NINJA-TOOLS
83聖なる洗脳
ABSOLUTE POWER 
地球 アビドス
採点(5段階)★★★

ダニエルの義父カスフの元に向かったSG1は、アビドス星の辺地で、砂漠の真ん中にあるという、ある場所に向かう。突如砂嵐が巻き上がり、SG1は逃げようとするが、その嵐は不自然であった。そのため、ダニエルは、口中を求めると、なんと、其処には、シフという少年が出てきた。彼は、シャーレの子でハルセイサスだという。

彼を直ちにスターゲイトで、地球に連れ帰り、検査をして、対ゴアウルドの知識を得ることを考える。そう彼には、ずいぶん前ではあるが、ゴアウルドの宿主でもなく共生体でもないが、ゴアウルドの全知識が遺伝子から受け継がれているからである、アポフィスも、彼を探すために必死となっていた。
SGCでハモンド将軍は彼を受け入れ、シフは、蝋燭の芯のような存在だと言う。ここのオニールの、説明が面白い。シフは、ダニエルに連れられて個室で、シャーレのことについて聞きたいとし、質問を始める。
シフは、その中で、本題のオーマデサーラ(禁断の惑星)からは、知識を忘れるように言われており、自分でゴアウルドの記憶は消し去る努力をしていたのだ。そして、彼の中でゴアウルドの悪いという認識が、さらにそれは、認められたのだろう。オマデサーラは戦いを止めさせることを必死に教育していたのだ。

ダニエルは、ゴアウルドの知識を手に入れないと、ハルセイサスをここにつれてきた意味がないとして、必死に聞き出そうとするが、トラン人と同じように、破壊を引き起こすことを話し出した。すると、ダニエルの頭に手をかざしながら、光に包まれたものを頭の中に入れ込んだ。ダニエルは、倒れこんでしまった。

ダニエルは、数時間後に目を覚まし、突然、ゴアウルドの知識を手に入れたことに気づいた、次々と、頭の中に浮き上がる知識をもとに、カーターたちに説明を始めるが、それでも追いつかない、黒板に書いて、データを書き留めて行った。
そして、防御衛星のネットワークを作るために、極秘のプロジェクトを思案する。
トランには、スパイがいる可能性があるし、ロシアにも情報提供をしなければならない調停を結んでいるが、ダニエルは、それを拒否し、地球を守ることが大事だと、独断で、指揮してしまう。カーターたち、さらにハモンドも彼の行動には、何も言えない。それは発言の一つ一つが辻褄があっているために、どうしようも無いのである。部屋で、ハンドリボンを見ながら、その使い方原理さえもわかった。そこにオニールがやってくる、彼は、勝手にリーダーシップを取るダニエルが許せなかった。だが、オニールでさえも彼を止めることは出来ない、このままでは退役か?ナクアダを集めるために、ダニエルに協力する結果となってしまう。さらに研究を重ねるダニエルは、瞑想中のティルクさえも、起こしだし、何を聞くかと思えば、一つの言葉の意味を聞くだけであった。それだけ、ダニエルは自分勝手に、研究を重ねていた。
そして1年後、1600億ドルの資金を要し、ようやく、衛星ネットワークの、準備が整った、ダニエルは、なんと豪邸に住んでおり、さらにシフも一緒に暮らし、数名のメイドを雇い、豪華な生活を送っていた。ティルクは失踪し、さらに、カーターが邪魔者であるとして、計画から外していた。そこに、警備員を押し切って、カーターがダニエルの部屋にやってくる。しかし、カーターを、ダニエルは牢獄に入れてしまった。

オニールは、カーターの元を訪ね、正しいことを話していても誰一人聞き入れてくれなかったといい、ダニエルの事を話し、地球を守ろうと必死であり、その発言はいろんな科学者が認めていると話し、カーターの説得を試みる。しかしカーターはティルクの失踪もあり、洗脳されていると話す。カーターの勘ではと前のオニールであれば聞き入れたと言われる。そしてダニエルと話すことを約束するオニールであるが、その会話は監視カメラでダニエルに全て聞かれていた。

