NINJA-TOOLS
49捻れたIQ
LEARNING CURVE
オーバン
採点(5段階)★★★

いつも以上に張り切っているダニエルはある惑星をくまなく調査している。それは、わずか数10年の歴史の中ですさまじき科学進歩を遂げた文化を持つ。
それは地球ではかなりの年月をかけて進化したものである。そしてダニエルはその中で、ここの住民がテオティワカンの子孫で西暦750年ごろに栄え、滅んだとされるが進化はすさまじき古代の民族の子孫であると断言する。

SG基地はその文化に直ちに星間同盟を結ぶ決意をする。ティルクはゴアウルドの知識をオーバンの人々に、伝えることを約束する。そして、メルリンは、オーバン人のナクアダエネルギー発生装置であるリアクターの構造について地球に教えるためにやってくる。それはカーター少佐に伝えることとなるのである。

ティルクは、トーミンという少年でオーバンのリーダーケーラの息子である。情報はすぐに戦う方法を教えていた。しかしあくる日トーミンはやってこず、別の少年がやってくるのであった。ティルクとダニエルは、直ちに、トーミンにあわせろといい、彼の元に向かうが、彼には、昨日の様な覇気がなく、幼児のような感じになっていた。それはアベニウムという儀式を行ったことにより、こうなったという。果たしてアベニウムとは??


地球では、メルリンが、リアクターの構造をカーターに教えていた。しかしどう考えてもこの構造について教えられてもカーターの知識の想像を超えているものだった。カーターは、一時中断し、構造についてメルリンに絵を描いて欲しいというと、なんと彼女は絵というものを知らないのである。驚くカーターは、メルリンに簡単な絵を書いてみせる。(この絵が後にも出るのだが)そして、書いてみて?とカーターは、鉛筆を渡す。

メルリンの血液検査の中で恐るべきものが発見される。なんとフレイザー軍医の、検査によると彼女の血液にはナノサイトが検出されたのだ。オニールは、そのナノサイトに苦い思い出があるの(シーズン1 8話参照)で警戒態勢をとらせるが、メルリンはこれは無害であるという。そしてこれは、出世維持に埋め込まれるもので、脳を活性させる目的があるという。そして、彼女の脳に生息するナノサイトは、壊れたりすると、血液に順応し、入り込むというのである。

オーバンの社会では、選ばれた子供のみが知識を習得することが出来る。それが、ウルロンである。そしてナノサイトが出生状態のときにそれを注入し、恐るべき速さで進化し、知識を学ぶのである。そしてある一定の年齢に達したときに、それが取り出され別の子供に、渡されるというのだ。それが、なんとアベニウムであるというのだ、。そしてナノサイトを取り出された子供は管理下のなか、育てられるのだ。これを保護と呼んでいるが、ティルクたちは、納得いかない。ティルクとダニエルは、その習慣納得いかず、直ちに地球に戻り、何か手を考えるという。それを知ったオニールはメルリンのナノサイトを取り出さないように説得するが、彼は納得いかない。それは10年かかり、彼女に教え込んだナクアダエネルギーの方法が、取り出されないという。地球に残すために、手をうとうとするオニールであったが、将軍は、彼女をオーバンに帰す決断をする。

オニールは、メルリンをゲイトの方に連れて行くというが、なんと彼は地上に連れ出す。そしてオニールは、地方の学校に連れて行くのであった。そしてメルリンとグランドで遊ばせ、教師に体験学習といい、絵の授業に参加させる。その中で、メルリンは、リアクターの絵を書こうとするが、オニールは止めさせる。そして、カーターのガボにあった花を書くように言う。しかし紫の色が無いことに気づいたが、オニールは、別の色でもいいではないか?といい、自由な発想を覚えさせるのであった。そして完成した絵の横には、簡単な人の絵が描かれていた
メルリンにクレパスを与え、オーバンに戻って、数日後、地球に緊急の通達がやってくる。武装し、オーバンに向かったSG1であったが、ケーラはうれしそうに語りかける、なんと彼女のアベニウムの儀式が終わったが、彼女の経験が、別の子供達に渡ったとき、地球の学校で遊んだことが、ここの社会でも行われていたのであった。そして、メルリンはというとアベニウムが終わり、幼児のようになった。そして壁に絵を書いていた。そこにオニールは向かい、また友達からやり直しだと、いい、一緒に絵を書くのであった。そして、ケーラは、昔の方式だが、学ぶということがわかったと彼らに伝える。

このエピソードは、家族愛みたいなものかな?あまりに進化しすぎたウルロンには、進化する反面その情報は捨てられてしまうというものがあり、なんといっても、ティルクも必死に教えたトーミンが来なかったことにビックリ。怒ってしまうし・・・
一番いいシーンというのがやっぱり、オニールが学校に連れて行くシーン。彼女に自由な発想を持たせるシーンがいいですね。

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