NINJA-TOOLS
96神殿に潜む人食怪獣
THE TOMB
P2X-338
採点(5段階)★★

SG1は遺跡の場所にたどり着く。其処には、古代バビロニアの楔形文字で書かれた入り口と思われるが、開け方に関する言葉でジックラドで書かれているようで、ダニエルでさえも理解できないために、地球で翻訳してみないとわからないほどだ。さらに、3000年ほどここの前に来ていないようにも思われる。しかし、カーターは空のタバコの箱を発見する。それはロシアのものだ。

地球に戻ったSG1は、ロシアのスターゲイト活動が37日で行動日誌では現時点では、不明であり、ロシアの不正使用があるかもしれない。それはバレンティン・カレンスキー少佐で、シベリアのザクロフ少佐の指揮下にあった人物。
ロシア陸軍の情報部で極秘命令を受けて、何かを行っている気配が感じられた。
他の星に向かっていたのではないかと・・・ザクロフが知らないところで、別のロシアチームが、活動を行っていたのではないかと考えられる。
シベリア基地が全滅する前に、あの星に向かったのではないか?だが、カーターはあの星は摂氏55度で生存は無理だと話す。もしかして神殿に入ったのでは?
さらに何故戻ってこようとしないのであろうか?

ロシアの選抜チームと共に救出に向かうためにSG1が選ばれたのである。しかしオニールは、救出のためにロシアと協力するのがあまり好んでいない。
だが既に承知済みでSG基地に向かってきた。
そしてダニエルもジックラドを解読し、バビロニアの神、マルデュクを奉っているようだ。それはゴアウルドであると予測する。その頃ロシア人が到着した。

ズーコフ大佐に、バラリン少佐マルチィング中尉にトリネフ中尉と4名のメンバーで現れた。そしてズーコフはオニールの高名を知っており、マルコフ博士という共通の知人を知ることとなる。( )
ハモンドは食後に向かおうとするが、ズーコフはすぐに向かうと言う。
そして2年前にアレクサンドルは発掘作業で解読不能の文字があった。それはゲイトの記号でP2X-338と名づけた星である。ことの重大性に気づいたが、なぜか極秘とされた。ドイツから発掘されたスターゲイトのダイヤル装置を持っていたが、赤軍に奪われたために、そのままであった、そして手に入ったとき、メイボーンから手に入れたアドレス表にP2X-338を追加した。残された名盤に巨大な宝石でマドロフは魔法の力を出したとされた。オニールは、秘密裏に行動したことに腹を立てるが、逆に、SG1が勝手に地球代表で、他の惑星と交渉したことに突っ込まれる。
ダニエルは、扉を開けるための記号も解読?したようだ。
ロシアチームとSG1はP2X-338に向かう。オニールとズーコフは指揮権で揉めていた。どうやら、それはまだ決まらずじまいである。
P2X-338で、早速ダニエルは扉を開けようとするが、まだ解明していなかった。すでに1時間以上経過。ようやく謎を解明し、ボタンを押していくダニエル。
すると、門が動き始め、入り口が開く。中に入るSG1とロシアの4名。
4000年前のもので今にも崩れ去りそうな通路である。二手に分かれることにする。ティルクはロシアに加わり、マルチィングは、SG1につく。これは平等な探索をするためだ。
オニール達は、白骨化した、死体を発見する。それはロシア兵で、歯型がいたるところにあり、何かに食われたように見える。
ズーコフたちは進むうちにゴアウルドの石棺らしきものを発見する。
ギレンスキーの部下を見つけたことをオニールは報告。ズーコフは石棺を見つけたとしこれから調べると言い始める。オニールはそれを止めるのだが、余計なお世話だとして、調べることにする。オニールたちは戻ってズーコフの元に向かう。
ズーコフは誤ってトラップを踏んでしまい、天井が崩れ始まる。オニールたちも命からがら走るが閉じ込められてしまい、マルチィングは、扉に挟まれて死んでしまう。オニールは、ズーコフに対して怒りをあらわにする。ズーコフと、オニールの兵に対する感情の違いに対して、対立が始まる。しかしそれよりこの場所から脱出が先決だ。石棺の上には、ティルクも見たことが無い装置が置いてある。オニールは、石棺を強引にこじ開け、マルデュクらしき遺体を見つける。石棺は永遠の命を受け継ぐはずであるが、何故かここの石棺は故障していたようだ。しかし死体を見ると、歯型が残されていたロシア兵を殺したものと同じ何かが、この場所には存在する。