ダニエルの豪邸を訪れたオニールは、プロジェクトがここまで進んだのは、君のおかげだとダニエルに言われる。そして、打ち上げの日にここに現れたのは偶然じゃないんだろう?と聞き出す。実はその日であるとはオニールは知らなかった。そしてダニエルに案内されて、入り込んだところは、ゴアウルドの転送リング。それは地下の場所と考えられる。
多くのモニターがある場所で、ラスベガス並みの監視カメラシステム。ダニエルが座る椅子が存在する。

カーターの反対は、予想外だったが、ロシアにも情報が漏れるのを隠した。
統合参謀本部議長 ビドリー将軍からの連絡が入る。いよいよ打ち上げで、20秒のカウントが始まる。それは24機のロケットを同時に打ち上げ、起動に乗りその一機のロケットからは12個の衛星を放出する。それは成功して、簡単な酒盛りを始めるが、オニールは、不満だ。そして大統領はスターゲイトの話を公にすると発表する予定だった。しかしワシントンから、通信が、大統領の会見が行われるはずであったが、キャンセルされる。それは、ロシア、中国などの強大国が、遺憾の意を表し、機雷衛星エイリアン兵器を勝手に、展開したことは情報提供協定に違反しているとして、ロシア大統領は、コントロールを手放すようにアメリカ側に言ってきていた。しかし、その要求は、ダニエルが、力を見せてやれと話しだす。キラー衛星でロシアは攻撃を開始した、

ダニエルが開発し、作り上げた、防御システムは、簡単にその衛星を破壊する。さらに、次の手を出して、ロケット基地があわただしくなってきた。しかしアメリカ側は、ロケット基地の破壊を伝達しかしダニエルはつぼみは早いうちに摘むとし、大統領が、このネットワークシステムをアメリカが独占することにおいて疑問を持ったことを話すと、ダニエルは青いボタンを押す、それは赤に変わった。それは、ダニエルのアメリカ政府に反抗の意を出した証拠でもある。通信を切ってしまい、ロシアに攻撃を開始する。ロシアの首都モスクワに攻撃をするところに、オニールは腹を立てて、銃で撃つが、なんと、その椅子は、ゴアウルドの防御フィールドで守られていた。オニールでさえも彼を止められない。ついに防御衛星から、モスクワに向けられた。そして、オニールは、最後の一言を話す、それはあの少年はハルセイサスとは限らない。あれは、ゴアウルドのマインドコントロールにそっくりだと。
しかしその発言は、全く聞き入れず、地球の支配を望んだのは、自分の意思だと、話し、ついにスイッチを押した。モスクワは消滅してしまった。
フレーザー軍医は、眠ったままのダニエルを心配そうに見守っていた。眼球が激しく動いてはいるが、まったく目を覚ます気配が見られない。

トクラのアルディンが地球を訪れていた、彼はハルセイサスではないとして、やってきてゼイターク探知機を使い、(洗脳兵器ゼイターク)ハルセイサスと名乗る、シフの嘘を見破ろうとする。

ついに検査が始まった。名前を聞き、ハルセイサスかと聞くと、多くのものだと、そしてアポフィスたちの遺伝子情報を持っているかと聞くと、ええと。
ダニエルに何をしたのか聞くと、夢は多くの教師となり、人間の本性について、潜在意識の中で知ることがあると。そこにダニエルがやってきて、人間の本性から目覚めるには戦いを避けるしかない。オーマの教えを乞いたいとダニエル自身も言い始める。大事なのは新しい道を選ぶときが来たと。そしてダニエルは、本物のハルセイサスだと。アルディンが彼からゴアウルドの情報を聞き出そうとするが、それは駄目だとダニエルは言う。ついに、シフが去るときがやってきた。すると、シフは白い光と変わり、基地内で、進路を邪魔しないようにハモンドに頼む。光るエネルギー隊が来たときは銃を床に置くように、そしてゲイトも自動的に開く。ゲイトの前で、シフは顔を出し、ダニエルたちに手をふりゲイトの中に消えていった。
感 想
ついにハルセイサス登場!と思って、楽しみにしていたが、結局例のとおり夢落ち。確かに、ゴアウルドの知識を身につけて、変わっていくダニエルの姿はなかなか教訓があった。1年後であんなに変わったら本当凄いですよね?

やっぱりロシアとかは衛星兵器を作っているのかもしれないですよね?しかもあの短時間での発射本当かな?

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