#91異星の恋人 |
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カーターの家 ベローナ (P4X-636) |
採点(5段階)★★ |
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SG-1は、惑星の中で戦争で廃墟となった場所を探索する。SG16が観測のテストに来るというが、その前に調査をしておこうと言うことだ。文字の解読にダニエルは、どうしようも出来ない。しかし周りの建造物とは異質のデザインだった。炭素測定で、古さを測定してみることにする。この観測には時間がかかりそうだ。 |
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カーターはSGCに運ばれたが、あの星での状況がわからないでいた。軽い貧血気味だったカーターであるが、疲れが残っているのは確かである。フレーザーはトクラのこともあるし、質量0の生命体の時のように脳の中に別の生命体が入り込んだせいもあって、疲れが溜まっているとフレーザーは診断する。エイリアンの言葉を話し出したら診察に来るように伝える。 ダニエルはあの星は、ある時を栄えに、急激な変化を出したという。それはスターゲイトによるものと考えられるが、急激な変化が社会そのものを壊してしまった。そして、ゴアウルドがあの惑星に向かって、芽を摘んだのでは?あれが何にせよ、動力源が見つからないとカーターは話す。装置は高度な科学技術で作られているのは確かだ。動力源がかけているということに対しレイノルズ中佐が反論する。彼はSG16の星の本格的捜査でエリア51から急遽転属となった人物である。動力源はナクアダしかないだろうが、と話すが、オニールは止める、あの調査は、SG16に委ねられたのである。臨時編入を求めるカーターであるが却下され一時的な休息を与えられるのであった。フレーザーから休むように、ハモンドに伝えられていたのである。いわゆるドクターストップだ。しかし今日はやけにピリピリしているカーターにオニールは、気になっていた。 カーターは自宅に帰るのであるが、そこにおかしなものが付きまとっている。それは、霊のようにも考えられる。カーターも徐々に気配を感じ始めていた。 |
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カーターは、翌朝、新聞を取りにいくと、男が立っていた。その男は元気かい?と訪ね、はじめましてと話しかける。不気味な話し方をするために、カーターも怖くなっていた。また会おうとそのまま男は立っていた。そして、カーターはすぐにSGCに電話を入れる。ダニエルがその電話を受け、636の翻訳を訪ねる。殆ど終わったという、ダニエルは鍵を見つけたというが、本当は何もわかっていなかった。 電話を終えたカーターであるが、なんとキッチンに先ほどの男が立っていた。何もしないというが、カーターは嫌がる。ずっと家にいたことを知り、カーターの行動を観察し、言葉まで学んだという。服も、これでいいのか?と話す。話し合うためにこの姿になったと話すが、カーターは電話を入れようとする。オーリンと名乗るその男はスターゲイトをくぐり、君の後にというが、不可能とカーターは言うが、非物質化状態であれば、むかえると・・・はっきり打ち明けようと話すオーリンは特別な感情を抱いたと話す。つまり愛していると・・・ すぐに、SGCから、オニールはじめセキュリティ班がやってくる。あらゆる場所に監視カメラなどを設置していく。ゲイトのカメラには何も写っていなかったというオニールだが、姿を消すことが可能というオーリン。他には何といっていたかと聞くと、エイリアンは自分が誰でドコから来たと話したが、キッチンのテーブルを通り抜けて、電話も不通になってしまったのだ。そして緊急対策チームを呼ぶために公衆電話でSGCに連絡したのである。そして監視システムの設置は完了した。 オニールも基地に戻る。 ティルクは研究、ダニエルは翻訳して、オニールが帰って来たが、精神科にカーターを見せるように言われたが、別におかしいところはなかったが・・と話す。あの装置は武器で強力なものである。彼らがスターゲイトを見つけたのは、ゴアウルドがやってきたときで、猛スピードで未来用の兵器を作ったが、武器は相手を一掃した。 しかしあの惑星は、壊滅状態だった。彼ら出なければ誰がやったのだろう? カーターの家も何も無かったために監視カメラを撤去して精神鑑定を受けて帰ってくると、其処には、オーリンが座っていた。ベローナ(636)に何百年もいたオーリンは、種族は相手の意識を読み意思の疎通が出来る。互いの気持ちを素直にさらけ出すと話す。接触を試みたが、カーターは気絶してしまったのである。カーターのことを学んだと話すオーリンは心が綺麗だと話し、もう一度、接触を試させて欲しいと話す。しかし接触を受け入れることをすれば、去ることを約束する。 両の目を閉じてリラックスすると、カーターの中に、オーリンが入りこむ。家が夜でも輝くくらいの光で意思の接触が行われた。 |
