NINJA-TOOLS
97イオン砲の陰謀
BETWEEN TWO FIRES
トラナ
採点(5段階)★★★★
今までトランとの交流が思い出される。そんななかトランのボスであったオモク最高議長の葬儀が行われ、偉大な役割を果たし再生を果たしたことに敬意をはらい聖火が掲げられる。(トラン人の謎
葬儀にも真の友しか呼ぶなという言葉を残していたというが、SG1のメンバーには気が重い。しかしオモクたちは、言葉には無かったが、SG1のメンバーには感謝していた。さらに、トラベル議長からも、その言葉を授かる。テクノロジーの提供の改正を考えることにする。議事を休み、SG1に明日出直して欲しいと話し、オニールたちをノリムはスターゲイトまで送る。しかしトラベルは、怪しい動きを見せた。
ナリムもこの動きには不穏なものを感じていた・・・
ナリムは、カーターに、握手するように見せて、何かを手渡した。地球に戻ったSG1は、カーターが渡したものを見せると、それはホログラフで、オムクは、実は地球への抵抗を託していた。そのため危機が迫っていると・・・それにはSG1も驚きを隠せない。その言葉の意味は何か?
ナリムの言動に何か無かったかと聞くハモンドだが何も悪い様子はなかった。だが、ダニエルは、オムクの葬儀にしては少なかったのではないかと疑問を抱いた。個人の人柄だから、仕方ないとオニールは話す。カーターは、オモクの警告は明日の議会に関係していると予測し、とにかく話を聞くことは承知の上である。
トラナに向かったSG1は、トラベルの元に向かった。オニールと、ダニエルだけで、ティルクと、カーターは、その場には居ない。トラベルは、最高議会が開かれ、地球にテクノロジーの供用するかどうかが第一課題であった。最大の反対者であったオモクが消えたことで、最大級の技術に関心をもっていた地球に関して、議会のメンバーの中に、孤立主義に疑問を持ち始めているものもいる新旧2派で対立オモクは、保守派で、あった。そしてトラベルは、条件として、トリニウムが不足し、トラナでは資源の枯渇が、心配される。保安装置を解除し、自動的に記憶できないようにし、オフレコで、話し始める。
今回の合意に反対している人物は、国民に支持を得ているため、トリニウムは、ただの国民向けのポーズに過ぎない。手に入れようとすれば簡単だ。
トラベルは、何かを隠している。そしてダニエルが、トリニウムがどれ位いるのかの質問で、保安装置を元に戻す。交換に得られるのはイオン砲である。これは、ゴアウルドの母艦も破壊できる装置のため、オニールも喜ぶ。

カーターとティルクは、ナリムと密会し、だれが敵かわからないとし、あのデータを送ったという。オモクはタウリ(地球)の危機にピリピリしていたと話したところに、オニールたちがやってきた。そして先ほどの条件を話すとナリムはありえないと話す。
トランの基本理念に反すると・・・オモクが心配していたことはこのことである。
昔トランが与えた武器で、星が滅んだとし、知能が遅れた星には、与えないこととなった。文明の送れた社会といってくれないかとオニールは突っ込む。
イオン砲はあなた方を滅ぼすと告げる。

地球に戻ったSG1。カーターはイオンビームはスーパーハイテクで、システムを分析することも出来ないと語り、戦略のためにワシントンにイオン砲を置いたとしても一門では地球をカバーするのは不可能と話す。アメリカだけに置くとしたら、ロシア政府の反発も必至だ。地球を守るとしたら、最高でも38門必要だ。それは予備以外である。オモクの警告もこれがあるとした。トラナ評議会は裏があるとにらむ。
再び、裏を探るようにハモンドは支持する。オニールはいざというときはゲイトの閉鎖も伝える。

SG1は、再びトラナに向かう。トラベル議長の指示で私が案内するとしたナリムだが、待ち受けていただけだった。事態は悪化してしまったというナリム。
トラン人は健康センサーを埋め込んでいて、オモクの遺産では、オモクは心臓発作で死んだという。ストレスは残っていたが、健康だったと話す。この星では少しでもおかしな点があれば医者が駆けつけるようになっていると話し、普通なら5分で医者が到着するのだが、なぜかオモクに関しては10分以上かかったと。
オモクは、殺されたと思っていると伝える。

