#94思春期ウイルス |
RITE OF PASSAGE |
地球 ハンカ(P8X-987) |
採点(5段階)★★ |
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フレイザーの元で生活しているカサンドラも16歳でもう大きくなり、早4年が経とうとしていた。今日は、カサンドラの誕生日で、カーターも家に遊びに来て、誕生祝いを上げたが、気に入らないとして、着ることも無かった。そして、彼女は、ボーイフレンドのドミニクと約束があるとして、ケーキを食べようとしない。 |
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カーターが見守る中、熱が下がらないカサンドラ。レトロウィルス(微量の電気を放出してしまう体)に感染している可能性がある。レトロウィルスのせいで、MRIの検査も出来ない。そしてママと呼ぶカサンドラ。当然フレイザーが母親の役目である。 収穫が出来ないとカサンドラは、森に向かおうとする。しかしカサンドラの、放電は、さらに増してきていた。4年前に、あの星に向かっては居ない(地球に来た罠)が、発症したウィルスのワクチンは、見つからないとフレイザーは語る。一番怖いのが脳へのダメージである。 そこに、ダニエルが現れSG7の調査報告のハンカ(P8X-987)に目を通すと、3ヶ月前彼女の星に滞在中に、彼女とおなじ年頃に起こる高熱と幻覚。これは「心の火」と、呼んでいる病気をダニエルは見せる。 痙攣を起こして、倒れこむ女性達。治療を行おうとしたSG7であるが、長老が神の御技として飲ませることが出来なかったという。患者を近く森に運ぶと数日後、 治って帰って来たという。 もう一度あの星に向かわせるというが、それはニルティが昔汚染したために用心が必要だ。(地球に来た罠)SG1は、すぐにハンカに向かう。 ダニエルたちは、緑色の人の手形を見つける。さらに焚き火の跡も・・・ ダニエルは手形に手を合わせるとなんと火が付き始める。 果たしてこれは何を物語っているのか、オニールとティルクが待っていたらなんと転送リングでゴアウルド(ニルティ)の宇宙船の中に、向かってしまう。 さらに数秒後、カーター達も転送リングでやってきた。辺りを探るダニエルたちは、ハンカ人は、ニルティによって、助けられたと考えられる。そして、あのハンカの、 皆殺しは実験の一種と石版には記されていた。ニルティは、支配階級の囚人となっているので、救えない。しかし、突然、機械が動き始めた。 それは、血液サンプルのようにも見える。 SGCでは、フレイザーから、カサンドラがベッドから逃げ出していた。母親でも無いくせにと言われあの4年間は何だったのとフレイザーが答える。しかし今の主治医は、フレイザーだ。カサンドラを必死に説得する。 しかしカサンドラは、フレイザーを突き飛ばしたが、衛兵に、止められる。しかしカサンドラが、叫びだすと、基地通路の電気経路がショートしてしまう。 |
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カーターは、サンプルをSGCに持ち帰るが、カサンドラの容態は悪くなる一方だ。 熱は落ち着いたが、血液検査の結果レトロウィルスは進む一方。電磁波を作り出す、彼女の体は、電磁シールドで守られた部屋で看病されていた。しかしカサンドラは、ハンカに戻ると、必死に言う。フレイザーが行かせたくないのは、ゴアウルドのラボであったということからだ。村の皆殺しにした、ニルティに対して、実験とは何だ。 理由はまだわからない。 オニール達は、ラボの中で、不思議なハンドリボンに似た形を見る。ホクターの進化と書かれていた。其処に転送リングが動く音が聞こえる。だが、誰も来ない。ダニエルが誤って何かを押してしまったようだ。ダニエルは再び、ボタンを押す。だが、そのとき何者かが、彼らを見ていた。 カーターは、カサンドラと土曜日だから、チェスをしようとするが、カサンドラは、変わっているからと、何もしようとしない。さらにフレーザーはママじゃなく、本当のママは死んだと言う。カーターは、フレイザー軍医と呼ぶのはやめなさいと話す。 