でも話すといいといわれると、ボートでつりを楽しみたいという。まもなくSGCは閉鎖される。 そこに通信が入り、聞いてみると、その相手はティルクであった。アヌビスの新兵器は破壊して輸送船で戻っていると伝える。よくやったといわれるが、その名誉はライアックのものだと・・・ しかし数時間後、再びSGCにスターゲイトが・それは、ロシアのスターゲイトで、アメリカドルの札束と、X302とX303の設計図。もうひとつある・・・ ライアックと話すオニール。地球で遊んでいかないのかとオニールは言うが、ライアックは、ブレイタクと共に反乱軍に加担すると言う。 ジョナスは、オニールに話を持ちかけるが、オニールは冷たい態度で去ろうとする。 するとジョナスはジャクソン博士は、もういない。彼のことを思い出さない日はないし、星の爆破を身を制して止めた彼の功績は誰もが認める。過去の過ちを埋め合わせるための機会を与えてほしいと嘆願する。 オニールは、何も言わずに去ってしまった。 ハモンドに呼ばれたオニール。ロシアのスターゲイトのリース条件に、ロシアの仕官をSG1に参加させることもあった。ロシア人だけのチームを作ったらとまで言うが、欠員に関して問われると新メンバーを決めてありますという。 スターゲイトの前に出動するSG1の姿が・・・新メンバーとして、ジョナスが現れる。 そして4人はゲイトをくぐる。 |
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感 想 | ||
マッケイは本当憎たらしい言い方しますが、過去にはあんなことも・(笑)それをおとなしく聞くカーター。変な友情関係?? オニールはかなりジョナスに対しては冷たかったですが、本当は認めていたのでは?もしくはロシア兵を入れることはもっと嫌だった? エンシェントの強力な攻撃兵器はまだまだ他にもありそうな気がします。シーズン6は奥が深そうだ。 しかし今回のは地球とティルクたちの戦い二通り楽しめるが、エピガイは大変でした(;´Д`) |
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