NINJA-TOOLS
109友よ 永遠に
MERIDIAN
ケルナKelowna (P2S-4C3)
採点(5段階)★★★★
SGCに緊急で帰って来たカーター達SG1。医療班を、直ちに医務室に向かわせる。ダニエルがなんと、被爆してしまったのである。オニールとティルクは、その場にいなかったために、何が起きたのかわからない。まだ放射能を帯びている、ダニエルの手。ナクアダ系の放射性物質をを密封している装置が開いてしまい、右手8〜9グレイの放射能を浴びてしまい、全身も7グレイも浴びているはず。それは人間の致死量を超えている。

直ちに、会議が開かれ現時点で打つ手が無いほどダニエルは危険な状態である。
そして何が起きたのかを尋ねるハモンド。前回の報告どおりケルナは惑星4C3に3つある大国の一つで、1940年代のアメリカと科学技術も社会環境も似ている。地政学的には、3つの国の緊張が高まっている。ケルナ人が15年前に、ゴアウルドの古代寺院の発掘でスターゲイトを見つけたが、知識は限られている。好奇心は旺盛で、地球の持つ知識を得られるならば、自分達の開発中のどんな技術も分け与えるとまで話している。

そして、数時間前の出来事に写る。
オニールたちはケルナに向いジョナスクイーンという主席大臣のアドバイザ−と出会う。警戒は厳重で、ここでは最高機密の開発が行われていることを聞く。
ジョナスの案内の元、インテリで最高の教育を受けた人物で、変人とも考えられる知識の宝庫。ダニエルとも意気投合した。ゲイトを発見した場所で炭素測定法で、いつの時代のものか探索できる。知識を与える予定だが、今までだまされたケースが多かったSGメンバーだけあって、オニールも警戒している。価値あるものをお見せできると、ジョナスが案内した場所では、宇宙服のようなものを着た研究員が、スイッチを入れ青の信号に変わって、入る許可が出た。
トギースリードは危険なプロジェクトの総指揮をしている主任科学者である。そして、寺院の発掘で見つけた物質でゴールドというエイリアンの寺院だというが、ゴアウルドである。鉱物の放射性物質である可能性が高いとして、研究していたと話す。
ナクアドリアと読んでいた可能性が高いとして、話すが、ダニエルは、ナクアダと・・・しかしジョナスは、何箇所もこのナクアドリアと書かれていたため間違いないとする。
発電装置を作っているのか聞くがなんと、爆弾を作っていたことを、現時点のオニール達は話す。
自らの自由を守るためだと、この開発に着手していた。もう助けは求めないだろうと、オニールはいう、それはダニエルの事件が起きたからだ。
オニールたちは、街の見学に、ダニエルは、ジョナスとラボに残った。
その中で、ケルナの爆弾開発は、他の隣国との対立を生むだけだと、説得を試みた。しかしまさか奴らが・・・とオニールは言う。
ハモンドは尋ねると、カーターは語る。彼らにしてみれば、研究をぶち壊されたと、非難している。もちろんそれは嘘だが・・・
格別の温情で帰ることを許すというが、本当は邪魔なだけであった。でもダニエルは戻ってきて裁判を受けるように要求している。もし、生き延びられたらのことだが・・・

ダニエルは、被爆したその後のシュミレーションを説明する。残り10時間ほどで、始まるだろう。全身から噴出した血にまみれ死んでいく。とオニールに語る。
これまでの地球ではなかった・・・
何があったか、本当のことをダニエルに問う。事故が起きたことを話し出した。科学者達は、自分達に責任を問わされることを恐れ、ダニエルを犯人に仕立て上げたのだ。でもいまさらどうしようもない。とダニエルは嘆く。1万年前にゴアウルドが同じ実験をして星を吹き飛ばす可能性があるとまで説明したらしい。
彼らは爆弾で滅びると予測する。