本当のママのように慕っている彼女にそれはいえないだろうと。 カサンドラはなんとサイコキネスでチェスのコマを動かす。しかしカーターはかわったように見えてもカサンドラであると話す。 先ほどのサイコキネスの映像を見て、オニールは磁石ですと話す。磁石と断固として話す(笑)生理学的にはどう考えても、不可思議だと話し出す、そしてダニエルは先ほどのラボで見つけた言葉ホクは進化したターは人間。つまり、進んだ人間だとして、実験材料に進んだ人間を選んでいた。ゴアウルドの宿主として、利用するためだと考えられる。そしてハンカの皆殺しは、秘密が露見するのを恐れてからのことだ。ニルティは自分だけの、特別な宿主を探していた。 レトロウィルスは、遺伝子を書き換える。体温上昇が気になるところで、別の人種に変わろうとしている。フレイザーがカサンドラの元に向かうと、チェスのコマを宙に浮かしている、彼女は熱を下げていると話す。さらにパワーを感じると・・・ そして落ちたチェスのコマを触ると、かなりの高熱となっていた。 フレイザーは人間は病気とは戦うときも大事だと話す。そして再びチェスのコマを宙に浮かしている。彼女は、再び、治ることはあるのか?カーターと、フレイザーが会話をしたあと、PCのキーボードが打たれる。(これは当然・・・彼女) カーターは、カサンドラの元を訪れる。そしてカサンドラは、地球に来た罠の時の話を再び話す。 フレイザーは、監査記録をずっと眺めていた。そして通路に出た後、また再び、何者かが、入り込み、カルテを盗み出す。 |
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フレイザーは、忘れ物をしたことを思い出し、部屋に戻ると、ウィルスの起きた骨のサンプルを調べようと考え、カーターに相談する。 しかし其処に警報が入る。なんと衛兵が倒されており、カサンドラはゴアウルドが接近したと話す。カーターはザットガンとエネルギーガンを準備させ、ニルティが姿を消している可能性が高いと話す。再び、TERを使い、ニルティを探すために、基地を調べ始める。そしてオニールと、カサンドラたちは話しているときに、衛兵に危ないとカサンドラは叫ぶ、なんとニルティが襲ってきた。オニールのザットガンで、ニルティは気絶する。しかしカサンドラが発作を起こしてしまう。 捕獲したニルティから、カサンドラの命を条件に釈放を求められる。さらに姿を消す装置、そして、血液サンプルまでもである。しかしハモンドもその結論は出せずにいた。フレイザーはカサンドラに、熱を下げる薬を入れようとする。 オニールは、ハモンドに、もともと、ニルティが生きていたのはわからないくらいだから逃がしてもいいのではないかというが、ハモンドとティルクは、ニルティの技術によって、脅威となるのは計り知れないと話す。まだまだ意見は難航しそうだ。 |
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フレイザーは、なんとニルティを捕獲している牢に向い衛兵の銃を奪いニルティに銃を突きつける。 銃をおろすようにハモンドは言う。条件は呑むのは、釈放のみである。銃を突きつけているのはカサンドラの母だということで、ニルティもその条件を呑むしかなかった。 ニルティは、ハンドリボンの修理版を二つ使い、磁気を中性(?)に戻すことに成功する。 ニルティをオニールは、ゲートルームまで連れて行く。 その後、フレイザーとカサンドラは抱き合っていた。 ニルティは実験を一からやり直すと話し約束を守ったというが、逆の立場ならば、わからないと置き台詞を残して去ってしまった。 カサンドラは、もうコマを動かす力はなくなっていたのであった。 |
感 想 |
しばらく出ていなかったカサンドラが一気に大きくなってしまいました。だけど、情報によりますと、なんと女性はティルクが、最初に街に出たときの帽子をかぶった少女だそうです。 破滅への道これは意外ですね。 ニルティが再び復活、だけどどうやって逃げ出したのかは不明ですね。そして、このエピソードは、翻訳で7年間と間違っているみたいです。どうみても7年は経ちすぎですね。 一番の見ものは、フレイザーママの奮闘! |