NINJA-TOOLS
79呪いの壷
THE CARTH
地球
採点(5段階)★★★

ジョーダン博士は、エジプトで発見された骨董品について研究をしていた、遅くまでかかって、オシリスの壷のレポートを書いていた。その中で教え子のスティーブンが、ジョーダンを心配して部屋にやってきた。オシリスの壷を共鳴スキャンにかけることが出来るからといって実験室に向かおうとする。これで封印された壷の中身がわかるのだと。エジプト政府は無傷で返す約束がされているために、傷は付けられない。3000年前の伝説が証明できるはずだと、二人は意気投合しジョーダンは研究所に準備をし、スティーブンもすぐに向かうはずであった。スティーブンは、オシリスの壷をもち、何かを企む。
SGCでは、オニールはティルクが最近はまっている占いが載っている雑誌を見ていた。その裏には、ダニエルが驚く重要な記事が載せられていた。
なんと、ダニエルの恩師であるジョーダン博士が死んだというものだ。

ダニエルは、シカゴに向かい葬儀に参列し、スティーブンの弔辞の言葉をしみじみと聞いていた。葬儀も終わり、墓棺を眺めていると、其処にスティーブンがダニエルの元にやってくる。そこには、ダニエルが以前好意を持っていたサラも一緒だ。
そして研究室で爆破が起きたと話す。警察はオシリスの呪いまで噂するほどだ。ダニエルは、SGCのことを話せないし、さらにサラたちも連絡が5年経っても連絡が付かなかったのだ。論文発表もないし、殆ど活動していないと考えていた。(映画の時の誰もいなくなったエイリアンの論文発表を思い出して欲しい)
あまりいい状況でないままスティーブンは去ってしまう。サラが証拠さえ見つけてくれればと話していたとジョーダンは話していたそうだ。ダニエルに必死に知っていることを教えて欲しいというサラ。そして、ダニエルは、今地球人類が知っていることはほんの一握りだというしか言葉は見つからなかった。

オニールたちは、臨時の隊員は誰かと聞くと、ハモンドは、臨時休暇を与えると決める。そしてカーターに一緒につりに行こうというが、研究の方が好きだと断られてしまう。ティルクにこれも地球の文化を学ぶためだと、つりに連れて行くこととなる。(これで判明カーターもインドア派だ!)

ジョーダンの研究室につれられたダニエルは、エジプトの考古品の数々を見て驚きを隠せない。エジプト政府に返還命令が来るデットラインまで必死に調べていた成果だと話す。そしてのろいのかかったものばかりだから気をつけるように告げられる。1931年に発見され、輸送していく中で沈没した船にこれらの品が入っていたが、最近引き上げられたのである。しかしサラが、あることに気づく、箱に入れられていた金のアミュレットがなくなっていた。
オニールとティルクはミネソタに向かう。ハモンドに何の通信手段も無いから、トールやトクラに緊急のときは連絡して欲しいとくれぐれもと言って、去ってしまった。

スチュアート発見隊が見つけた品を探しに、博物館に向かう、イシスの壷ですか?というが金のアミュレットですという。すると、博物館の女性は、ジョーダン博士が運び出しましたよ?と言う。ダニエルは、もう一つのイシスの壷についてその女性に聞いてみると、箱に間違った札が付けられていたために、ここに残っているという。それを取り出すと、実はそのときにダニエルは気づいていた。女性が去ると、ダニエルは、基地にいるカーターに連絡をする。よくあるエジプトの副葬品に見えるが、これには、ゴアウルドのシンボルが書かれていることを伝える。
つりをしているオニール。ティルクは全然釣れそうに無いのでつまらないでいた。オニールは、つりをすることで、釣ることが目的じゃないといい、価値観を伝えていた。しかし其処に無いはずの携帯電話が入る。ハモンドがティルクに頼み、バックに入れていたのだ。仕方なくオニールは出ると、ダニエルからであった。
ティルクに変わって欲しいという。ティルクが出ると、釣れていないことが釣りらしいという(笑)そして本題の翻訳を話す。「忘却のかなただ」と伝える。何か必要ならば喜んで基地に帰るというティルク(本当はつまらないから帰りたい!)
途中でオニールは奪い取り、携帯を切ってしまう。そして携帯のバッテリーを外し投げ捨てる。

イシスの壷をSGCに持ち帰ったダニエルは、ハモンドとカーターに説明する。
この壷には、処刑者の心臓が入っている説もあった。しかしこれは女神イシスのものと考えられ ファラオというオシリスの配偶者でいてオシリスは弟セスによってナイルに沈められたという。そしてイシスとオシリスは何らかの罰が与えられたと考えられる。処刑かも?カーターは中の調査にかかる。ゴアウルドの罠があるかもしれないために、注意して取り掛かった欲しいと伝える。
ハモンドにダニエルは、スチュアートの発掘には壷が二つ見つかったとし、その一つを持つ人物に心当たりがあるからシカゴに向かうことを告げる。

再び博物館に向かったダニエルは、暗闇の中でスティーブンと出会う。ブレーカーボックスを探しているという。スチュアートの発掘で行方不明の壷があるという。しかしスティーブンは、あっさり、オシリスの壷だといい、それは爆破の衝撃で吹き飛んだとさらに金のアミュレットはと聞くと、それは知らないと話す。そしてダニエルとスティーブンは、研究部屋で女性が死んでいるのを見つける。