調査を続けるSG1たちだが、水が5日分しか残されていない。いろいろな方法を考えているが、マルデュクの最後の記述ばかりで参考にならない。あまりの暴君ぶりに、神官たちが反逆を起こして、あるものと一緒に石棺に閉じ込めたとかかれていた。その何かはよくはわからないが、その生物が、彼を食べたのだと推測する。
生命維持の中で、マルデュクは長く苦しめられたと考えられる。
生き物は、まだ生きている。チームを3つに分けて、それぞれの探索に向かう。
ダニエルは壁画の翻訳をそのまま継続し、オニールは、バラリンとティルクはズーコフとカーターは、トリネフと行動を共にする。

カーターは繭のような抜け殻を発見する。そしてトリネフの背後では何かが横切った。ティルクたちはブリツキー博士たちの白骨死体を発見する。日誌も見つける。ズーコフは、死体から、鏡のようなものを奪い取る。
トリネフに何かが、襲い掛かった。銃声が響き渡る。トリネフはショック状態に陥ってしまった。カーターも連射を繰り返していた。カーターは、寄生体が感じていたもので、怪物の中でゴアウルドが生きていることを・・・そのために気を抜かないでいた。
トリネフは、何らかの毒液をかけられて、状態がよくなく、すぐにSGCに返したほうがいいと考える。ブリツキー博士の日誌にも同じ目にあっていることを、読む。石棺を開けて、怪物が、飛び出して、クリンツキーも2時間後に死んでいた。通路が崩落したときに2名が死に、残るは一人で逃げ道は無い。とるべき方法は一つだ。青酸カリ!もう残る手段は爆弾を使うことだ。オニールは最終手段にするとする。
石棺の中で見つけた人工物でティアマトの目だとするもののスケッチが書かれていた。(これはさっきズーコフが死体から奪い取ったもの)日誌と一緒の場所にあったんじゃなかったか?とオニールは言うが、彼らの救出が目的だったために、撤退を勧める。辺りを見渡すティルクとカーターは、生物の血痕を見つける。
容態は、悪くなるばかりのトリネフ。そこに生物が動く音が聞こえる。
バラリン少佐は生物を追いかけるが・・・

オニールと、ズーコフは、行き止まりにたどり着いた。再びオニールとズーコフは、爆弾を使う使わないで揉め始める。カーターとティルクは同じところをさまよっていた。しかし其処に、生物の死骸が落ちてきた。それを解剖するティルクは、生物の中に寄生体が入っていないのを目撃する。新たな宿主を見つけた?
ズーコフと、オニールは、ある部屋に着き、怪物の死体を見つけたというカーターの知らせを聞く、寄生体が入っていないことを知り、オニールは焦りを隠せない。
そしてカーターは、寄生体がダニエル、バラリン、オニール、ズーコフの誰かに入り込んでいると考えられる。オニールとズーコフは共に銃を向けあう。銃を捨てないと撃つと共に言い合う。
バラリンはハンドリボンを取り出す。ダニエルは、解読中にザットガンを向けられて驚くが、寄生はされていない。
壁画にはマルトフが転送リングを使って、現れていたことが書かれていた。石棺のあるここに、転送リングのある可能性が高い。
オニールとズーコフが共に銃を向け合っているところにバラリンが現れる。何をやっているんですか?と言うが、ズーコフはオニールがゴアウルドだとはなすが、オニールは、コイツ(バラリン)がゴアウルドかもしれないというと、突然あたりだと、ハンドリボンで、オニールを攻撃、ズーコフは銃を放つが、バリアでとめられてしまう。
ティアマトの目を探しているマルデュクはズーコフがエイリアンの先端技術を手に入れようとしていたのは宿主の脳から感じ取っていた。
ダニエルたちは転送リングの場所を探り当てた。転送リングのスイッチを探し当てたティルク。ズーコフは、死人を出したくないとして、ティアマトの目を渡すが、それはなんと爆弾だった。それにより、天井が崩れ落ちる。オニールは事態がつかめないまま、逃げ出す。ズーコフも埋まってしまった。
転送をするまえにSG1のメンバーはある罠を仕掛けた。そして転送をしようとすると、マルデュクが現れる。「この復讐は必ず果たす」というと、オニールはいつもお前達はこういうんだよ。といって、C4の時限爆弾のスイッチをカーターは入れる。それはあと5秒だ。転送リングで別の神殿に向かったSG1。当然、マルデュクは、爆死する。
地球に戻ったトリネフは、一命を取り留めるが、ロシアの将軍は、たった一人しか残らなかったことに怒り、ズーコフの秘密裏行動に対しては、オニールが、反感する。ティアマトの目が埋もれたことが残念だと話すロシア将軍。将来の合同作戦がないと思ってくれと言うオニールだが、ロシア将軍は、あると断言し去っていった。
感 想
ストーリを見ると、なかなか難しいエピソードです。ロシア兵についていくことになったSG1ですが、さすがにロシアとアメリカの対立はここまでと感じさせる展開です。ティアマトの目とは何だったのかが気になるところです。あの生物はよくわからなかったですね。
最後のマルデュクのシーンは笑ってしまいました。

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