NINJA-TOOLS
86質量0の生命体
ENTITY
P9C-372
採点(5段階)★★★

SGCでは、ゲートを開け無人探査機を送り込む。そのアドレスは、実は心配していた。このアドレスは、エンシェントの記憶保管庫(宇宙人・第5の種族へ)から得たものであった。探査機からの映像はまるで様子が違う。もしかしてここはエンシェントが去った後に文明が発達した惑星であるかも?という疑問が出る。
そしてさらに無人探査機は飛ぶはずも無いのに、宙を舞い飛んでいるのである。さらにコントロールを失い、送信を失ったかに見えたが映像は消えた。そして強力な信号をキャッチし、通信を試みようとしているようだが、電磁スパイクで、オーバーロードされてしまい、ゲイトを閉じることが出来ない。さらに、コンピュータもショートしてしまった。果たして何が起きようととしているのか?ゲイトは、そのまま閉じてしまう。

ウォルターをはじめ怪我人も多く、ゲイトを動かすSGCの装置は先ほどの衝撃で何も起動できない。カーターもやけどを負ってしまい、治療が先決である。
ダニエルたちは怪我をしていないが、すぐに、医務室で診察。フレイザーが怪我人たちの指揮を取る。(この辺の会話は見もの)
そしてあちらからの通信を気にするカーター。ティルクも医務室にやってきて、治療の番と待ち構えるが、デイビスの近くのコンピューターでは、勝手に人間のデータらしきものが、次々と映写されていた。

探査機からの映像で建造物を比較したいと、カーターにダニエルは頼み、見ている中でエンシェントとも地球の者ともつながりが無い。そして、問題の電磁波が起きた場面では、信号の可能値まで落とすと、通話のようなものをキャッチした。しかしこれはコンピュータが無ければ不可能であると判断する。将軍が、なんと、基地を閉鎖したために、身動きが出来ないカーター達であったが。その背後では、監視カメラが自動的に作動していた。

情報を得ようとしていることを突然、ダニエルとカーターは憶測を立て、ハモンドに説明する。それは人間の知識言語能力など、人間として会話を試みているエイリアンがコンピューターの中に存在すると。正体が何であれ、すぐにこれはとめないと。ウィルスなどの会話をしている中で、監視カメラは、次々と、SGCのデータを得ていた。そして、突然、探査機が動き出すそぶりを・・

探査装置をとめるように作戦会議をする。EEG(脳波)の波形に似ているとフレイザーは言い始めるが、なんと、突然停電し、会議をしている映像が映し出される。オニールは、近くに歩み寄り、カーターはコンピュータを直している間に、未知の物体は2次システムに入り込んだものと考える。そして、オニールのデータを検索初めデータを探し出す。次々と彼らのデータを検索し始めるが、そこにサンダー軍曹がやってきて、ゲイトのダイヤルシステムがダウンしたために、ハモンドは、ラインを外して置くように指示する。
次々と学習している未知の物体であるが、ハモンドはそれを止めさせるように、カーターに指示する。

このウィルス的な物体は成長しながらDNAのように複雑で、この成長を止めるには、ドライブの初期化を考える。この事件の少し前からのバックアップは、全て取ることは不可能だが、やむを得ないと、計画を支持する。
次々とパワーダウンしていくSGCのシステム。しかし・・・あるところのコンピューターは生きていた。

基地は、なんとか平常に戻りつつあった。サイダー軍曹とダブルチェックを頼むが、その中でなんとシステムエラーが発生してしまう。探査機倉庫で異常なエラーが起きたらしい。そしてオニール・サンダー・カーターの3人で現場に向かうが、カードを使っても開かない、扉には熱もありなんと中から溶接されたようだ。
直ちにバーナーを持ってきて、焼き切ることにする。開けてオニール達は、中に侵入すると、其処には、動くはずも無い探査機が動き、さらには、SG1のメンバー全員が驚くものが目の前に出現する。それは、エイリアンがプログラム環境をSGCのメンバーが消し去ったために、自分で作り上げたものと考えられる。
非常用照明システムから電源を得ていた。カーターたちが、電源を切って消滅させようとしていた中で、エイリアンは、次々と電源システムを移動し、自分で作り上げていた。脅威の圧縮能力を持っているようだ。
このシステムの破壊のためにクレイマー地雷が必要だとオニールはハモンドに委託するが、ダニエルとカーターは破壊はやめる様に提案する。そしてさらに、カーターのデータが出される。明らかに知的生命体である。
そこにハモンドが駆けつける。事情を説明するオニールであったが、
36時間で、これだけ成長してしまったため直ちに破壊を勧める。しかし、カーターは、破壊は簡単であるために知的なものをするためインターフェイスをつけて、交信の許可をハモンドから受ける。
キーボードで
「あなたの目的は」「あなたは」[われわれは
「すさまじいエラー_エンドレス」
なんとカーターは電気を浴びてしまった。すぐにオニールは電源を切る。
すぐに医務室に運ばれ一時的に心停止になり息を吹き返したかに見えたが、なんとその波長は、コンピューターが捉えたEEGの波長と同じであった。つまり、カーターの中に、未知の物体が入り込んでしまった。