アスガードとは連絡が取れず、トクラのジェイコブもゴアウルドに潜入中の工作員救出に向かっていて、連絡が取れない。オニールは、ハモンドに石棺を奪う手段を提案する。SG3の報告にある件である。ハモンドは、石棺のマイナス作用について尋ねるが、オニールは、これまでお世話になっているから問題ない石棺の魔力とするが、石棺はSG3の報告によると、厳重に守られており、危険である。その案も取り消される。
計算中の、カーターの場所に向い説明を聞く。救える手がかりは、問題の物質が秘めているエネルギーの総量は、天文学的な潜在能力で、極少量の不安定物質だけでも巨大なエネルギーを生み、これだけのエネルギーレベルになるには、大規模な核融合が必要で、この物質が、ゴアウルドの、エネルギー源かも・・・あの物質を手に入れるべきだとカーターは話す。
ダニエルを救おうとするオニールと、交渉を優先とする、ハモンドが対立。
ダニエルの罪を認めることになる可能性があるが、将来の交渉のためにもと、
ナクアドリアを手に入れるように、指示する。オニールはイエッサーと言うしか他無かった。
ジョナスに信書を預けるオニールたち。嘘をついていることを罵り、実験室の二人は既に死、あとの二人も重症で長くない。実験している物を手に入れようとしているオニールだが、ケロナ政府はウンとは言わないだろうとジョナスは話す。
だがオニールは技術なんてものはどうでもよかった。オニールは、ダニエルの無実を、証言して欲しいといいに来た。だが、ジョナスは、それを拒む。科学者達の同意が無ければと話す。あの兵器はわれわれに必要であると話し、ジョナスは、この星以上にゴアウルドは次々と開発しているはずだと・・・
大量破壊兵器が存在するのは、ただ一つで、ただそれをもっているだけでは抑止力として効果が出るのは、使ってからこそだとオニールは話す。
地球が欲しいのは、星全体を守るシールドのためだ。星を壊したければオタクらの好きにするさと捨て台詞を残し去る。

ダニエルの容態はどんどん悪化している。その痛みは想像を絶するだろうと・・・
安楽死をさせたいとまでフレイザーは話す。そして、カーターが取り出したのは、ゴアウルドが使う、治癒装置。使いこなせる自身がないとして、さらに悪化させる可能性もある。そしてカーターがダニエルに使おうとするが、発作が激しく始まってしまった。だが、ダニエルの意識の中では、真っ暗の中、光が・・・そして、ダニエルは、ゲイトの前で、運命は貴方の為にあると女性が語る。その女性は後ほどわかるわけだが・・・

ダニエルの顔などは既にただれてしまい、包帯で巻かれていた。私は、なんと言うか・・こんなものは苦手で・・・とオニールは戸惑う。
ナクアドリアは大発見だとサムは言っているらしいが・・・ジョナスに、意見を唱えたと安心させる。そして5年間。博士として、苦痛でもあったが、尊敬の念も持っていたとオニールは話す。まだまだけんかもしたいし仮も返したい。
オマデサラと呟く。さっきの女性はオマデサラであった。悟りさえ得られれば、肉体は無意味であると・・・現世を離れケブの旅から始めなければ、
重荷を捨てなさいと草むらに隠れるには、小さくならなければ。
関連エピ(禁断の惑星
大いなる道に向かうように、話し、光に変えてくださいとオマデサラに話すがそれは無理であると話す。ダニエル自身も簡単にはいかないと思っていた。
ずっと見守る、オニールハモンド、そしてジョナス??。
オニールは、ジョナスの元に向かう。将軍が通過を許してくれた。ジョナスは、微量であるが、ナクアドリアをもってきていた。どうしてと尋ねると、実験により、そのエネルギーの強力さに、驚き、同僚の酷い死に様を見たくないとし、大臣達の醜い笑顔も見たくないと・・実働はいつになるのかまで尋ねたらしい。それで事実を話した。

そしてふたたびダニエルが被爆する前のシーンに戻る。ダニエルの書いた本に関して速読で膨大な知識を手に入れたというジョナス。
しかし、研究室の危険な赤信号が光っている。スターゲイトの向こうに何があるか是非知りたいと・・・
ゲイトを見つけた寺院は、科学技術が進んだ種族の手で作られて、科学の文明は大爆発で滅びていると話す。ジョナスは、わが国の科学者は、1万年前小惑星同士の衝突があったと、発表したとし、星は塵に覆われてしまい文明は滅びた。
ジョナスは、銀河系にその強力な敵がいるのであれば、なおのこと、強力な武器が必要では?と尋ねる。否定できないが、文明が進んでいない惑星で強力な武器を手に入れると、自滅を生むという宇宙の真理を説明する(これってトランの言っていたことだが、ダニエルがついに唱えるとは・・・)