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カーターはSGCに帰って来た。家にあったものを盗聴装置を出来る限り情報を吸収したいとそう思うのだがと話す。オニールは許可を出すが本当はトイレに先に行きたかった。カーターは、あの武器を使えないか国防総省が将軍に圧力をかけている。動力源にはナクアダーリアクターを使い、そのエネルギー放出が危険である。一度流し始めると、エネルギーを放出しない限り、リアクターが爆発してしまう。まめに撃たないと爆発してしまうのである。そのために、放出前に、エネルギーを柔らげられるかの手段を考え中だ。あの使い方を可能な人物が居ない限り、武器はあのまま置いていたほうが無難である 家に帰ると、オーリンが待ち構えていた。電話に出ることも出来ないと話すが、オーリンは、キッチンに料理を準備し、物質化して、カーターと付き合いやすい状況になっていたのである。今こうして人間の姿になり、物質化したと話す。 姿を消すことは不可能になってしまったのである。そこにオニールがやってくる。なんとティルクも一緒にやってきた。ピザとビデオの出前を持ってきた。なんとビデオはスターウォーズ(笑)先客が居ることに気づいたオニールであったが、カーターはまさかとは思うのでしょうが、そのまさかです・・・と話す。 ピザを置いていくから彼氏と食べろとオニール達は去っていく。 オーリンにオマデサラのように光る生命体となることが可能だった話しをする。禁断の惑星知らない名前だが光る生命体になるのは簡単だと話す。ケブという星で、あるかもしれないが、追放されたと考える最も神聖なルールを破ったそれは遅れている種族の進化に介入した。ゴアウルドは、ベローナの民族を襲ったが、介入を禁じられたが、彼らに武器と知識を分け与えたのだ。だが長くはなかった・・・ 言い事をしたというカーターであるが、大変なミスだった。なんとベローナの人々は、他の惑星にまで攻撃を開始してしまった。オーリンの仲間は、ベローナを破壊した。 罰としてベローナに眠らされた。今は人間として、命として限りがある。 そして、仲間の助けがないと、もう元には戻れない。なんとその会話は、全て録音されていた。そして、SGCにその情報を持ち帰り、検討を始める。シモンズは、装置の起動にナクアダリアクターを使おうとするが、危険すぎると話すが、利益の大きさを選んだと話す。あの装置には環境の激減をもたらしたことを話し始めるカーター。環境への影響は、3週間もあれば可能で一回目の実験で突き止めると話すが、生きていなかったら元も子もない。結局ハモンドは、カーターに2週間の猶予を与えた。 カーターは家に戻るとオーリンが、あるものを作っていた、それは、誕生石を作ったエメラルド。電子レンジさえも直してしまっていた。 大事な話しがあるとカーターは、外に連れ出す。そして装置を使おうとするカーターであるが、オーリンは許可を出さない。オーリンは、近代史を調べ、平和のためとやってきたことが後に、多くの殺戮を招いてしまったことである。実験を中止にするために、カーターも動き始める。 基地に戻ったカーターであったが、実験を開始するという命令が大統領から下されてしまったのであった。レイノルズとSG16がナクアダリアクターを惑星636に運び、装置をセットする。配達記録の意味を教えて欲しいと。自宅のコンピューターから注文があったというが、その荷物は、オーリンから注文されたものであるのは間違いないが、決定的証拠となる物が、出されてしまった。それは、カーターとオーリンが外で歩いている姿である。それはペンタゴンからの情報で、大統領にもこの件に関しては、遺憾の意をしめすとハモンドも語るが、エイリアンとの会話も録音されていた。なんと特殊部隊が、カーターの家の前で待ち構えており、一報で、エイリアンを拘束するまで準備がなされていた。 |
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カーターの家では容疑者は応じないために、カーターを家に入れることにする。 オーリンと呼びかけるが、地下で機械をいじっており、何かを準備した。 なんとそれは、小さなスターゲイト。一度っきりのスターゲイトのワームホールを使い、ベローナに戻って、武器を使えないようにすると・・・そこにカーターに無線が入る。応答が無いために突入命令が下されてしまった。オーリンは、こんな結果になって本当に残念だと、機械を起動する。 なんと、オーリンはゲイトを起動し、惑星ベローナに戻ってしまった。あまりのものに、驚きを隠せないオニールたちであった。 惑星ベローナでは、SG16とレイノルズが、ナクアダリアクターを設置していたが、そこに、オーリンがやってきた。オーリンは、SG16に襲い掛かり、カーターもやってくる。武器の実験を止めるというが、もう間に合わないとしてオーリンが、その電源コードを切ったがその時にレイノルズの銃がオーリンを捉えた。 オーリンは数発撃たれてしまい、瀕死の重体になる。仲間が許してくれたと話し、もう君と会えなくなると・・・そしてオーリンは光の生命体と変わり、武器を奪い取って去ってしまった。衝撃波が辺りを襲い、元の惑星ベローナの天候と変わる。 カーターは一人たたずむ・・・ |
感 想 |
今回は、カーターの家が登場、そしてカーターの私生活が丸見えとして、カーターファンにはたまらないエピソードである? そして不気味な光として、オーリンが登場。生命体のストーカーである彼がやってきたわけは何か?というサスペンス風に始まるわけです・・そしてあのペンタゴンと銘打っての、シモンズが登場しました。かれはメイボーンより、悪どいキャラですから、シーズン5の重要な悪キャラかもしれません、そしてティルクがスターウォーズを8回も見たなんて・・さらにオニールは、SF嫌い(笑) しかしスターゲイトを作ったオーリンがやっぱり印象的かな? |