物体がメモリーを蓄えるものを探していたとカーターは言っていた事を、フレイザーは話す。そして、人間の脳はそれにうってつけで、無理にその物体を出してしまうと書き換えられてしまう可能性が高い。ティルクが衛兵をつけるべきだと進言する。それにはハモンドも同意した。
突然目を開けるカーターであったが、話せない。サインを送るが、通じない。それは脳溢血の患者と同じであると判断する。言語シンセサイザーを使えばあるいは会話できるかもと話す。トクラかアスガードに助けを求めるが、封鎖は継続されることを言われ物体を外に出すことは出来ないと・・・
オニール達は、探査機保管庫に向かい、オニールは罠だと話す。コンタクトしたがっているのを知っており、初めから、ここに来ることは計画されていた。そして、直ちに破壊していればこんなことにはならなかったと話す。ダニエルはそれは悔いる。しかし、サムがコンタクトを取ろうとしたのは間違いじゃないと訴える。ダニエルは、その場を去った。

再びカーターの下に向かうと、シンセサイザーで話し出す。(ここのシーンってダークエンジェルで出演したセバスチャンのような語り口)オニールと・・・
オニールはお前は誰だと訪ねると「中に居るもの」と語る。
オニールはお前の記憶を持っていると話す。そして自分はサマンサと話し出し、
支配下にしたことに対し、自分がカーターになっている気になっているが、
自分たちが、助かるべく、ここに来たといい、そして、監察した結果、これは大事な存在だとして、これを選んだと・その選択は自己保存のためであった。
誰も破壊できないとし、生き続けることを可能としたのである。

再び会議が行われ、サムの意識は無傷だと話し、無理に取り出そうとすると、脳死になりかねない。果たしてとるべき手段はあるのか?
自分の星に、戻す事はできないか確認するが、ハモンドは、ワームホールを逆流するほどの力を持つエイリアンだから、それは危険であり、さらに、座標も既に消してしまっていた。ダニエルは再び、あの物体との交信を試みる。
しかし、ハモンドは悲しい決断を下すことになるかも?とオニールにこっそりと話す。それは、SG1の貴重なメンバーであるサムを殺してしまうこともありうるということだ。

オニールとダニエルは、ザットガンを持ち、カーターの下に向かう。科学者であるダニエルは、交信をする。取り出すことは不可能とわかったはずだと言い。生存を続けることを引き換えに、科学の情報を与えてもいいと話し出す。
ダニエルは、それより、サムを返して欲しいというが、ここから出ることは死を意味するとし、さらに、あの機械の容量を超えるほど成長したために、戻ることは不可能であると語る。何故ここに来たと聞くが、攻撃を受けたと話し、探査機は調査のためだと話すが、汚染物質である電波エネルギーが放射されていたために、多大な被害を被ったとし、その電波が有毒と気づく前に、時が遅かったと話す。目的は防衛であると・・・そして本当のことを話し出す。それは、お前達を破壊する。信号伝達を邪魔されたために、破壊は途中で止められてしまったと。しかし、オニールは、突然ダニエルの話に耳を貸さないように、物体を挑発始める。やれるものかと言い防衛の義務とか問題ない戦争してやると脅すと、突然、カーターの体を動かし、逃げ出してしまう。
通路649で止めたかに見えたが、突然カーター(生命体)から電磁波が出て、元の場所に戻ろうとしていた。ザットガンでオニールは撃つが通じない。
さらに電磁波が出るがオニールは、再びザットガンを撃つ。すると、カーターは、倒れこんでしまう。

カーターは一命を取り留めたが危険な状態。オニールは付きっきりで見守っていた。変化なしのカーター、フレイザーはサムから実は遺言があり延命措置は不要だという。目下のところ脳死状態であるとして、楽にさせて下さいとフレイザーは言うが、オニールは少し時間をくれと話しまつ。其処にダニエルとティルクがやってくる。将軍の命令で探査機倉庫の破壊が決まった。
システムを再起動したSGC。全システムを復帰させたが、突然、探査機倉庫に異常が起きる。なんと、あの生命体は生きていた。私はここだと・・・生命体は戻れないと言っていたが、なんとサムはここにいた。状況に変化があったとするが、なんと、SGCのすべてのコンピューターに同じ言葉が書かれていた。
しかしどうやって意識を戻す・・・
ティルクは何度もだまされたとして、ザットガンを構え待つ。
フレイザーは電波を流し、カーターの意思を再び元の体に戻すことに成功した。
どこに言っていたと聞くが、「あれは消えた?」と聞き、必死に助けてと叫んでいたことを話す。

感 想
全くの勘違いしている生命体。これってなんて読んだらいいんでしょう?最近見た映画の「ヴァイラス」を思い出してしまいました。あれってスターゲイトを元に作ったのでしょうか(笑)それとも逆?どんどん進化する生命体ヴァイラスがふさわしいかも?
シンセサイザーで話すのは、上記でも書いたように、セバスチャンに思えました。

そして最後の方でオニールが脳死で延命処置をしない遺言をそのまま、待ち続けるオニール(;_:)あの曲が流れるときって悲しいですよ・・
最後のオチはちょっとあんまりじゃないですか?ということで3点

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