トリニウムを何に使うか聞くと、トラベルは科学技術に使うと話す。取引にどれだけの量が必要かを、話す。1門ではカバーできないとオニールは話し議会で、もっと提案して欲しいと告げる。38門と告げると議会に時間が必要だとするが拒否しなかった。
ナリムはティルクとカーターを連れて家に案内する。なんとカーターの声でお出迎え。オモク殺害の証拠を固めようとティルクは言う。この星で犯罪自体が珍しいと言うナリム。武器を提供するかでオモクは殺されるわけがないと話す。
議会の様子は記録されており、それを見ると、物凄い情報量で、オモクと他の議員の深刻な対立があるかもと予測し、それは犯行の動機に繋がる。それを翻訳してもらうことにする。

オモクの事は本当かどうか疑問を抱くが、ことの真相を突き止めるのには時間がかかりそうだ。とにかく、トラン人は武器を送ってくれるのはありがたいと話す。
名案は浮かばないが、きな臭い動きがあるのは間違いない。そこにトラベル議長からおよびがかかる。

カーターは翻訳をしてもらいながら、トピックを搾り出した方がいいのではないかとナリムに伝えると、トピックを語ってくださいとカーターの声が・・・もちろんボイスシステムの声だが・・・
イオン砲からチェックする。時間枠は過去一ヶ月。だが、そこに、オニールたちがやってきた。トラベルの返事は全部くれるという。トリニウムの搬送も交換だ。
ティルクがそんななか2ヶ月前にイオン砲のテストが行われている。オモクは、公式に抗議したようだ。意見の相違について調べていると午後に議会が終わったと残されているが、オモクが議会から終わってきたのは夜だった。少なくともこの記録からは2時間の消滅がなされている。しかしこれをするのは殺人より重い罪となるとナリムは語る。あの時イオン砲のテストで怒ったのに驚いた。
消えた2時間に何かありそうだ。

地球に戻ったSG1はハモンドの意見を聞くと、邪悪な陰謀はひとえに私達に武器を与えるというのはナンセンスだと話す。
トランがトリニウムに使う目的は何かを調べるために、カーターは、トリニウムに、放射性アイソトーク(?)をつけて追跡する事とする。
トラナに向い、早速、トリニウムの追跡システムを使う。ナリムは、これには、動揺する。社会的陰謀を探るためにはしょうがないと話す。
トラベルが、オフィスのPCにアクセスする方法を教えて欲しいという。トラベルは、今回の陰謀にかかわっている。そしてナリムは、一つだけの方法を教える。
それはオフィスビルのPCにアクセスするのは議会でもハイランクの人物だけで、
オモクがそうだったと話す。オモクのコードが消されていなければまだあるはずだ。
ティルクと、オニールはトリニウムを追い、ダニエルと、カーターはナリムにつき、オフィスビルに向かうことになった。オニールは壁を通り抜けるものを欲しいというが、断られた。武器を無力化するものはと聞くが、ナリムは反論、ティルクはトラナの保安隊員は、仕えるものを持っていたと話す。
オモクのデータシステムのデータを手に入れたナリムたちは、オフィスビルで、コードが消されていれば保安隊員が駆けつけてくると話し、早速コードを入力する。
すると、扉は開いた。
評議会の後、科学技術庁長官あてに個人的な文書が届き、その文書には、ゴアウルドの母艦が軌道に入り、イオン砲を発射したが、無効だった。これまで破壊していたが、シールドを開発したらしいが、跳ね返したのに引き返すのはおかしい。
まだあるはずだと調べるが、ゴアウルドの記録は残されていない。
トリニウムの使用先がますます気になる。

オニールとティルクは、トリニウムの探査を行い、手を繋ぎ、壁をとりぬけると、其処には、未知の武器が置かれており、何か知らないが、ずいぶんと数が必要のようだと、見渡すと、かなりの量のものがおかれていた。

情報を調べるうちに大量破壊兵器だと気づいたナリム。トリニウムは、分子貫通化装置で、エネルギー源として使われる。この爆弾はどんなシールドも突き抜けていく。この兵器はイオン砲でこの星を守るためにと話すが、カーターは違うとし、
議論をしていると、トラベルたちが現れる。武器を奪われてしまった。
其処に、なんと、タニースが現れた。宿主を巡る分岐点 超新星大爆発
オニール達はナリムの家に戻るが、其処には保安隊員が待ち受けていた。ティルクは、ナリムからもらった武器で、彼らを倒す。いい兆候じゃないなとオニールは言葉を濁す。