カーターはイシスの壷の中身を調査していた、少しの傷があるが周りは陶器で出来てはいるが、なんと中には、ゴアウルドの成虫の死骸が見つかる。
ダニエルはサラと会っていたエレベータシャフトの事故で女性は亡くなったという。そしてガス爆発で壊れたオシリスの写真を見せてもらう。首の周りの文字が見えない。しかし博士は、既にメモを残していた。エジプト文字じゃなく、ドコの文字かもサラはダニエルが知っていることを感じ取る。ダニエルは話をごまかしコンピュータの記録を探してもらうのであった。

カーターとフレイザーは、ボックス(よくウィルス実験とかで使う)の中でゴアウルドが既に死んでいるのを確認し、中を解剖してみると、数千年以上壷の中にいたわりには、保存状態が良すぎると話す。なんと昨日死んだとフレイザーは語る。

コンピューターを検索していたサラは、ジョーダン博士のファイルが消されており、さらに、Eメールのアカウントまで消されているのを見つける。しかし、ゴミ箱にある消去バックアップファイルを探す。其処には、まだデータが残っていたのだ。慌ててその場を去ったかPCに詳しくない人物の犯行か?サラは、メールの中身を見る。炭素分析にかけた結果で1万年以上のものであると判明された。
しかしこのことは内緒にしていて欲しいという。副葬品が見つからないので証拠にはならないとダニエルはいうが分析の担当者が知っているはずだとサラは答える。しかしこのメールは、別の人物にも送られていた、それはスティーブンの名前であった。
ミイラ化していないとおかしいとフレイザーは言うが、外は普通の陽気だが、中は、最先端の技術で作られた容器で、ナクアダ発生装置があり、微量の電力が発生していたのである。つまり、生きていた状態でゴアウルドが中に入っており、生命維持装置の役割をしていたのだが、輸送中に封が破けたためにその維持装置が壊れてしまったので、死んでしまったとカーターは話す。しかしもう一つは全く無傷で生息していることとなってしまうのだ。

博物館では、ダニエルにサラがスティーブンがいなくなったことを話す。スティーブンを探しに向かうという。危険だとサラに、かかわらないほうが良いと告げる。既にジョーダン、博物館の女性、アミュレットの炭素測定を行った人と3人も殺されていた。スティーブンは人を殺せないとサラは言うが、今のスティーブンは違うとサラに話す。サラは5年間のことをまったく話さないダニエルに懇願する。発表する証拠がありながら、言わないダニエルは、彼女の言葉に従わず、まだその時期じゃないと告げる。私だけに話してとサラは言うが、断る。

SGCに戻った、ダニエルは、スティ−ブンがオシリスの宿主だと話す。
鍵は盗まれた金のアミュレットが握っていると放す。まだラー、セスたちの運命を知らない彼はまずイシスを探すだろうとし、地球から出て行く可能性も考えられる。ハモンドは基地の警戒レベルも上げると話す。
ハモンドの下にスティーブンがカイロに向かったという連絡が入る。そこは壷が見つかった寺院である。そしてダニエルは、カーターとフレイザーと一緒にカイロに向かう。

寺院についたスティーブンは、壁画を見つけ、さらに、金のアミュレットを入れる場所を見つける。なんとそれは鍵の役割をしていたのだ。すると、其処には、ハンド装置が置かれていた。しかし振り返ったスティーブンは襲われる。


寺院にたどり着いた、ダニエル達は、警戒しながら、中に入る。其処にはスティーブンが倒れていた。しかし命に別状はなく、怪我をしているだけである。
カーターはスティーブンはゴアウルドじゃないと話す。スティーブンは目を覚まし、アミュレットは1万年以上前のものでダニエルの説は正しかったと認めた。壷は、開けてはいないとし、アミュレットがキーであると思って新発見目的の為にここに着いたとする。すると、足音が聞こえる。なんとサラがゴアウルドであった。彼女は、オシリスに寄生されており、突然ハンド装置でカーターとフレイザーを弾き飛ばし、ダニエルをわしづかみする。

スターゲイトの場所を聞く。しかし、ダニエルは知らないとごまかす。無礼者と、ののしり、崇拝者で満ちていたと話す。セスのことを聞くが、彼は死んだと、ダニエルは、答え、さらにラー、ハトルも倒し、さらにはソーカーも倒したことを告げる。支配者に戻れると言うが、ダニエルは、偽りの神を信じるものはいないと告げる。そこまで知っているとは思ってもいなかったオシリスは、サラによって解放され、イシスのことを聞くが、壷に入れられたと話す。そしてハンド装置で、聞き出すために拷問を開始する。ダニエルは、朦朧とする中、フレイザーが作った、対ゴアウルド用の安定剤を打ち込み、一時的に、止まるオシリスは、アミュレットを再びつけて、ゴアウルド船を動かしだす。なんと寺院のすぐ近くにおいてあったのだ。そしてオシリスは戻ってくると転送リングで去ってしまう。
スティーブンにはうまく説明を考えなければとダニエルは言い、ゴアウルド船は地球を去ってしまう。

感 想
非常に面白いエピソードに見えますけど、どうも納得がいまいちなのが話が長く感じてしまいました。いつもだったら楽しく終わるはずが、難しいの一言。オシリスとイシスの関係から、何度も聞きなおさないといけないし・・・スティーブンがゴアウルドと思わせておきながら、結局はサラが宿主になったわけですが、いつのタイミングだったのかわからないんですよ。もうすでに宿主になっていてダニエルから情報を聞き出そうとしていたのが、有力じゃないでしょうか?

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