実験室で、ダニエルとジョナスは、様子を見ていたが、なんと、ナクアドリアは衝撃波を生み、ガラスを突き抜けて放射能を放出してしまった。トギーは、逃げ出してしまい、ダニエルは、それを防ぐために、ガラスを割り、ナクアドリアをとめるために、自らの手で機械を引き抜いたのであった。それにより大惨事(数百万の命)を止めたが、犯罪者としてしまったことをジョナスは悔いる。オマデサラに、貴方の旅はまだ終わっていないと、説明を受けるダニエル(魂)正直言ってどこが始まりでドコが終わりがわからなくなっていた。ジョナスは心を改めたと突然カーターの語りが・・・
あなたの勇気に打たれ、ナクアドリアを盗んでジョナスは持ってきたと話す。
貴方といることで私も変わったとカーターは泣いて話す。自分の価値を信じないと悟りには出せないと、オマデサラに聞く。

ダニエルの体は、既にただれてしまっていた。そこにティルクがやってくる。
ティルクは、死後この精霊が仕えてくれるともらったものらしい、・・その後、まだ死んでないと・・・ゴアウルドとの戦いは、偉大なる戦士を失った。そして俺自身も偉大な友を失うと・・・当たり前すぎてわかるのに時間がかかるとオマデサラが再び。
ケブの僧侶が同じことを説明したというが、いまだにダニエルは、理解できずにいた。アビドスの人々を解放したことをオマデサラは褒め、シャーレの写真を見て、自分で壊してしまい、彼女に悲惨な運命を与えてしまった。愛は永遠にサラも救えなかった・・・呪いの壺
ゴアウルドを倒しても次にもまた現れる。
これまでの失敗を埋めなおさないと話すが、死ねばお終いだと呟くと、オマデサラはその通りと話す。自分を裁けるのは自分だけ・・大切なのは、強い意志でどれだけ挑戦できたか・・・人間が本当にコントロールできるのは一つしかない。
善でいられるか悪でいられるか。

ジョナスは誰にも内緒でこっちに来てしまった。わが国民は、大量兵器を欲するほど愚かでないと説明し、約束して欲しいと話す。それは、大量破壊兵器から守るシールドの技術を手に入れたときはその技術をわれわれにも与えて欲しいと・・・
予定外のゲイト接続が入る。
トクラの信号を受信。警戒態勢の中、やってきたのはジェイコブであった。
ダニエルが、危険な状態であることを説明し、ジェイコブは、治癒装置を使い、
治療を試みるが、来るのが遅かったという。これで治癒しても健康な体になる可能性は低い。出来るだけと試みる。
オマデサラは貴方次第と心さえ開けば、悟りを開ける話している矢先、エネルギーを感じたダニエル。治そうとしているのを感じたのだ。あなたの旅はまだ続くのねとオマデサラ。だが、ダニエルは次に進みたいといい。恐れやためらいがあるのならば・・・というが、ダニエルは行く決心を決めた。

治癒を止めさせるために、ダニエル(魂)は、現場に向かい、見守るオニールに近づく。そして、彼に触れた途端、オニール(魂)はダニエル(魂)とオマデサラに会う。
ダニエル(魂)はジェイコブに止めさせて欲しいと話す。諦めるのか?とオニールは尋ねるが、反対だと話す。オマデサラは再び光になった。オーマを覚えている?と尋ねる。この方がやりたいことがやれるとし、本気なんだと・・・
オニールは悲しい目で、ダニエルを見る。ジェイコブに、オニールは、止めるように言う。彼の望みですと・・・正気かね?とジェイコブは言う。誰か他の意見はないかね?
だが、誰も言えない。
そしてジェイコブは、治癒装置を止める。そして生命維持装置が止まる。ダニエルは死んだ。すると、彼の体から光が・・・
オニール(魂)はダニエル(魂)に別れを述べる。
また会えるのかな?と尋ねるが、ダニエル(魂)はわからないと。
どこへ行くんだ。と再びオニールは尋ねるが、またわからないと・・・ゲイトを抜けていった。現実に戻ったオニールは、光を見上げ、見送った後、静かに下を向き悲しむ・・・
感 想
なんかこの人物見たことあると思ったらシーズン6にSG1に入るジョナスでした。そして彼が加入したいきさつも、今回のエピを見たらわかるわけですが・・・ナクアダ以上に強力なナクアドリア。
これを手に入れたことによってSGCはどれだけ進歩するかが、シーズン6の楽しみの一つ。
しかし次のエピ(シーズン5のラスト)には、ジョナスは出てきません。
そして今回のエピは、非常に宗教的な言葉っぽいのが多くて、その辺は省略させていただきました。

オマデサラが登場したときは、???って感じじゃなかったですか?私服で出てくるとは思いませんでしたから・・・
しかしダニエルは、本当無謀と思いました。放射性物質に、直接触るんですからね。核融合が行われているものに素手で触るの以上に、凄いことです。私はてっきりカーターはその様子を見ているものと思っていました。

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