タニスは死んではおらず超新星爆発でポッドでアポフィスの船から逃げていた。おかげでアポフィスの艦隊は滅びたと・・・もちろんティルクも一緒に来ているんだろうなと話し、またオニールたちに会えるのが実に楽しみだと話す。
評議会は、オモクを殺しても、トラナの利益を選んだのだ。
そのとき、ナリムは、壁を通り抜ける装置のボタンを押し、カーター達と逃げようとするが、タニースのハンドリボンが、ダニエルと、カーターを捕らえる。
ナリムだけは、壁を通り抜けて逃げ出した。途中で、ティルクたちと合流する。
ダニエルとカーターは、捕まったことを告げ、保安兵が探していると話す。
そして、ことの事情をナリムは、オニールたちに話す。それは、タニースの母艦が、軌道に現れ、イオン砲が通じないことを見せ、トラナ最大の危機状態のときだったが、攻撃は無かった。
評議会は、ゴアウルドのために、シールドを通り抜ける、新兵器の提供を決めた。
トランの整除システムを利用した爆発の前にどんな硬い物質でも通り抜けてしまう。
アイリス(ゲイトバリア)も簡単に抜けてしまう。

ナリムは、ヘルスセンサーで、探られる事となる。(これも基本法に反しているが・・)
マスターに配達は予定通りだと話す。カーター達はその言葉には、質問する。新たな、ゴアウルドの、マスターとは?しかしタニースは、答える必要がないとする。
処分は任せるとする。ティルクだけは、タニースの元に送ってもらおうと話す。
タニースにあの武器を渡してはいけないとティルクはナリムに言うが、議長が正しい。ゴアウルドに、攻撃されるよりはと弱気な発言に、オニールは、地球だけでなく、これから、他の惑星にも被害が及んでしまうとし、どちらが正しいか投げかける。

トラベルは発送準備は整っているとし、タニースはデモンストレーションのために、タウリ(地球)に送って欲しいと話す。ティルクたちは、再び兵器を破壊するために向かうが、既に保安隊員が待ち伏せていた。ティルクたちは、捕まり、トラベルの元に向かった。そして、ナリムのヘルスセンサーを持っていたことを保安隊員は告げるが、その間ナリムは、自由に行動できることとなる。

イオン砲が、評議会事務所を襲う。そのために、トラベルたちは、逃走する。
オニール達は閉じ込められるが、そこにナリムが助けに来る。しかしゴアウルドも、
約束を破ったことに、気づくはずだとダニエルが言うと、すぐに、ゴアウルドの攻撃が始まった。オニール達は地球に帰るが、ナリムは残ると。
しかしトラナへの攻撃は増すばかりだった。

地球に戻ったSG1は、シールド破壊兵器がゴアウルドに渡っていないことを祈りつつ。イオン砲も通じないゴアウルドのシールドを開発した新たな、タニースのマスターが誰かはまだ知る由も無い。地球侵略は、不可侵協定を破りアスガードを敵に回すことになる。其処に緊急長距離通信が入る。
ナリムは「ゲイトは壊され防衛に失敗し、脱出しようとしたが破壊されたわれわれは最後まで・・・」通信は途絶えた。
カーターからは、涙が零れ落ちる。
感 想
今回の物語は、まるで黒船を見ているようでした。新たな強敵が来たときには、トラナは対抗できない。
どうしても、トラナ評議会は、信用できなかったのですが、さっさとイオン砲を地球に渡しておけば・・・で、トラベルの行方が気になるところ・・・ふたたびタニース登場。彼は今後も度々出てくるのですが、強いイメージが無いんですよね(笑)さらにタニースのマスターとは?トラナの、いろんな技術を学ぶためにもナリムは必要な人物だったのですが、残念です。

カーターのボイスシステム・・・ナリムの照れる顔が印象的

笑ったシーン、壁を突き抜ける装置をオニールとティルクは使った時に、壁を通り抜けたのはいいけど、そのままティルクは手を繋いだまま。オニールは汚いものを触ったかのように払いのけました。
この武器はなんて名前でしょう?

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